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077 翌日
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コンコンコン、コンコンコン、コンコンコン。
うるさいなぁ。
コンコンコン、コンコンコン。
・・・・・・。
コンコンコン、コンコンコン。
あーもう、何だよ、時計を見るとお昼を過ぎていた、昨日社長とリルとで飲んでいて寝たのは7時過ぎていたからな、事務所にプリフォーが来るのは15時だしもう少し寝たいんだけど・・。
コンコンコン、コンコンコン。
・・・・・・。
コンコン、コン・・・・ガチャガチャガチャ。
あー分かった分かった出ます出ます!
俺は眠い目をこすりながら立ち上がりノブに手をかけドアを開ける、目の前にはすらっとした足の長さが際立つ身長170㎝ちょいのポニーテール頭、解くと腰までありそうな長い髪の美少女が立っていた。
「あれっ、集合時間は15時だろ? 来るの早くないか?」
「うん、昨日バタバタしていてあまり話せなかったから早く来た、それに聞きたい事あるし」
ほら座れよ、リアに座布団を渡し俺は布団の上に座り込む。
「ひょっとしてお兄ちゃん、さっきまで寝ていたの?」
「まぁな、昨日朝まで社長とリルとで飲んでた」
正直もう少し眠りたい。
「昨日キララちゃんがニイニイって言ってたよね? あれどういう事?」
「だから昨日言ったろ? あいつが勝手にそう呼んでいるんだよ、昔臣が還流お兄ちゃんって呼んでいたから類は兄貴、キララはニイニイって呼んいるだけだよ」
「ふ~ん、それに関してはわかった、じゃあこの前の続きしよ♡」
「は? この前の続きって何だっけ?」
「一緒に寝るの!」
「はぁ? 何故そうなる?」
「布団敷いてあるし良いじゃない」
「全然良くない!」
俺の言葉を無視して伊莉愛は四つん這いでゆっくり近づいてくる。
ゴンゴンゴン! ノックする音がするとガチャリとドアが開く音が聞こえる、それと同時に俺も伊莉愛もつい正座してしまう。
「還流さん入るよ」
「失礼します!」
彗夏と心が部屋に入ってくる、俺と伊莉愛を見て二人の眼の色が変わる。
「何してるんですか!」×2
「何もしてない!」
速攻で否定するが二人して布団の上に座っていることに疑惑の目を向ける。
昨日朝方まで事務所で飲んでいた事、つい先ほど伊莉愛が来たと説明するが納得する気配がない、一先ず布団を片付けてお茶を出す。
彗夏と心はお茶をグビグビと一気に飲み干し湯のみをテーブルにガン! っと音を鳴らして置くと永遠に忘れておいて欲しかったことを突っ込んでくる。
「で、一昨日言ってたお兄ちゃんってどういうことですか?」
これには深い理由があってだな、一から説明しようとする前に今度は心が突っ込んでくる。
「還流さんってそういう趣味があったんだ、私もそう呼んであげましょうか? お・に・い・ちゃ・ん♡」
「だー! 辞めろっ、だから誤解だって!」
「誤解も六回もありませんよ! 純粋な伊莉愛さんが何でも言う事聞くと思ってお兄ちゃんって呼ばせて喜んでいたんでしょう?」
「んなわけあるか! 伊莉愛、お前からも何か言ってやってくれ」
助けを求めるがそっぽ向いて口を閉ざしたままだ。
「リア、頼むからお前からも何とか言ってやってくれ」
リアと呼んだのが良かったのか今度はわかったと頷き心と彗夏に何故自分がお兄ちゃんと呼んでいるのかを伝える、昔からお兄ちゃんが欲しかった事、辛い時や悩んでいる時にお兄ちゃんが居たら相談したかった事、ファッションショーで失敗して落ち込んでいた時に俺に励まされてついお兄ちゃんと呼んでから今に至っている事、リア、お兄ちゃんと呼び合っている事を説明する。
「二人だけの呼び名って何だかいやらしくないですか? だったら私も二人の時は彗ちゃんって呼んでもらおうかな~」
「それなら私はココちゃんって呼んでもらおうかな、良いよねお兄ちゃん!」
「お前たちマジでいい加減にしろよ」
「何がマジでいい加減にしろですか、リア、お兄ちゃん、なんて呼び合っていたくせに」
「そうですよ、伊莉愛さんだけ特別扱いしないでください」
「だ~から今さっき伊莉愛から説明あっただろ、頼むから勘弁してくれ」
「いーや勘弁できません!」×2
二人が睨み付けるが伊莉愛が間に入ってくれた。
「彗夏も心ちゃんもお兄ちゃんと呼ぶのはダメ! お兄ちゃんはリアだけのお兄ちゃんなの!」
「別にお兄ちゃんって呼ぶつもりは無いよ」
「私もからかっただけですので安心してください」
「本当だよ、約束だからね!」
伊莉愛が喜ぶ中、心と彗夏が『兄妹だったら恋愛に進展することないし良しとしよう』みたいなことを話しているが伊莉愛の好きなライトノベルで兄妹が恋愛する作品があるとか何とか言ってた様な気がしたが・・・・それは黙っておくとしよう。
ガチャガチャ、ノックも無しにドアが開けられる。
「あれっ? 皆居たんだ」
「皆居たんだじゃない、ドアを開ける時はノックしろと言っているだろ?」
「それより社長が早く事務所に来いって言っているよ」
臣の言葉で時計を見るとすでに15時になっていた、心、彗夏、伊莉愛も時間を忘れていたようで慌てている、事務所に行く前に四人が揃っているので一言。
「お前達、昨日のパフォーマンス最高だったぞ」
満面の笑みを浮かべる4人と一緒に一階の事務所へ向かった。
うるさいなぁ。
コンコンコン、コンコンコン。
・・・・・・。
コンコンコン、コンコンコン。
あーもう、何だよ、時計を見るとお昼を過ぎていた、昨日社長とリルとで飲んでいて寝たのは7時過ぎていたからな、事務所にプリフォーが来るのは15時だしもう少し寝たいんだけど・・。
コンコンコン、コンコンコン。
・・・・・・。
コンコン、コン・・・・ガチャガチャガチャ。
あー分かった分かった出ます出ます!
俺は眠い目をこすりながら立ち上がりノブに手をかけドアを開ける、目の前にはすらっとした足の長さが際立つ身長170㎝ちょいのポニーテール頭、解くと腰までありそうな長い髪の美少女が立っていた。
「あれっ、集合時間は15時だろ? 来るの早くないか?」
「うん、昨日バタバタしていてあまり話せなかったから早く来た、それに聞きたい事あるし」
ほら座れよ、リアに座布団を渡し俺は布団の上に座り込む。
「ひょっとしてお兄ちゃん、さっきまで寝ていたの?」
「まぁな、昨日朝まで社長とリルとで飲んでた」
正直もう少し眠りたい。
「昨日キララちゃんがニイニイって言ってたよね? あれどういう事?」
「だから昨日言ったろ? あいつが勝手にそう呼んでいるんだよ、昔臣が還流お兄ちゃんって呼んでいたから類は兄貴、キララはニイニイって呼んいるだけだよ」
「ふ~ん、それに関してはわかった、じゃあこの前の続きしよ♡」
「は? この前の続きって何だっけ?」
「一緒に寝るの!」
「はぁ? 何故そうなる?」
「布団敷いてあるし良いじゃない」
「全然良くない!」
俺の言葉を無視して伊莉愛は四つん這いでゆっくり近づいてくる。
ゴンゴンゴン! ノックする音がするとガチャリとドアが開く音が聞こえる、それと同時に俺も伊莉愛もつい正座してしまう。
「還流さん入るよ」
「失礼します!」
彗夏と心が部屋に入ってくる、俺と伊莉愛を見て二人の眼の色が変わる。
「何してるんですか!」×2
「何もしてない!」
速攻で否定するが二人して布団の上に座っていることに疑惑の目を向ける。
昨日朝方まで事務所で飲んでいた事、つい先ほど伊莉愛が来たと説明するが納得する気配がない、一先ず布団を片付けてお茶を出す。
彗夏と心はお茶をグビグビと一気に飲み干し湯のみをテーブルにガン! っと音を鳴らして置くと永遠に忘れておいて欲しかったことを突っ込んでくる。
「で、一昨日言ってたお兄ちゃんってどういうことですか?」
これには深い理由があってだな、一から説明しようとする前に今度は心が突っ込んでくる。
「還流さんってそういう趣味があったんだ、私もそう呼んであげましょうか? お・に・い・ちゃ・ん♡」
「だー! 辞めろっ、だから誤解だって!」
「誤解も六回もありませんよ! 純粋な伊莉愛さんが何でも言う事聞くと思ってお兄ちゃんって呼ばせて喜んでいたんでしょう?」
「んなわけあるか! 伊莉愛、お前からも何か言ってやってくれ」
助けを求めるがそっぽ向いて口を閉ざしたままだ。
「リア、頼むからお前からも何とか言ってやってくれ」
リアと呼んだのが良かったのか今度はわかったと頷き心と彗夏に何故自分がお兄ちゃんと呼んでいるのかを伝える、昔からお兄ちゃんが欲しかった事、辛い時や悩んでいる時にお兄ちゃんが居たら相談したかった事、ファッションショーで失敗して落ち込んでいた時に俺に励まされてついお兄ちゃんと呼んでから今に至っている事、リア、お兄ちゃんと呼び合っている事を説明する。
「二人だけの呼び名って何だかいやらしくないですか? だったら私も二人の時は彗ちゃんって呼んでもらおうかな~」
「それなら私はココちゃんって呼んでもらおうかな、良いよねお兄ちゃん!」
「お前たちマジでいい加減にしろよ」
「何がマジでいい加減にしろですか、リア、お兄ちゃん、なんて呼び合っていたくせに」
「そうですよ、伊莉愛さんだけ特別扱いしないでください」
「だ~から今さっき伊莉愛から説明あっただろ、頼むから勘弁してくれ」
「いーや勘弁できません!」×2
二人が睨み付けるが伊莉愛が間に入ってくれた。
「彗夏も心ちゃんもお兄ちゃんと呼ぶのはダメ! お兄ちゃんはリアだけのお兄ちゃんなの!」
「別にお兄ちゃんって呼ぶつもりは無いよ」
「私もからかっただけですので安心してください」
「本当だよ、約束だからね!」
伊莉愛が喜ぶ中、心と彗夏が『兄妹だったら恋愛に進展することないし良しとしよう』みたいなことを話しているが伊莉愛の好きなライトノベルで兄妹が恋愛する作品があるとか何とか言ってた様な気がしたが・・・・それは黙っておくとしよう。
ガチャガチャ、ノックも無しにドアが開けられる。
「あれっ? 皆居たんだ」
「皆居たんだじゃない、ドアを開ける時はノックしろと言っているだろ?」
「それより社長が早く事務所に来いって言っているよ」
臣の言葉で時計を見るとすでに15時になっていた、心、彗夏、伊莉愛も時間を忘れていたようで慌てている、事務所に行く前に四人が揃っているので一言。
「お前達、昨日のパフォーマンス最高だったぞ」
満面の笑みを浮かべる4人と一緒に一階の事務所へ向かった。
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