46 / 60
裏切り
3
しおりを挟む
沙織の大学での話や、恋愛事情、友達の失敗談など面白おかしく聞く。
もし、この先何かあったとして、咲久が今の仕事を失うことになっても、沙織だけは引き続き雇ってもらえるようお願いしようと思った。何の力もない情けない店長だけど、それくらいはしなければいけない。
食べに行ったことにより、いつもより遅くなったので沙織を家まで送る。
帰り際、ごちそうさまでしたと笑顔で言ってくれたことで、こんなことで喜んでもらえるなら、食事くらいもっと早くに奢っておけばよかったと思えた。
沙織の家からの帰り道、日向と待ち合わせをしている公園を通ることにした。近道だというのもあるけれど、真っ直ぐ家に帰りたくないという気持ちがあったから。
気を使わなくていい沙織との時間が、思いがけず楽しかったので、ひとりの部屋に帰ることに寂しさを覚えたのだ。
咲久が公園に入ると、いつものベンチに座る人影が見えた。思わずポケットからスマホを出したのは、電話があったのか確認するためだった。
着信はない。それなのにそこに座ってる意味がわらず、立ち止ると、咲久に気付いた日向が気まずい顔で視線を逸らした。
「え、電話、してませんよね」
「はい」
「じゃあ、どうしてここに……」
いい大人が、用もないのに公園にいるのはおかしい。何より、この公園は日向の家の近くというわけではないはずだ。
「どこか行ってたんですか?」
正面のブランコを見つめたまま、聞いてくる。
「はい、沙織ちゃんと、バイトの子ですけど、ご飯食べに行ってました」
そんなことより、日向がここで何をしているのかを知りたい。咲久がそう思っていると、困ったようにふっと笑い上着のポケットから何かを出した。
「今日、鬼塚さんから連絡がありました」
静かな声を出した日向のその言葉に、鳩尾の辺りがヒヤッとした。もしかして、バレたのだろうか。
「マンションの件どうなってるって聞かれました」
そっちの件かとホッとする。そう思ったのは咲久だけなのか、日向は遠くを見つめたまま。
「実はちょうど昨日、最後の家具の搬入が終わったんです。だから、連絡しなければと思ってましたって言ったんです」
というより、何の話なのだろう。そのことと、日向がここにいることが繋がらない。
「そうしたら、椿さんに渡しておいてくれって……」
ポケットから出し手に持っていた物を、咲久に差し出す。
それは、マンションの鍵だった。
すべて日向に任せてあったので、鍵も渡していたのだ。仕事が終わったとなれば、鍵を返してもらうのは当然のことだろう。
「自分で言うのもどうかと思いますけど、いい部屋になりましたよ。あんな豪華な部屋で暮らせる人間って本当にいるんですね」
そんなことを言われても、何一つ嬉しくない。
「知ってます? 家具の総額。俺が買うとなると、何年働かなきゃいけねえんだって話です」
「やめてください……」
「だからって別に、妬んでるわけじゃないんですけどね。俺は今の生活に満足してますし」
「そんな話はいいです。それより、待ってたのなら、どうして電話してくれなかった……」
「したくなかったんですよ」
咲久の言葉を遮る日向の不機嫌な声が、公園の地面に落ちた。
「これ渡せば終わるなって」
差し出された鍵は、いまだ受け取らないまま。終わりを告げる日向と、終わりたくない咲久の間に、ポツンと浮かんでいるように見えた。
「終わり……なんですか?」
「そうですね」
「もう、会いに来てくれないってことですか?」
「そうですね」
「僕は……日向さんが好きなのに?」
困らせるだけだとわかっていても、言わずにはいられなかった。鍵と共に宙に浮いていた手が下ろされ、鍵がベンチの端にそっと置かれる。
膝に腕を乗せ前屈みになった日向が、大きく溜め息を吐いた。
「俺も好きですよ。椿さんが、好きです」
でも、と呟いた。
「鬼塚さんと暮らす椿さんを、俺は好きではいられません」
そんなのズルイと思った。咲久は純と暮らす日向をいつも待っていたのだ。
「僕は好きなのに? 小鳥遊さんと暮らす日向さんを好きなのに?」
責めたいわけじゃないけれど、日向がズルイことを言うから。
「毎回思ってました。今日で最後だって。だって、そうでしょう? 日向さんはいつも小鳥遊さんのところに帰るんだし。だからって、僕が平気だったとでも? 帰って欲しくなかったですよっ。ずっと一緒にいて欲しかったですよ。でも、出来ないのは日向さんだったじゃないですかっ!」
今まで抑えていた感情が溢れだす。
「日向さんは、自分で言ってる通り、やっぱり優しくないです。僕には我慢させておいて、自分は嫌なんて、そんなのズルイじゃないですかっ!」
夜の公園でいい大人が、いったい何を叫んでいるのかと思わなくもない。だけど、言わずにいられなかった。どれだけ日向がズルくても、咲久は好きなのだ。
終わらせたくない。
「僕は構いません。日向さんは最初から小鳥遊さんのものですから。それをわかって、好きになったんだから、今さらそんなことで責めるつもりは……」
「純とは別れます」
ふいにそんなことを言われて、言葉に詰まった。別れるとは?
「わかってましたよ。椿さんがそう思ってたことくらい。あなたは全部顔に出てますから。でも、言わなかった。一度も自分から会いたいとは、俺に言いませんでしたよね」
「それは、日向さんには小鳥遊さんがいるから」
「椿さんにはいないんですか? 椿さんにもいるじゃないですか、莫大な金をかけて愛してくれる男が。俺、前にも言いましたよね。連絡先を知ってるのは俺だけなんですか?」
そうじゃないけど、迷惑を掛けると思ったから。
「思うじゃないですか。俺を好きでも、鬼塚さんと別れるほどじゃないんだろうなって。身体の関係だけを求められてんのかなって。会いたいのはいつも俺だったから」
そんなふうに思っていたとは。昨日、日向は食事だけで帰って行った。身体だけの関係は嫌だと思っていたとしたら。
「俺に言わせると、椿さんの方がよほどズルイですよ。帰って欲しくないなら、そう言ってください。一緒にいたいなら、言えばいいじゃないですか。口に出して言ってくれれば、そうしますよ」
そんな簡単なことだったのだろうか。言えば、帰らなかったし、一緒にいてくれたのだろうか。
「俺は思ってますよ。別れて欲しいって。だから言います、鬼塚さんと別れてください。あなたが誰かのものでいるのは、もう耐えられません」
優人と別れる……。
そんなことが出来るのだろうか。
「出来ないなら、終わりです。俺は、我慢も出来ないし、心が広いわけでもないですから」
終わりたくはない。だけど、優人に別れることを言える気がしない。
まったくわからないのだ。優人がどういう反応をするのか、サッパリわからない。
ふとベンチに置かれた鍵が目に入った。言えるのだろうか。いくら咲久に興味がなさそうだったとしても、一緒に暮らすつもりでいるのは確かなのだ。
日向と優人で迷っているわけじゃない。咲久が好きなのは間違いなく日向だ。だけど、どう切り出して何て言って別れを告げればいいのかがわからない。
咲久が黙っていると、身体を起こした日向が小さく息を吐き出した。
「今、考えてること言って下さい」
「え……」
「別れたくない?」
そうじゃない。
「思ってること言ってくれないと、どうしてあげるのが正解なのか、わからないじゃないですか」
日向の言う通りだった。いつもこれでおかしくなるのだ。
言えない、言いたくない、そんなことばかりで、結局は不満が溜まる。かといって、それをまた黙っているから、最悪の事態までいってしまうのだ。
「僕に言えるのかな……って。優人にどう言えばいいのかが、わからなくて」
「じゃあ、俺が言います」
アッサリとそう言った日向が、咲久を見た。
「いいんですね。誰かを傷つけてまで、俺と一緒になる覚悟、ちゃんとありますよね?」
確認するように聞かれて、頷いた。
すでに、日向にはその覚悟があるのだ。だったら、咲久も覚悟を決めようと思った。
本当は誰も傷つけたくなんかない。でも、そうはいかないのだ。もう、当たり障りのない態度でやり過ごすことは出来ない。恋人のいる日向を好きになるということは、そういうことだった。
全部わかっていて、好きになったのだから。
もし、この先何かあったとして、咲久が今の仕事を失うことになっても、沙織だけは引き続き雇ってもらえるようお願いしようと思った。何の力もない情けない店長だけど、それくらいはしなければいけない。
食べに行ったことにより、いつもより遅くなったので沙織を家まで送る。
帰り際、ごちそうさまでしたと笑顔で言ってくれたことで、こんなことで喜んでもらえるなら、食事くらいもっと早くに奢っておけばよかったと思えた。
沙織の家からの帰り道、日向と待ち合わせをしている公園を通ることにした。近道だというのもあるけれど、真っ直ぐ家に帰りたくないという気持ちがあったから。
気を使わなくていい沙織との時間が、思いがけず楽しかったので、ひとりの部屋に帰ることに寂しさを覚えたのだ。
咲久が公園に入ると、いつものベンチに座る人影が見えた。思わずポケットからスマホを出したのは、電話があったのか確認するためだった。
着信はない。それなのにそこに座ってる意味がわらず、立ち止ると、咲久に気付いた日向が気まずい顔で視線を逸らした。
「え、電話、してませんよね」
「はい」
「じゃあ、どうしてここに……」
いい大人が、用もないのに公園にいるのはおかしい。何より、この公園は日向の家の近くというわけではないはずだ。
「どこか行ってたんですか?」
正面のブランコを見つめたまま、聞いてくる。
「はい、沙織ちゃんと、バイトの子ですけど、ご飯食べに行ってました」
そんなことより、日向がここで何をしているのかを知りたい。咲久がそう思っていると、困ったようにふっと笑い上着のポケットから何かを出した。
「今日、鬼塚さんから連絡がありました」
静かな声を出した日向のその言葉に、鳩尾の辺りがヒヤッとした。もしかして、バレたのだろうか。
「マンションの件どうなってるって聞かれました」
そっちの件かとホッとする。そう思ったのは咲久だけなのか、日向は遠くを見つめたまま。
「実はちょうど昨日、最後の家具の搬入が終わったんです。だから、連絡しなければと思ってましたって言ったんです」
というより、何の話なのだろう。そのことと、日向がここにいることが繋がらない。
「そうしたら、椿さんに渡しておいてくれって……」
ポケットから出し手に持っていた物を、咲久に差し出す。
それは、マンションの鍵だった。
すべて日向に任せてあったので、鍵も渡していたのだ。仕事が終わったとなれば、鍵を返してもらうのは当然のことだろう。
「自分で言うのもどうかと思いますけど、いい部屋になりましたよ。あんな豪華な部屋で暮らせる人間って本当にいるんですね」
そんなことを言われても、何一つ嬉しくない。
「知ってます? 家具の総額。俺が買うとなると、何年働かなきゃいけねえんだって話です」
「やめてください……」
「だからって別に、妬んでるわけじゃないんですけどね。俺は今の生活に満足してますし」
「そんな話はいいです。それより、待ってたのなら、どうして電話してくれなかった……」
「したくなかったんですよ」
咲久の言葉を遮る日向の不機嫌な声が、公園の地面に落ちた。
「これ渡せば終わるなって」
差し出された鍵は、いまだ受け取らないまま。終わりを告げる日向と、終わりたくない咲久の間に、ポツンと浮かんでいるように見えた。
「終わり……なんですか?」
「そうですね」
「もう、会いに来てくれないってことですか?」
「そうですね」
「僕は……日向さんが好きなのに?」
困らせるだけだとわかっていても、言わずにはいられなかった。鍵と共に宙に浮いていた手が下ろされ、鍵がベンチの端にそっと置かれる。
膝に腕を乗せ前屈みになった日向が、大きく溜め息を吐いた。
「俺も好きですよ。椿さんが、好きです」
でも、と呟いた。
「鬼塚さんと暮らす椿さんを、俺は好きではいられません」
そんなのズルイと思った。咲久は純と暮らす日向をいつも待っていたのだ。
「僕は好きなのに? 小鳥遊さんと暮らす日向さんを好きなのに?」
責めたいわけじゃないけれど、日向がズルイことを言うから。
「毎回思ってました。今日で最後だって。だって、そうでしょう? 日向さんはいつも小鳥遊さんのところに帰るんだし。だからって、僕が平気だったとでも? 帰って欲しくなかったですよっ。ずっと一緒にいて欲しかったですよ。でも、出来ないのは日向さんだったじゃないですかっ!」
今まで抑えていた感情が溢れだす。
「日向さんは、自分で言ってる通り、やっぱり優しくないです。僕には我慢させておいて、自分は嫌なんて、そんなのズルイじゃないですかっ!」
夜の公園でいい大人が、いったい何を叫んでいるのかと思わなくもない。だけど、言わずにいられなかった。どれだけ日向がズルくても、咲久は好きなのだ。
終わらせたくない。
「僕は構いません。日向さんは最初から小鳥遊さんのものですから。それをわかって、好きになったんだから、今さらそんなことで責めるつもりは……」
「純とは別れます」
ふいにそんなことを言われて、言葉に詰まった。別れるとは?
「わかってましたよ。椿さんがそう思ってたことくらい。あなたは全部顔に出てますから。でも、言わなかった。一度も自分から会いたいとは、俺に言いませんでしたよね」
「それは、日向さんには小鳥遊さんがいるから」
「椿さんにはいないんですか? 椿さんにもいるじゃないですか、莫大な金をかけて愛してくれる男が。俺、前にも言いましたよね。連絡先を知ってるのは俺だけなんですか?」
そうじゃないけど、迷惑を掛けると思ったから。
「思うじゃないですか。俺を好きでも、鬼塚さんと別れるほどじゃないんだろうなって。身体の関係だけを求められてんのかなって。会いたいのはいつも俺だったから」
そんなふうに思っていたとは。昨日、日向は食事だけで帰って行った。身体だけの関係は嫌だと思っていたとしたら。
「俺に言わせると、椿さんの方がよほどズルイですよ。帰って欲しくないなら、そう言ってください。一緒にいたいなら、言えばいいじゃないですか。口に出して言ってくれれば、そうしますよ」
そんな簡単なことだったのだろうか。言えば、帰らなかったし、一緒にいてくれたのだろうか。
「俺は思ってますよ。別れて欲しいって。だから言います、鬼塚さんと別れてください。あなたが誰かのものでいるのは、もう耐えられません」
優人と別れる……。
そんなことが出来るのだろうか。
「出来ないなら、終わりです。俺は、我慢も出来ないし、心が広いわけでもないですから」
終わりたくはない。だけど、優人に別れることを言える気がしない。
まったくわからないのだ。優人がどういう反応をするのか、サッパリわからない。
ふとベンチに置かれた鍵が目に入った。言えるのだろうか。いくら咲久に興味がなさそうだったとしても、一緒に暮らすつもりでいるのは確かなのだ。
日向と優人で迷っているわけじゃない。咲久が好きなのは間違いなく日向だ。だけど、どう切り出して何て言って別れを告げればいいのかがわからない。
咲久が黙っていると、身体を起こした日向が小さく息を吐き出した。
「今、考えてること言って下さい」
「え……」
「別れたくない?」
そうじゃない。
「思ってること言ってくれないと、どうしてあげるのが正解なのか、わからないじゃないですか」
日向の言う通りだった。いつもこれでおかしくなるのだ。
言えない、言いたくない、そんなことばかりで、結局は不満が溜まる。かといって、それをまた黙っているから、最悪の事態までいってしまうのだ。
「僕に言えるのかな……って。優人にどう言えばいいのかが、わからなくて」
「じゃあ、俺が言います」
アッサリとそう言った日向が、咲久を見た。
「いいんですね。誰かを傷つけてまで、俺と一緒になる覚悟、ちゃんとありますよね?」
確認するように聞かれて、頷いた。
すでに、日向にはその覚悟があるのだ。だったら、咲久も覚悟を決めようと思った。
本当は誰も傷つけたくなんかない。でも、そうはいかないのだ。もう、当たり障りのない態度でやり過ごすことは出来ない。恋人のいる日向を好きになるということは、そういうことだった。
全部わかっていて、好きになったのだから。
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
ナラズモノ
亜衣藍
BL
愛されるより、愛したい……そんな男の物語。
(※過激表現アリとなっております。苦手な方はご注意ください)
芸能界事務所の社長にして、ヤクザの愛人のような生活を送る聖。
そんな彼には、密かな夢があった――――。
【ワルモノ】から十年。27歳の青年となった御堂聖の物語です。
雨さえやさしく
あまみや慈雨
BL
月森椿(つきもりつばき)は一度東京へ出たものの、わけあって地元に戻りひっそり暮らす公務員。(25)
偏見のある田舎町で、ゲイバレを恐れて生きている。
そんなある日、ひっそり具合が気に入っていた戸籍課から一転、人と接する商工観光課へ異動になる。
その上都会から来た婚活コンサルタントと一緒に街コンを手がけることに。
しかも彼、早坂晴臣(はやさかはるおみ)(24)は愛されるオープン・ゲイだった。
ぐいぐいくる晴臣がいると自分もゲイバレしそうで落ち着かない。
かくなる上は微妙に失敗して逃げ帰ってもらおうと、策を弄する椿だったが――
太陽属性攻×面倒くさ可愛い受の、地方城下町BLです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
念のため、実在の街とは一切関係がなく、貶める意図もありません。
作者も田舎生まれなので若干の実感はこもっております……
表紙イラスト/高峯シオ様
デザイン/あまみや慈雨
イラストは有償依頼しているものです。無断転載ご遠慮ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
冬コミ参加します。「虹を見たかい」に後日談のえろを書き足したものが新刊です。
12/28(土)南棟ノ19b「不機嫌ロメオ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
愛なんかなかった
拓海のり
BL
直樹は振られた女の結婚式で磯崎に会った。その後、会社の接待で饗応の相手に使われた直樹は女性に性欲を感じなくなった。ある日そういう嗜好の男が行くバーで磯崎に再会する。
リーマン、俺様傲慢攻め×流され受け。総受け。三万字ちょいのお話です。
※ 傲慢俺様攻めです。合わない方は即閉じお願いします。
ワルモノ
亜衣藍
BL
西暦1988年、昭和の最後の年となる63年、15歳の少年は一人東京へ降り立った……!
後に『傾国の美女』と讃えられるようになる美貌の青年、御堂聖の物語です。
今作は、15歳の聖少年が、極道の世界へ飛び込む切っ掛けとなる話です。
舞台は昭和末期!
時事ネタも交えた意欲作となっております。
ありきたりなBLでは物足りないという方は、是非お立ち寄りください。
俺の人生を捧ぐ人
宮部ネコ
BL
誰かを好きになるなんて、気持ち悪いと思ってた幼少期の自分。
高校一年の途中、あいつと再会したことでその気持ちが揺らぐ。
気付いたら止められない気持ちを一体どうすればいいのか。
俺はずっと持て余し、十年ほどの片思いを続けた後、決めた。気持ちを伝えようと。
※一応完結しましたが、現在修正しています。
そのため一度連載中に戻していますのであしからず。
くまさんのマッサージ♡
はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。
2024.03.06
閲覧、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。
2024.03.10
完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m
今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。
2024.03.19
https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy
イベントページになります。
25日0時より開始です!
※補足
サークルスペースが確定いたしました。
一次創作2: え5
にて出展させていただいてます!
2024.10.28
11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。
2024.11.01
https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2
本日22時より、イベントが開催されます。
よろしければ遊びに来てください。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
終わらない復讐は初恋のかたち
いとま子
BL
許せないんだ、復讐するまでは。
十年前、高校生だった木崎が付き合っていたのは、サッカー部のエースで二年先輩だった小野塚。誰もが憧れる人気者の彼が、どうして告白を受け入れてくれたのか疑問に思いながらも、幸せな日々を過ごしていた。
小野塚が影で「気持ち悪い」と言っているのを聞くまでは――。
彼に復讐するために、有名な大学・大企業に入った木崎は、十年後、小野塚と再会する。プロのサッカー選手として活躍し、幸せな家庭を築いている――そんな木崎の予想に反し、小野塚はサッカーを辞め、定職にも就かず、昔の面影もないほど落ちぶれていた。
行き場をなくした復讐心は、やがてかたちを変えていき……。
・R18描写には※
・33話で完結済です
・2014年頃に書いた作品を改稿したものです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる