上 下
3 / 4

『3話』婚約者がやってきましたね、何しにきたのかな?

しおりを挟む



ユーリアス・ウルフハウンド・トレイン クレオの婚約者 17歳


カミーラ・ボルドー・ビードルフ侯爵令嬢クレオの実の母 亡くなる。


レンブラン・ファン・ベルモット王太子 17歳


****

                                                
カミーラと婚約していたのに、ドヌーブが子供ができたと言い出して俺は父に話すと産まれてくる子に期待する、と言われ又むかついていた。
カミーラにドヌーブが妊娠したことを話すと悲しそうな顔で涙を堪えていた。
本当にすまない、そして俺は婚約解消をしてもらった。

只あっさり婚約解消してくれたのは嬉しいはずが馬車に乗り込んで俺は泣いていた初めて彼女が大事な人だと気付いて屋敷に着いて父に、カミーラが大事な人だとやっと解りました。
泣きながら後悔してせめて多額の慰謝料を払って下さい、その代わりこれからは心を入れ替えて侯爵家のために働きます、と誓っていた。
父は頷き慰謝料の小切手に金額を書いていて、
執事に渡した。

其れから7ヶ月で産まれてきた我が子に愛おしいとゆう気持ちは無かった。
俺にも父にも似てない子だドヌーブは他に男が居たのかもしれないと疑う様になっていた。

暫くして噂でカミーラが女の子を産んだと聞いて逢いに行ってしまった。

俺の子だと直ぐ解って。
「俺の子だよね?」
訊くと頷いてくれて毎日通うようになっていたんだ。
父に話すと会いに行ってこの子は私の孫だと泣いて喜んでいた。


***


ユーリアス・ウルフハウンド・トレイン17歳、クレオの婚約者がやって来ました。

お爺様が私に起きた出来事を説明し終わったら。

ピーチがニコニコしながら話し始めた。
「私と婚約した方が良いと思うけど?」と言い出し。

「そうみたいだね宜しくお願いします、ユーリアス・ウルフハウンド・トレインです。」

ピーチとユーリアス以外がキョトンとしていた。

お爺様が仰いました。
「本当に良いのかこの馬鹿と婚約して?」

ユーリアスは少し戸惑った。
「公爵様ご自分の孫を馬鹿とか冗談でも酷いです」

「そうだな明日手続きしておこう庭で散歩でもしてきなさい」

「クレオは恋愛感情全く無いようだな?」

「はい無いですは、それにしても私の回りには、お馬鹿多くて疲れます」


***


最近いろんな事がおきて、とっても疲れています、これからレンブラン王太子が来れると連絡がありました王族が来るのでお馬鹿3人は買い物に行くようお爺様がおっしゃったので張り切って出掛けてました。


お爺様、お父様、私は失礼無いよう執事や侍女達にチェックしてもらい王太子を御待ちしておりました。








しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

公爵家令嬢の憂鬱、婚約者の幼馴染みが突然現れて困っています。

尾道小町
恋愛
登場人物紹介 コリック王太子 18歳 プライン公爵令嬢の婚約者。 プライン公爵令嬢 16歳 コリック王太子の婚約者 ミント男爵令嬢 17歳 コリック王太子の幼馴染みで、コリック王太子の婚約者になりたがっていて、手癖が悪く平気で嘘をつくので出入り禁止のはずが城に毎日来ている。 リベリオン王国公爵家令嬢プライン・アスカラン16歳、最近コリック王太子殿下と婚約して今が一番幸せなはずがコリック王太子の幼馴染みのミントが現れ、デートは邪魔され、ティータイムを邪魔され何時も3人で遊んでるようだった。 コリック様から頂いた髪留めを私から貰ったと嘘ついて、コリック様に見せて話してるのを訊いた時は流石にイラットしました。

王子は婚約破棄を泣いて詫びる

tartan321
恋愛
最愛の妹を失った王子は婚約者のキャシーに復讐を企てた。非力な王子ではあったが、仲間の協力を取り付けて、キャシーを王宮から追い出すことに成功する。 目的を達成し安堵した王子の前に突然死んだ妹の霊が現れた。 「お兄さま。キャシー様を3日以内に連れ戻して!」 存亡をかけた戦いの前に王子はただただ無力だった。  王子は妹の言葉を信じ、遥か遠くの村にいるキャシーを訪ねることにした……。

外では氷の騎士なんて呼ばれてる旦那様に今日も溺愛されてます

刻芦葉
恋愛
王国に仕える近衛騎士ユリウスは一切笑顔を見せないことから氷の騎士と呼ばれていた。ただそんな氷の騎士様だけど私の前だけは優しい笑顔を見せてくれる。今日も私は不器用だけど格好いい旦那様に溺愛されています。

異世界に召喚されたけど、従姉妹に嵌められて即森に捨てられました。

バナナマヨネーズ
恋愛
香澄静弥は、幼馴染で従姉妹の千歌子に嵌められて、異世界召喚されてすぐに魔の森に捨てられてしまった。しかし、静弥は森に捨てられたことを逆に人生をやり直すチャンスだと考え直した。誰も自分を知らない場所で気ままに生きると決めた静弥は、異世界召喚の際に与えられた力をフル活用して異世界生活を楽しみだした。そんなある日のことだ、魔の森に来訪者がやってきた。それから、静弥の異世界ライフはちょっとだけ騒がしくて、楽しいものへと変わっていくのだった。 全123話 ※小説家になろう様にも掲載しています。

王子様、お仕えさせて下さいませ

編端みどり
恋愛
伯爵令嬢のジーナは、本が大好き。ずっと本を読んでいたせいで目が悪くなり、近眼気味。 ある日、兄の職場を訪ねたジーナは図書館らしき場所を見つけて大興奮。兄への届け物も忘れてフラフラと本棚に近づこうとして第二王子を踏んづけてしまう。家が取り潰しされかねない不敬を、第二王子はあっさり許してくれた。 だけど、それを知った王太子はジーナを許さなかった。期限付きで城に留まる事になったジーナは、優しい第二王子に生涯の忠誠を誓う。 みんなに馬鹿にされても、舐められても何も言わなかった第二王子は、ジーナの命を助けたくて今まで逃げていた事に必死で向き合い始めた。全ては、初めて好きになったジーナの為。だけど第二王子を主人として慕うジーナは、王子の気持ちに全く気が付かない。 ジーナと第二王子をくっつけたい王太子の企みをスルーして、ジーナを疑う第三王子の信頼を得て、召喚された聖女と仲良くなり、ジーナの世界はどんどん広がっていく。 どんなにアプローチしても気付かれない可哀想な王子と、少し毒舌で鈍感な伯爵令嬢のラブストーリー。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

氷のメイドが辞職を伝えたらご主人様が何度も一緒にお出かけするようになりました

まさかの
恋愛
「結婚しようかと思います」 あまり表情に出ない氷のメイドとして噂されるサラサの一言が家族団欒としていた空気をぶち壊した。 ただそれは田舎に戻って結婚相手を探すというだけのことだった。 それに安心した伯爵の奥様が伯爵家の一人息子のオックスが成人するまでの一年間は残ってほしいという頼みを受け、いつものようにオックスのお世話をするサラサ。 するとどうしてかオックスは真面目に勉強を始め、社会勉強と評してサラサと一緒に何度もお出かけをするようになった。 好みの宝石を聞かれたり、ドレスを着せられたり、さらには何度も自分の好きな料理を食べさせてもらったりしながらも、あくまでも社会勉強と言い続けるオックス。 二人の甘酸っぱい日々と夫婦になるまでの物語。

骸骨と呼ばれ、生贄になった王妃のカタの付け方

ウサギテイマーTK
恋愛
骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の神への生贄だった。 注意:地震や津波の描写があります。ご注意を。やや残酷な描写もあります。

処理中です...