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聖女就職編
第3話 聖女、温泉へと案内される
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自称魔王様――グロリアに連れられやって来た魔王城……を見て私は驚いた。
上空を翼の生えた大鷲のような翼を広げた魔物が闊歩している。庭では紫色の花を咲かせた植物が蔦を自在に操り、地面を這う巨大な蟷螂を大きな袋のような大口を開け呑み込んでいる。
「……すっごく大きいです」
魔王城を見上げた私の率直な感想である。私が勇者と滞在していた国の王宮も大きかったが、大きさだけでなく、何か近づいてはいけない、禍々しいオーラを感じる。
「魔王専用の通用口を使うわよ?」
「え? そんなものあるんですか?」
「だいたい正面から堂々突入しようとするなんて、勇者くらいのもんよ?」
「そ、そうなんですね」
私はその勇者の元仲間なんです……とは言えない。
魔王城の裏手にある壁にグロリアが触れると、魔法陣のような物が壁面に浮かび、壁に空洞が出来る。魔王城の内部は広く、人間の一般的な街程度の広さがあるらしい。正面からはそこまで広く見えなかったのだが、亜空間魔法を駆使しているんだとグロリアが自慢していた。
赤い絨毯が敷かれた天井の高い廊下を歩き、いくつかの回廊を曲がる。やがて暖簾のような物がかかった部屋に入ると、棚に籠が置かれた場所を通って……あれ? これって……。
「ここでブラックを回復させるわよ?」
魔王が指差した先には、みんな大好き♡ 天然温泉……ではなく、見るからに危険そうな毒々しい泡をボコボコさせた沼地があった。
「どう? 魔王城名物のひとつ、〝闇堕ち温泉〟よ? 人間のあんたに分かりやすく説明すると、骨肌にあうよう温めの38℃に温度管理された天然温泉よ? あんたも一緒に入る?」
『ええ、どうみても毒の沼地です、本当にありがとうございました』そう思っていると、あろう事かグロリアは、背負っていたスケルトンを投げ入れたのだ。毒々しい飛沫が聖衣のスカート部分に触れ、私の服が一部溶け、少し穴が開く。うん、後で修復魔法使おう……。
ボコボコと泡立てて沈んでいるようにも見えるが、ブラックは大丈夫だろうか……。しばらくしてブラックが毒の沼地……否、温泉より頭蓋骨部分をひょっこりと出し、高く飛び上がった。ええ、飛沫がかかると非常に危険だからやめて下さい。
「ほへぇーーほへほへーー完全復活のブラックですよぉおおおお! 呼ばれて飛び出たスケルトンであります!」
湯船より飛び出し、見事に着地するスケルトン。温泉ではしゃぐのは止めましょう。良い子は絶対に真似しないでね。それにしても毒の沼地風温泉で、どうやら本当に傷が完治したらしい。魔族とは奥が深い。
「皆さん、此処に入ると回復するんですか?」
「いえ、アンデットや闇の眷属だけね。私は魔王で色々耐性があるから平気だけど、並の魔物は溶けてしまうわね」
ええ、そうでしょうね。見るからに危険そうである。
「ちなみに効能は闇魔力回復、アンデット回復、肩こり、腰痛付与、腹痛付与、猛毒付与、食欲減退、皮膚溶解、闇付与、欲望増幅となっているわ」
「いやいや後半ほぼ効能とは言わないですよね!? あと肩こりだけは効くんかい!」
私が冷静な突っ込みを入れる。そんな中、私の果実へむにゅるんっと何かが埋もれる感覚を感じる。
「ほへへへへぇーーーー! 完全回復をした小生、もう一度女神様の果実を堪能したくぅううう!」
「あらあら、私は逃げませんよ、ブラックさん。ここが安らぐならどうぞ」
私はスケルトンのツルツルした頭蓋骨を撫でつつ、優しく果実で包んであげる。むにゅんとした柔らかい感触がブラックの脳内を蹂躙していったらしい。やがて、スケルトンの身体が淡い光で包まれ、ブラックは恍惚な表情のまま、文字通り昇天……。
「ほへぇーーぐへへへへーーーー女神様ぁあああ! そのまま昇天する前にペロペロさせてくだしあ……」
「お前は闇堕ち温泉で回復でもしておけーーーー!」
瞬間、見るに見かねたグロリアに殴られたブラックは宙を舞い、バシャーーンと闇堕ち温泉へダイブしていった。飛沫で果実を覆う布地部分にハート型の穴が開いてしまったため、思わず隠す私。魔王様が溜息をついて補足説明をする。
「はぁ……ブラック皮膚も胃袋もないからほぼ効能効かないんだけど、欲望増幅だけは止まらなくなるのよね」
それでブラックさん、さっきより暴走気味だったのか、と私は腑に落ちる。
「……って、いやいや、それなら、もっと危険のない、違う温泉作りましょうよ!」
毎回入る度に入った者が欲望に身を任せる温泉など、危険極まりない。まぁ、人間が入ると欲望に暴走する前に死んでしまいそうだから問題ないだろうけど……。
「まぁ、今は悪魔やスケルトン専用の温泉になっているけど、元々は幻惑作用のある香りを撒いて人間を誘き寄せる罠として使っていたらしいわよ?」
「あ、なるほど、それなら納得がいきます」
確かにそれなら悪魔が好きそうな仕掛けだ。きっと、欲望に塗れて死んで行く人間の末路を見たかったのであろう。
「それに、他にもあるわよ温泉?」
「え? 本当ですか?」
私も普通の温泉があるなら入ってみたい。
「灼熱の血の池温泉に、凍らない水で出来た極寒温泉、足ツボマッサージが出来る針山温泉、他には……」
「どうみても地獄絵図です、本当にありがとうございました」
魔王城に期待した私が馬鹿でした。
「私も〝闇堕ち温泉〟を何倍も希釈した〝悪い子は真似してはいけません温泉〟……略して〝マネ泉〟に入ってるんだけど、毒耐性があってもヒリヒリするのよね」
「それ、それです!」
ネーミングセンスを少し疑いはしたが、私は理想の温泉へと一歩近づいた気がした。
あれ? 私、魔王城でどうして温泉探してるんだ? まぁいいや。
上空を翼の生えた大鷲のような翼を広げた魔物が闊歩している。庭では紫色の花を咲かせた植物が蔦を自在に操り、地面を這う巨大な蟷螂を大きな袋のような大口を開け呑み込んでいる。
「……すっごく大きいです」
魔王城を見上げた私の率直な感想である。私が勇者と滞在していた国の王宮も大きかったが、大きさだけでなく、何か近づいてはいけない、禍々しいオーラを感じる。
「魔王専用の通用口を使うわよ?」
「え? そんなものあるんですか?」
「だいたい正面から堂々突入しようとするなんて、勇者くらいのもんよ?」
「そ、そうなんですね」
私はその勇者の元仲間なんです……とは言えない。
魔王城の裏手にある壁にグロリアが触れると、魔法陣のような物が壁面に浮かび、壁に空洞が出来る。魔王城の内部は広く、人間の一般的な街程度の広さがあるらしい。正面からはそこまで広く見えなかったのだが、亜空間魔法を駆使しているんだとグロリアが自慢していた。
赤い絨毯が敷かれた天井の高い廊下を歩き、いくつかの回廊を曲がる。やがて暖簾のような物がかかった部屋に入ると、棚に籠が置かれた場所を通って……あれ? これって……。
「ここでブラックを回復させるわよ?」
魔王が指差した先には、みんな大好き♡ 天然温泉……ではなく、見るからに危険そうな毒々しい泡をボコボコさせた沼地があった。
「どう? 魔王城名物のひとつ、〝闇堕ち温泉〟よ? 人間のあんたに分かりやすく説明すると、骨肌にあうよう温めの38℃に温度管理された天然温泉よ? あんたも一緒に入る?」
『ええ、どうみても毒の沼地です、本当にありがとうございました』そう思っていると、あろう事かグロリアは、背負っていたスケルトンを投げ入れたのだ。毒々しい飛沫が聖衣のスカート部分に触れ、私の服が一部溶け、少し穴が開く。うん、後で修復魔法使おう……。
ボコボコと泡立てて沈んでいるようにも見えるが、ブラックは大丈夫だろうか……。しばらくしてブラックが毒の沼地……否、温泉より頭蓋骨部分をひょっこりと出し、高く飛び上がった。ええ、飛沫がかかると非常に危険だからやめて下さい。
「ほへぇーーほへほへーー完全復活のブラックですよぉおおおお! 呼ばれて飛び出たスケルトンであります!」
湯船より飛び出し、見事に着地するスケルトン。温泉ではしゃぐのは止めましょう。良い子は絶対に真似しないでね。それにしても毒の沼地風温泉で、どうやら本当に傷が完治したらしい。魔族とは奥が深い。
「皆さん、此処に入ると回復するんですか?」
「いえ、アンデットや闇の眷属だけね。私は魔王で色々耐性があるから平気だけど、並の魔物は溶けてしまうわね」
ええ、そうでしょうね。見るからに危険そうである。
「ちなみに効能は闇魔力回復、アンデット回復、肩こり、腰痛付与、腹痛付与、猛毒付与、食欲減退、皮膚溶解、闇付与、欲望増幅となっているわ」
「いやいや後半ほぼ効能とは言わないですよね!? あと肩こりだけは効くんかい!」
私が冷静な突っ込みを入れる。そんな中、私の果実へむにゅるんっと何かが埋もれる感覚を感じる。
「ほへへへへぇーーーー! 完全回復をした小生、もう一度女神様の果実を堪能したくぅううう!」
「あらあら、私は逃げませんよ、ブラックさん。ここが安らぐならどうぞ」
私はスケルトンのツルツルした頭蓋骨を撫でつつ、優しく果実で包んであげる。むにゅんとした柔らかい感触がブラックの脳内を蹂躙していったらしい。やがて、スケルトンの身体が淡い光で包まれ、ブラックは恍惚な表情のまま、文字通り昇天……。
「ほへぇーーぐへへへへーーーー女神様ぁあああ! そのまま昇天する前にペロペロさせてくだしあ……」
「お前は闇堕ち温泉で回復でもしておけーーーー!」
瞬間、見るに見かねたグロリアに殴られたブラックは宙を舞い、バシャーーンと闇堕ち温泉へダイブしていった。飛沫で果実を覆う布地部分にハート型の穴が開いてしまったため、思わず隠す私。魔王様が溜息をついて補足説明をする。
「はぁ……ブラック皮膚も胃袋もないからほぼ効能効かないんだけど、欲望増幅だけは止まらなくなるのよね」
それでブラックさん、さっきより暴走気味だったのか、と私は腑に落ちる。
「……って、いやいや、それなら、もっと危険のない、違う温泉作りましょうよ!」
毎回入る度に入った者が欲望に身を任せる温泉など、危険極まりない。まぁ、人間が入ると欲望に暴走する前に死んでしまいそうだから問題ないだろうけど……。
「まぁ、今は悪魔やスケルトン専用の温泉になっているけど、元々は幻惑作用のある香りを撒いて人間を誘き寄せる罠として使っていたらしいわよ?」
「あ、なるほど、それなら納得がいきます」
確かにそれなら悪魔が好きそうな仕掛けだ。きっと、欲望に塗れて死んで行く人間の末路を見たかったのであろう。
「それに、他にもあるわよ温泉?」
「え? 本当ですか?」
私も普通の温泉があるなら入ってみたい。
「灼熱の血の池温泉に、凍らない水で出来た極寒温泉、足ツボマッサージが出来る針山温泉、他には……」
「どうみても地獄絵図です、本当にありがとうございました」
魔王城に期待した私が馬鹿でした。
「私も〝闇堕ち温泉〟を何倍も希釈した〝悪い子は真似してはいけません温泉〟……略して〝マネ泉〟に入ってるんだけど、毒耐性があってもヒリヒリするのよね」
「それ、それです!」
ネーミングセンスを少し疑いはしたが、私は理想の温泉へと一歩近づいた気がした。
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