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登場人物紹介
しおりを挟む幻魔とは 人間の想像力から生まれた生物、時に神の類のことも示す。近年、幻魔の力が急速に衰え、以下の幻魔の誕生から、生命反応がなくなった。最後に生まれた8人の子供と言うことで、『幻魔最後の8人』と呼ばれている。
矢代加奈・・・中学1年。8人の子供の一人。戦闘民族の血を引く。普段はおとなしいが、挑発されたりすると感情的になる。仲間を大切にし、一人でも負傷すると、攻撃より援護へ駆けつけるほど(かなりの世話好きなので)。後述する近衛由紀は、小学1年からの長い付き合い。彼女にだけ見せる、意外な一面も。好きな食べ物は、鯛の塩焼き(味が濃いもの)。トランプや人狼など、心理戦のゲームが好き。鬼ごっこ以外の、動く遊びは好まない。不器用で、折り紙や工作をすると必ず笑われる。
近衛由紀・・・中1。8人のうちの一人。炎を操る魔剣士の子供。運動神経がとてもよく、これまで12以上のスポーツ関連の習い事をしている(現在は、部活とともに剣道を習っている)。冷静で、大人げない。本気になれば、誰だろうと容赦しない。粘り強く、決めたことは、必ずやり遂げる。おまけに夢中になると気持ちが上がり、周りの声が聞こえなくなる。ただ、我慢しがちなため、自分の苦しさを伝えられない。好きな遊びは、石けり(よく加奈とこれで遊んでいる)。好きな食べ物は石焼き芋とポトフ。
谷川春・・・前述二人と同。5組学級委員。8人の一人。エリート級の体質付き吸血鬼。本来の吸血鬼とはずいぶん違い、人や獣の血肉を好まない。そのため、体調不良になることも多い。吸血ではなく呪術や魔術で敵を倒すことをモットーとし、懸命に修行をしている。由紀とは小学5年の時柔道教室で出会い、同志として友達に。春自身は課題が体に合わず、数か月で止めたが、由紀とはずっと交流している。一方、後述の千代とは無二の親友。心に深い傷を負った千代を真っ先に救った(詳しくは次項)。人の心をつかむのが得意。
佐々木千代・・・ 本名・松田千代。両親が教育上の問題で離婚し、小学2年生から母の旧姓を名乗る。その母も4年生に上がる前に、イギリスへ転勤。現在は還暦を超えた祖父母と暮らしている(詳しくは第2章の14話で)。前述のとおり、転校してすぐに春と出会う。その後、彼女の思いを受け取り、『一番の相棒』と互いに言うようになるくらいの仲になる。一番の楽しみはコマで遊ぶこと。都会育ちの千代は、テレビゲームでしか遊んだことが無く、体を使う様な遊びをしたことは少ない。春と友だちになった直後に教えてもらった遊びで、たくさんの思い出がある。地方大会で優勝した。
松ノ殿・・・神の世界からやって来た不思議な人物。天界の中で三番目に偉い。謎が多い。
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