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♡騎士様へのご褒美
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プレイ内容
+ウェンデ×ルイーセの溺愛らぶえっち
+着衣プレイ
衣装部屋でいつものナイトドレスから''それ''に着替え、バスローブを羽織ってから私は寝室へと向かった。
平素は自分が寝室でウェンデを待っているのが常のため、彼に待たれているという状況自体が特別なことだ。慣れないことをする緊張感と不安感を抱えながら、私は寝室の扉を開いた。
「ウェンデ様、お待たせしました」
「ああ」
扉を開けた先で、ウェンデはベッドに座って待ってくれていた。洗髪後に浴巾で拭いて乱れた髪と湯上りで上気した肌が、遠目からでも色気を感じさせた。
「珍しいな、湯冷めしたのか?」
いつも私は、暖かい季節はナイトドレス一枚で寝る。バスローブを着ることは基本的に無いことだ。それもあり、ウェンデは心配げに私に問うたのである。
「ちが、違っ、違うんです……!!」
「?」
首を傾げる彼。既に言葉を噛み気味の私。まるで初夜に戻ったような、ぎこちない空気が二人の間には流れていた。
でも、今宵は初夜では無い。彼と幾度も夜を共にして、今があるのだ。
意を決して、私はバスローブの腰紐に手をかけた。
「……っ、」
最早どんな言葉を口にすれば良いのか分からず、私は黙って俯いたままバスローブを脱ぎ捨てた。
そして、隠されていたものが顕となる。
中に着ていたのは、ロング丈の白いネグリジェ。
胸元や裾に薔薇の飾りがついており、透けた布にはパールやラインストーンが散りばめられている。それは寝間着というよりも、パーティードレスのような華やかなものであった。
私が何故これを着たのか、ウェンデはすぐに気付いてくれた。
「もしかして、ウエディングドレス……か?」
「っ、……はい。華やかなドレスを着てる姿を見たかった、とお聞きしたので」
少し前。リドベルの奥様に頼んで、彼にウェンデの好きな物などをこっそり聞いてみたのだ。
そこで、ウェディングドレスは私の希望でシンプルなものになったものの、実はもう少し華やかなものを着ているのを見たかったとウェンデが以前言っていたと教えてくれたのである。
しかしウェディングドレスを再度着る訳にはいかないので、せめてウェディングドレスと同じシルエットで華やかな飾り付きのネグリジェを買って着ることにしたのだ。
果たしてこれを誕生日プレゼントと呼んで良いのかは分からないが、これ以外に思いつかなかったのである。
「……どう、ですか?」
「ああ、良く似合ってる」
そう言って、ウェンデは優しく抱き締めてくれたのである。彼の言葉を聞いて、胸の鼓動が一層激しくなるのを感じた。
「ちなみに、それは誰から聞いたんだ?」
布越しに身体を撫でながら、彼は静かに問うた。
「え、と……奥様伝いにリドベル様からお聞きしました」
「アイツか。まさか、これを着た姿は見せてないよな? 見せてたなら奴を半殺しにしないと気が済まないのだが」
「っ!? そ、それは無いです!!」
「ははっ、冗談だ」
「もう、ウェンデ様ってば!!」
顔を上げると、そのまま唇が重ねられた。しかし舌が絡められることはなく、軽く触れただけで直ぐに繋がりは絶たれたのだった。
それはまるで、結婚式での誓いのキスを思わせるものであった。
「ルイーセ」
「あっ……」
シーツの上に組み敷かれ、互いに視線を逸らすこと無く見つめ合う。彼の瞳には、男としての欲がぎらついているようにも見えた。
「改めて、互いの気持ちを確かめ合いたいのだが。……良いか?」
「はい、喜んで」
微笑んで頷くと、深く口付けられたのだった。
「んっ……」
ドレス越しの愛撫は、素肌にされるよりも直接的な刺激は少ない。しかし、気持ちは高まっていく一方であった。
「脱がすのが勿体無いな。このままで良いか?」
「は……いっ、んんっ」
ドロワーズに太い指が滑り込み、秘所を解していく。情事はまだ始まって間もないのに、そこは既に淫らな蜜で濡れ始めていた。
「あ、っ、あああっ……」
ウェンデが胎内で指を動かす度、あられも無い声が出る。彼は指を一本ずつ増やしていくが、それだけでは物足りなく感じてしまう。
無意識に強請るように、胎内は愛しい指を締め付けていた。
「っ、あ、ウェンデ様、っ、もう……っ、来て……っ」
「ああ、分かった」
ドロワーズが取り払われる時、ふと彼の下半身に目がいった。そこは、服越しにでも分かる程既に存在を主張していたのである。
「こっちも……っ、もう''待て''が効かないみたいだ」
下穿きの中から姿を現した牡茎は、先端に雫を被って上向いていた。それを見て、私はごくりと喉を鳴らす。彼を迎え入れる身体の奥も、切なく疼くのを感じた。
そしてウェンデは、私を深くまで貫いたのである。
「ルイーセ……っ、ぐ、」
「ひ、ああああっ!!」
待ち焦がれていた存在を受け入れて、身体中が歓喜する。広い背中に手を回して直ぐに、ウェンデは抜き差しを始めたのだった。
「あっ、あ、ウェンデ様っ、ああっ!!」
「んっ、ぅ」
彼の名を呼ぶと、直ぐさま唇にキスが落とされる。息苦しいはずなのに、それすらも気にならない程に私は行為に没頭していた。
ウェンデが腰を打ち付ける度に粘着質な音が聞こえ、下肢の濃密な繋がりを感じさせる。
甘やかな幸福感に酔いしれていると、急に電流が走ったような快楽を感じた。目を見開くと、ウェンデは蠱惑的な笑みを浮かべていた。
「ん、今日はいっぺんにしてみようか、ルイーセ?」
「ひ、あっ、あああ!!」
秘種を指で撫でながら、ウェンデは抜き差しを繰り返す。今までは外か中か一方だけが基本だったので、それは未知の感覚であった。
暴力的なまでに強烈な快楽に、最早悦くなることで頭がいっぱいになっていた。
「あっ、ウェンデ様、そんなされると、変に、っ、ああっ!!」
「はっ……よがってるのも、可愛いよ、姫様……っ、」
「っ、おやめ下さい……私、そんな風に呼ばれる価値なんて……っんん」
言いかけたところで、言葉を遮るようにウェンデはキスしてきた。そして、私の耳元に唇を寄せてきたのだった。
「っ……誰より大切で愛しい存在を姫と呼んで何が悪い?」
「だ、だって」
「誰が何と言おうが、お前が一番だ。だから、許してくれ」
懇願するように、切なげな表情でウェンデは言った。
「しかし、困ったものだ」
「?」
「愛しいと思うが故に、今まで抑えてきた欲が、もう抑えられなさそうだ」
「っ……」
「ルイーセ。お前のことは誰よりも大切にしたい。そして、本当の自分を知って欲しい。だが私は、お前が思ってる以上に強欲かもしれない。……覚悟は良いか?」
「はい……勿論です」
それはつまり、遠慮のある関係の完全なる終わりを意味していた。しかし、内心私は不安感よりも嬉しさが勝っていた。
何故なら、ようやく本当の彼に出会えたのだから。
「ん、っ、ルイーセ、愛してるっ」
「わ、私もです、ウェンデ様、ぁ!!」
一方的に与えるではなく、互いの思いをぶつけ合うように、名前を呼び合う。それだけなのに、愛を感じるのには十分に感じられた。
「あっ、ふっ、ああっ!!」
「っ……あっ、ぐっ……!!」
最奥を一突きされ、白い熱が吐き出される。それは、私の心までを満たしていくような気さえした。
「はっ……」
「あ……」
何を言うでもなく、事後の余韻に浸るように私達はしばらく抱き合っていた。服を着たままなので肌は汗ばんではいるものの、それは幸せな温もりであった。
ちらりと壁掛け時計を見ると、日付が変わる直前だった。どうやら、ギリギリのタイミングだったらしい。ウェンデの頬に手を添えて、私は口を開いた。
「お誕生日おめでとうございます、ウェンデ様」
びっくりしたように目を見開く彼。しかし、すぐさま穏やかに微笑んでくれたのだった。
「ありがとう、ルイーセ」
その言葉を最後に、私は眠りについたのだった。
+ウェンデ×ルイーセの溺愛らぶえっち
+着衣プレイ
衣装部屋でいつものナイトドレスから''それ''に着替え、バスローブを羽織ってから私は寝室へと向かった。
平素は自分が寝室でウェンデを待っているのが常のため、彼に待たれているという状況自体が特別なことだ。慣れないことをする緊張感と不安感を抱えながら、私は寝室の扉を開いた。
「ウェンデ様、お待たせしました」
「ああ」
扉を開けた先で、ウェンデはベッドに座って待ってくれていた。洗髪後に浴巾で拭いて乱れた髪と湯上りで上気した肌が、遠目からでも色気を感じさせた。
「珍しいな、湯冷めしたのか?」
いつも私は、暖かい季節はナイトドレス一枚で寝る。バスローブを着ることは基本的に無いことだ。それもあり、ウェンデは心配げに私に問うたのである。
「ちが、違っ、違うんです……!!」
「?」
首を傾げる彼。既に言葉を噛み気味の私。まるで初夜に戻ったような、ぎこちない空気が二人の間には流れていた。
でも、今宵は初夜では無い。彼と幾度も夜を共にして、今があるのだ。
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「……っ、」
最早どんな言葉を口にすれば良いのか分からず、私は黙って俯いたままバスローブを脱ぎ捨てた。
そして、隠されていたものが顕となる。
中に着ていたのは、ロング丈の白いネグリジェ。
胸元や裾に薔薇の飾りがついており、透けた布にはパールやラインストーンが散りばめられている。それは寝間着というよりも、パーティードレスのような華やかなものであった。
私が何故これを着たのか、ウェンデはすぐに気付いてくれた。
「もしかして、ウエディングドレス……か?」
「っ、……はい。華やかなドレスを着てる姿を見たかった、とお聞きしたので」
少し前。リドベルの奥様に頼んで、彼にウェンデの好きな物などをこっそり聞いてみたのだ。
そこで、ウェディングドレスは私の希望でシンプルなものになったものの、実はもう少し華やかなものを着ているのを見たかったとウェンデが以前言っていたと教えてくれたのである。
しかしウェディングドレスを再度着る訳にはいかないので、せめてウェディングドレスと同じシルエットで華やかな飾り付きのネグリジェを買って着ることにしたのだ。
果たしてこれを誕生日プレゼントと呼んで良いのかは分からないが、これ以外に思いつかなかったのである。
「……どう、ですか?」
「ああ、良く似合ってる」
そう言って、ウェンデは優しく抱き締めてくれたのである。彼の言葉を聞いて、胸の鼓動が一層激しくなるのを感じた。
「ちなみに、それは誰から聞いたんだ?」
布越しに身体を撫でながら、彼は静かに問うた。
「え、と……奥様伝いにリドベル様からお聞きしました」
「アイツか。まさか、これを着た姿は見せてないよな? 見せてたなら奴を半殺しにしないと気が済まないのだが」
「っ!? そ、それは無いです!!」
「ははっ、冗談だ」
「もう、ウェンデ様ってば!!」
顔を上げると、そのまま唇が重ねられた。しかし舌が絡められることはなく、軽く触れただけで直ぐに繋がりは絶たれたのだった。
それはまるで、結婚式での誓いのキスを思わせるものであった。
「ルイーセ」
「あっ……」
シーツの上に組み敷かれ、互いに視線を逸らすこと無く見つめ合う。彼の瞳には、男としての欲がぎらついているようにも見えた。
「改めて、互いの気持ちを確かめ合いたいのだが。……良いか?」
「はい、喜んで」
微笑んで頷くと、深く口付けられたのだった。
「んっ……」
ドレス越しの愛撫は、素肌にされるよりも直接的な刺激は少ない。しかし、気持ちは高まっていく一方であった。
「脱がすのが勿体無いな。このままで良いか?」
「は……いっ、んんっ」
ドロワーズに太い指が滑り込み、秘所を解していく。情事はまだ始まって間もないのに、そこは既に淫らな蜜で濡れ始めていた。
「あ、っ、あああっ……」
ウェンデが胎内で指を動かす度、あられも無い声が出る。彼は指を一本ずつ増やしていくが、それだけでは物足りなく感じてしまう。
無意識に強請るように、胎内は愛しい指を締め付けていた。
「っ、あ、ウェンデ様、っ、もう……っ、来て……っ」
「ああ、分かった」
ドロワーズが取り払われる時、ふと彼の下半身に目がいった。そこは、服越しにでも分かる程既に存在を主張していたのである。
「こっちも……っ、もう''待て''が効かないみたいだ」
下穿きの中から姿を現した牡茎は、先端に雫を被って上向いていた。それを見て、私はごくりと喉を鳴らす。彼を迎え入れる身体の奥も、切なく疼くのを感じた。
そしてウェンデは、私を深くまで貫いたのである。
「ルイーセ……っ、ぐ、」
「ひ、ああああっ!!」
待ち焦がれていた存在を受け入れて、身体中が歓喜する。広い背中に手を回して直ぐに、ウェンデは抜き差しを始めたのだった。
「あっ、あ、ウェンデ様っ、ああっ!!」
「んっ、ぅ」
彼の名を呼ぶと、直ぐさま唇にキスが落とされる。息苦しいはずなのに、それすらも気にならない程に私は行為に没頭していた。
ウェンデが腰を打ち付ける度に粘着質な音が聞こえ、下肢の濃密な繋がりを感じさせる。
甘やかな幸福感に酔いしれていると、急に電流が走ったような快楽を感じた。目を見開くと、ウェンデは蠱惑的な笑みを浮かべていた。
「ん、今日はいっぺんにしてみようか、ルイーセ?」
「ひ、あっ、あああ!!」
秘種を指で撫でながら、ウェンデは抜き差しを繰り返す。今までは外か中か一方だけが基本だったので、それは未知の感覚であった。
暴力的なまでに強烈な快楽に、最早悦くなることで頭がいっぱいになっていた。
「あっ、ウェンデ様、そんなされると、変に、っ、ああっ!!」
「はっ……よがってるのも、可愛いよ、姫様……っ、」
「っ、おやめ下さい……私、そんな風に呼ばれる価値なんて……っんん」
言いかけたところで、言葉を遮るようにウェンデはキスしてきた。そして、私の耳元に唇を寄せてきたのだった。
「っ……誰より大切で愛しい存在を姫と呼んで何が悪い?」
「だ、だって」
「誰が何と言おうが、お前が一番だ。だから、許してくれ」
懇願するように、切なげな表情でウェンデは言った。
「しかし、困ったものだ」
「?」
「愛しいと思うが故に、今まで抑えてきた欲が、もう抑えられなさそうだ」
「っ……」
「ルイーセ。お前のことは誰よりも大切にしたい。そして、本当の自分を知って欲しい。だが私は、お前が思ってる以上に強欲かもしれない。……覚悟は良いか?」
「はい……勿論です」
それはつまり、遠慮のある関係の完全なる終わりを意味していた。しかし、内心私は不安感よりも嬉しさが勝っていた。
何故なら、ようやく本当の彼に出会えたのだから。
「ん、っ、ルイーセ、愛してるっ」
「わ、私もです、ウェンデ様、ぁ!!」
一方的に与えるではなく、互いの思いをぶつけ合うように、名前を呼び合う。それだけなのに、愛を感じるのには十分に感じられた。
「あっ、ふっ、ああっ!!」
「っ……あっ、ぐっ……!!」
最奥を一突きされ、白い熱が吐き出される。それは、私の心までを満たしていくような気さえした。
「はっ……」
「あ……」
何を言うでもなく、事後の余韻に浸るように私達はしばらく抱き合っていた。服を着たままなので肌は汗ばんではいるものの、それは幸せな温もりであった。
ちらりと壁掛け時計を見ると、日付が変わる直前だった。どうやら、ギリギリのタイミングだったらしい。ウェンデの頬に手を添えて、私は口を開いた。
「お誕生日おめでとうございます、ウェンデ様」
びっくりしたように目を見開く彼。しかし、すぐさま穏やかに微笑んでくれたのだった。
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