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始まりの章

1.ここどこ?

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さてさて、ここはいったいぜんたい何処なんでしょうか?
答えは、俺にも分かりません!

いやぁ、マジでどうしよう。まさかの力がほとんど封印されるというね。
情けない状態に陥ってますwwwww

周りにある魔素量から、だいたい下位の魔法のある世界かな。

「そこの無職、起きろ!!」

誰だ?俺の瞑想を妨げるアホは。

「誰だ?貴様は。」

目を開けると、此処に来る前に読んでいたラノベ・・・の挿絵に似た、王冠を被った肥太った汚物とどっかの学生たち・・・・がいた。

「はぁ!?学生!?ラノベ!?」

嘘だろ。まさかここは、男:女=99:1の世界かよ!?
終わった。封印されてるせいで何も出来ないし。

「ねぇ、そこのイケメンさん。庇ってあげるから、名前を教えてくんない?」

と、まさに、ギャルみたいな奴が言ってきた。
ちなみに、女っぽいが、100%男だ。ホモだ。

さて、名前かどうしよう。面倒めんどいから、ゼロで良いか。

「俺の名前は、ゼロだ。これでいいか?」

ん?何か魔力の揺らぎを感じた気がする。

「ありがと♡じゃあ、ゼロを『使役』っと」

バチィィン

おっと、使役の術式か、効かないぞ。そんなものは。

「勇者の使役が効かないだと!?近衛兵!この無職を転移陣に突っ込め!!」
「はっ!!」

おっと、この封印がある時に転移陣か付いてんなぁ

狭間に飛ばされれば、封印が外れるはずだからな。

さて、寝るか......


近衛兵side

「はあ、重いなコイツ。」
やっと、転移陣が見えて来た。適当に狭間に飛ばしゃあ良いだろ。
あのブタの配下で居るのはやだなぁ。新しい勇者もキモイし。
「とりあえず、転移!!」
っと、やっと終わった。
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