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カウドゥール
K×Zn頓挫で超喜ぶナッちゃん
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「今年も満足に記事を完成させられなかったなあぁぁぁ!! どべよ!!」
Znが昨年の手ブロ記事同様、ソファーにどかっ、と座りながら高らかに嘲笑う。
9月15日(Jg)、16日(R)、17日(Zn)と3日連続の、何かしらのUPがやはり無理だった作者に対して、Znはお祝いにと、またもや作者の苦手なチーズケーキを手作りして、自らソレをモチャモチャと頬張っていた。
甘ったるいチーズの匂い……。作者に対する、まさしく嫌がらせであった。
「しかも今年はアナログイラストも無し! ……あぁ、良かった! あんなヘラヘラ野郎と同じ画面に映る事がなくて!」
テンションが上がりまくったZnは、チーズケーキに練乳をにゅるりとかけ、かぶりつく。それを見て、そばで書き物仕事をしていた6世が「うえぇ」と不快そうに顔を歪めた。
「もぉ、何なの、お前のその喜びよう……。Kさんの事、そんなに嫌い?」
「嫌い」Znは間髪入れずに断言した。
「だって、まずアイツ“人殺し”じゃないかよ。むしろ、なんでみんな平気な顔で、そばにられるんだっつーの。みんなどうかしているって……」
ちなみに今日、Znは護衛非番の日であり、プライベートで城に来ているので口調がどうも素に戻っている。
6世・Pに対しても“友人”としての言葉づかいをしている。
「普段の態度も気にくわない。ヘラヘラヘラヘラ気持ちが悪い。言動全てが気持ち悪い。あと、あんたに対しての態度も厚かましい」
ブツクサブツクサ言いながら、Znはチーズケーキを食べ続ける。
「Kさんは頭が悪い……悪かっただけで、悪い人ではないぞぉ」
6世がやんわりと“Kに対してのイメージ修正”を促すが、Znはいや、と否定した。
「頭が悪いのは、罪だろ」
Kは、一時的にこの城内で日々を過ごした事があるのだが、その際に6世に対して“心証を悪くするために”罵詈雑言を吐き散らかしたのでZnにとても嫌われている。
当の6世自身は“嫌われるためにわざと悪ぶっていたお子ちゃまの幼稚な発言”など気にもしていないのだが、Znは数年経った今でも、馬鹿のひとつ覚えのようにKを恨んでいた。
「俺は、例えアイツがどんな善行をしようがなんだろうが、一生嫌う。嫌い続ける……」
マジメな顔と口調で、チーズケーキを口いっぱいに頬張りながら口元にクリームをつけて、でかい体に合わない小さなカッププリンをすくって食べ続けるZnのアンバランスな姿に、もう6世は笑っていいのやらどうしていいのやらで、なんか、面倒くさくなったので、とりあえず「うるせぇな、死ねよ」と爽やかな笑顔で言っておいた。
Znが昨年の手ブロ記事同様、ソファーにどかっ、と座りながら高らかに嘲笑う。
9月15日(Jg)、16日(R)、17日(Zn)と3日連続の、何かしらのUPがやはり無理だった作者に対して、Znはお祝いにと、またもや作者の苦手なチーズケーキを手作りして、自らソレをモチャモチャと頬張っていた。
甘ったるいチーズの匂い……。作者に対する、まさしく嫌がらせであった。
「しかも今年はアナログイラストも無し! ……あぁ、良かった! あんなヘラヘラ野郎と同じ画面に映る事がなくて!」
テンションが上がりまくったZnは、チーズケーキに練乳をにゅるりとかけ、かぶりつく。それを見て、そばで書き物仕事をしていた6世が「うえぇ」と不快そうに顔を歪めた。
「もぉ、何なの、お前のその喜びよう……。Kさんの事、そんなに嫌い?」
「嫌い」Znは間髪入れずに断言した。
「だって、まずアイツ“人殺し”じゃないかよ。むしろ、なんでみんな平気な顔で、そばにられるんだっつーの。みんなどうかしているって……」
ちなみに今日、Znは護衛非番の日であり、プライベートで城に来ているので口調がどうも素に戻っている。
6世・Pに対しても“友人”としての言葉づかいをしている。
「普段の態度も気にくわない。ヘラヘラヘラヘラ気持ちが悪い。言動全てが気持ち悪い。あと、あんたに対しての態度も厚かましい」
ブツクサブツクサ言いながら、Znはチーズケーキを食べ続ける。
「Kさんは頭が悪い……悪かっただけで、悪い人ではないぞぉ」
6世がやんわりと“Kに対してのイメージ修正”を促すが、Znはいや、と否定した。
「頭が悪いのは、罪だろ」
Kは、一時的にこの城内で日々を過ごした事があるのだが、その際に6世に対して“心証を悪くするために”罵詈雑言を吐き散らかしたのでZnにとても嫌われている。
当の6世自身は“嫌われるためにわざと悪ぶっていたお子ちゃまの幼稚な発言”など気にもしていないのだが、Znは数年経った今でも、馬鹿のひとつ覚えのようにKを恨んでいた。
「俺は、例えアイツがどんな善行をしようがなんだろうが、一生嫌う。嫌い続ける……」
マジメな顔と口調で、チーズケーキを口いっぱいに頬張りながら口元にクリームをつけて、でかい体に合わない小さなカッププリンをすくって食べ続けるZnのアンバランスな姿に、もう6世は笑っていいのやらどうしていいのやらで、なんか、面倒くさくなったので、とりあえず「うるせぇな、死ねよ」と爽やかな笑顔で言っておいた。
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