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♡庭園の片隅での秘め事
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プレイ内容
+ルイーセ、ウェンデの限界野外放尿
+やり手水(排泄介助)
「本当に無茶してくれたな。ルイーセ」
舞踏会を終えた後、私とウェンデは姉夫婦と両親に挨拶してから馬車で自宅へと向かっていた。ウェンデは私にお叱り言葉を一応投げかけたが、その口調から怒気は一切感じられなかった。
だから私も、軽く受け流すように応えを返したのだった。
「ふふっ、反省しておりますわ」
「……全く」
そこまで言って、ウェンデは困ったように笑った。
「私だって、ウェンデ様が最初から踊ってくれたら無茶しませんでしたもの」
「それは……時間稼ぎのために義姉上達まで巻き込んだこと含めて、申し訳無く思ってる」
そう。私達が大広間に着くまでに、実はマーリット達は既に踊り終えていたのである。
しかし、オリヴァルの提案でマーリットの装いを少し変えて、彼らはもう一曲踊ってくれたのだ。装いを変えたのは、観客を飽きさせない工夫である。ちなみに皆からは、斬新な発想だと大好評だったようだ。
ちなみに、ラーシュ達との一件は敢えてウェンデには言わなかった。しかし、ベアンハートには今度きちんとお礼を伝えようと思う。彼のお陰で無事ウェンデに会えたのだから。
頼もしい義兄達に、私達は暫く頭が上がらないだろう。
「そう言えば。帰りの時、手を振ってくれて良かったですね」
「そうだな」
フィオネ達と別れる際、ユーリが私だけでなくウェンデにも手を振ってくれたのだ。顔はやや強ばっていたものの、先日の食事会と比べれば大きな進歩だろう。
「嬉しいって顔に書いてありましたよ、ウェンデ様」
「あんな可愛い態度をとられたら、嬉しいに決まってるだろう」
「ふふっ、そうですわね」
馬車の中で、たわいの無い会話が途切れること無く続く。一見これまでと変わらないようにも思えるが、何となく今までよりも何か強い繋がりが出来たような気がしてならなかった。
きっと、今宵はベッドの上で、彼とその繋がりを確かめ合うことになるのだろう。
「取り敢えず、無事終わって良かった」
ウェンデが穏やかに笑ったところで、緊張の糸が切れたのを感じた。宮殿と私達の家は近いので、馬車は既に邸宅の門前にまで来ていた。
しかし。私は忘れていたとんでもないことを思い出してしまったのである。
「……ウェンデ様」
「どうした?」
半泣きで私は、ウェンデを見上げた。意識した瞬間、私は自らが危機に瀕していることを直ぐに理解したのである。
「……お、お手洗い」
そう。舞踏会を抜ける時、お手洗いに行くというのは単なる口実では無かった。本当に催していたのである。
ウェンデを見つけて時間が余ったら立ち寄るつもりが、行けなかったのだ。そして今に至るまで、彼のことばかりを考えいたが故に、尿意はすっかり意識から抜けていた。
が、しかし。思い出したことにより膀胱が悲鳴を上げた。馬車が砂利道を通って揺れが激しくなれば、漏らしてしまいそうな所まで来ていたのである。
私が限界を訴えて直ぐに、ウェンデは馬車を止めた。そして私が立ち上がれないため、私を抱えて庭園の片隅にある茂みへと分け行ったのである。それは、舞踏会に向かった時よりも慌てた足取りに感じられた。
「ルイーセ、待て、待つんだ。もう少し、我慢してくれ」
「は、はいっ」
正直、彼が足を動かす度に伝わってくる揺れすらも膀胱に響いて辛い。けれども、私は必死に脚を閉じて我慢した。
とはいえ、限界も限界だ。溢れだしそうになり、私は既に涙目になっていた。
自分の不手際で、また彼を汚してしまう。本当に限界が来たなら、漏らす前に地面に投げ捨てもらおう。そんなことを頭の中で本気で考えていた。
しばらくして、人目につかない茂みの深い場所にまで辿り着いた。そしてウェンデは、私をゆっくりと地面に立たせてくれたのである。
「……ここからは、一人で出来そうか?」
ウェンデの問いに、私は首を横に振る。ドロワーズを脱ぐため上体を屈めた瞬間に、もう決壊しそうになっていたのだ。
「ウェンデ様、どうかゆっくり……脱がしてください」
「っ、分かった」
そう言って、ウェンデは恐る恐るスカートの中に手を入れた。そしてドロワーズのウエスト部分を持って、慎重に私の踝あたりまで下ろしていった。
「しゃがめそうか?」
「……っ、無理です」
後は、しゃがんで用を足すだけだ。しかし、地面に脚を曲げるより先に、決壊してしまいそうなのだ。依然として、予断を許さぬ状況が続いていた。
もう、諦めるしか無いわ。
そんな私の心中を察してか、ウェンデがは言った。
「ルイーセ。ドレスを濡らさないために、もう少しだけ恥ずかしいのは我慢できるか?」
「……はい」
排泄欲はもう我慢できないが、それをどうにかするための恥ずかしさはいくらでも我慢できる気がしたのだった。
そして、おもむろにウェンデは、私の背後にまわったのである。
「……っ、失礼する」
「ひあっ!?」
彼は膝裏を掴む形で、私の身体をを持ち上げたのだった。
スカートで隠されていた股が大きく開かれ、秘所が外気に晒される。その瞬間、我慢が解き放たれたのだった。
「っ……、は、」
限界まで我慢した尿が、弧を描いて夜の闇に落ちていく。風もなく静かな場所で、放尿する音がやけに響いて恥ずかしい。しかし苦痛から解放され、泣きべそが惚けた表情になっていくのが自分でも分かった。
シシシ……と勢いのある水音がするということは、背後にいるウェンデにも聞かれているということだ。
流石に無駄に大きな音を立てるのははしたないと思い始め、私はほんの少しだけ腹圧を緩める。すると、黄金色のアーチは緩やかな形に変わり始めた。
「気にしなくて良い。雫が肌につくと尻が冷えるだろう? そのまま出し切ってくれ」
「……はい」
彼に言われるがまま、私は溜まったおしっこを勢い良く出し切ったのである。
「ウェンデ様、終わりました」
水流が止んだところで、私は言った。すると、ウェンデは尿濡れの淫唇をハンカチで拭ってくれたのである。
地面に下ろされてから、私はトラウザーズを引き上げた。
「悪いが、こっちも限界みたいだ」
そう言って、ウェンデは私から一歩離れた後にトラウザーズに手をかけた。その手つきは、少しだけ慌てているようにも見える。
取り出されたのは、萎えた状態の陰茎。しかし少しだけ、緊張したように張り詰めているような気もする。
それを見て、私は直ぐに彼の状況を理解した。
「……っ、は」
吐息を漏らして、ウェンデも芝生の上に放尿を始めた。両手で支えられたペニスの尿道口から、勢い良く黄金色が放出されていく。
恥ずかしいところを見せる痛み分けかと考えたが、そうではなく、彼も家まで待てない程限界だったのだろう。勢いが強いおしっこは、パタパタと草を大雨のように濡らしていた。
何も言わず、私はただただ彼の放尿する姿を見つめる。ウェンデもまた、それを拒むことは無かった。
やがて最後の一滴を出し終えてから、ウェンデは牡茎を軽く振って水気を切った。そして下穿きの中に、ひと仕事終えた自身を仕舞ったのである。
「……見苦しいところを見せて、悪かった」
「い、いえ」
歩きながら、ウェンデは言った。彼からすれば、妻に排泄を見られるのは初めてのことであり、動揺しているのかもしれない。
そしてそんな姿を人生で二度も見られるなど、考えもつかないだろう。
「ルイーセ。こういう急を要することは、もう少しだけ早く言ってくれ」
「む、沢山我慢してたのは、ウェンデ様もでしょう?」
「帰宅したら直ぐに行く予定だった。それと、見たら余計につられてしたくなったんだ」
こうして、互いの恥ずかしいところを見せ合った私達は、ようやく帰宅したのである。
+ルイーセ、ウェンデの限界野外放尿
+やり手水(排泄介助)
「本当に無茶してくれたな。ルイーセ」
舞踏会を終えた後、私とウェンデは姉夫婦と両親に挨拶してから馬車で自宅へと向かっていた。ウェンデは私にお叱り言葉を一応投げかけたが、その口調から怒気は一切感じられなかった。
だから私も、軽く受け流すように応えを返したのだった。
「ふふっ、反省しておりますわ」
「……全く」
そこまで言って、ウェンデは困ったように笑った。
「私だって、ウェンデ様が最初から踊ってくれたら無茶しませんでしたもの」
「それは……時間稼ぎのために義姉上達まで巻き込んだこと含めて、申し訳無く思ってる」
そう。私達が大広間に着くまでに、実はマーリット達は既に踊り終えていたのである。
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ちなみに、ラーシュ達との一件は敢えてウェンデには言わなかった。しかし、ベアンハートには今度きちんとお礼を伝えようと思う。彼のお陰で無事ウェンデに会えたのだから。
頼もしい義兄達に、私達は暫く頭が上がらないだろう。
「そう言えば。帰りの時、手を振ってくれて良かったですね」
「そうだな」
フィオネ達と別れる際、ユーリが私だけでなくウェンデにも手を振ってくれたのだ。顔はやや強ばっていたものの、先日の食事会と比べれば大きな進歩だろう。
「嬉しいって顔に書いてありましたよ、ウェンデ様」
「あんな可愛い態度をとられたら、嬉しいに決まってるだろう」
「ふふっ、そうですわね」
馬車の中で、たわいの無い会話が途切れること無く続く。一見これまでと変わらないようにも思えるが、何となく今までよりも何か強い繋がりが出来たような気がしてならなかった。
きっと、今宵はベッドの上で、彼とその繋がりを確かめ合うことになるのだろう。
「取り敢えず、無事終わって良かった」
ウェンデが穏やかに笑ったところで、緊張の糸が切れたのを感じた。宮殿と私達の家は近いので、馬車は既に邸宅の門前にまで来ていた。
しかし。私は忘れていたとんでもないことを思い出してしまったのである。
「……ウェンデ様」
「どうした?」
半泣きで私は、ウェンデを見上げた。意識した瞬間、私は自らが危機に瀕していることを直ぐに理解したのである。
「……お、お手洗い」
そう。舞踏会を抜ける時、お手洗いに行くというのは単なる口実では無かった。本当に催していたのである。
ウェンデを見つけて時間が余ったら立ち寄るつもりが、行けなかったのだ。そして今に至るまで、彼のことばかりを考えいたが故に、尿意はすっかり意識から抜けていた。
が、しかし。思い出したことにより膀胱が悲鳴を上げた。馬車が砂利道を通って揺れが激しくなれば、漏らしてしまいそうな所まで来ていたのである。
私が限界を訴えて直ぐに、ウェンデは馬車を止めた。そして私が立ち上がれないため、私を抱えて庭園の片隅にある茂みへと分け行ったのである。それは、舞踏会に向かった時よりも慌てた足取りに感じられた。
「ルイーセ、待て、待つんだ。もう少し、我慢してくれ」
「は、はいっ」
正直、彼が足を動かす度に伝わってくる揺れすらも膀胱に響いて辛い。けれども、私は必死に脚を閉じて我慢した。
とはいえ、限界も限界だ。溢れだしそうになり、私は既に涙目になっていた。
自分の不手際で、また彼を汚してしまう。本当に限界が来たなら、漏らす前に地面に投げ捨てもらおう。そんなことを頭の中で本気で考えていた。
しばらくして、人目につかない茂みの深い場所にまで辿り着いた。そしてウェンデは、私をゆっくりと地面に立たせてくれたのである。
「……ここからは、一人で出来そうか?」
ウェンデの問いに、私は首を横に振る。ドロワーズを脱ぐため上体を屈めた瞬間に、もう決壊しそうになっていたのだ。
「ウェンデ様、どうかゆっくり……脱がしてください」
「っ、分かった」
そう言って、ウェンデは恐る恐るスカートの中に手を入れた。そしてドロワーズのウエスト部分を持って、慎重に私の踝あたりまで下ろしていった。
「しゃがめそうか?」
「……っ、無理です」
後は、しゃがんで用を足すだけだ。しかし、地面に脚を曲げるより先に、決壊してしまいそうなのだ。依然として、予断を許さぬ状況が続いていた。
もう、諦めるしか無いわ。
そんな私の心中を察してか、ウェンデがは言った。
「ルイーセ。ドレスを濡らさないために、もう少しだけ恥ずかしいのは我慢できるか?」
「……はい」
排泄欲はもう我慢できないが、それをどうにかするための恥ずかしさはいくらでも我慢できる気がしたのだった。
そして、おもむろにウェンデは、私の背後にまわったのである。
「……っ、失礼する」
「ひあっ!?」
彼は膝裏を掴む形で、私の身体をを持ち上げたのだった。
スカートで隠されていた股が大きく開かれ、秘所が外気に晒される。その瞬間、我慢が解き放たれたのだった。
「っ……、は、」
限界まで我慢した尿が、弧を描いて夜の闇に落ちていく。風もなく静かな場所で、放尿する音がやけに響いて恥ずかしい。しかし苦痛から解放され、泣きべそが惚けた表情になっていくのが自分でも分かった。
シシシ……と勢いのある水音がするということは、背後にいるウェンデにも聞かれているということだ。
流石に無駄に大きな音を立てるのははしたないと思い始め、私はほんの少しだけ腹圧を緩める。すると、黄金色のアーチは緩やかな形に変わり始めた。
「気にしなくて良い。雫が肌につくと尻が冷えるだろう? そのまま出し切ってくれ」
「……はい」
彼に言われるがまま、私は溜まったおしっこを勢い良く出し切ったのである。
「ウェンデ様、終わりました」
水流が止んだところで、私は言った。すると、ウェンデは尿濡れの淫唇をハンカチで拭ってくれたのである。
地面に下ろされてから、私はトラウザーズを引き上げた。
「悪いが、こっちも限界みたいだ」
そう言って、ウェンデは私から一歩離れた後にトラウザーズに手をかけた。その手つきは、少しだけ慌てているようにも見える。
取り出されたのは、萎えた状態の陰茎。しかし少しだけ、緊張したように張り詰めているような気もする。
それを見て、私は直ぐに彼の状況を理解した。
「……っ、は」
吐息を漏らして、ウェンデも芝生の上に放尿を始めた。両手で支えられたペニスの尿道口から、勢い良く黄金色が放出されていく。
恥ずかしいところを見せる痛み分けかと考えたが、そうではなく、彼も家まで待てない程限界だったのだろう。勢いが強いおしっこは、パタパタと草を大雨のように濡らしていた。
何も言わず、私はただただ彼の放尿する姿を見つめる。ウェンデもまた、それを拒むことは無かった。
やがて最後の一滴を出し終えてから、ウェンデは牡茎を軽く振って水気を切った。そして下穿きの中に、ひと仕事終えた自身を仕舞ったのである。
「……見苦しいところを見せて、悪かった」
「い、いえ」
歩きながら、ウェンデは言った。彼からすれば、妻に排泄を見られるのは初めてのことであり、動揺しているのかもしれない。
そしてそんな姿を人生で二度も見られるなど、考えもつかないだろう。
「ルイーセ。こういう急を要することは、もう少しだけ早く言ってくれ」
「む、沢山我慢してたのは、ウェンデ様もでしょう?」
「帰宅したら直ぐに行く予定だった。それと、見たら余計につられてしたくなったんだ」
こうして、互いの恥ずかしいところを見せ合った私達は、ようやく帰宅したのである。
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