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第150話 美弦の覚悟
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合流地点に本隊が到着していないという事態に、増援部隊は混乱した。
「まさか……本隊はすでに全滅を?」
「……そんなことはあり得ない」
「ええ。それはないと思います」
優志が指摘した内容について異論を唱えたのは武内だった。
「本隊は確かに補給を必要としていましたが、全滅に至るまで消費しきっていたわけではありません。それに、あれだけの部隊を全滅させるほどの大規模な戦闘が起これば、上谷の索敵スキルが反応しないわけがありません」
召喚された中の一人――上谷は、通常の能力値が高いことに加えて、広範囲をカバーできる索敵能力を有している。優志たちが魔獣の奇襲を受けているのを察知して援護に駆けつけることができたのも、彼のスキルによるものであった。
そんな上谷のスキルで周囲を調べた結果、本隊の全滅はまずあり得ないだろうという結論に至った。
だが、同時に不可解なこともある。
それは――本隊の居場所。上谷のスキルを駆使しても、この魔界のどこかにいるはずの本隊を探し出せないでいた。
「すいません……なんとか探し出そうとしているんですが……」
「大丈夫だ。とりあえず、本隊に大事がない可能性が高いと知れただけで」
ゼイロは憔悴している上谷を気遣った。
しかし、本音を吐露するながら、やはり一刻も早く本隊と合流をしたかった。
本隊を探し出せるいい手はないものか――腕を組み、苦悩するゼイロのもとへ、一人の少女が歩み寄った。
「あの、ゼイロ副団長」
「? 何かあったか、ミツル」
高砂美弦であった。
「私の召喚獣なら、きっと本隊の居場所を見つけることができると思います」
「ほ、本当か!?」
「はい。ちょっと待っていてください」
美弦がおもむろに指笛を吹くと、上空から一羽の鳥が舞い降りてくる。美弦の肩にとまったのは赤い毛並みのフクロウであった。
「この召喚獣が……本隊の居場所を探しだせるのか?」
「はい。上谷くんのスキルは、本隊にいる人たちの魔力を検知することで場所を特定するスキルですが、この子は――オウルズ優れた視力で遥か遠くにある小さな人影さえ察知することができる斥候用召喚獣なんです。ね?」
「クルルゥ」
美弦の呼びかけに対し、オウルズは首を激しく上下に振る。
おそらく「その通りだ」と言いたいのだろう。
「凄いな……そんな効果を持った召喚獣がいたなんて」
「ええ。でも、この子の存在を知ったのは割と最近なんですよ」
「え? そうなのか?」
「私……自分のスキルがなんだか怖くて……力を知るため、試験的に召喚した最初の子たち以外は呼ぼうとしませんでした」
「それがまた、なぜ心変わりを?」
武内からの問いかけに、美弦は力強く答えた。
「優志さんのおかげです」
「お、俺?」
まさか名指しされると思っていなかった優志の声は思わず裏返る。
「優志さんは私たちと違って了承なく召喚された挙句、城を追い出されました。普通、そんな理不尽なマネをされたら、怒って反逆行為に出てもおかしくないと思うんです」
「……耳が痛いな」
手厳しい美弦からの言葉に、ゼイロはバツが悪そうに頬をかく。
その様子を見て、美弦はクスクスと小さく笑って続きを語る。
「でも、優志さんは前向きに生きようとしていました。自分のスキルを使って、誰かの役に立とうとさえしていた……誰にでもできることじゃないと思います」
「ほ、褒めすぎだよ」
今度は優志が照れ臭そうに頬をかく。
「だから私も考え方を変えました。もっと自分に与えられた力を試してみようって――勇者候補を辞めてからしていなかった召喚術を行い、仲間の数はそれまでの倍になりました」
「そ、そんなことしていたのか」
優志はまったく知らなかった。
ただ、たまに美弦が日中の休憩時間中に自室へこもったり、近くの森へ散歩という名目で出かけていたので、きっとその時に召喚術を行っていたのだろう。
「言ってくれればよかったのに」
「な、なんだか言いづらくて」
元来、美弦はあまり目立つ行動をしない物静かで気が利く優しい女の子だ。
優志やリウィルがいつも仕事で忙しそうにしているところを間近に見ている分、スキル発動の練習をしているところは見せられなかったのだろう。きっと、美弦と同じくらい優しく、自分を本当の妹のように可愛がってくれているあの二人なら、自分のことをそっちのけでこっちの応援につきかねないから。
「私も、優志さんみたく強く生きていくと決めたんです。元の世界にいた頃のように、周囲に流されているだけじゃなく、自分の意思を持って動ける人間になりたいって」
「美弦ちゃん……」
美弦がそんなふうに自分を見ていたとは知らなかった。優志は照れ臭さを通り越して感動の境地に至った。
目頭が熱くなり始めた頃、美弦はオウルズを天高く放った。
赤い翼を羽ばたかせたオウルズは優志たちの頭上を旋回――それが三分ほど続くと、急降下して再び美弦の肩にとまる。そして、「ホーホー」とフクロウ特有の鳴き声で美弦に何かを報告する。
「分かりました。ここから東に進んください。本隊はそこで待機しているようです」
「! い、今ので分かるのか?」
「この子たちの言葉は大体理解できます。あ、ちなみに、時間にしておよそ一時間で到着するようです」
「そ、そこまでわかるのか」
「はい♪」
ニコリと微笑む美弦。
その顔からは自信がのぞいていた。
「よし! すぐに出るぞ! 東に進んで本隊と合流を目指す!」
ゼイロのかけ声により、増援部隊は本隊との合流を目指し、進路を東へととった。
「まさか……本隊はすでに全滅を?」
「……そんなことはあり得ない」
「ええ。それはないと思います」
優志が指摘した内容について異論を唱えたのは武内だった。
「本隊は確かに補給を必要としていましたが、全滅に至るまで消費しきっていたわけではありません。それに、あれだけの部隊を全滅させるほどの大規模な戦闘が起これば、上谷の索敵スキルが反応しないわけがありません」
召喚された中の一人――上谷は、通常の能力値が高いことに加えて、広範囲をカバーできる索敵能力を有している。優志たちが魔獣の奇襲を受けているのを察知して援護に駆けつけることができたのも、彼のスキルによるものであった。
そんな上谷のスキルで周囲を調べた結果、本隊の全滅はまずあり得ないだろうという結論に至った。
だが、同時に不可解なこともある。
それは――本隊の居場所。上谷のスキルを駆使しても、この魔界のどこかにいるはずの本隊を探し出せないでいた。
「すいません……なんとか探し出そうとしているんですが……」
「大丈夫だ。とりあえず、本隊に大事がない可能性が高いと知れただけで」
ゼイロは憔悴している上谷を気遣った。
しかし、本音を吐露するながら、やはり一刻も早く本隊と合流をしたかった。
本隊を探し出せるいい手はないものか――腕を組み、苦悩するゼイロのもとへ、一人の少女が歩み寄った。
「あの、ゼイロ副団長」
「? 何かあったか、ミツル」
高砂美弦であった。
「私の召喚獣なら、きっと本隊の居場所を見つけることができると思います」
「ほ、本当か!?」
「はい。ちょっと待っていてください」
美弦がおもむろに指笛を吹くと、上空から一羽の鳥が舞い降りてくる。美弦の肩にとまったのは赤い毛並みのフクロウであった。
「この召喚獣が……本隊の居場所を探しだせるのか?」
「はい。上谷くんのスキルは、本隊にいる人たちの魔力を検知することで場所を特定するスキルですが、この子は――オウルズ優れた視力で遥か遠くにある小さな人影さえ察知することができる斥候用召喚獣なんです。ね?」
「クルルゥ」
美弦の呼びかけに対し、オウルズは首を激しく上下に振る。
おそらく「その通りだ」と言いたいのだろう。
「凄いな……そんな効果を持った召喚獣がいたなんて」
「ええ。でも、この子の存在を知ったのは割と最近なんですよ」
「え? そうなのか?」
「私……自分のスキルがなんだか怖くて……力を知るため、試験的に召喚した最初の子たち以外は呼ぼうとしませんでした」
「それがまた、なぜ心変わりを?」
武内からの問いかけに、美弦は力強く答えた。
「優志さんのおかげです」
「お、俺?」
まさか名指しされると思っていなかった優志の声は思わず裏返る。
「優志さんは私たちと違って了承なく召喚された挙句、城を追い出されました。普通、そんな理不尽なマネをされたら、怒って反逆行為に出てもおかしくないと思うんです」
「……耳が痛いな」
手厳しい美弦からの言葉に、ゼイロはバツが悪そうに頬をかく。
その様子を見て、美弦はクスクスと小さく笑って続きを語る。
「でも、優志さんは前向きに生きようとしていました。自分のスキルを使って、誰かの役に立とうとさえしていた……誰にでもできることじゃないと思います」
「ほ、褒めすぎだよ」
今度は優志が照れ臭そうに頬をかく。
「だから私も考え方を変えました。もっと自分に与えられた力を試してみようって――勇者候補を辞めてからしていなかった召喚術を行い、仲間の数はそれまでの倍になりました」
「そ、そんなことしていたのか」
優志はまったく知らなかった。
ただ、たまに美弦が日中の休憩時間中に自室へこもったり、近くの森へ散歩という名目で出かけていたので、きっとその時に召喚術を行っていたのだろう。
「言ってくれればよかったのに」
「な、なんだか言いづらくて」
元来、美弦はあまり目立つ行動をしない物静かで気が利く優しい女の子だ。
優志やリウィルがいつも仕事で忙しそうにしているところを間近に見ている分、スキル発動の練習をしているところは見せられなかったのだろう。きっと、美弦と同じくらい優しく、自分を本当の妹のように可愛がってくれているあの二人なら、自分のことをそっちのけでこっちの応援につきかねないから。
「私も、優志さんみたく強く生きていくと決めたんです。元の世界にいた頃のように、周囲に流されているだけじゃなく、自分の意思を持って動ける人間になりたいって」
「美弦ちゃん……」
美弦がそんなふうに自分を見ていたとは知らなかった。優志は照れ臭さを通り越して感動の境地に至った。
目頭が熱くなり始めた頃、美弦はオウルズを天高く放った。
赤い翼を羽ばたかせたオウルズは優志たちの頭上を旋回――それが三分ほど続くと、急降下して再び美弦の肩にとまる。そして、「ホーホー」とフクロウ特有の鳴き声で美弦に何かを報告する。
「分かりました。ここから東に進んください。本隊はそこで待機しているようです」
「! い、今ので分かるのか?」
「この子たちの言葉は大体理解できます。あ、ちなみに、時間にしておよそ一時間で到着するようです」
「そ、そこまでわかるのか」
「はい♪」
ニコリと微笑む美弦。
その顔からは自信がのぞいていた。
「よし! すぐに出るぞ! 東に進んで本隊と合流を目指す!」
ゼイロのかけ声により、増援部隊は本隊との合流を目指し、進路を東へととった。
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