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愛を示し、最後の一口を食われる
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アードルフが竿を扱き、艶やかな液体は先端から根元まで塗り広げられる。その所作が何とも官能的で、私は目が離せないでいた。
蠱惑的な獣は、満足気ににやりと笑う。
「……物欲しそうな顔になってるが?」
「……っ、」
誘惑するように腰を揺らしながら、彼が問いかける。
全くその通りだ。このまま貫かれて早く彼を感じたいというのが、本能的な欲求であった。
しかし。私はその欲を振り切るように、彼自身に口付けた。
「な、おい……っ、!!」
「……っ、ん、」
性器への接吻は想定外だったようで、アードルフはすぐさま腰を引いたものの、私はそれを握った手を離さなかった。
「これまで我慢していたと、貴方は先程おっしゃいましたが……私だって、同じです」
「……っ、」
「存分に、愛させて下さい。……アードルフ様」
目を合わせることなく、彼に一方的に告げた。そうでもしなければ、羞恥で卒倒してしまいそうだったのだ。
四つん這いの体勢になり、私は再度それを口に含む。
愛情を示すかのように、私は咥えた肉棒を優しく舐め始めた。無論、こんな破廉恥なことをするのは、人生で初めてのことである。
「ん、っ、ちゅ……っ、」
要領が分からないので、彼が私にしたことを思い出しながら真似していく。
唾液で竿全体を濡らし、捲れた包皮を食んで上へ下へと弄り倒す。先端の穴を舌でつついてみれば、透明な蜜が舌に落ちてきたのだった。
蜜の在処を探るように、私は舌先をくりくりと回す。すると、頭上から熱い吐息が降ってきたのだった。
「ぐっ……ぁ、は、っ……っ、」
快楽に耐えるように、彼は喘いでいた。
それが嬉しくて、秘所が切なく疼くのも気にせず、私はひたすらに可愛がりを続けた。
しかしそれも、唐突に終わりを告げた。
「っ、は、クロエ……っ、!!」
ペニスを口内から引き抜き、彼は私を再度シーツの上に押し倒したのだ。それは先程より強い力であり、ベッドのスプリングが背中で勢いよく跳ねたのが分かった。
「まだ……お前のここが、残ってるだろう?」
どうやら彼は、其処をわざと食べ残していたらしい。
「ひ、ぁぁぁ!?」
私の股を開き、彼は陰茎で秘種を嬲り始めたのだ。強烈な快楽のあまり、私は背を反らした。
「あっ、あ、っ、ひぁ……あ、あっ!!」
「ふっ、……う、っ、」
互いの秘蜜が混ざり合い、絡まり合う。ずりずりと卑猥な水音が鳴り、聴覚すらも快楽に蝕まれていく。
「ひ、ああああっ!!」
「ぐ、っあっ……!!」
与えられたのは、数度目の絶頂。そして低い呻き声をあげて、アードルフは私の腹の上に精を放ったのだった。
白濁の水溜まりは生温く、外気に触れて段々と冷えていく。
「……ふ、」
もしや、今宵はこれで終わりなのだろうか。
一抹の寂しさを感じたのも束の間。彼の性器は萎えることなく、上を向いたままだったのだ。
「え、達したんじゃ……」
「まさか。これからが本番だが?」
荒い呼吸のまま、アードルフは私の片脚を肩に乗せた。汗ばんだ肌の感触が生々しく、彼の興奮度合いを間近に感じさせた。
「たった一度きりで、終われると思うな?」
どうやらこの熊は、私が思っていた以上に体力も性欲も旺盛らしい。
蠱惑的な獣は、満足気ににやりと笑う。
「……物欲しそうな顔になってるが?」
「……っ、」
誘惑するように腰を揺らしながら、彼が問いかける。
全くその通りだ。このまま貫かれて早く彼を感じたいというのが、本能的な欲求であった。
しかし。私はその欲を振り切るように、彼自身に口付けた。
「な、おい……っ、!!」
「……っ、ん、」
性器への接吻は想定外だったようで、アードルフはすぐさま腰を引いたものの、私はそれを握った手を離さなかった。
「これまで我慢していたと、貴方は先程おっしゃいましたが……私だって、同じです」
「……っ、」
「存分に、愛させて下さい。……アードルフ様」
目を合わせることなく、彼に一方的に告げた。そうでもしなければ、羞恥で卒倒してしまいそうだったのだ。
四つん這いの体勢になり、私は再度それを口に含む。
愛情を示すかのように、私は咥えた肉棒を優しく舐め始めた。無論、こんな破廉恥なことをするのは、人生で初めてのことである。
「ん、っ、ちゅ……っ、」
要領が分からないので、彼が私にしたことを思い出しながら真似していく。
唾液で竿全体を濡らし、捲れた包皮を食んで上へ下へと弄り倒す。先端の穴を舌でつついてみれば、透明な蜜が舌に落ちてきたのだった。
蜜の在処を探るように、私は舌先をくりくりと回す。すると、頭上から熱い吐息が降ってきたのだった。
「ぐっ……ぁ、は、っ……っ、」
快楽に耐えるように、彼は喘いでいた。
それが嬉しくて、秘所が切なく疼くのも気にせず、私はひたすらに可愛がりを続けた。
しかしそれも、唐突に終わりを告げた。
「っ、は、クロエ……っ、!!」
ペニスを口内から引き抜き、彼は私を再度シーツの上に押し倒したのだ。それは先程より強い力であり、ベッドのスプリングが背中で勢いよく跳ねたのが分かった。
「まだ……お前のここが、残ってるだろう?」
どうやら彼は、其処をわざと食べ残していたらしい。
「ひ、ぁぁぁ!?」
私の股を開き、彼は陰茎で秘種を嬲り始めたのだ。強烈な快楽のあまり、私は背を反らした。
「あっ、あ、っ、ひぁ……あ、あっ!!」
「ふっ、……う、っ、」
互いの秘蜜が混ざり合い、絡まり合う。ずりずりと卑猥な水音が鳴り、聴覚すらも快楽に蝕まれていく。
「ひ、ああああっ!!」
「ぐ、っあっ……!!」
与えられたのは、数度目の絶頂。そして低い呻き声をあげて、アードルフは私の腹の上に精を放ったのだった。
白濁の水溜まりは生温く、外気に触れて段々と冷えていく。
「……ふ、」
もしや、今宵はこれで終わりなのだろうか。
一抹の寂しさを感じたのも束の間。彼の性器は萎えることなく、上を向いたままだったのだ。
「え、達したんじゃ……」
「まさか。これからが本番だが?」
荒い呼吸のまま、アードルフは私の片脚を肩に乗せた。汗ばんだ肌の感触が生々しく、彼の興奮度合いを間近に感じさせた。
「たった一度きりで、終われると思うな?」
どうやらこの熊は、私が思っていた以上に体力も性欲も旺盛らしい。
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