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私本気で貴方と結婚したいんです、お願い致します。お辞儀をして彼の前に私の手を差し出すが!
しおりを挟む登場人物紹介
マリア・ボルドー公爵令嬢16歳 只今初恋中です。
ユアン・マクレガー平民16歳 商会会頭の息子で学院1番の秀才で見目麗しい。
****
〖序章〗
私の名前はマリア・ボルドー公爵令嬢16歳、一目惚れした彼に今日、将来結婚をしたいと申し込むつもりです。
それも相手は平民で商会の息子ユアン・マクレガー16歳、将来は会頭の予定で学院で勉強もしている方です。
あ、ユアン様だは!結婚を申し込んできます。
「おはようございます!マリアです」
「おはよう、マリア様」
ドキドキするは、今日も素敵です。
「ユアン様、将来マリアと結婚して下さい」
ユアンは戸惑った学院でも頭が良くて美人、公爵令嬢の彼女は俺を揶揄うつもりかな?
「ご免なさい、僕と君では身分差がありすぎます」
「私が平民だったら結婚できるのですか?」
ニコニコしながら。
「まあ君が平民だったら、こちらから結婚を申し込みますよ」
「では、私お父様に平民になると話してきます待っててください」
「それは駄目です、待ってください」
マリア様は馬車に乗って屋敷に戻ってしまった!
大丈夫なのか?学院の授業どうするんだ?公爵令嬢だぞ頭花畑なのか?
あ、冗談だよな俺の結婚申し込み事態が冗談かもな、きっとそうだ!
〖私は平民になります!〗
ベラルーク・ボルドー公爵家当主、血筋良し、富豪であり容姿、能力と完璧だが娘には弱い、親馬鹿で有名。
今日も娘マリアが我儘を言い出す予感がしているが可愛い娘のためだ訊いてしまうだろう。
侍女のジュリアと執事のセバスチャンが屋敷にマリアお嬢様が居る?何故だ送り出したはず?
「「お帰りなさいませ、お嬢様、学院は授業中ですよね?何故屋敷に戻ったのですか?」」
「お父様にお願いがあって戻ったのよ今、執務室かしら?」
「はい、そうです」
急ぎ足で執務室まで行きドアを開け父ベラルーク公爵に我儘を言い出した。
「お父様、私は平民ユアン・マクレガー様と将来結婚したいと申し込んだら身分が違うからと断われました」
なんとユアン・マクレガー君は真摯な子みたいだ。
「平民との結婚は無理だよ!」
「なら私は平民になります!」
「・・・・・・」
今までの我儘で一番だな。
「それは無理だユアン君の方がまともだ」
「お父様、彼の実家は商会の会頭をされているのです」
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