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「いつもどうも……うぷっ」
木製のドアを開けた途端、顔面に何かがぶつかった。距離が近すぎて焦点が合わなかったが、よくよく見れば真っ赤なバラの花だ。しかも山のように大きな花束になっている。バラ山だ。
「あ、ごめん。近すぎた」
バラ山の向こうから男性の声。聞き覚えのあるその声に、顔を上げて山の向こうを見つめる。灰まじりの綺麗な瞳と視線が合った。
「――え? 綾太さん!?」
「久しぶり。元気だった?」
綾太さんはやはり今日も仕事だったのか、いつものように高そうなスーツを見事に着こなしている。その状態で真っ赤なバラの花束なんか持っているから、映画のワンシーンのような雰囲気があった。とてもロマンティックだ。背景が染みだらけのぼろ壁なのが本当に悔やまれる。
「えっ、ちょっ、どう……」
「立ち話もなんだから、とりあえず部屋に入れて」
「あ、うん。どうぞ」
有無を言わせぬ流れで部屋に入れることになってしまった。狭すぎる玄関スペースでスリッパを脱ぐと、すぐそこが六畳一間だ。天井には紐でひっぱるタイプの照明が付いているのだが、彼は背が高いせいかその紐が肩にぶつかっていた。何だかごめんなさい。
「あの……」
今日はどんな用件で来たの。わざわざ仕事帰りに寄るぐらいだから、急な用事なんだよね。その前に、手に持ったバラ山は何?
訊きたいことはたくさんあるのに、自分から問うのは図々しい気がして何も言えない。綾太さんもしばらく黙って私を見ていたが、ふうっと一つ深呼吸をしてから言った。
「今日ここに来たのは、大切な事を伝えるためなんだ」
「え……?」
もしかしてお別れを伝えに来たんだろうか。京都への異動が内々に決まったと常務から聞いたのかもしれない。だから花束を持ってきたの?
自分から彼を捨てたくせに、本当の別れを想像したら手が震えた。自分勝手なことだ。なにを言われようと受け止めるしかないのに。
綾太さんは花束を両手に持ち、私に向かって差し出している。そして――
「僕と結婚してほしい」
よく響く声で言い放った。部屋の壁や床にまで染み渡るような声だった。私の耳にもちゃんと届いたが、まだ頭が反応していない。
呆然としたまま訊き返す。
「……え?」
「僕と結婚してください。恩田真梨花さん」
そう言って渡された花束を、ぼやっとした顔のまま受けとった。まだ言われたことが信じられないけど、私が花束を受け取ったのを見て綾太さんは嬉しそうだ。あの顔は演技じゃない。本心から喜んでいるのが伝わってきて、目頭が熱くなる。
「ど、して……。私……あなたに、ひどいこと言ったのに」
バラの山に顔を突っ込んで泣いていると、ハンカチを持った手が横から出てきた。手は私の涙を優しくハンカチで拭いてくれる。
もう片方の手は私の頭の上にのせられ、よしよしと慰めるように撫でていた。
「最初から演技だって分かってたよ。あのときの真梨花は真っ赤な目をしてたから。ああ、無理してるんだなってよく分かった」
「さっ……最初から?」
「最初から。――というより前日の夜からおかしいと思ったんだよな。いつもより大胆だったからさ」
私の努力は何だったんだろう。自分では完璧に演じてるつもりだったのに、前夜から不審に思われてたなんて……無理した意味なくない?
深いため息をつくと風でバラがかすかに揺れた。こんなに大きなバラの花束を用意するのは大変だった事だろう。私へのプロポーズのためにわざわざ買ってくれたのだと分かり、口元が自然とほころぶ。でも嬉しいことばかりじゃない。
「プロポーズしてくれてありがとう。私もあなたと結婚したいと思ってるよ。でも……常務は私たちの結婚を許せないみたいだから」
「ああ、その事なら心配しなくていい。もう邪魔してこないと思う」
綾太さんは自信に満ちた顔で言った。私としても好きな人を信じたい気持ちはあるが、あの常務が簡単に諦めるとは思えない。
「……本当に? きみを異動させるだの、別れないなら綾太君を役員にしないだの色々言ってたよ。役員は私と兄で指名するんだとか何とか」
「もう常務じゃなくなったんだから、指名どころじゃないだろ」
綾太さんはぼそっと呟き、クックッと笑っている。かなり悪そうな笑みだ。
「もしかして何かやった? 常務じゃなくなったってどういう事よ」
「ついでに言うと、雪華と松本も退職したから。松本の方はどこにいるか知らないけど、叔父一家は今ごろ海外じゃないかな」
「えぇっ? 一体なにがあったの?」
「詳しいことは武藤さんが教えてくれると思う。それより今はこれを見てほしい」
千穂先輩まで何らかの悪事に関わっているのか。危ないことをしていたらどうしよう。
私は若干の不安を感じながら、綾太さんがスーツの内ポケットから取り出した紙を見た。一見した感じ、社内の書類ではないようだ。これは恐らく区役所で貰ってきた紙だろう。
他人事のように眺めていたが、書類の左上の文字に目が釘付けになった。
「こっ……これ、婚姻届じゃない!」
「真梨花が安心するかと思って用意した。ほら、もう父の記入も済んでるだろ」
左ページの夫になる人の欄には、綾太さんの字ですべて記入が終わっている。それはまあいいとして、右ページの証人の欄だ。『北条 祥太郎』――これは社長の名前だったはず。筆跡の感じからしてちゃんと本人が書いたようだ。
「本当に反対されてないんだ……」
「反対してるのは叔父ぐらいだったんだよ。今はもう何の障害もない。はい、このペン使っていいよ」
「あ、うん……。ありがとう」
バラ山を預かってもらい、ちゃぶ台で婚姻届を書く。ひどく奇妙な光景だ。真っ赤な半纏を着た女がちゃぶ台で婚姻届を書き、その隣にはバラの花束を抱えた高級スーツのイケメン。アンバランスすぎる。
「証人欄の片方は真梨花のお母さんに書いてもらおう。あとは戸籍謄本を用意して……。良かった。書いてもらえた……」
記入が終わった妻になる人の欄を見た綾太さんが、安堵した様子でつぶやいた。
「書かないかもって思ってたの?」
「真梨花は僕と別れるとき、他の男を探すと言ってただろ。あれが本気だったらどうしようかと思ってた」
「不安にさせてごめんね……。あれは嘘だったの。私が結婚したいと思えるひとは綾太さんだけだよ」
綾太さんは花束をちゃぶ台に置くと、私をぎゅっと強く抱きしめた。本当に心配させていたのだ。私も彼に応えるように背中に腕を回す。
しばらく抱き合ったあと、彼は私の耳元で困ったなと囁いた。
「困ったって……なにが?」
「この部屋のベッドは狭すぎる。ここじゃ真梨花を抱けそうにない」
「だっ……!」
茹でダコ状態の私から、綾太さんが半纏をはぎ取った。覚えのある展開だ。
「引越しは後日するとして、とりあえず今日は僕のマンションへ帰ろう。ほら、手を上げて」
「だから、私はひとりで着替えられる!」
そうして私は流れのままに着替えることになり、生活必需品をショルダーバッグに詰め込んだ。そのバッグは綾太さんが持ってくれて、私はバラの花束を抱えて彼と一緒にマンションへ戻ったのだった。
木製のドアを開けた途端、顔面に何かがぶつかった。距離が近すぎて焦点が合わなかったが、よくよく見れば真っ赤なバラの花だ。しかも山のように大きな花束になっている。バラ山だ。
「あ、ごめん。近すぎた」
バラ山の向こうから男性の声。聞き覚えのあるその声に、顔を上げて山の向こうを見つめる。灰まじりの綺麗な瞳と視線が合った。
「――え? 綾太さん!?」
「久しぶり。元気だった?」
綾太さんはやはり今日も仕事だったのか、いつものように高そうなスーツを見事に着こなしている。その状態で真っ赤なバラの花束なんか持っているから、映画のワンシーンのような雰囲気があった。とてもロマンティックだ。背景が染みだらけのぼろ壁なのが本当に悔やまれる。
「えっ、ちょっ、どう……」
「立ち話もなんだから、とりあえず部屋に入れて」
「あ、うん。どうぞ」
有無を言わせぬ流れで部屋に入れることになってしまった。狭すぎる玄関スペースでスリッパを脱ぐと、すぐそこが六畳一間だ。天井には紐でひっぱるタイプの照明が付いているのだが、彼は背が高いせいかその紐が肩にぶつかっていた。何だかごめんなさい。
「あの……」
今日はどんな用件で来たの。わざわざ仕事帰りに寄るぐらいだから、急な用事なんだよね。その前に、手に持ったバラ山は何?
訊きたいことはたくさんあるのに、自分から問うのは図々しい気がして何も言えない。綾太さんもしばらく黙って私を見ていたが、ふうっと一つ深呼吸をしてから言った。
「今日ここに来たのは、大切な事を伝えるためなんだ」
「え……?」
もしかしてお別れを伝えに来たんだろうか。京都への異動が内々に決まったと常務から聞いたのかもしれない。だから花束を持ってきたの?
自分から彼を捨てたくせに、本当の別れを想像したら手が震えた。自分勝手なことだ。なにを言われようと受け止めるしかないのに。
綾太さんは花束を両手に持ち、私に向かって差し出している。そして――
「僕と結婚してほしい」
よく響く声で言い放った。部屋の壁や床にまで染み渡るような声だった。私の耳にもちゃんと届いたが、まだ頭が反応していない。
呆然としたまま訊き返す。
「……え?」
「僕と結婚してください。恩田真梨花さん」
そう言って渡された花束を、ぼやっとした顔のまま受けとった。まだ言われたことが信じられないけど、私が花束を受け取ったのを見て綾太さんは嬉しそうだ。あの顔は演技じゃない。本心から喜んでいるのが伝わってきて、目頭が熱くなる。
「ど、して……。私……あなたに、ひどいこと言ったのに」
バラの山に顔を突っ込んで泣いていると、ハンカチを持った手が横から出てきた。手は私の涙を優しくハンカチで拭いてくれる。
もう片方の手は私の頭の上にのせられ、よしよしと慰めるように撫でていた。
「最初から演技だって分かってたよ。あのときの真梨花は真っ赤な目をしてたから。ああ、無理してるんだなってよく分かった」
「さっ……最初から?」
「最初から。――というより前日の夜からおかしいと思ったんだよな。いつもより大胆だったからさ」
私の努力は何だったんだろう。自分では完璧に演じてるつもりだったのに、前夜から不審に思われてたなんて……無理した意味なくない?
深いため息をつくと風でバラがかすかに揺れた。こんなに大きなバラの花束を用意するのは大変だった事だろう。私へのプロポーズのためにわざわざ買ってくれたのだと分かり、口元が自然とほころぶ。でも嬉しいことばかりじゃない。
「プロポーズしてくれてありがとう。私もあなたと結婚したいと思ってるよ。でも……常務は私たちの結婚を許せないみたいだから」
「ああ、その事なら心配しなくていい。もう邪魔してこないと思う」
綾太さんは自信に満ちた顔で言った。私としても好きな人を信じたい気持ちはあるが、あの常務が簡単に諦めるとは思えない。
「……本当に? きみを異動させるだの、別れないなら綾太君を役員にしないだの色々言ってたよ。役員は私と兄で指名するんだとか何とか」
「もう常務じゃなくなったんだから、指名どころじゃないだろ」
綾太さんはぼそっと呟き、クックッと笑っている。かなり悪そうな笑みだ。
「もしかして何かやった? 常務じゃなくなったってどういう事よ」
「ついでに言うと、雪華と松本も退職したから。松本の方はどこにいるか知らないけど、叔父一家は今ごろ海外じゃないかな」
「えぇっ? 一体なにがあったの?」
「詳しいことは武藤さんが教えてくれると思う。それより今はこれを見てほしい」
千穂先輩まで何らかの悪事に関わっているのか。危ないことをしていたらどうしよう。
私は若干の不安を感じながら、綾太さんがスーツの内ポケットから取り出した紙を見た。一見した感じ、社内の書類ではないようだ。これは恐らく区役所で貰ってきた紙だろう。
他人事のように眺めていたが、書類の左上の文字に目が釘付けになった。
「こっ……これ、婚姻届じゃない!」
「真梨花が安心するかと思って用意した。ほら、もう父の記入も済んでるだろ」
左ページの夫になる人の欄には、綾太さんの字ですべて記入が終わっている。それはまあいいとして、右ページの証人の欄だ。『北条 祥太郎』――これは社長の名前だったはず。筆跡の感じからしてちゃんと本人が書いたようだ。
「本当に反対されてないんだ……」
「反対してるのは叔父ぐらいだったんだよ。今はもう何の障害もない。はい、このペン使っていいよ」
「あ、うん……。ありがとう」
バラ山を預かってもらい、ちゃぶ台で婚姻届を書く。ひどく奇妙な光景だ。真っ赤な半纏を着た女がちゃぶ台で婚姻届を書き、その隣にはバラの花束を抱えた高級スーツのイケメン。アンバランスすぎる。
「証人欄の片方は真梨花のお母さんに書いてもらおう。あとは戸籍謄本を用意して……。良かった。書いてもらえた……」
記入が終わった妻になる人の欄を見た綾太さんが、安堵した様子でつぶやいた。
「書かないかもって思ってたの?」
「真梨花は僕と別れるとき、他の男を探すと言ってただろ。あれが本気だったらどうしようかと思ってた」
「不安にさせてごめんね……。あれは嘘だったの。私が結婚したいと思えるひとは綾太さんだけだよ」
綾太さんは花束をちゃぶ台に置くと、私をぎゅっと強く抱きしめた。本当に心配させていたのだ。私も彼に応えるように背中に腕を回す。
しばらく抱き合ったあと、彼は私の耳元で困ったなと囁いた。
「困ったって……なにが?」
「この部屋のベッドは狭すぎる。ここじゃ真梨花を抱けそうにない」
「だっ……!」
茹でダコ状態の私から、綾太さんが半纏をはぎ取った。覚えのある展開だ。
「引越しは後日するとして、とりあえず今日は僕のマンションへ帰ろう。ほら、手を上げて」
「だから、私はひとりで着替えられる!」
そうして私は流れのままに着替えることになり、生活必需品をショルダーバッグに詰め込んだ。そのバッグは綾太さんが持ってくれて、私はバラの花束を抱えて彼と一緒にマンションへ戻ったのだった。
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