天才中学生高過ぎる知力で理不尽をぶっ飛ばす！

第26話 スタンビート魔族side1

魔王カイゼルが部下達に号令をかける！
『お前ら！人間共の領土を制圧し我らの領土とするのだ！！』
『うぉぉぉぉ！！！！』
『ゼル！ゾラ！1万でセリティックを制圧！』
『『はっ！』』
『ゲルマ！ダンゲ！1万でクレイドを制圧！』
『『はっ！！』』
『ゾルマ！ジーマ！エンバ！5万で王都を制圧！！エンバは空域を制圧！』
『『『はっ！！！』
『お前ら！！出撃だぁぁぁ！！！』
『うおぉぉぉぉぉぉーーーー！！！』

ゼル・ゾラside
ゼル『あの小さい街をぶっ潰せばいいんだな！楽勝だぜ！』
ゾラ『あぁ、早く終わらせて帰ろうぜ！』
ゼル『お前ら！！突撃だ！！』
魔物達に号令をかけると魔物達が襲い掛かる！！
ゼル『これで時間の問題だな。』
ゾラ『なあ、あの飛んでるドラゴンは味方なんだよな？殺気立ったドラゴンが2匹向かって来るぞ！』と言った瞬間！
爆音と共に2本のドラゴンブレスが魔物達を蹂躙する！
ゾラ『なぜだぁぁぁ！！ドラゴン共！！裏切ったな！！！！』
そんな叫びを無視してドラゴン達は魔物達に再びブレスを浴びせる！
任された魔物も半分以下になった。
ゼル『なにが起こってる！！どうしt・・
ゼルの身体に一陣の風が通ると、ゼルの両腕が落ちる。身体がズレて下半身だけとなる！
ゾラ『ゼル！！どうした！！なんでd・・
言い終わる前にゼルの下半身とゾラが地面から出た鋭い針で縫い付けられる！
ゾラ『がはっ！どうして！う、動けん！何がどうなってる？！』
すると極太の光の帯が迫って来る！
ゾラ『うわぉぁぁぁぁーー！！！！！』
2人は魔物と共に消え去ったのだった。

ゲルマ・ダンゲside
ゲルマ『こんな町あっと言う間に終わっちまうぜ！！』
ダンゲ『あっと言う間に終わらせて王都に援軍に行けば、俺達の評価も上がるだろう？』
ゲルマ『そうだな！さっさと終わらそう！
お前ら！！行け！突撃だ！！』
その時2匹のドラゴンが魔物の中に降り立った！そして目の前にブレスをはき散らす！
ゲルマ『おい！！ドラゴン共何やってる！！敵は人間だ！！味方を攻撃してどうする？！』
ドラゴン達は粗方蹂躙したのを確認すると飛び立って行った。
ダンゲ『一体なんなんだ！！半分以上失ったぞ！！』
ゲルマ『ぐあっ！！なんだこの風は！！』
ゲルマは吸い込まれまいと地面を掴む！それと同時に頭の上を危ない何かが通り過ぎる！
ゲルマ『ダンゲ大丈夫k・・』
見るとダンゲは氷付き砕け散る！
ゲルマ『嘘だろ？！なんだ！！何が起きている！？』
すると後ろから物凄い殺気が迫って来る！
咄嗟にしゃがみ、身体を捻りながらバックステップするが、着地と同時に鋭い物が額に刺さり一瞬で斬り飛ばされる。
ここでもあっさりと魔族の計画が打ち破られたのだった。

『魔王さま！ゼル、ゾラ、ゲルマ、ダンゲの気配が消えました！！』
『なんだと！セリディクとクレイドの制圧は失敗したと言うのか？？』
『はい！！全滅です！！』
『どう言うことだ！！あいつらでもレベル200~300はあったはずだろう？ゲルマはレいベル500を越えていたばすだぞ！人間に如きに負ける筈はない！！
一体なにが起きているんだ！』