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商会で身元不明、男性の情報求む。と貼り紙を貼ってもらいました。
しおりを挟むシルビア・フランクリン男爵夫人は若い頃は才女で美人、今の主人とは学生時代知り合いベンジャミンが両親に頼み込んで婚約者になれた。
だが、シルビアも満更でもない様子だった、婚約の申し込みの時二つ返事だったこと婚約が決まったら学園では何時もベッタリだった。
ベンジャミンは若い頃、美丈夫で女性にもてていてシルビアは心配だった、ルビアンはどちらかと言うと父親ベンジャミンに似ている。
だが、年取ったが渋いイケメンで今でも人気はあるがシルビアが怖いので親達が娘に手を出すなと言い聞かせている。
まあ家族、仲が良いので心配はないだろう。
夫婦で協力し今の財を築き上げ財産だけなら王族にも負けない程だ、そのせいか、ルビアンとの婚約、入婿になりたいと書状が山のように届いている。
本人は恋愛結婚を望んでいて政略結婚はしたくないようだ。
商会で貼り紙を貼って1ヶ月、情報が入った年が10歳年上でウイリアム・シルバー公爵令息27歳。
シルビア会頭は一応トリトンに、この情報を報告することにした。
トリトンをベッドに運び看病していたら、『兄さん何故俺を・・・・・・』
寝言を言っていた。
お兄さんと何かあったのかな?もしかしてお兄さんがトリトンを殺そうとしたの?
お昼には男爵様シルビア夫人ルビアン令嬢も食堂の席についている。
シルビア夫人が貼り紙の、おかげで情報が入った事を伝えた。
「名前はウイリアム・シルバー公爵令息、年齢27歳10年前は17歳だけどトリトンは今17歳か18歳それ以上は無いわよね?」
皆が頷いた27歳あり得ない、もしそうなら10歳年を取らないで何処に居た?
お父様に訊いたらトリトンは湖の畔に裸で倒れていたと話してた。
ルビアンは気になり質問していた。
「ねえ、何故、裸なの?」
「俺に訊いてる?」
「あっ、覚えてたら説明するよね、ご免なさい」
「謝らなくて良いよ」
俺には兄さんがいて彼奴に殺された、それは事実たぶん、まあ実際は死んでなかったけど名前を思い出そうとすると頭が痛い年齢17歳か18歳まあ見た目だが家は、ズキン、掌で頭を押さえて又倒れてしまう。
男爵の屋敷に公爵夫人が尋ねて来た。
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