27 / 115
第一部 そのモフモフは無自覚に世界を救う?
27 くちばし攻撃しました
しおりを挟むあれから十年後……。
薬師になったセラスは久々に社交界へ出席していた。
実年齢は34歳になったが、見た目は16歳のままだ。やはり肉体が若いと知識の吸収がはやい。既に学園に入学できる規定の年齢基準を越えていたので見習いとして薬師庵で働き、独学で十年かけて薬師の資格を得た。次は医師免許を取得しようと、人脈作りのためパーティーに出席していた。
今宵の宴は医師会の面々が連なる、厳かな夜会だった。各方面の学者も揃っている。セラスは医師の妻が一ヶ所に集うテーブルに挨拶に向かった。
「おい! そこの白銀の君!」
しかし呼び止められ肩を掴まれた。
不躾な態度にぎろりと背後を向くと、かつての婚約者、ハンスがいた。
「……す、すまない。睨まないでくれ」
十年ぶりに見たハンスは白髪まじりの壮年になっていた。騎士としてもそろそろ現役を退いて役職に就く年齢だ。実はハンスはこの数年、執務室にこもって書類に埋もれていた。腹はまだ出ていないが、少しふっくらとしていた。
「君はかつての私の初恋の女性にそっくりで……思わず呼び止めてしまったんだ」
出会った当初と同じ言葉をかけてきたハンスに、セラスは呆れた。おまけに元婚約者であるこちらに気付いてなさそうだ。ならここは他人のふりをしようと、セラスはハンスを拒絶するように距離をとった。
「そうなのですね。それでオジサマ、わたくしに何かご用でしょうか?」
「…………お、おじさま?」
「あら、ごめんなさい。目上の殿方は紳士様とお呼びするのが社交界のマナーですけれど、先程のお声掛けは紳士とはかけ離れたものでしたので」
「……わ、悪かった。謝るよ。あと、よかったらバルコニーで一杯やらないか? 君はどんな酒を好むんだい?」
了承を得る前に当然のようにセラスを連れていこうとするハンスの肩を、ある青年が掴んだ。
「ロッセン卿、私のパートナーに触れないでくれ」
現れたのはハンスと同じ騎士だったセシル・ロト。現在は家督を継き男爵となっている。そしてセラスと同じくエルフの血を引いている。
「ロト男爵。私が先にこの女性に声をかけたんだ。邪魔はしないでくれ」
「邪魔者は貴方でしょう。彼女は私の婚約者なのだから」
「…………え」
現在のハンスは騎士爵で、セシルは既に当主となった男爵だ。社交界では騎士と貴族の差は大きい。このような公の場で身分を蔑ろにすれば、不利になるのはハンスだ。
「……っ、美しい白銀の君。例え婚約者がいようとも、私は君を諦めないよ。また会えると信じている」
セラスの手を取って口付けしようとしたハンスの手を、セシルがペシっと払った。
そしてセラスの肩を抱いてバルコニーに踵を返した。
「……油断していたよ。ロッセン卿は1年前に離縁していたのを忘れていた」
「あらそうなのですか?」
そういえばセシルは先程ハンスを婿入りした子爵家の家名ではなく、旧姓のロッセンと呼んでいた。公の場ではっきりと。ハンスもそれを否定しなかった。貴族の離縁は社交界では面白おかしく噂にされることが多い。しかし勉学と仕事に明け暮れていたセラスには初耳だった。
「……クク、彼は君と婚約を解消してまで婿入りしたが、ローズ子爵は二十代中頃に差し掛かる頃には若い燕に乗り換えて愛人と子を設けた。今やその子が後継ぎさ」
「……では婿はもう必要ないと離縁されたのですか?」
「だろうね。子が当主の血を引いていれば、後継ぎとしてなんの問題もないからね」
セラスは24歳でハンスに婚約を解消された。
そのハンスは、妻のローズに若い男に乗り換えられた。妻が二十代中頃の時ということで、十代の時と比べれば老けた妻にハンスの愛が冷めた可能性もあるが、若い男に乗り換えられるのはハンスも堪えただろう。セラスも見た目年齢は変えられるが、実年齢は変えられない。見た目だけじゃなく年齢で婚約解消された直後は確かに堪えた。
「なんだか二人とも似てるわねぇ。そんなに若い子がいいのかしら……」
「そういう趣味なんでしょ。それより、これからは社交界では実年齢の姿で出席してよ。またあの馬鹿がきたらと、気が気じゃない」
「あら、よろしいの? 十歳も年上のわたくしを婚約者にできたのは、同じくエルフの血を引くことも考慮されたからなのですよ?」
「世間的にはね……学業もあるし、若い肉体が便利なのは私も同じだから解るよ。でも私は、今の君が好きだなぁ」
「ふふ。セシルってちょっとマザコンだものね」
「それは関係ないでしょう? ……でも、幼少期に母が他界したから、確かに愛情不足なのかもしれない」
そう言ってセシルはセラスの括れた腰に指を這わせた。腰骨をなぞられ、セラスは「うっ」と頬を染めた。
「っ、でも中身は狼ね」
「セラスの中身はまだ少女だよね」
「仕方ないじゃない。エルフは元々は独身主義で純潔主義者が殆どなのよ。子孫を遺す時しか、性行為はしないのよ」
そのエルフの血を引いていることを理由にハンスと婚約していた時は結婚するまではとハンスに体を許さなかった。だがセシルと婚約してみて解った。
独身主義だの純潔主義だの、言い訳に過ぎなかった。相性も関係していたのかもしれない。
セラスは見た目は十代のまま十年を過ごしたが、やはり心は若いままではいられない。精神年齢というものは、少しずつ確実に年を重ねていく。
なのにセシルと婚約してからは翻弄されっぱなしだった。まるで少女のように、胸がときめく。彼と一緒にいると、新たな発見がある。見るもの全てが新鮮に感じるのだ。
背中にセシルの柔らかな金髪の巻き毛が押し付けられた。今日は髪を下ろしているので、背中が開いたドレスを着ているのだが、その擽ったいような程よく気持ちいいセシルの髪の感触にセラスはどぎまぎしていた。
「っ、グリグリしないでぇ~」
「ドキドキしてる? 背後にいてもセラスの鼓動が伝わってくるよ」
お腹に腕がまわってきて心臓は更に早鐘を打つ。
「わ、わたくし達なら子作りはいつでも出来るから、そんなにはやまらないでっ」
「そうだね。いつでも出来るからね。言い換えれば80歳になっても君を抱けるからね」
「っ、っ」
その日、セラスはセシルにお持ち帰りされて最後までされてしまった。翌朝には「結婚!結婚!早く籍を入れよう!」と枕をシーツにバシバシと埃を立てる子供のようなセシルにセラスは呆れたのだった。
薬師になったセラスは久々に社交界へ出席していた。
実年齢は34歳になったが、見た目は16歳のままだ。やはり肉体が若いと知識の吸収がはやい。既に学園に入学できる規定の年齢基準を越えていたので見習いとして薬師庵で働き、独学で十年かけて薬師の資格を得た。次は医師免許を取得しようと、人脈作りのためパーティーに出席していた。
今宵の宴は医師会の面々が連なる、厳かな夜会だった。各方面の学者も揃っている。セラスは医師の妻が一ヶ所に集うテーブルに挨拶に向かった。
「おい! そこの白銀の君!」
しかし呼び止められ肩を掴まれた。
不躾な態度にぎろりと背後を向くと、かつての婚約者、ハンスがいた。
「……す、すまない。睨まないでくれ」
十年ぶりに見たハンスは白髪まじりの壮年になっていた。騎士としてもそろそろ現役を退いて役職に就く年齢だ。実はハンスはこの数年、執務室にこもって書類に埋もれていた。腹はまだ出ていないが、少しふっくらとしていた。
「君はかつての私の初恋の女性にそっくりで……思わず呼び止めてしまったんだ」
出会った当初と同じ言葉をかけてきたハンスに、セラスは呆れた。おまけに元婚約者であるこちらに気付いてなさそうだ。ならここは他人のふりをしようと、セラスはハンスを拒絶するように距離をとった。
「そうなのですね。それでオジサマ、わたくしに何かご用でしょうか?」
「…………お、おじさま?」
「あら、ごめんなさい。目上の殿方は紳士様とお呼びするのが社交界のマナーですけれど、先程のお声掛けは紳士とはかけ離れたものでしたので」
「……わ、悪かった。謝るよ。あと、よかったらバルコニーで一杯やらないか? 君はどんな酒を好むんだい?」
了承を得る前に当然のようにセラスを連れていこうとするハンスの肩を、ある青年が掴んだ。
「ロッセン卿、私のパートナーに触れないでくれ」
現れたのはハンスと同じ騎士だったセシル・ロト。現在は家督を継き男爵となっている。そしてセラスと同じくエルフの血を引いている。
「ロト男爵。私が先にこの女性に声をかけたんだ。邪魔はしないでくれ」
「邪魔者は貴方でしょう。彼女は私の婚約者なのだから」
「…………え」
現在のハンスは騎士爵で、セシルは既に当主となった男爵だ。社交界では騎士と貴族の差は大きい。このような公の場で身分を蔑ろにすれば、不利になるのはハンスだ。
「……っ、美しい白銀の君。例え婚約者がいようとも、私は君を諦めないよ。また会えると信じている」
セラスの手を取って口付けしようとしたハンスの手を、セシルがペシっと払った。
そしてセラスの肩を抱いてバルコニーに踵を返した。
「……油断していたよ。ロッセン卿は1年前に離縁していたのを忘れていた」
「あらそうなのですか?」
そういえばセシルは先程ハンスを婿入りした子爵家の家名ではなく、旧姓のロッセンと呼んでいた。公の場ではっきりと。ハンスもそれを否定しなかった。貴族の離縁は社交界では面白おかしく噂にされることが多い。しかし勉学と仕事に明け暮れていたセラスには初耳だった。
「……クク、彼は君と婚約を解消してまで婿入りしたが、ローズ子爵は二十代中頃に差し掛かる頃には若い燕に乗り換えて愛人と子を設けた。今やその子が後継ぎさ」
「……では婿はもう必要ないと離縁されたのですか?」
「だろうね。子が当主の血を引いていれば、後継ぎとしてなんの問題もないからね」
セラスは24歳でハンスに婚約を解消された。
そのハンスは、妻のローズに若い男に乗り換えられた。妻が二十代中頃の時ということで、十代の時と比べれば老けた妻にハンスの愛が冷めた可能性もあるが、若い男に乗り換えられるのはハンスも堪えただろう。セラスも見た目年齢は変えられるが、実年齢は変えられない。見た目だけじゃなく年齢で婚約解消された直後は確かに堪えた。
「なんだか二人とも似てるわねぇ。そんなに若い子がいいのかしら……」
「そういう趣味なんでしょ。それより、これからは社交界では実年齢の姿で出席してよ。またあの馬鹿がきたらと、気が気じゃない」
「あら、よろしいの? 十歳も年上のわたくしを婚約者にできたのは、同じくエルフの血を引くことも考慮されたからなのですよ?」
「世間的にはね……学業もあるし、若い肉体が便利なのは私も同じだから解るよ。でも私は、今の君が好きだなぁ」
「ふふ。セシルってちょっとマザコンだものね」
「それは関係ないでしょう? ……でも、幼少期に母が他界したから、確かに愛情不足なのかもしれない」
そう言ってセシルはセラスの括れた腰に指を這わせた。腰骨をなぞられ、セラスは「うっ」と頬を染めた。
「っ、でも中身は狼ね」
「セラスの中身はまだ少女だよね」
「仕方ないじゃない。エルフは元々は独身主義で純潔主義者が殆どなのよ。子孫を遺す時しか、性行為はしないのよ」
そのエルフの血を引いていることを理由にハンスと婚約していた時は結婚するまではとハンスに体を許さなかった。だがセシルと婚約してみて解った。
独身主義だの純潔主義だの、言い訳に過ぎなかった。相性も関係していたのかもしれない。
セラスは見た目は十代のまま十年を過ごしたが、やはり心は若いままではいられない。精神年齢というものは、少しずつ確実に年を重ねていく。
なのにセシルと婚約してからは翻弄されっぱなしだった。まるで少女のように、胸がときめく。彼と一緒にいると、新たな発見がある。見るもの全てが新鮮に感じるのだ。
背中にセシルの柔らかな金髪の巻き毛が押し付けられた。今日は髪を下ろしているので、背中が開いたドレスを着ているのだが、その擽ったいような程よく気持ちいいセシルの髪の感触にセラスはどぎまぎしていた。
「っ、グリグリしないでぇ~」
「ドキドキしてる? 背後にいてもセラスの鼓動が伝わってくるよ」
お腹に腕がまわってきて心臓は更に早鐘を打つ。
「わ、わたくし達なら子作りはいつでも出来るから、そんなにはやまらないでっ」
「そうだね。いつでも出来るからね。言い換えれば80歳になっても君を抱けるからね」
「っ、っ」
その日、セラスはセシルにお持ち帰りされて最後までされてしまった。翌朝には「結婚!結婚!早く籍を入れよう!」と枕をシーツにバシバシと埃を立てる子供のようなセシルにセラスは呆れたのだった。
15
お気に入りに追加
2,616
あなたにおすすめの小説

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
【完結】追放された生活錬金術師は好きなようにブランド運営します!
加藤伊織
ファンタジー
(全151話予定)世界からは魔法が消えていっており、錬金術師も賢者の石や金を作ることは不可能になっている。そんな中で、生活に必要な細々とした物を作る生活錬金術は「小さな錬金術」と呼ばれていた。
カモミールは師であるロクサーヌから勧められて「小さな錬金術」の道を歩み、ロクサーヌと共に化粧品のブランドを立ち上げて成功していた。しかし、ロクサーヌの突然の死により、その息子で兄弟子であるガストンから住み込んで働いていた家を追い出される。
落ち込みはしたが幼馴染みのヴァージルや友人のタマラに励まされ、独立して工房を持つことにしたカモミールだったが、師と共に運営してきたブランドは名義がガストンに引き継がれており、全て一から出直しという状況に。
そんな中、格安で見つけた恐ろしく古い工房を買い取ることができ、カモミールはその工房で新たなスタートを切ることにした。
器具付き・格安・ただし狭くてボロい……そんな訳あり物件だったが、更におまけが付いていた。据えられた錬金釜が1000年の時を経て精霊となり、人の姿を取ってカモミールの前に現れたのだ。
失われた栄光の過去を懐かしみ、賢者の石やホムンクルスの作成に挑ませようとする錬金釜の精霊・テオ。それに対して全く興味が無い日常指向のカモミール。
過保護な幼馴染みも隣に引っ越してきて、予想外に騒がしい日常が彼女を待っていた。
これは、ポーションも作れないし冒険もしない、ささやかな錬金術師の物語である。
彼女は化粧品や石けんを作り、「ささやかな小市民」でいたつもりなのだが、品質の良い化粧品を作る彼女を周囲が放っておく訳はなく――。
毎日15:10に1話ずつ更新です。
この作品は小説家になろう様・カクヨム様・ノベルアッププラス様にも掲載しています。

異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。

目覚めれば異世界!ところ変われば!
秋吉美寿
ファンタジー
体育会系、武闘派女子高生の美羽は空手、柔道、弓道の有段者!女子からは頼られ男子たちからは男扱い!そんなたくましくもちょっぴり残念な彼女もじつはキラキラふわふわなお姫様に憧れる隠れ乙女だった。
ある日体調不良から歩道橋の階段を上から下までまっさかさま!
目覚めると自分はふわふわキラキラな憧れのお姫様…なにこれ!なんて素敵な夢かしら!と思っていたが何やらどうも夢ではないようで…。
公爵家の一人娘ルミアーナそれが目覚めた異なる世界でのもう一人の自分。
命を狙われてたり鬼将軍に恋をしたり、王太子に襲われそうになったり、この世界でもやっぱり大人しくなんてしてられそうにありません。
身体を鍛えて自分の身は自分で守ります!

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

聖女やめます……タダ働きは嫌!友達作ります!冒険者なります!お金稼ぎます!ちゃっかり世界も救います!
さくしゃ
ファンタジー
職業「聖女」としてお勤めに忙殺されるクミ
祈りに始まり、一日中治療、時にはドラゴン討伐……しかし、全てタダ働き!
も……もう嫌だぁ!
半狂乱の最強聖女は冒険者となり、軟禁生活では味わえなかった生活を知りはっちゃける!
時には、不労所得、冒険者業、アルバイトで稼ぐ!
大金持ちにもなっていき、世界も救いまーす。
色んなキャラ出しまくりぃ!
カクヨムでも掲載チュッ
⚠︎この物語は全てフィクションです。
⚠︎現実では絶対にマネはしないでください!

【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する
影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。
※残酷な描写は予告なく出てきます。
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。
※106話完結。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる