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第五話 次の日
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目が覚めるとヤスさんの顔が横にあり、僕は全裸でヤスさんの腕の中で寝っていた。
「おう、起きたか?」
「おはようございます、ヤスさん」
「あぁ、優。今日も可愛いぞ」
そう言ってヤスさんは僕にキスをする。
昨日、ヤスさんと結婚の約束をしてしまった。
朝までヤスさんと愛し合った。
「優、俺は本気だ。お前の事を愛してる」
「僕もヤスさんの事、愛してます」
「だから、今日もこの部屋に帰ってこい」
「はい、分かりました」
僕はヤスさんと朝から愛し合った。
仕事の時間になった。
僕はヤスさんの部屋から出る。
ヤスさんの大きな腕に僕の腕を絡ませて、引っ付く形で歩く。
そこに謙さんが現れた。
僕とヤスさんの様子を見て、「かぁ~、やっちまったか」と言う。
「はい、優は俺の女になりました」
「仕方ねぇな、次のやつ探すか」
「謙さん、僕…」
「大丈夫だ、いつものことだ。お前は今日から事務職だ」
「えっ、それって…」
「幸せになれよ」
謙さんはそう言って去っていった。
ヤスさんに聞くと、性処理用と採用した男の子達はすぐに現場のおじさんに女にされちまうのだという。
「それじゃあ、僕以外にも?」
「そうだ。優は俺が貰っちまったがな」
寮の部屋から色んな人達が出てくる。
そこには大工の人と僕みたいな男の子を連れた人達がいた。
「おお、ヤス! 優をモノにしたみたいだな」
「はい、俺もやっと恋人できました」
「そうか、幸せにしてやんな」
とヤスさんと大工のおっちゃんが話している。
その横にいた男の子が僕に近づいてきた。
「君が優くん? 早かったね。僕も君と同じように採用されて今はこの人の奥さんになったんだ。今日から事務所で働くんでしょ、一緒に頑張ろうね」
「はい」
と僕は返事をした。
「くそー、優を狙ってたのに、ヤスに取られちまった」
悔しがる人もいた。
「おい、優、もしヤスが嫌になったらいつでも俺の所こいよ。寝とってやるから」
「やめろ。優は俺のだ」
ヤスさんは僕を抱きしめた。
見せつけるように…
「おう、起きたか?」
「おはようございます、ヤスさん」
「あぁ、優。今日も可愛いぞ」
そう言ってヤスさんは僕にキスをする。
昨日、ヤスさんと結婚の約束をしてしまった。
朝までヤスさんと愛し合った。
「優、俺は本気だ。お前の事を愛してる」
「僕もヤスさんの事、愛してます」
「だから、今日もこの部屋に帰ってこい」
「はい、分かりました」
僕はヤスさんと朝から愛し合った。
仕事の時間になった。
僕はヤスさんの部屋から出る。
ヤスさんの大きな腕に僕の腕を絡ませて、引っ付く形で歩く。
そこに謙さんが現れた。
僕とヤスさんの様子を見て、「かぁ~、やっちまったか」と言う。
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「謙さん、僕…」
「大丈夫だ、いつものことだ。お前は今日から事務職だ」
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謙さんはそう言って去っていった。
ヤスさんに聞くと、性処理用と採用した男の子達はすぐに現場のおじさんに女にされちまうのだという。
「それじゃあ、僕以外にも?」
「そうだ。優は俺が貰っちまったがな」
寮の部屋から色んな人達が出てくる。
そこには大工の人と僕みたいな男の子を連れた人達がいた。
「おお、ヤス! 優をモノにしたみたいだな」
「はい、俺もやっと恋人できました」
「そうか、幸せにしてやんな」
とヤスさんと大工のおっちゃんが話している。
その横にいた男の子が僕に近づいてきた。
「君が優くん? 早かったね。僕も君と同じように採用されて今はこの人の奥さんになったんだ。今日から事務所で働くんでしょ、一緒に頑張ろうね」
「はい」
と僕は返事をした。
「くそー、優を狙ってたのに、ヤスに取られちまった」
悔しがる人もいた。
「おい、優、もしヤスが嫌になったらいつでも俺の所こいよ。寝とってやるから」
「やめろ。優は俺のだ」
ヤスさんは僕を抱きしめた。
見せつけるように…
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