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レイノアの亡霊編
第128話 追及
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「奪った――というのは聞こえが悪いな」
静かな口調に確かな怒りを込めるエインの言葉を、さも濡れ衣だと言わんばかりにサラリとかわした。
禁竜教の親玉が、外交局と国防局という違いはあれど同期であったエインディッツ・ペンテルスとあっては話が異なる。勝算のない戦いをするために、このような大舞台を用意するほど浅はかな男ではない。
当時はまだ外交局の下っ端だったスウィーニーが、同期の中でただひとり一目を置いていたのがこのエインだ。
魔族との戦いで隻腕となってから姿をくらませたと聞いたが、まさかこのような形で再開することになるとは夢にも思っていなかった。
「では、スウィーニー大臣は旧レイノア領地の譲渡について特に問題はなかったと?」
「然るべき手続きを踏み、王印の押された譲渡書がある。元ハルヴァ竜騎士団として国政にも関わっていた君なら、その効力はわかるだろう?」
「譲渡書の効力については知っている。――問題は、その譲渡書に押されたという王印が、ダリス女王の了承を得て押されたものかという点だ」
「では、君は譲渡書に押された王印は――女王が自らの意志で押したわけではないと? あれは当時、このレイノアで外交の仕事を一手に任され、王家とも親交の深かったジャービス・バクスターからもらった者だ」
「そのジャービスが裏切ったのだ。――何者かから不正取引を持ちかけられて、な」
言って、エインはスウィーニーの反応をうかがう。
当然ながら、その程度の指摘はしてくるだろうと読んでいるスウィーニーは眉ひとつ動かさない。それどころか、
「……そうまで断言できるというなら確たる証拠があると見てよろしいかな?」
スウィーニーは強気にたずねた。
しかし、スウィーニーとしても、この交渉には些か不安要素がある。
一番厄介なのは、レフティとリガンが生きていたという点だ。
恐らく、解放されたレフティたちはまず真っ先に魔族の話題を出すだろう。そうなると、わざわざダヴィドたちを差し向けてまで行おうとした暗殺失敗により、敵側に魔族がいたことを隠蔽していた事実が明るみとなってしまう。アイザック・レーンを監禁してまで押し通そうとしていたことが、もっともバレてはならない竜騎士団に直接漏れる形となってしまうのだ。
最悪の場合は「情報伝達の不備」という辺りを落としどころとして考えてはいるが、今回の事件をレフティやリガンにも非があると見せかけ、国内における竜騎士団の信用を失墜させて意のままに操ろうとした目論見は根底から覆る結果となってしまう。
だが、自分に問われるだろう責任の重さを考慮すると、それくらいのリスクは負うべきだとスウィーニーは判断していた。
竜騎士団を陥れる機会はこの先もある。
今はただ、自分の立場をいかにキープし、尚且つ、この交渉でハルヴァが優位となる条件を組み込みつつ成立へ導くことに全力を注ごうと決意した。
一方、証拠の提示を求められたエインは、椅子に深く腰掛けて、
「バラン・オルドスキーという人物を知っているか?」
「バラン? ……たしか、元レイノアの人間で国政関係者だったはずだ」
スウィーニーはすっとぼけた。
もちろん、知らないわけがない。
なぜなら、そのバランを含む当時のレイノア外交関係者は、裏取引の内容を外部へ漏らさぬよう、スウィーニーがダヴィドたちを使って口封じのため殺したのだから。
「そのバラン・オルドスキーがどうかしたのか?」
「実を言うと――私は会っているのだ。彼が死ぬ3日前に」
「!」
ここで、初めてスウィーニーの表情がわずかだが歪んだ。
その変化を、エインは見逃さない。
「森の中で偶然出会ってね。彼はハルヴァの外交局から木こりとしての仕事を紹介されたと言っていた。……不思議な話だな。元レイノアで国政関係の仕事に就いてたいた者は、皆ハルヴァでも同じ役職で働いていた。しかし、ジャービスをはじめ、なぜか外交関係者だけがまったく関係のない仕事に就いている」
「それが彼らの希望だったからだ」
「本当にそうか? ――少なくとも、バラン・オルドスキーに関して望んで木こりになったわけではないよだったが」
「そのバランという男の職業が関係あるのか?」
「いや、ない。――彼の職業ではなく、彼がハルヴァ外交局から受け取ったという多額の金にある」
ついに、エインは外交局の名前を出した。
外交局の動き――それはそのままスウィーニーの動きと直結する。
「スウィーニー……君は、ハルヴァ国内での農地改革の失敗を補うため、豊かな土壌を誇るこのレイノアの地を狙ったのだろう? ジャービス・バクスターらレイノアの外交関係者たちにハルヴァ外交局での重要なポストを用意すると言って騙し、宝物庫から王印を盗み出して女王の目を通さず公式の書類をでっち上げた」
「面白い説だが、我々は本人たちの意思を尊重し、全員に外交局とは関係のない職業を紹介している。君の言う重要なポストとやらは用意していないが?」
「それはフェイクだ。ハルヴァへ移住してすぐに重要なポストに彼らを就かせたのでは他の国政関係者から疑われる。だから外交局は彼らに大金を渡したのだ。当面の生活費兼報酬だとでも言って」
「それもすべては推測の域を出ない。君ひとりが『バランからそう聞いた』と囀ったところで証拠としては弱い」
「そうだな。――だが、これならどうだろう」
エインは自信たっぷりの表情を見せる。
その顔つきが、スウィーニーには不気味に映った。
「バラン・オルドスキーは最初に住んでいた、外交局からあてがわれた住居からはとっくに引っ越している。彼は王都から離れた森の中でひっそりと暮らしていた」
スウィーニーにとって、その話は初耳だった。
ダヴィドにバランの暗殺を依頼し、その成功報告を受けた際も、バランが引っ越しをしていたという話は聞いていない。――いや、ダヴィドという男はそんなことを丁寧に報告するようなヤツではない。恐らく、そうだと感じていても大した情報じゃないと勝手に思って報告を怠った可能性は十分にあった。
スウィーニーの額にうっすらと汗が浮かび始めた。
バランが引っ越しをしていた――その事実が、自分たちの不正を決定づけるある《証拠》の居場所を指しているとわかったから。
当然ながら、エインはそこを突いてくる。
「だから――君が用意した家に乗り込んでいっても何も見つからなかったろう?」
「エイン……」
スウィニーのエインを見る目が変わる。
エインは――気づいていた。
「君が探し求めていた物――バラン・オルドスキーに渡した多額の金は、彼の引っ越し先の家の地下室に今もある。君とジャービス・バクスターとの間で行われた商談内容を詳しく書き記した日記と共に」
「くっ……」
スウィーニーの口から苦悶の言葉が漏れ聞こえる。
「君は外交大臣だから当然知っていると思うが、ハルヴァが発行する紙幣や金貨には偽造防止のために番号が振られている。バラン・オルドスキーの家にある大金の番号を辿れば、それが外交局を通して不正に発注された金だとすぐに判明するはずだ」
そう――これまで、外交関係者を暗殺してきたスウィーニーは、払った報酬金をすべて回収させていた。
まさにエインが言ったように、その金は「水路補修予算」や「道路整備」といった、実際には行われていない作業に使用した金とした国から支給された予算を回していたのだ。
渡した相手を殺害し、それを回収することで何事もなく処理してきたが、バラン・オルドスキーに渡した金だけが見つからず、苦労して工面したという経緯がある。
エインは、そこにいたるまでの真相を掴んでいたのだ。
「スウィーニー……すべてを認めろ」
「何?」
「すべてを認めて自首をするんだ。そして、不正取引によって奪ったレイノアの領地をここへ戻せ。――レイノアは再び甦る」
「……バカな」
ハッと小馬鹿にしたようにスウィーニーは吐き捨てた。
「小国を救ったところで大国は繁栄しえない。このような矮小な国が持つには過ぎた土壌だったのだ」
「それならば、もっと他の方法があったはずだ。なぜ、奪い取るようなマネをした」
エインの語気が強くなる。
――と、
「! ぐっ!?」
エインは突如口を押えて悶え苦しみ始めた。
「がっ!? はっ!?」
うまく息ができず、目の焦点も合わない。世界がピンボケに見えて、しまいには上下左右の感覚さえ失う。
「消えた王国を救おうと踊り続けた哀れな亡霊の末路――それが君だよ、エイン」
足を組み直したスウィーニーが言う。
「コルドトという強力な神経毒の一種だ。こいつを霧状にして部屋中に充満させた。バレないよう、君の目を盗んでポケットから取り出すのは緊張したぞ」
「なん……だ……と」
「私は馬車の中で解毒剤を飲んでいるため多少の痺れ程度に済んでいるが……君はとても苦しそだな」
「ぐぅ……」
「安心したまえ。じき楽になる。――その意味がわかるな?」
エインはゾクッと背中が冷えるのを感じた。
スウィーニーは、この毒で自分を殺す気だ。
静かな口調に確かな怒りを込めるエインの言葉を、さも濡れ衣だと言わんばかりにサラリとかわした。
禁竜教の親玉が、外交局と国防局という違いはあれど同期であったエインディッツ・ペンテルスとあっては話が異なる。勝算のない戦いをするために、このような大舞台を用意するほど浅はかな男ではない。
当時はまだ外交局の下っ端だったスウィーニーが、同期の中でただひとり一目を置いていたのがこのエインだ。
魔族との戦いで隻腕となってから姿をくらませたと聞いたが、まさかこのような形で再開することになるとは夢にも思っていなかった。
「では、スウィーニー大臣は旧レイノア領地の譲渡について特に問題はなかったと?」
「然るべき手続きを踏み、王印の押された譲渡書がある。元ハルヴァ竜騎士団として国政にも関わっていた君なら、その効力はわかるだろう?」
「譲渡書の効力については知っている。――問題は、その譲渡書に押されたという王印が、ダリス女王の了承を得て押されたものかという点だ」
「では、君は譲渡書に押された王印は――女王が自らの意志で押したわけではないと? あれは当時、このレイノアで外交の仕事を一手に任され、王家とも親交の深かったジャービス・バクスターからもらった者だ」
「そのジャービスが裏切ったのだ。――何者かから不正取引を持ちかけられて、な」
言って、エインはスウィーニーの反応をうかがう。
当然ながら、その程度の指摘はしてくるだろうと読んでいるスウィーニーは眉ひとつ動かさない。それどころか、
「……そうまで断言できるというなら確たる証拠があると見てよろしいかな?」
スウィーニーは強気にたずねた。
しかし、スウィーニーとしても、この交渉には些か不安要素がある。
一番厄介なのは、レフティとリガンが生きていたという点だ。
恐らく、解放されたレフティたちはまず真っ先に魔族の話題を出すだろう。そうなると、わざわざダヴィドたちを差し向けてまで行おうとした暗殺失敗により、敵側に魔族がいたことを隠蔽していた事実が明るみとなってしまう。アイザック・レーンを監禁してまで押し通そうとしていたことが、もっともバレてはならない竜騎士団に直接漏れる形となってしまうのだ。
最悪の場合は「情報伝達の不備」という辺りを落としどころとして考えてはいるが、今回の事件をレフティやリガンにも非があると見せかけ、国内における竜騎士団の信用を失墜させて意のままに操ろうとした目論見は根底から覆る結果となってしまう。
だが、自分に問われるだろう責任の重さを考慮すると、それくらいのリスクは負うべきだとスウィーニーは判断していた。
竜騎士団を陥れる機会はこの先もある。
今はただ、自分の立場をいかにキープし、尚且つ、この交渉でハルヴァが優位となる条件を組み込みつつ成立へ導くことに全力を注ごうと決意した。
一方、証拠の提示を求められたエインは、椅子に深く腰掛けて、
「バラン・オルドスキーという人物を知っているか?」
「バラン? ……たしか、元レイノアの人間で国政関係者だったはずだ」
スウィーニーはすっとぼけた。
もちろん、知らないわけがない。
なぜなら、そのバランを含む当時のレイノア外交関係者は、裏取引の内容を外部へ漏らさぬよう、スウィーニーがダヴィドたちを使って口封じのため殺したのだから。
「そのバラン・オルドスキーがどうかしたのか?」
「実を言うと――私は会っているのだ。彼が死ぬ3日前に」
「!」
ここで、初めてスウィーニーの表情がわずかだが歪んだ。
その変化を、エインは見逃さない。
「森の中で偶然出会ってね。彼はハルヴァの外交局から木こりとしての仕事を紹介されたと言っていた。……不思議な話だな。元レイノアで国政関係の仕事に就いてたいた者は、皆ハルヴァでも同じ役職で働いていた。しかし、ジャービスをはじめ、なぜか外交関係者だけがまったく関係のない仕事に就いている」
「それが彼らの希望だったからだ」
「本当にそうか? ――少なくとも、バラン・オルドスキーに関して望んで木こりになったわけではないよだったが」
「そのバランという男の職業が関係あるのか?」
「いや、ない。――彼の職業ではなく、彼がハルヴァ外交局から受け取ったという多額の金にある」
ついに、エインは外交局の名前を出した。
外交局の動き――それはそのままスウィーニーの動きと直結する。
「スウィーニー……君は、ハルヴァ国内での農地改革の失敗を補うため、豊かな土壌を誇るこのレイノアの地を狙ったのだろう? ジャービス・バクスターらレイノアの外交関係者たちにハルヴァ外交局での重要なポストを用意すると言って騙し、宝物庫から王印を盗み出して女王の目を通さず公式の書類をでっち上げた」
「面白い説だが、我々は本人たちの意思を尊重し、全員に外交局とは関係のない職業を紹介している。君の言う重要なポストとやらは用意していないが?」
「それはフェイクだ。ハルヴァへ移住してすぐに重要なポストに彼らを就かせたのでは他の国政関係者から疑われる。だから外交局は彼らに大金を渡したのだ。当面の生活費兼報酬だとでも言って」
「それもすべては推測の域を出ない。君ひとりが『バランからそう聞いた』と囀ったところで証拠としては弱い」
「そうだな。――だが、これならどうだろう」
エインは自信たっぷりの表情を見せる。
その顔つきが、スウィーニーには不気味に映った。
「バラン・オルドスキーは最初に住んでいた、外交局からあてがわれた住居からはとっくに引っ越している。彼は王都から離れた森の中でひっそりと暮らしていた」
スウィーニーにとって、その話は初耳だった。
ダヴィドにバランの暗殺を依頼し、その成功報告を受けた際も、バランが引っ越しをしていたという話は聞いていない。――いや、ダヴィドという男はそんなことを丁寧に報告するようなヤツではない。恐らく、そうだと感じていても大した情報じゃないと勝手に思って報告を怠った可能性は十分にあった。
スウィーニーの額にうっすらと汗が浮かび始めた。
バランが引っ越しをしていた――その事実が、自分たちの不正を決定づけるある《証拠》の居場所を指しているとわかったから。
当然ながら、エインはそこを突いてくる。
「だから――君が用意した家に乗り込んでいっても何も見つからなかったろう?」
「エイン……」
スウィニーのエインを見る目が変わる。
エインは――気づいていた。
「君が探し求めていた物――バラン・オルドスキーに渡した多額の金は、彼の引っ越し先の家の地下室に今もある。君とジャービス・バクスターとの間で行われた商談内容を詳しく書き記した日記と共に」
「くっ……」
スウィーニーの口から苦悶の言葉が漏れ聞こえる。
「君は外交大臣だから当然知っていると思うが、ハルヴァが発行する紙幣や金貨には偽造防止のために番号が振られている。バラン・オルドスキーの家にある大金の番号を辿れば、それが外交局を通して不正に発注された金だとすぐに判明するはずだ」
そう――これまで、外交関係者を暗殺してきたスウィーニーは、払った報酬金をすべて回収させていた。
まさにエインが言ったように、その金は「水路補修予算」や「道路整備」といった、実際には行われていない作業に使用した金とした国から支給された予算を回していたのだ。
渡した相手を殺害し、それを回収することで何事もなく処理してきたが、バラン・オルドスキーに渡した金だけが見つからず、苦労して工面したという経緯がある。
エインは、そこにいたるまでの真相を掴んでいたのだ。
「スウィーニー……すべてを認めろ」
「何?」
「すべてを認めて自首をするんだ。そして、不正取引によって奪ったレイノアの領地をここへ戻せ。――レイノアは再び甦る」
「……バカな」
ハッと小馬鹿にしたようにスウィーニーは吐き捨てた。
「小国を救ったところで大国は繁栄しえない。このような矮小な国が持つには過ぎた土壌だったのだ」
「それならば、もっと他の方法があったはずだ。なぜ、奪い取るようなマネをした」
エインの語気が強くなる。
――と、
「! ぐっ!?」
エインは突如口を押えて悶え苦しみ始めた。
「がっ!? はっ!?」
うまく息ができず、目の焦点も合わない。世界がピンボケに見えて、しまいには上下左右の感覚さえ失う。
「消えた王国を救おうと踊り続けた哀れな亡霊の末路――それが君だよ、エイン」
足を組み直したスウィーニーが言う。
「コルドトという強力な神経毒の一種だ。こいつを霧状にして部屋中に充満させた。バレないよう、君の目を盗んでポケットから取り出すのは緊張したぞ」
「なん……だ……と」
「私は馬車の中で解毒剤を飲んでいるため多少の痺れ程度に済んでいるが……君はとても苦しそだな」
「ぐぅ……」
「安心したまえ。じき楽になる。――その意味がわかるな?」
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