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第一章 幼少期編
第12話 進化
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メタルスライムが仲間になった
「名前、つけないとなぁ」
まだ調教していないがメタルスライムって呼ぶのはどうかと思う
「そうだなぁ、メタりんはどうだ?」
するとメタルスライムは元気良く跳ねた
多分喜んでいるだろう
「じゃあ今からお前はメタりんだ!」
そうしてメタりんに決まった
「それじゃあ帰るか」
~家~
「ただいま!」
「おかえり、レイ、ってそれスライムじゃない!」
「うん、そうだよ」
なんで驚いてるんだ?
あ、そうだ、魔物だった
「大丈夫なの?」
「うん!すっごい懐いてるよ」
「なら、大丈夫ね」
「え、いいの!」
「ええ」
こうもすぐ信じられるとなんかお母さんの今後が心配だ
詐欺とかすぐ騙されそう
でもすぐに許可をもらえたのはよかった
「名前は何ていうの?」
「メタりんだよ」
「へぇー、メタりんちゃん、よろしくね」
メタりんは元気良く跳ねた
「お兄ちゃん、なにそれ?」
「メタりんだよ」
「へぇー」
そういうとセナはメタりんの頭を撫でた
メタりんはプルプルと震えた
「なんか可愛いね」
仲良くなってもらえて何よりだ
「でもメタりんちゃんは何食べるのかしらね」
普通のスライムはなんでも食べるが
メタルスライムは中でも金属を好んで食べるらしい
それで進化方法は一定以上のレベルと特定の金属を特定の量食わせることだ
順番があって順番通りじゃないと食ってくれないらしい
硬さ順だったからルビーとサファイアのような硬さが同じものなら
片方だけ食わせても次の硬さのものを食わせられるのだ
進化分食わせると食わせた金属によって能力を獲得できるらしい
よって最終的には全て食わせることになるのだが
一番強いのはオリハルコンで
元々酸属性以外全無効だったが
修正されて酸属性以外1ダメージしか受けないという
弱体化後もやばい性能を持っている
普通のメタルスライムだと結構ダメージ受けるのが
壁としては最強クラスだからメタりんには壁として頑張ってもらおう
そういえばゴブリンが採掘してたからその中に様々な鉱石があるのではないか
明日見にいくか
あ、そうだ、忘れるところだった
「お母さん、どうやって明かりがついてるの?」
「炎魔法であるのよ、魔法の中でも簡単でよく使われるから生活魔法と言われることが多いわね」
魔法か...
~次の日~
ゴブリンナイトから取った剣が消えていた
やっちまったな
メタルスライムと武器を一緒に置いとくと
勝手に食べてしまうことがあるのだ
愛用していた武器が突如無くなった時の悲しみは想像もできない
俺の場合はただ使っているだけだが
ガチ勢は強い効果が付与されるまで選別したり
何回も失敗しながら強化したりなど
ものすごい時間と素材と労力を使う
それが一瞬にして消えるのだ
ゲームではその後被害者全員に食われたものを返品したが
この世界はゲームじゃないからそんなことはないだろう
ゴブリンナイトは街の方の森じゃないと出ないし
どうするか
街の方の森はオークいるから行きたくないんだよなぁ
まぁ、今日は廃坑行くだけだしそこらの木の棒でいいか
~廃坑~
また松明を作り廃坑に入っていった
そして進んでいくと
ゴギャ、ゴギャ
また採掘してるゴブリンがいた
それで護衛のようなゴブリンが一匹いる
よし、行くか!
静かに駆け出し、一突き、護衛のゴブリンを殺し
すぐに一突きし、採掘しているゴブリンも殺した
さて、何があるかな
結構な量の鉱石が箱に入っていた
どれがどれだかよくわからんぞ
「食えるものはあるか?」
そう聞くとメタりんは箱の中に入り全部食った
流石に等級の高いものはないか
食べたことにより進化条件を達成したのかメタルスライムが進化した!
ちょっと見た目が鉄になっただけでそんな変わってる気がしない
アイアンスライムだな
必要レベルも5くらいでそんな高くないから
道中のゴブリンで達成されたのだろう
進化でVITが上がるから盾として強くなった
ここに他に鉱石が埋まってるかもしれないが
何が鉱石かわからないため採掘はできない
加工後ならわかるんだけどな
今日はもう帰るか
あっ、そうだつるはしって武器として使えないかな
と、考えた時には
もうただの棒となっていた
いいや、もう帰ろ
「名前、つけないとなぁ」
まだ調教していないがメタルスライムって呼ぶのはどうかと思う
「そうだなぁ、メタりんはどうだ?」
するとメタルスライムは元気良く跳ねた
多分喜んでいるだろう
「じゃあ今からお前はメタりんだ!」
そうしてメタりんに決まった
「それじゃあ帰るか」
~家~
「ただいま!」
「おかえり、レイ、ってそれスライムじゃない!」
「うん、そうだよ」
なんで驚いてるんだ?
あ、そうだ、魔物だった
「大丈夫なの?」
「うん!すっごい懐いてるよ」
「なら、大丈夫ね」
「え、いいの!」
「ええ」
こうもすぐ信じられるとなんかお母さんの今後が心配だ
詐欺とかすぐ騙されそう
でもすぐに許可をもらえたのはよかった
「名前は何ていうの?」
「メタりんだよ」
「へぇー、メタりんちゃん、よろしくね」
メタりんは元気良く跳ねた
「お兄ちゃん、なにそれ?」
「メタりんだよ」
「へぇー」
そういうとセナはメタりんの頭を撫でた
メタりんはプルプルと震えた
「なんか可愛いね」
仲良くなってもらえて何よりだ
「でもメタりんちゃんは何食べるのかしらね」
普通のスライムはなんでも食べるが
メタルスライムは中でも金属を好んで食べるらしい
それで進化方法は一定以上のレベルと特定の金属を特定の量食わせることだ
順番があって順番通りじゃないと食ってくれないらしい
硬さ順だったからルビーとサファイアのような硬さが同じものなら
片方だけ食わせても次の硬さのものを食わせられるのだ
進化分食わせると食わせた金属によって能力を獲得できるらしい
よって最終的には全て食わせることになるのだが
一番強いのはオリハルコンで
元々酸属性以外全無効だったが
修正されて酸属性以外1ダメージしか受けないという
弱体化後もやばい性能を持っている
普通のメタルスライムだと結構ダメージ受けるのが
壁としては最強クラスだからメタりんには壁として頑張ってもらおう
そういえばゴブリンが採掘してたからその中に様々な鉱石があるのではないか
明日見にいくか
あ、そうだ、忘れるところだった
「お母さん、どうやって明かりがついてるの?」
「炎魔法であるのよ、魔法の中でも簡単でよく使われるから生活魔法と言われることが多いわね」
魔法か...
~次の日~
ゴブリンナイトから取った剣が消えていた
やっちまったな
メタルスライムと武器を一緒に置いとくと
勝手に食べてしまうことがあるのだ
愛用していた武器が突如無くなった時の悲しみは想像もできない
俺の場合はただ使っているだけだが
ガチ勢は強い効果が付与されるまで選別したり
何回も失敗しながら強化したりなど
ものすごい時間と素材と労力を使う
それが一瞬にして消えるのだ
ゲームではその後被害者全員に食われたものを返品したが
この世界はゲームじゃないからそんなことはないだろう
ゴブリンナイトは街の方の森じゃないと出ないし
どうするか
街の方の森はオークいるから行きたくないんだよなぁ
まぁ、今日は廃坑行くだけだしそこらの木の棒でいいか
~廃坑~
また松明を作り廃坑に入っていった
そして進んでいくと
ゴギャ、ゴギャ
また採掘してるゴブリンがいた
それで護衛のようなゴブリンが一匹いる
よし、行くか!
静かに駆け出し、一突き、護衛のゴブリンを殺し
すぐに一突きし、採掘しているゴブリンも殺した
さて、何があるかな
結構な量の鉱石が箱に入っていた
どれがどれだかよくわからんぞ
「食えるものはあるか?」
そう聞くとメタりんは箱の中に入り全部食った
流石に等級の高いものはないか
食べたことにより進化条件を達成したのかメタルスライムが進化した!
ちょっと見た目が鉄になっただけでそんな変わってる気がしない
アイアンスライムだな
必要レベルも5くらいでそんな高くないから
道中のゴブリンで達成されたのだろう
進化でVITが上がるから盾として強くなった
ここに他に鉱石が埋まってるかもしれないが
何が鉱石かわからないため採掘はできない
加工後ならわかるんだけどな
今日はもう帰るか
あっ、そうだつるはしって武器として使えないかな
と、考えた時には
もうただの棒となっていた
いいや、もう帰ろ
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