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エピローグ
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俺はすぐヤスト君に、
『ごめんカネ渡してないままだった』
とLINEを送った。
すぐ引き返してきてくれるのかなと思っていた。
ところが。
『おカネはいいですよーぶっちゃけすごく気持ちよかったので汗』
『それより「触らせて」って言ってたのに手だけじゃなくて道具も使ってましたよね? ずるいです笑』
『あ、そうだ。服返しにいくのはいつなら迷惑じゃないですか?』
怒涛のメッセージ。
俺は、
『平日の夜か、土日ならいつでも』
と返した。
服は本当に捨ててもらってもいいのだが、どうやら返却の意志が堅いようだ。
すると……。
『じゃあ土曜日の配達の仕事が終わったら寄ります!』
『今度は俺にも反撃させてください!』
うーん。
これはもしかして、こっち側に引き込んでしまったかな?
俺は罪悪感を覚えながらも、これからは週末が楽しくなりそうだなと思った。
(終わり)
『ごめんカネ渡してないままだった』
とLINEを送った。
すぐ引き返してきてくれるのかなと思っていた。
ところが。
『おカネはいいですよーぶっちゃけすごく気持ちよかったので汗』
『それより「触らせて」って言ってたのに手だけじゃなくて道具も使ってましたよね? ずるいです笑』
『あ、そうだ。服返しにいくのはいつなら迷惑じゃないですか?』
怒涛のメッセージ。
俺は、
『平日の夜か、土日ならいつでも』
と返した。
服は本当に捨ててもらってもいいのだが、どうやら返却の意志が堅いようだ。
すると……。
『じゃあ土曜日の配達の仕事が終わったら寄ります!』
『今度は俺にも反撃させてください!』
うーん。
これはもしかして、こっち側に引き込んでしまったかな?
俺は罪悪感を覚えながらも、これからは週末が楽しくなりそうだなと思った。
(終わり)
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