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第87話 二つ名
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(あれ?・・この気配は・・・)
「おーっと!お嬢ちゃん!!入場料をもらおうか?金貨一枚だ!」
頭に包帯を巻いた男が立ちはだかる。
「お、お嬢様!!」
執事が馬車を飛び出したサーシャを後から追いかけて男の前に立つ。
「ふん!街に入りたきゃ1人金貨一枚だ!とっとと払いな!」
執事がため息を吐き仕方なく懐に手を入れるとサーシャが再び男の前に立つ。
「アルノー!そんなの払わなくていいわ!!街に入るのに何でそんなに払わなといけないの?!こいつ等が勝手にやってる事よ!そんな事より早くミハエル君達に合流しないと!」
ん?・・ミハエル・・・何処かで聞いたような・・・
男が思い出そうと固まっているとその脇をサーシャと執事が通ろうとする。
「おーっと!!そうはいかねぇーんだよ・・・」
男が慌ててサーシャの前に立った瞬間!
ずどぉぉぉぉ!!
「ぐわっ!!!」
サーシャのパンチが男の股間に突き刺さる!
「お嬢様!!なんて事を!!はしたないですよ!」
「いいのよ!そんな事より早く行くわよ!!」
亀のように蹲る男を横目に街の入り口へ向かうと男の仲間達がサーシャ達を取り囲んだ。
「おい!!ガキだからって手加減してりゃあ調子に乗りやがって!!」
男がサーシャに手を伸ばすと執事のアルノーがその手を素早く掴み捻り上げる!
「いでででででで!!!!何しやがる!!」
「黙りなさい!お嬢様に手を出す者は私が許しません!」
アルノーは懐から馬車の運転手と自分達の分の金貨3枚を地面に放り投げる。
チャリン・・・
「通行料です。これで問題はありませんね?では通りますよ。」
アルノーは男を解放すると、そのまま入り口へと歩いて行く。
「くそっ!ここまでコケにされたらそうはいかねぇーんだよ!!」
「きゃあぁぁ!!!」
男が後ろからサーシャの髪を鷲掴みにして捕まえる!!
「お嬢様!!」
「おおーと!動かねー方がいいぜ?お嬢様の顔に一生消えない傷が残るぜぇ?」
男が貧そなナイフをサーシャの顔の前でチラつかせる。
「ここまでやってくれたんだ!通行料は10倍だ!!無いなら小娘を売り飛ばしてやるぜぇ?!かぁーかっかっかっか!!!」
「くっ・・・どこまでもクズはクズですね・・・」
・・・ん?あれは・・・
アルノーは街の入り口に違和感を覚えた。真っ直ぐ立っているはずの入り口の門が歪んで見えたのだ。そして気付いた・・・
アルノーは肩の力を抜いて肩を落としサーシャを捕まえている男を見据える。
「あなた。早くお嬢様を解放しないと大変な事になりま・・・・」
アルノーがいい終わる前に一陣の風が吹き抜けた・・・
「ふっ・・残念・・・遅かったですね。」
サーシャを捕まえていた男は呆然としていた・・今まで捕まえていたサーシャがいなくなり違和感に気付く・・どう見ても体の左側にあるべき物が無いのだ・・・そして段々と現実と激痛が同時にやってくる!
「・・・うぎゃぁぁぁぁ!!!!腕ぇぇ!!俺の腕がぁぁぁぁぁ!!!!」
男はショックと激痛に襲われてのたうち回っていた。仲間の男達も何が起こったのかも分からずに動揺していた。
「本当に君は人質になるのが趣味なのかい?」
そこにはサーシャをお姫様抱っこしたミハエルが立っていた。
ミハエルはサーシャの髪を掴んでいる腕を放り投げると顔を赤らめて声が出せないでいるサーシャをそっと立たせた。
「ミハエルくーーーん!!」
サーシャが人前も気にせずにミハエルに抱きついて振り回す!
「サーシャ!人が見てるよ!!」
「もう!ミハエル君酷いわ!!私だけ除け者にして!!今日は罰として一晩中私と・・ごにょごにょ・・・」
サーシャはその場で身体をくねらせ顔を赤らめていた。
すると男達が我に返りミハエルに向かって行く!
「や、野郎!!!・・・やりやがったな・・・」
「あんた達!まだ懲りずにそんな事やってるの?」
男達は咄嗟に声のする方に目を向けると顔を引き攣らせる・・・
「げげっ!・・あれは・・暴君アンリル・・・」
「お、おい・・・ま、まさか・・あのガキは・・・バイザックが言ってた・・ミハエル・・?!」
「ま、間違いねぇ・・・クラインド王国では知らない奴は居ない。歩く災害アンリルさえも顎で使い、泣く子も直立不動で道を開ける”正義の暴力ミハエル”だ!!
奴の前では悪党も善人になり、その力は腕の一振りで街一つが壊滅するらしいぞ!?見た目に騙されて喧嘩を売れば・・・皆んなああなるんだ・・・」
男達は左腕を無くして蹲る仲間を凝視する。
おいおい・・・何て二つ名を付けてくれるんだよ?!本当にここで全員再起不能にしてやろうか・・・
ふとアンリルを見るとこちらを見ながら吹き出しそうな顔でニヤニヤ笑っていた。
くっ!アンリルさん・・後でお話ししないといけないね・・・
ミハエルはアンリルを一瞥して〈魔剛剣〉を抜くとグラム一家の男達に突きつけて見据える。
(古代魔法〈マインドスピーチ〉!)
ミハエルは男達の頭の中に直接語りかける。
(それで・・・おじさん達・・この状況どうするつもり?
僕の気分はおじさん達を二度と再び”ピー”や”ピー”を出来ない身体にしたい気分なんだけど・・・)
すると男達が嫌な汗をかきながら無言で一斉に内股になり揃ってミハエルの前に両膝を付く!
「た、大変申し訳ありませんでした・・・今後この様な事がないように改善致します。
あと・・こ、この金貨はお、お返し致します。」
男がアルノーが投げた金貨3枚を掌に乗せてミハエルに差し出した。
「サーシャ。こう言ってるけどどうする?君の一言でこのおじさん達の運命が決まるよ?」
そう聞いた男達は慌てふためいてサーシャの足元へゴキブリのように膝で歩き頭を地面に付ける!
「うわっ!何?!」
「サーシャ様!!大変申し訳ありませんでした!ど、どうかご慈悲を!!街での滞在費は私どもが喜んで全額負担致します!!」
「ま、まあ・・私はミハエル君がいいなら良いわよ・・・」
サーシャは男達の態度の変わりように驚きを隠せないでいた。
ミハエルはサーシャの言葉を聞いて〈魔剛剣〉を収める。
「おじさん達良かったね。・・・でも次は無いからね?」
「あ、ありがとうございます・・・」
そしてミハエルは腕を斬り飛ばした男の元へ行く。
「おじさん。良かったね。サーシャが許してくれるって!・・・〈ハイ・ヒール〉!」
男が光に包まれると斬り飛ばされた腕が何事も無かったように元に戻った。
「えっ・・・腕が・・ある!・・・動く!!動くぞ!!」
男はすくっと立ち上がり左腕を肩から回して確認していた。
(う、嘘だろ・・・あんな大怪我を・・一瞬で・・・)
(やっぱり噂は本当だったんだ・・・)
(で、でもこれはチャンスじゃねーか?ここで取り入っておけばグラム一家の名も上がるぜ!)
(お、お前・・頭良いな!それだ!・・でもこのままじゃ駄目だ!アジトに帰ってバイザックと作戦会議だ!)
そしてこれからグラム一家の住み良い街づくりが始まるのだった・・・
「おーっと!お嬢ちゃん!!入場料をもらおうか?金貨一枚だ!」
頭に包帯を巻いた男が立ちはだかる。
「お、お嬢様!!」
執事が馬車を飛び出したサーシャを後から追いかけて男の前に立つ。
「ふん!街に入りたきゃ1人金貨一枚だ!とっとと払いな!」
執事がため息を吐き仕方なく懐に手を入れるとサーシャが再び男の前に立つ。
「アルノー!そんなの払わなくていいわ!!街に入るのに何でそんなに払わなといけないの?!こいつ等が勝手にやってる事よ!そんな事より早くミハエル君達に合流しないと!」
ん?・・ミハエル・・・何処かで聞いたような・・・
男が思い出そうと固まっているとその脇をサーシャと執事が通ろうとする。
「おーっと!!そうはいかねぇーんだよ・・・」
男が慌ててサーシャの前に立った瞬間!
ずどぉぉぉぉ!!
「ぐわっ!!!」
サーシャのパンチが男の股間に突き刺さる!
「お嬢様!!なんて事を!!はしたないですよ!」
「いいのよ!そんな事より早く行くわよ!!」
亀のように蹲る男を横目に街の入り口へ向かうと男の仲間達がサーシャ達を取り囲んだ。
「おい!!ガキだからって手加減してりゃあ調子に乗りやがって!!」
男がサーシャに手を伸ばすと執事のアルノーがその手を素早く掴み捻り上げる!
「いでででででで!!!!何しやがる!!」
「黙りなさい!お嬢様に手を出す者は私が許しません!」
アルノーは懐から馬車の運転手と自分達の分の金貨3枚を地面に放り投げる。
チャリン・・・
「通行料です。これで問題はありませんね?では通りますよ。」
アルノーは男を解放すると、そのまま入り口へと歩いて行く。
「くそっ!ここまでコケにされたらそうはいかねぇーんだよ!!」
「きゃあぁぁ!!!」
男が後ろからサーシャの髪を鷲掴みにして捕まえる!!
「お嬢様!!」
「おおーと!動かねー方がいいぜ?お嬢様の顔に一生消えない傷が残るぜぇ?」
男が貧そなナイフをサーシャの顔の前でチラつかせる。
「ここまでやってくれたんだ!通行料は10倍だ!!無いなら小娘を売り飛ばしてやるぜぇ?!かぁーかっかっかっか!!!」
「くっ・・・どこまでもクズはクズですね・・・」
・・・ん?あれは・・・
アルノーは街の入り口に違和感を覚えた。真っ直ぐ立っているはずの入り口の門が歪んで見えたのだ。そして気付いた・・・
アルノーは肩の力を抜いて肩を落としサーシャを捕まえている男を見据える。
「あなた。早くお嬢様を解放しないと大変な事になりま・・・・」
アルノーがいい終わる前に一陣の風が吹き抜けた・・・
「ふっ・・残念・・・遅かったですね。」
サーシャを捕まえていた男は呆然としていた・・今まで捕まえていたサーシャがいなくなり違和感に気付く・・どう見ても体の左側にあるべき物が無いのだ・・・そして段々と現実と激痛が同時にやってくる!
「・・・うぎゃぁぁぁぁ!!!!腕ぇぇ!!俺の腕がぁぁぁぁぁ!!!!」
男はショックと激痛に襲われてのたうち回っていた。仲間の男達も何が起こったのかも分からずに動揺していた。
「本当に君は人質になるのが趣味なのかい?」
そこにはサーシャをお姫様抱っこしたミハエルが立っていた。
ミハエルはサーシャの髪を掴んでいる腕を放り投げると顔を赤らめて声が出せないでいるサーシャをそっと立たせた。
「ミハエルくーーーん!!」
サーシャが人前も気にせずにミハエルに抱きついて振り回す!
「サーシャ!人が見てるよ!!」
「もう!ミハエル君酷いわ!!私だけ除け者にして!!今日は罰として一晩中私と・・ごにょごにょ・・・」
サーシャはその場で身体をくねらせ顔を赤らめていた。
すると男達が我に返りミハエルに向かって行く!
「や、野郎!!!・・・やりやがったな・・・」
「あんた達!まだ懲りずにそんな事やってるの?」
男達は咄嗟に声のする方に目を向けると顔を引き攣らせる・・・
「げげっ!・・あれは・・暴君アンリル・・・」
「お、おい・・・ま、まさか・・あのガキは・・・バイザックが言ってた・・ミハエル・・?!」
「ま、間違いねぇ・・・クラインド王国では知らない奴は居ない。歩く災害アンリルさえも顎で使い、泣く子も直立不動で道を開ける”正義の暴力ミハエル”だ!!
奴の前では悪党も善人になり、その力は腕の一振りで街一つが壊滅するらしいぞ!?見た目に騙されて喧嘩を売れば・・・皆んなああなるんだ・・・」
男達は左腕を無くして蹲る仲間を凝視する。
おいおい・・・何て二つ名を付けてくれるんだよ?!本当にここで全員再起不能にしてやろうか・・・
ふとアンリルを見るとこちらを見ながら吹き出しそうな顔でニヤニヤ笑っていた。
くっ!アンリルさん・・後でお話ししないといけないね・・・
ミハエルはアンリルを一瞥して〈魔剛剣〉を抜くとグラム一家の男達に突きつけて見据える。
(古代魔法〈マインドスピーチ〉!)
ミハエルは男達の頭の中に直接語りかける。
(それで・・・おじさん達・・この状況どうするつもり?
僕の気分はおじさん達を二度と再び”ピー”や”ピー”を出来ない身体にしたい気分なんだけど・・・)
すると男達が嫌な汗をかきながら無言で一斉に内股になり揃ってミハエルの前に両膝を付く!
「た、大変申し訳ありませんでした・・・今後この様な事がないように改善致します。
あと・・こ、この金貨はお、お返し致します。」
男がアルノーが投げた金貨3枚を掌に乗せてミハエルに差し出した。
「サーシャ。こう言ってるけどどうする?君の一言でこのおじさん達の運命が決まるよ?」
そう聞いた男達は慌てふためいてサーシャの足元へゴキブリのように膝で歩き頭を地面に付ける!
「うわっ!何?!」
「サーシャ様!!大変申し訳ありませんでした!ど、どうかご慈悲を!!街での滞在費は私どもが喜んで全額負担致します!!」
「ま、まあ・・私はミハエル君がいいなら良いわよ・・・」
サーシャは男達の態度の変わりように驚きを隠せないでいた。
ミハエルはサーシャの言葉を聞いて〈魔剛剣〉を収める。
「おじさん達良かったね。・・・でも次は無いからね?」
「あ、ありがとうございます・・・」
そしてミハエルは腕を斬り飛ばした男の元へ行く。
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男が光に包まれると斬り飛ばされた腕が何事も無かったように元に戻った。
「えっ・・・腕が・・ある!・・・動く!!動くぞ!!」
男はすくっと立ち上がり左腕を肩から回して確認していた。
(う、嘘だろ・・・あんな大怪我を・・一瞬で・・・)
(やっぱり噂は本当だったんだ・・・)
(で、でもこれはチャンスじゃねーか?ここで取り入っておけばグラム一家の名も上がるぜ!)
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