2 / 87
第2話 目覚めたけど・・
しおりを挟む
ここは大陸最北端に位置する険しい山と海に接するセルバイヤ王国である。
一年を通して気温は低くく雪に覆われて農作物が育ちにくい為に殆どが他国からの輸入に頼っている。その代わり魚介類が豊富に捕れるのでセルバイヤ王国の特産物となっている。他国からは新鮮な魚介類を求めて訪れる者も少なくないのである。
ここはとある貴族の屋敷の一室。
鑑定士から1歳になる息子の鑑定結果を聞いて父親と母親が顔を歪めていた。
メギル・ライナード
Lv 1
称号
力 1
体力 3
素早さ 1
魔力 1
【固有スキル】
「伯爵様・・何度見ても変わりません。何と言いますか・・私もこのようなステータスは初めて見ます・・・」
ミルトンは同情し言葉選びに困る鑑定士に詰め寄りお互いの鼻が当たらんばかりに顔を寄せる。そして鑑定士の目を威嚇するかのように睨み付けると手を掴かみ金貨を数枚握らせた。
「お前は今日ここに来なかった。誰も鑑定していない。そうだな?!」
「えっ・・・?あ・・・は、はい・・そ、その通り・・・です・・」
「よし・・・だが・・もしもこの事が噂になって俺の耳に入ったら・・・分かっているな?」
「は、は、はい!も、もちろん・・・」
鑑定士はミルトンの言いたい事を察してカクカクと首を縦に振る。
ミルトンは鑑定士の返事を聞くと目を細めて静かに扉に向かって指を差す。すると鑑定士はそそくさと部屋を出て行った。
「くそっ!!それにしてもなんだこの最低な能力値は・・・称号すらないぞ?!それに固有スキルが無いだと?!そんな人間聞いた事がないぞ!!・・・こいつは我がライナード家の恥だ!」
「本当ね・・・とんだ失敗作だわ!メビルが優秀だったらか期待したけど駄目だわ・・・どの道こんな能力では生きて行けないわ!」
両親は顔を見合わせ子の親とは思えない結論を出した。
(いいか?メイナ。こいつは死んだ事にするんだ。例の施設に売り飛ばせば幾らか金にはなる。直ぐにでも話を付けて来る。)
(えぇ、分かったわ。確かにコレはお金にするしか方法が無いわね。また次に期待するわ。)
2人はあどけなく笑う我が子を顔を歪め冷たい目で見下ろすのであった。
・・・んっ・・寒っ?!こ、ここは・・・うん?揺れてる?!・・・馬車か・・・?
メギルはあまりの寒さに目を覚まして少しずつ目を開けると脚を組んで眉間に皺を寄せた男と目が合った。
「ちっ!起きたか・・・後1時間は大人しくしてろよ!騒いだら窓から投げ捨てるぞ?!」
ミルトンは馬車の席に直に寝かせたメギルに面倒臭く白い息と共に吐き捨てる。
メギルは驚いて今の状況を理解出来ずに目を丸くして辺りを見渡した。
それにしても寒い!!ぼ、僕は今どうなっているんだ?!何が起こっているんだ?!・・・それに・・・こ、この身体は・・子供?!・・あっ!・・・生まれ・・変わったのか・・・あれは夢じゃなかったんだ・・・アルフェリア様・・・で、でもこの雰囲気は・・嫌な予感しかしないぞ・・・
恐る恐るミルトンの顔を見ると、また目が合ってしまう。
ん?・・こいつ・・・なんだか雰囲気が変わったような気がするが・・気のせいか?
メギルはすぐさま目を逸らすと神様との会話を記憶から辿った。
えっと・・確か・・この世界での制限と限界を取り払った・・・後は・・スキルを1つ・・・あっ!そうだ!ステータスだ!
メギルがそう思った瞬間目の前にステータス画面が現れた。
ほ、本当に出た!!凄いぞ・・・これが僕のステータ・・・ス?
「あぶわぁ!!!(げげっ!!!)」
「何だ?!」
自分のステータスを見てつい声を上げてしまいミルトンに睨まれる。
メギルは”しまった”と口をつぐんで何事も無かったように俯き誤魔化した。
あ、危なかった・・・でも何だよ・・この最低で底辺なステータスは?!・・・ん?称号もスキルもあるぞ・・・待てよ・・こいつは服装からして貴族だ・・・貴族の子供でこのステータス・・・さっきの態度からすると・・・も、もしかして僕は・・
がががっ!!!
「あぶっ!!」
メギルは自分に降りかかる最悪な事態想像していると目的地に着いたのか急に馬車が止まった。
馬車の扉が開けられるとミルトンはメギルの首の後ろの襟を乱暴に掴んで持ち上げると馬車を降りた。
(ぐっ!!や、やっぱり悪い予感しかしない・・・寒っ!!ど、どうするつもりだ?!)
馬車を降りると真っ白に積もった雪が松明の灯りに照らされキンッと張り詰めたような寒さの中で暖かそうな服装の3人の男の姿が見えた。
「コレだ!!」
ミルトンは吐き捨てるように言うと後ろ襟を鷲掴みにしたメギルを男達の方に差し出した。
するとメギルは寒さで震えながらじたばたと手足を動かしてもがいていた。
(さ、寒い・・死ぬ・・く、苦しい・・は、早く降ろせ!おっさん!)
「おっとミルトンさんよ!商品はもっと大事に扱って欲しいもんだな」
真ん中の厳つい男がニヤつきながら近づいて大きな麻袋を広げた。
「ふん!こんな称号も固有スキルも無い底辺の役立たずなんぞ魔物の餌にしても良かったんだ!とっとと金と契約書を寄越せ!」
右隣の男が金貨の入った袋を投げ渡すとミルトンは片手で受け取り重さを確認して麻袋の中に躊躇なくメギルを落とした。
どさっ!
(ぐふっ!!痛っ・・やっぱりこう言う事か!!アルフェリア様!!生まれ変わっても試練を与えるのかよ!!手助けしてくれるんじゃないのかよ!!!!・・・くそっ!!・・・許さないぞ・・・絶対許さないぞミルトン!!顔を覚えたからな!!必ず仕返しに行くからな・・魔物の餌にしなかった事を後悔させてやる・・・首を洗って待ってろよ・・・)
「ところでガキの名前はあるのか?」
真ん中の男が麻袋の口を閉じながらミルトンに聞く。
「ふん!!そんなもの無い!お前等で決めろ!!」
「・・・あぁそうかい・・ひでぇ親だな・・少しだけ同情するぜ・・・じゃあ此処と此処にサインしてくれ。」
男が二枚の紙をミルトンに渡すと面倒臭そうに書き殴った。
「これでいいか?!」
「あぁ。一枚はあんたの控えだ。無くしても再発行はしねぇぜ?」
「ふん!余計なお世話だ。こっちはきっちり金が入れば良いんだ!ちっ!これからまたこの寒い中二時間掛けて戻らんといかんのだ!全く手間をかけさせる!」
ミルトンは悪態を吐きながら振り向きもぜずに馬車に乗り込み元来た道を帰って行った。
(ぜ、絶対に・・・許さない・・・ぞ)
メギルは麻袋の中で遠ざかる馬車の音を聞きガタガタと震えながら自分の現状を受け入れ復讐を誓うのであった。
「なあ兄貴・・・おかしくないか?普通のガキだったら泣き叫ぶのか普通だよな?妙に静かなのが不気味だぜ。」
部下の男が麻袋を見つめながら呟いた。
「確かにな。だが馬鹿過ぎて今の自分の現状が分からないのかもな・・・だが・・このガキは運が良いいんだぜ・・・」
(ふん・・何を言ってるんだ・・お前らも・・・絶対に許さないからな・・・って・・あれ?そう言えばミルトンの奴・・・僕は称号もスキルも無いって言ってたよな・・・何故だろう・・・ちゃんと称号も固有スキルもあるのに・・・)
メギルは虚空に映るステータスを眺めて首を傾げるのであった。
〈創造神アルフェリア〉
(あっ・・・しまったわ・・神級の称号とスキルは普通の人間の鑑定では見れなかったわね・・・ごめんね・・・てへっ。)
一年を通して気温は低くく雪に覆われて農作物が育ちにくい為に殆どが他国からの輸入に頼っている。その代わり魚介類が豊富に捕れるのでセルバイヤ王国の特産物となっている。他国からは新鮮な魚介類を求めて訪れる者も少なくないのである。
ここはとある貴族の屋敷の一室。
鑑定士から1歳になる息子の鑑定結果を聞いて父親と母親が顔を歪めていた。
メギル・ライナード
Lv 1
称号
力 1
体力 3
素早さ 1
魔力 1
【固有スキル】
「伯爵様・・何度見ても変わりません。何と言いますか・・私もこのようなステータスは初めて見ます・・・」
ミルトンは同情し言葉選びに困る鑑定士に詰め寄りお互いの鼻が当たらんばかりに顔を寄せる。そして鑑定士の目を威嚇するかのように睨み付けると手を掴かみ金貨を数枚握らせた。
「お前は今日ここに来なかった。誰も鑑定していない。そうだな?!」
「えっ・・・?あ・・・は、はい・・そ、その通り・・・です・・」
「よし・・・だが・・もしもこの事が噂になって俺の耳に入ったら・・・分かっているな?」
「は、は、はい!も、もちろん・・・」
鑑定士はミルトンの言いたい事を察してカクカクと首を縦に振る。
ミルトンは鑑定士の返事を聞くと目を細めて静かに扉に向かって指を差す。すると鑑定士はそそくさと部屋を出て行った。
「くそっ!!それにしてもなんだこの最低な能力値は・・・称号すらないぞ?!それに固有スキルが無いだと?!そんな人間聞いた事がないぞ!!・・・こいつは我がライナード家の恥だ!」
「本当ね・・・とんだ失敗作だわ!メビルが優秀だったらか期待したけど駄目だわ・・・どの道こんな能力では生きて行けないわ!」
両親は顔を見合わせ子の親とは思えない結論を出した。
(いいか?メイナ。こいつは死んだ事にするんだ。例の施設に売り飛ばせば幾らか金にはなる。直ぐにでも話を付けて来る。)
(えぇ、分かったわ。確かにコレはお金にするしか方法が無いわね。また次に期待するわ。)
2人はあどけなく笑う我が子を顔を歪め冷たい目で見下ろすのであった。
・・・んっ・・寒っ?!こ、ここは・・・うん?揺れてる?!・・・馬車か・・・?
メギルはあまりの寒さに目を覚まして少しずつ目を開けると脚を組んで眉間に皺を寄せた男と目が合った。
「ちっ!起きたか・・・後1時間は大人しくしてろよ!騒いだら窓から投げ捨てるぞ?!」
ミルトンは馬車の席に直に寝かせたメギルに面倒臭く白い息と共に吐き捨てる。
メギルは驚いて今の状況を理解出来ずに目を丸くして辺りを見渡した。
それにしても寒い!!ぼ、僕は今どうなっているんだ?!何が起こっているんだ?!・・・それに・・・こ、この身体は・・子供?!・・あっ!・・・生まれ・・変わったのか・・・あれは夢じゃなかったんだ・・・アルフェリア様・・・で、でもこの雰囲気は・・嫌な予感しかしないぞ・・・
恐る恐るミルトンの顔を見ると、また目が合ってしまう。
ん?・・こいつ・・・なんだか雰囲気が変わったような気がするが・・気のせいか?
メギルはすぐさま目を逸らすと神様との会話を記憶から辿った。
えっと・・確か・・この世界での制限と限界を取り払った・・・後は・・スキルを1つ・・・あっ!そうだ!ステータスだ!
メギルがそう思った瞬間目の前にステータス画面が現れた。
ほ、本当に出た!!凄いぞ・・・これが僕のステータ・・・ス?
「あぶわぁ!!!(げげっ!!!)」
「何だ?!」
自分のステータスを見てつい声を上げてしまいミルトンに睨まれる。
メギルは”しまった”と口をつぐんで何事も無かったように俯き誤魔化した。
あ、危なかった・・・でも何だよ・・この最低で底辺なステータスは?!・・・ん?称号もスキルもあるぞ・・・待てよ・・こいつは服装からして貴族だ・・・貴族の子供でこのステータス・・・さっきの態度からすると・・・も、もしかして僕は・・
がががっ!!!
「あぶっ!!」
メギルは自分に降りかかる最悪な事態想像していると目的地に着いたのか急に馬車が止まった。
馬車の扉が開けられるとミルトンはメギルの首の後ろの襟を乱暴に掴んで持ち上げると馬車を降りた。
(ぐっ!!や、やっぱり悪い予感しかしない・・・寒っ!!ど、どうするつもりだ?!)
馬車を降りると真っ白に積もった雪が松明の灯りに照らされキンッと張り詰めたような寒さの中で暖かそうな服装の3人の男の姿が見えた。
「コレだ!!」
ミルトンは吐き捨てるように言うと後ろ襟を鷲掴みにしたメギルを男達の方に差し出した。
するとメギルは寒さで震えながらじたばたと手足を動かしてもがいていた。
(さ、寒い・・死ぬ・・く、苦しい・・は、早く降ろせ!おっさん!)
「おっとミルトンさんよ!商品はもっと大事に扱って欲しいもんだな」
真ん中の厳つい男がニヤつきながら近づいて大きな麻袋を広げた。
「ふん!こんな称号も固有スキルも無い底辺の役立たずなんぞ魔物の餌にしても良かったんだ!とっとと金と契約書を寄越せ!」
右隣の男が金貨の入った袋を投げ渡すとミルトンは片手で受け取り重さを確認して麻袋の中に躊躇なくメギルを落とした。
どさっ!
(ぐふっ!!痛っ・・やっぱりこう言う事か!!アルフェリア様!!生まれ変わっても試練を与えるのかよ!!手助けしてくれるんじゃないのかよ!!!!・・・くそっ!!・・・許さないぞ・・・絶対許さないぞミルトン!!顔を覚えたからな!!必ず仕返しに行くからな・・魔物の餌にしなかった事を後悔させてやる・・・首を洗って待ってろよ・・・)
「ところでガキの名前はあるのか?」
真ん中の男が麻袋の口を閉じながらミルトンに聞く。
「ふん!!そんなもの無い!お前等で決めろ!!」
「・・・あぁそうかい・・ひでぇ親だな・・少しだけ同情するぜ・・・じゃあ此処と此処にサインしてくれ。」
男が二枚の紙をミルトンに渡すと面倒臭そうに書き殴った。
「これでいいか?!」
「あぁ。一枚はあんたの控えだ。無くしても再発行はしねぇぜ?」
「ふん!余計なお世話だ。こっちはきっちり金が入れば良いんだ!ちっ!これからまたこの寒い中二時間掛けて戻らんといかんのだ!全く手間をかけさせる!」
ミルトンは悪態を吐きながら振り向きもぜずに馬車に乗り込み元来た道を帰って行った。
(ぜ、絶対に・・・許さない・・・ぞ)
メギルは麻袋の中で遠ざかる馬車の音を聞きガタガタと震えながら自分の現状を受け入れ復讐を誓うのであった。
「なあ兄貴・・・おかしくないか?普通のガキだったら泣き叫ぶのか普通だよな?妙に静かなのが不気味だぜ。」
部下の男が麻袋を見つめながら呟いた。
「確かにな。だが馬鹿過ぎて今の自分の現状が分からないのかもな・・・だが・・このガキは運が良いいんだぜ・・・」
(ふん・・何を言ってるんだ・・お前らも・・・絶対に許さないからな・・・って・・あれ?そう言えばミルトンの奴・・・僕は称号もスキルも無いって言ってたよな・・・何故だろう・・・ちゃんと称号も固有スキルもあるのに・・・)
メギルは虚空に映るステータスを眺めて首を傾げるのであった。
〈創造神アルフェリア〉
(あっ・・・しまったわ・・神級の称号とスキルは普通の人間の鑑定では見れなかったわね・・・ごめんね・・・てへっ。)
267
お気に入りに追加
2,316
あなたにおすすめの小説
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

神の手違い転生。悪と理不尽と運命を無双します!
yoshikazu
ファンタジー
橘 涼太。高校1年生。突然の交通事故で命を落としてしまう。
しかしそれは神のミスによるものだった。
神は橘 涼太の魂を神界に呼び謝罪する。その時、神は橘 涼太を気に入ってしまう。
そして橘 涼太に提案をする。
『魔法と剣の世界に転生してみないか?』と。
橘 涼太は快く承諾して記憶を消されて転生先へと旅立ちミハエルとなる。
しかし神は転生先のステータスの平均設定を勘違いして気付いた時には100倍の設定になっていた。
さらにミハエルは〈光の加護〉を受けておりステータスが合わせて1000倍になりスキルも数と質がパワーアップしていたのだ。
これは神の手違いでミハエルがとてつもないステータスとスキルを提げて世の中の悪と理不尽と運命に立ち向かう物語である。

今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。

異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです
ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。
転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。
前世の記憶を頼りに善悪等を判断。
貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。
2人の兄と、私と、弟と母。
母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。
ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。
前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。


チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

生活魔法しか使えない少年、浄化(クリーン)を極めて無双します(仮)(習作3)
田中寿郎
ファンタジー
壁しか見えない街(城郭都市)の中は嫌いだ。孤児院でイジメに遭い、無実の罪を着せられた幼い少年は、街を抜け出し、一人森の中で生きる事を選んだ。武器は生活魔法の浄化(クリーン)と乾燥(ドライ)。浄化と乾燥だけでも極めれば結構役に立ちますよ?
コメントはたまに気まぐれに返す事がありますが、全レスは致しません。悪しからずご了承願います。
(あと、敬語が使えない呪いに掛かっているので言葉遣いに粗いところがあってもご容赦をw)
台本風(セリフの前に名前が入る)です、これに関しては助言は無用です、そういうスタイルだと思ってあきらめてください。
読みにくい、面白くないという方は、フォローを外してそっ閉じをお願いします。
(カクヨムにも投稿しております)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる