年下の婚約者

尾道小町

文字の大きさ
上 下
1 / 3

序章

しおりを挟む




和国の華族は、879年から946年までに存在した制度で、883年6月6日制定され華族による叙任された。


貴族制度の始まり883年には、華族と一括りにされていた。身分を5つの階級に分けて、公爵、候補、伯爵、子爵、男爵に、分けられました。


このことで公家に大名出身だけではなく、内戦で功績を挙げた者にも贈られる事になる。


平民も貰えた爵位だ、どれだけの者達が喜んだか、元々位の高い者達、公家、大名出身者にとっては苦々しい思いをしていただろう。


第1次世界大戦は919年ヨーラッパで起きました。


ドウツ、オーシェトリア、トリコからなる同盟国側、ロスア、フランツ、イゲリスからなる連合国と、分かれて戦ったのです。


史上初の世界大戦です、和本は連合国の一員としてこの戦いに参加しました。


この戦いに参戦したのは、891年にイゲリスとの間に結ばれていた和英同盟があったからです。


918年終戦を迎える、この戦争で、利益を得たのは、我が国だけでしょう。


大国での勢力拡大を狙っていた和本にとって、第一次世界大戦は大きなチャンスだった。和本は、ヨーラッパ諸国が戦争に気を取られている間に、大国へ進出してドウツが持っていた権益を奪っていったのです。


和本は和英同盟を理由に、第一次世界大戦に連合国側として参戦して、ドウツに宣戦布告した。


この戦争の和本戦死者は300人位で、他の国よりかなり少ないです。




918年第1次世界大戦が終わり、平和になり暮らし始めた頃。




鬼塚家の18歳になる娘が婚約者問題でピンチになっていた。



鬼塚時子十八歳 やんごとなき一族に産まれ、なに不自由なく十八歳になりましたが、この年で婚約者がいません!


公家、華族、公爵となり、一族にとって私は、自慢の対象です。


この時代の結婚適齢期、女性は十五歳~二十歳で、私は、今十八歳(まだ充分余裕では)と、思うでしょうが!


    男性は十八歳~二十二歳で、ほとんどの方に婚約者がおられます。


婚約者が、おられない方は素行に問題を抱えた方、男色の方、没落寸前、賭け事に興じる方など何か問題のある家だと思われます!


私の場合は、財力と鬼塚家の家柄は魅力があるので普通婚約の打診位あるだろうと思っていたのです。がっ!


ビックリです、婚約の申し込み0です。












しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

好きな人がいるならちゃんと言ってよ

しがと
恋愛
高校1年生から好きだった彼に毎日のようにアピールして、2年の夏にようやく交際を始めることができた。それなのに、彼は私ではない女性が好きみたいで……。 彼目線と彼女目線の両方で話が進みます。*全4話

王宮勤めにも色々ありまして

あとさん♪
恋愛
スカーレット・フォン・ファルケは王太子の婚約者の専属護衛の近衛騎士だ。 そんな彼女の元婚約者が、園遊会で見知らぬ女性に絡んでる·····? おいおい、と思っていたら彼女の護衛対象である公爵令嬢が自らあの馬鹿野郎に近づいて····· 危険です!私の後ろに! ·····あ、あれぇ? ※シャティエル王国シリーズ2作目! ※拙作『相互理解は難しい(略)』の2人が出ます。 ※小説家になろうにも投稿しております。

拝啓、大切なあなたへ

茂栖 もす
恋愛
それはある日のこと、絶望の底にいたトゥラウム宛てに一通の手紙が届いた。 差出人はエリア。突然、別れを告げた恋人だった。 そこには、衝撃的な事実が書かれていて─── 手紙を受け取った瞬間から、トゥラウムとエリアの終わってしまったはずの恋が再び動き始めた。 これは、一通の手紙から始まる物語。【再会】をテーマにした短編で、5話で完結です。 ※以前、別PNで、小説家になろう様に投稿したものですが、今回、アルファポリス様用に加筆修正して投稿しています。

【完結】おしどり夫婦と呼ばれる二人

通木遼平
恋愛
 アルディモア王国国王の孫娘、隣国の王女でもあるアルティナはアルディモアの騎士で公爵子息であるギディオンと結婚した。政略結婚の多いアルディモアで、二人は仲睦まじく、おしどり夫婦と呼ばれている。  が、二人の心の内はそうでもなく……。 ※他サイトでも掲載しています

【完結】離縁など、とんでもない?じゃあこれ食べてみて。

BBやっこ
恋愛
サリー・シュチュワートは良縁にめぐまれ、結婚した。婚家でも温かく迎えられ、幸せな生活を送ると思えたが。 何のこれ?「旦那様からの指示です」「奥様からこのメニューをこなすように、と。」「大旦那様が苦言を」 何なの?文句が多すぎる!けど慣れ様としたのよ…。でも。

貴方の事なんて大嫌い!

柊 月
恋愛
ティリアーナには想い人がいる。 しかし彼が彼女に向けた言葉は残酷だった。 これは不器用で素直じゃない2人の物語。

学園にいる間に一人も彼氏ができなかったことを散々バカにされましたが、今ではこの国の王子と溺愛結婚しました。

朱之ユク
恋愛
ネイビー王立学園に入学して三年間の青春を勉強に捧げたスカーレットは学園にいる間に一人も彼氏ができなかった。  そして、そのことを異様にバカにしている相手と同窓会で再開してしまったスカーレットはまたもやさんざん彼氏ができなかったことをいじられてしまう。  だけど、他の生徒は知らないのだ。  スカーレットが次期国王のネイビー皇太子からの寵愛を受けており、とんでもなく溺愛されているという事実に。  真実に気づいて今更謝ってきてももう遅い。スカーレットは美しい王子様と一緒に幸せな人生を送ります。

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

処理中です...