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058 臣VS肉山バトル再び?
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教えてリル先生のリハーサルも終盤に差し掛かった、俺達見学組やカメラマン、大道具さん、その他スタッフたちも笑いに包まれていた、リルと臣のやり取り、その他生徒たちの掛け合い、当時リル先生を楽しんでみていた視聴者には見せてやりたい内容だよ、また愛宕と竈門がボケるのを臣が突っ込みを入れている、それも笑える、しかし困ったことに先程の休憩中に起こった肉山と争いの第二ラウンドが始まった、が、最初はめちゃくちゃになるんじゃないかと不安だったがそこはリルが上手くカバーをしたのと臣がチビ二人を制御して笑いに変えている、肉山も本気で怒っているのではなくパフォーマンスだとわかる、マジであいつ大人になったな。
伊莉愛は涙しながら爆笑して観ているし心と彗夏も面白がって楽しんでいるのがわかる。
「それではこの辺でリハーサル終了します」
監督の声でリルの授業は終わった、ざわついている中リルに近づきねぎらいの言葉をかける。
「お疲れ様、久しぶりのリル先生大変だったな」
「有難う、こんな感じだけどどうかな?」
「全然良いよ、これ本番でも良かったくらいじゃないか? 臣もお疲れ、久しぶりのリル先生の授業楽しめたか」
「うん、とっても楽しかった~明日の本番が超楽しみだよ」
満面の笑みで幸せそうだ。
「それはそうと君たち、見学だけで大人しくしていろって言ったよね」
チビ達二人は申し訳なさそうな顔をしてはいるが、
「うん、でも臣ちゃんが喋っていい、もっと自分を出せって言ったから」
それを聞いて臣を睨み付けると舌を出して頭をかいている、まったくしょうがないな。
「それよりかえる見て、愛宕ちゃんが持っている環ちゃん、私たちが持っているのと同じ限定生産のやつだよ」
「知ってる、何せ売ったの俺だぜ量産型じゃないのくらい一目見ればわかるよ」
「環ちゃんを持ち歩いている事といい、この元気の良さは昔の臣ちゃんに重ならない?」
「俺もそれ思った、似てるよな? 肉山にかみつく所も」
リルと二人で笑っているとムスッとした顔をした臣が一言。
「私はも~ちょっと大人しかったけどなぁ」
すかさず俺が
「臣はも~ちょっと騒がしかったけどなぁ」
「確かに」
俺の言葉に続いて肉山の一言で皆の笑い声がその場で響いた。
「ちょっと肉山さん迄ひどくない」
「ばーろー当時散々バトッた俺が言うんだ間違いなくお前の方がやかましかったよ」
「んだと~」
笑顔でやり取りしている二人の間にチビ達が入って臣の助太刀とばかりに肉山を睨み付ける。
臣と肉山の掛け合いは昔と違いピリピリした感じではないが二人のちびっこにはわからないようだ。
肉山は口角を上げ、
「まぁ続きは明日の本番でしようぜ」
そういってその場を離れた、なんだかんだあったが臣も笑顔になりクラスのみんなに明日の本番めいっぱい楽しもうと声をかける、当時人気ナンバーワンだった臣は皆からの信頼もあり頼りにされている存在だ、そんな臣の一言は全員を明るくし勇気を与える、ここに類とキララも加わるんだよな、明日の本番が楽しみだ。
伊莉愛は涙しながら爆笑して観ているし心と彗夏も面白がって楽しんでいるのがわかる。
「それではこの辺でリハーサル終了します」
監督の声でリルの授業は終わった、ざわついている中リルに近づきねぎらいの言葉をかける。
「お疲れ様、久しぶりのリル先生大変だったな」
「有難う、こんな感じだけどどうかな?」
「全然良いよ、これ本番でも良かったくらいじゃないか? 臣もお疲れ、久しぶりのリル先生の授業楽しめたか」
「うん、とっても楽しかった~明日の本番が超楽しみだよ」
満面の笑みで幸せそうだ。
「それはそうと君たち、見学だけで大人しくしていろって言ったよね」
チビ達二人は申し訳なさそうな顔をしてはいるが、
「うん、でも臣ちゃんが喋っていい、もっと自分を出せって言ったから」
それを聞いて臣を睨み付けると舌を出して頭をかいている、まったくしょうがないな。
「それよりかえる見て、愛宕ちゃんが持っている環ちゃん、私たちが持っているのと同じ限定生産のやつだよ」
「知ってる、何せ売ったの俺だぜ量産型じゃないのくらい一目見ればわかるよ」
「環ちゃんを持ち歩いている事といい、この元気の良さは昔の臣ちゃんに重ならない?」
「俺もそれ思った、似てるよな? 肉山にかみつく所も」
リルと二人で笑っているとムスッとした顔をした臣が一言。
「私はも~ちょっと大人しかったけどなぁ」
すかさず俺が
「臣はも~ちょっと騒がしかったけどなぁ」
「確かに」
俺の言葉に続いて肉山の一言で皆の笑い声がその場で響いた。
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「んだと~」
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