145 / 199
第145話 メルベリアの初仕事
しおりを挟む
アンリル達は急いで領主の屋敷に向かう。
「取り敢えずガインは無事ね!でも・・・とんでもない奴が1人いるわ!それも至近距離に!恐らく交戦中よ!!急がないと!!」
「そうですね!これは魔族クラスです!!それも上位の魔族ですね!ガインさん!!無事でいてくださいね!!」
アンリルとサリアは索敵を展開すると何も知らずに一心不乱に走るのであった・・・
「ねんぇぇ・・・主様ぁぁ・・これからどうするのじゃ?」
メルベリアがガインの腕に絡み付き妖艶な表情でガインを見上げる。ガインは左腕に密着する柔らかい感触に緊張する。
「あぁ・・お、俺達がここに来たのはここの領主が俺達を奴隷にしたいらしくてな。だからお礼参りと捕まっている子供達を解放する為に来たんだ。まずはここの領主を取っ捕まえる!」
ガインが気持ちを切り替えるように真っ直ぐ屋敷の入口に向かって歩き出す。メルベリアもガインの腕に絡み付いたまま付いていくと用心棒の男達は後ずさるように道を開ける。
ざざっ・・・
用心棒の男達はメルベリアに恐怖を覚えていた。躊躇なくダイゲルの手首を切り飛ばし首を刎ねようとしたのだ。もしガインが助けなければ間違いなく皆殺しになっていた。男達は刺激する事なくこの場を凌ごうとしていた。
「ふむ・・馬鹿な領主よのう。ちょっかいを出す相手を間違えたのじゃな・・・確かにここの領主は生簀かない男じゃったな・・・妾も魔剣士を通して見ておったが此奴らも捕まっている子供達に酷い事をしておったの・・・」
「何だと?!」
メルベリアが怯える男達を汚物を見るような目で見下ろすとガインの表情が険しい表情で男達を見下ろした。
「貴様等・・・子供達に何をした?!」
「ぐっ・・そ、それは・・・」
(くっ・・・余計な事を・・・)
男達の思惑はメルベリアの一言で崩れ去った。ガインの問いに男達は答える事が出来なかった。男達は只々震えながら慈悲をかけてもらえる事を祈るばかりであった。
「貴様等・・答えられないのか?!・・いいだろう。メルベリア・・・こいつらの前で教えてくれ。捕らわれた子供達がどんな目に遭ったのを・・・」
「ふむ。主様・・それは良いが覚悟して聞くのじゃ・・」
ガインが覚悟を決めてメルベリアに頷くとメルベリアは絡めた腕を解き震える男達の前に立った。
「ふむ。まず此奴らは攫って来た8人の子供達の衣服を全て剥ぎ取ったのじゃ。そして毎日憂さ晴らしのように殴る蹴るを繰り返しておった・・・毎日の食事など残飯同様な物を朝投げ付けるのじゃ。それを必死で食べる子供達の姿は妾から見ても目を背けたくなる悲惨な光景じゃった・・・その上・・此奴らは・・男の欲望を・・男の子も女の子も関係なく・・・」
ビキッ・・・
「・・もういい・・・」
ガインは聞くに耐えれずメルベリアの言葉を遮った。そして怒りの闘気を神力に変え苦悶の表情で目元を濡らしていた・・・
「・・もういい・・・よく分かった・・・」
ガインはゆっくりと腰の剣を抜き神力を纏わせるとメルベリアの前に出る。すると男達は後退り自分達の末路を想像する。
「ガ、ガイン・・殿・・す、すまねぇ・・ゆ、許してくれ・・・そ、それに・・あ、あんたには関係ない事だろう?・・・し、知らないガキがどうなったって・・・」
スヒュヒュン・・・
「えっ?!」
どさっ・・どさっ・・・
ダイゲルは何が起こったのか分からず足元を見ると手首の無い二本の腕が転がっていた・・・
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!俺の腕がぁぁぁぁ!!!うがぁぁぁぁぁぁ!!!」
ダイゲルか激痛でのたうち回る。その光景を男達は只々怯えながら見ていた。次は自分の番だと思うと腰が抜けて尻餅を付いてしまった・・・
「た、た助けて・・・」
「や、や、やめてくれ・・・た、頼む・・」
男達が尻餅を付いたまま後ずさる・・・ガインは苦悶の表情で肩を震わせながら男達に剣を向ける。
「・・・もう喋るな・・貴様等は子供達の悲痛な叫びに耳を傾けなかったんだろう!!貴様等が子供達に与えた恐怖と苦痛と恥辱とひもじさと悔しさとそして・・・消える事のない心の傷を思うと・・・貴様等を生かしておく理由が見当たらねぇんだよぉぉぉぉ!!」
ずばぁぁぁぁん!!
「ひぃっ!!!!」
ガインが剣を石畳に一振りすると男達の側に横一文字の深い溝が刻まれる!しかしその一撃を見たメルベリアがガインの右腕に絡みついた。
「主様・・・」
「な、なんだ?!」
「主様。ここは妾に任せるのじゃ。主様はすべき事をしておくれ・・・」
メルベリアが男達を見据えながらガインの前に出る。
「ど、どうして・・・」
「妾も此奴らは許せぬのじゃ。ゴミの始末は妾に任せて主様は領主を捕まえるのじゃ。」
メルベリアは肩越しに優しく微笑み頷いた。
メルベリアはガインの一撃に迷いがあるのを感じた。その一撃を男達に向けていたなら事は終わっていたのだ。メルベリアは迷いがあれば後悔し思い悩む事になるのを知っているのだった。
「メルベリア・・・すまない。後は任せたぞ。」
「ふむ。承ったのじゃ。」
ガインはメルベリアを残して屋敷の中に消えて行った。
(うふ。心優しい主様じゃ・・こんなクズを始末するのも迷うとは。この世界にもあんな人間がおるのだのう・・・それに比べて・・・)
メルベリアは青紫の魔力を立ち昇らせ男達の前に立ちはだかる。
「ま、待ってくれ・・・」
「す、すまなかった!!謝るから!!」
「た、助けてくれ!!た、頼む!!」
「や、やめてくれ・・・な、何でもするから・・・」
しかし男達の命乞いにメルベリアの目が紅く染まり笑うように開いた口からは鋭い牙がのぞいていた・・・
「黙れクズ共・・・妾は主様程優しくはないのじゃ・・・主様からの初仕事・・・ふっ・・貴様・・何でもすると言ったな・・・ならば・・・死んで償え!!」
メルベリアの魔力が膨れ上がり魔族の本性が表情に現れる!!
「死ねぇ!〈フェザーストーム〉!!!!」
メルベリアの魔力に反応して空を重厚な黒雲が埋め尽くす!そして鋭い刃物の様な羽が無数に舞う巨大な竜巻が男達に襲い掛かる!!
「うげぇぇぇ!!」
「死にたくないぃぃ!!ぎゃぁぁぁ!!」
「こんな死に方ぁぁぁ!!ぐがぁぁぁ!!」
巨大な竜巻は男達を引き摺り込み無数の羽根で切り刻む!!そして竜巻が男達の血で真紅に染まるのだった。
「ふう。いつの世もクズの死に際は気分が良いわ。」
メルベリアが真紅の竜巻に手を翳すと竜巻が浮き上がり街の外へと消えて行くのだった。
「マ、マジか・・・あ、危なかった・・・こんな所長居は無用だ・・・」
こっそりと屋敷の角に身を隠して様子を見ていた魔剣士サーベルトが立ち上がり裏門から出て行く。
「はぁ・・・参ったね。飼い犬に手を噛まれるってこういう事を言うんだね・・・」
ドスッ・・・
魔力切れで足元をふらつかせながら屋敷を離れようと歩き出したその時・・・背中に衝撃が走った・・サーベルトは自分の胸に目を落とすと胸から真っ赤な何かが生えているのに気付いた・・
「ゲフッ・・・な、なんだ・・・これ?」
「ふん。逃す訳ないであろう。それとお前の飼い犬になった覚えはないのじゃ・・・」
メルベリアの風を纏った手刀がサーベルトの心臓を背中から貫いていた。
「こ、こんな所で・・・ごふっ・・・」
「ふん。馬鹿な奴じゃ。クズ共の仲間になった時点でお前の末路は決まっていたのじゃよ。」
メルベリアが腕を引き抜くとサーベルトは口から血を吹き出し糸が切れた人形のように崩れ落ちるのだった。
「取り敢えずガインは無事ね!でも・・・とんでもない奴が1人いるわ!それも至近距離に!恐らく交戦中よ!!急がないと!!」
「そうですね!これは魔族クラスです!!それも上位の魔族ですね!ガインさん!!無事でいてくださいね!!」
アンリルとサリアは索敵を展開すると何も知らずに一心不乱に走るのであった・・・
「ねんぇぇ・・・主様ぁぁ・・これからどうするのじゃ?」
メルベリアがガインの腕に絡み付き妖艶な表情でガインを見上げる。ガインは左腕に密着する柔らかい感触に緊張する。
「あぁ・・お、俺達がここに来たのはここの領主が俺達を奴隷にしたいらしくてな。だからお礼参りと捕まっている子供達を解放する為に来たんだ。まずはここの領主を取っ捕まえる!」
ガインが気持ちを切り替えるように真っ直ぐ屋敷の入口に向かって歩き出す。メルベリアもガインの腕に絡み付いたまま付いていくと用心棒の男達は後ずさるように道を開ける。
ざざっ・・・
用心棒の男達はメルベリアに恐怖を覚えていた。躊躇なくダイゲルの手首を切り飛ばし首を刎ねようとしたのだ。もしガインが助けなければ間違いなく皆殺しになっていた。男達は刺激する事なくこの場を凌ごうとしていた。
「ふむ・・馬鹿な領主よのう。ちょっかいを出す相手を間違えたのじゃな・・・確かにここの領主は生簀かない男じゃったな・・・妾も魔剣士を通して見ておったが此奴らも捕まっている子供達に酷い事をしておったの・・・」
「何だと?!」
メルベリアが怯える男達を汚物を見るような目で見下ろすとガインの表情が険しい表情で男達を見下ろした。
「貴様等・・・子供達に何をした?!」
「ぐっ・・そ、それは・・・」
(くっ・・・余計な事を・・・)
男達の思惑はメルベリアの一言で崩れ去った。ガインの問いに男達は答える事が出来なかった。男達は只々震えながら慈悲をかけてもらえる事を祈るばかりであった。
「貴様等・・答えられないのか?!・・いいだろう。メルベリア・・・こいつらの前で教えてくれ。捕らわれた子供達がどんな目に遭ったのを・・・」
「ふむ。主様・・それは良いが覚悟して聞くのじゃ・・」
ガインが覚悟を決めてメルベリアに頷くとメルベリアは絡めた腕を解き震える男達の前に立った。
「ふむ。まず此奴らは攫って来た8人の子供達の衣服を全て剥ぎ取ったのじゃ。そして毎日憂さ晴らしのように殴る蹴るを繰り返しておった・・・毎日の食事など残飯同様な物を朝投げ付けるのじゃ。それを必死で食べる子供達の姿は妾から見ても目を背けたくなる悲惨な光景じゃった・・・その上・・此奴らは・・男の欲望を・・男の子も女の子も関係なく・・・」
ビキッ・・・
「・・もういい・・・」
ガインは聞くに耐えれずメルベリアの言葉を遮った。そして怒りの闘気を神力に変え苦悶の表情で目元を濡らしていた・・・
「・・もういい・・・よく分かった・・・」
ガインはゆっくりと腰の剣を抜き神力を纏わせるとメルベリアの前に出る。すると男達は後退り自分達の末路を想像する。
「ガ、ガイン・・殿・・す、すまねぇ・・ゆ、許してくれ・・・そ、それに・・あ、あんたには関係ない事だろう?・・・し、知らないガキがどうなったって・・・」
スヒュヒュン・・・
「えっ?!」
どさっ・・どさっ・・・
ダイゲルは何が起こったのか分からず足元を見ると手首の無い二本の腕が転がっていた・・・
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!俺の腕がぁぁぁぁ!!!うがぁぁぁぁぁぁ!!!」
ダイゲルか激痛でのたうち回る。その光景を男達は只々怯えながら見ていた。次は自分の番だと思うと腰が抜けて尻餅を付いてしまった・・・
「た、た助けて・・・」
「や、や、やめてくれ・・・た、頼む・・」
男達が尻餅を付いたまま後ずさる・・・ガインは苦悶の表情で肩を震わせながら男達に剣を向ける。
「・・・もう喋るな・・貴様等は子供達の悲痛な叫びに耳を傾けなかったんだろう!!貴様等が子供達に与えた恐怖と苦痛と恥辱とひもじさと悔しさとそして・・・消える事のない心の傷を思うと・・・貴様等を生かしておく理由が見当たらねぇんだよぉぉぉぉ!!」
ずばぁぁぁぁん!!
「ひぃっ!!!!」
ガインが剣を石畳に一振りすると男達の側に横一文字の深い溝が刻まれる!しかしその一撃を見たメルベリアがガインの右腕に絡みついた。
「主様・・・」
「な、なんだ?!」
「主様。ここは妾に任せるのじゃ。主様はすべき事をしておくれ・・・」
メルベリアが男達を見据えながらガインの前に出る。
「ど、どうして・・・」
「妾も此奴らは許せぬのじゃ。ゴミの始末は妾に任せて主様は領主を捕まえるのじゃ。」
メルベリアは肩越しに優しく微笑み頷いた。
メルベリアはガインの一撃に迷いがあるのを感じた。その一撃を男達に向けていたなら事は終わっていたのだ。メルベリアは迷いがあれば後悔し思い悩む事になるのを知っているのだった。
「メルベリア・・・すまない。後は任せたぞ。」
「ふむ。承ったのじゃ。」
ガインはメルベリアを残して屋敷の中に消えて行った。
(うふ。心優しい主様じゃ・・こんなクズを始末するのも迷うとは。この世界にもあんな人間がおるのだのう・・・それに比べて・・・)
メルベリアは青紫の魔力を立ち昇らせ男達の前に立ちはだかる。
「ま、待ってくれ・・・」
「す、すまなかった!!謝るから!!」
「た、助けてくれ!!た、頼む!!」
「や、やめてくれ・・・な、何でもするから・・・」
しかし男達の命乞いにメルベリアの目が紅く染まり笑うように開いた口からは鋭い牙がのぞいていた・・・
「黙れクズ共・・・妾は主様程優しくはないのじゃ・・・主様からの初仕事・・・ふっ・・貴様・・何でもすると言ったな・・・ならば・・・死んで償え!!」
メルベリアの魔力が膨れ上がり魔族の本性が表情に現れる!!
「死ねぇ!〈フェザーストーム〉!!!!」
メルベリアの魔力に反応して空を重厚な黒雲が埋め尽くす!そして鋭い刃物の様な羽が無数に舞う巨大な竜巻が男達に襲い掛かる!!
「うげぇぇぇ!!」
「死にたくないぃぃ!!ぎゃぁぁぁ!!」
「こんな死に方ぁぁぁ!!ぐがぁぁぁ!!」
巨大な竜巻は男達を引き摺り込み無数の羽根で切り刻む!!そして竜巻が男達の血で真紅に染まるのだった。
「ふう。いつの世もクズの死に際は気分が良いわ。」
メルベリアが真紅の竜巻に手を翳すと竜巻が浮き上がり街の外へと消えて行くのだった。
「マ、マジか・・・あ、危なかった・・・こんな所長居は無用だ・・・」
こっそりと屋敷の角に身を隠して様子を見ていた魔剣士サーベルトが立ち上がり裏門から出て行く。
「はぁ・・・参ったね。飼い犬に手を噛まれるってこういう事を言うんだね・・・」
ドスッ・・・
魔力切れで足元をふらつかせながら屋敷を離れようと歩き出したその時・・・背中に衝撃が走った・・サーベルトは自分の胸に目を落とすと胸から真っ赤な何かが生えているのに気付いた・・
「ゲフッ・・・な、なんだ・・・これ?」
「ふん。逃す訳ないであろう。それとお前の飼い犬になった覚えはないのじゃ・・・」
メルベリアの風を纏った手刀がサーベルトの心臓を背中から貫いていた。
「こ、こんな所で・・・ごふっ・・・」
「ふん。馬鹿な奴じゃ。クズ共の仲間になった時点でお前の末路は決まっていたのじゃよ。」
メルベリアが腕を引き抜くとサーベルトは口から血を吹き出し糸が切れた人形のように崩れ落ちるのだった。
24
お気に入りに追加
1,210
あなたにおすすめの小説
前世は最強の宝の持ち腐れ!?二度目の人生は創造神が書き換えた神級スキルで気ままに冒険者します!!
yoshikazu
ファンタジー
主人公クレイは幼い頃に両親を盗賊に殺され物心付いた時には孤児院にいた。このライリー孤児院は子供達に客の依頼仕事をさせ手間賃を稼ぐ商売を生業にしていた。しかしクレイは仕事も遅く何をやっても上手く出来なかった。そしてある日の夜、無実の罪で雪が積もる極寒の夜へと放り出されてしまう。そしてクレイは極寒の中一人寂しく路地裏で生涯を閉じた。
だがクレイの中には創造神アルフェリアが創造した神の称号とスキルが眠っていた。しかし創造神アルフェリアの手違いで神のスキルが使いたくても使えなかったのだ。
創造神アルフェリアはクレイの魂を呼び寄せお詫びに神の称号とスキルを書き換える。それは経験したスキルを自分のものに出来るものであった。
そしてクレイは元居た世界に転生しゼノアとして二度目の人生を始める。ここから前世での惨めな人生を振り払うように神級スキルを引っ提げて冒険者として突き進む少年ゼノアの物語が始まる。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎
って、何故こんなにハイテンションかと言うとただ今絶賛大パニック中だからです!
何故こうなった…
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
そして死亡する原因には不可解な点が…
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのかのんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で最強に・・・(旧:学園最強に・・・)
こたろう文庫
ファンタジー
カクヨムにて日間・週間共に総合ランキング1位!
死神が間違えたせいで俺は死んだらしい。俺にそう説明する神は何かと俺をイラつかせる。異世界に転生させるからスキルを選ぶように言われたので、神にイラついていた俺は1回しか使えない強奪スキルを神相手に使ってやった。
閑散とした村に子供として転生した為、強奪したスキルのチート度合いがわからず、学校に入学後も無自覚のまま周りを振り回す僕の話
2作目になります。
まだ読まれてない方はこちらもよろしくおねがいします。
「クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される」
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2024年10月下旬に、第2巻刊行予定です
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる