7 / 62
頼りになる『相棒』
第7話 面倒な奴
しおりを挟む
「そう言えば……今回の旅行は菰田が来るんだよな」
「菰田先輩?管理部の……あの人苦手なんで……」
かなめの言葉を聞いて誠達の『特殊な部隊』の管理部門のトップである主計曹長の三白眼が誠の脳裏に浮かんだ。
「菰田君は……カウラちゃんの担当でしょ?」
アメリアは苦笑いを浮かべながらカウラの表情を窺った。カウラは訳が分からないというように、ただ烏龍茶を飲み、串焼きを頬張った。
「そう言えば管理部って……普段何をしてるんですか?」
あてずっぽうでそう言った誠に、三人の女上司は大きくため息をついた。
「あのなあ……うちは『組織』なんだよ。誰がうちの経費の計算してると思ってるんだ?誰がオメエの残業手当を計算してると思ってるんだ?」
かなめはあきれ果てたというようにラム酒をあおった。
「でも……事務仕事なら、アメリアさんの『運航部』でやってますよね」
誠は馬鹿にされて少し怒ったようにそう言った。
「うちはあくまで管理部の『下請け』だから。経費の計算は本当は『管理部』の担当なのよ。そこの部長代理が菰田邦弘主計曹長なの。まあ……嫌な奴よ。今回の旅行もしっかり来るみたいだけど」
そう言うアメリアの表情にはあざけりの色が見て取れて、誠は少し菰田と言う先輩に同情していた。
「一応、アイツは下士官寮の副寮長だぞ。まあ……シンパを集めて珍妙なことをするばかりであまりリーダーシップとかは無いから島田よりは影が薄いがな」
かなめはそう言うと葉巻をくゆらせる。
「シンパ?」
誠はかなめの言葉が理解できずに聞き返した。
「そう。あの馬鹿はカウラちゃんの欠点である『盆地胸』に執着する馬鹿よ!私やかなめちゃんみたいに胸が大きいのは不潔なんですって!馬鹿にして!」
怒りに任せてアメリアがそう言ってビールのグラスを叩きつける。誠は何とか彼女をなだめようと、空いた彼女のグラスにビールを注いだ。
「まあ、菰田の計算は正確だし、判断も適格だ。私は所詮作られた存在だ。どう思われようが仕方がない」
「カウラちゃんがそんなだから連中が増長するのよ!それに、『ラストバタリオン』なら運航部の女子全員がそうじゃないの!まあ連中はみんな頭の中がキモいからこっちからお断りだけど」
落ち着いた様子のカウラと対照的にアメリアはかなりエキサイトしていた。
二人の人造人間の様子を眺めながら、誠はビールを飲んで酔ってしまおうと考えた。
「でも……確かに菰田さんは僕のこと嫌ってますよね」
「いいじゃねえか。神前。アイツに好かれてうれしいか?」
かなめはニヤニヤ笑いながら小夏が運んで来た焼鳥盛り合わせを受取った。
「まあ誰にでも得意不得意はある。人間関係でもそうだと言うだけだ」
ネギまを手にそう言ってカウラは苦笑いを浮かべた。
「まあ私は菰田君は嫌い!彼ったら笑いものにされると怒るんだもの」
「それは誰でも怒ると思いますけど」
アメリアのボケに誠は思わずそうツッコんでいた。
「今回の旅行も当然来るのよアレが……あー気持ち悪い」
アメリアにとって菰田は生理的に受け付けないタイプらしくそう言ってビールを飲み干した。
「確かに僕を嫌ってるのは間違いなさそうですけど……一応僕は新入りなんで」
誠は控えめにそう言った。かなめはうなづきながら自分の皿のレバーを誠の皿に移した。
「まあいいじゃねえか。アイツも子供じゃねえんだから好き嫌いで残業手当をカットしたりとかしねえだろ?」
「それは……困りますね」
かなめの言葉に誠は一抹の不安を覚えた。
「まあ、そんなことしたらパートのおばちゃん達に絞められるからね……菰田君は菰田君でまあ苦労してるんだわ……たまには息抜きさせてあげないと……ねえ、カウラちゃん♪」
そう言ってアメリアは串から一つ一つ肉を抜く作業に没頭しているカウラに声をかけた。
「私が何をすればいいんだ?」
「甘い言葉の一つもかけてあげなさいよ……これ以上、誠ちゃんが菰田君にいじめられたら困るじゃないの……生中もう一つ!」
ビールを注文しながらアメリアはカウラに向けてそう言った。
「別に実害は今のところないので……カウラさん、気にしなくてもいいですよ」
控えめに誠はそう言ってみた。確かに誠は菰田から怖い目で見られる以上の被害は誠はまだ受けてはいなかった。
「なあに、アイツもいい大人だ。手は出さないだろうな……島田とは違う」
「島田と違って陰湿に根に持つタイプだからな」
カウラの言葉にかなめはそう添えた。
「陰湿に根に持つタイプ……」
誠はレバーを口に運びながらねちねちと小言を言ってくる菰田を想像してうなだれた。
この旅行では何かが起きる。誠にはその確信だけがあった。
「菰田先輩?管理部の……あの人苦手なんで……」
かなめの言葉を聞いて誠達の『特殊な部隊』の管理部門のトップである主計曹長の三白眼が誠の脳裏に浮かんだ。
「菰田君は……カウラちゃんの担当でしょ?」
アメリアは苦笑いを浮かべながらカウラの表情を窺った。カウラは訳が分からないというように、ただ烏龍茶を飲み、串焼きを頬張った。
「そう言えば管理部って……普段何をしてるんですか?」
あてずっぽうでそう言った誠に、三人の女上司は大きくため息をついた。
「あのなあ……うちは『組織』なんだよ。誰がうちの経費の計算してると思ってるんだ?誰がオメエの残業手当を計算してると思ってるんだ?」
かなめはあきれ果てたというようにラム酒をあおった。
「でも……事務仕事なら、アメリアさんの『運航部』でやってますよね」
誠は馬鹿にされて少し怒ったようにそう言った。
「うちはあくまで管理部の『下請け』だから。経費の計算は本当は『管理部』の担当なのよ。そこの部長代理が菰田邦弘主計曹長なの。まあ……嫌な奴よ。今回の旅行もしっかり来るみたいだけど」
そう言うアメリアの表情にはあざけりの色が見て取れて、誠は少し菰田と言う先輩に同情していた。
「一応、アイツは下士官寮の副寮長だぞ。まあ……シンパを集めて珍妙なことをするばかりであまりリーダーシップとかは無いから島田よりは影が薄いがな」
かなめはそう言うと葉巻をくゆらせる。
「シンパ?」
誠はかなめの言葉が理解できずに聞き返した。
「そう。あの馬鹿はカウラちゃんの欠点である『盆地胸』に執着する馬鹿よ!私やかなめちゃんみたいに胸が大きいのは不潔なんですって!馬鹿にして!」
怒りに任せてアメリアがそう言ってビールのグラスを叩きつける。誠は何とか彼女をなだめようと、空いた彼女のグラスにビールを注いだ。
「まあ、菰田の計算は正確だし、判断も適格だ。私は所詮作られた存在だ。どう思われようが仕方がない」
「カウラちゃんがそんなだから連中が増長するのよ!それに、『ラストバタリオン』なら運航部の女子全員がそうじゃないの!まあ連中はみんな頭の中がキモいからこっちからお断りだけど」
落ち着いた様子のカウラと対照的にアメリアはかなりエキサイトしていた。
二人の人造人間の様子を眺めながら、誠はビールを飲んで酔ってしまおうと考えた。
「でも……確かに菰田さんは僕のこと嫌ってますよね」
「いいじゃねえか。神前。アイツに好かれてうれしいか?」
かなめはニヤニヤ笑いながら小夏が運んで来た焼鳥盛り合わせを受取った。
「まあ誰にでも得意不得意はある。人間関係でもそうだと言うだけだ」
ネギまを手にそう言ってカウラは苦笑いを浮かべた。
「まあ私は菰田君は嫌い!彼ったら笑いものにされると怒るんだもの」
「それは誰でも怒ると思いますけど」
アメリアのボケに誠は思わずそうツッコんでいた。
「今回の旅行も当然来るのよアレが……あー気持ち悪い」
アメリアにとって菰田は生理的に受け付けないタイプらしくそう言ってビールを飲み干した。
「確かに僕を嫌ってるのは間違いなさそうですけど……一応僕は新入りなんで」
誠は控えめにそう言った。かなめはうなづきながら自分の皿のレバーを誠の皿に移した。
「まあいいじゃねえか。アイツも子供じゃねえんだから好き嫌いで残業手当をカットしたりとかしねえだろ?」
「それは……困りますね」
かなめの言葉に誠は一抹の不安を覚えた。
「まあ、そんなことしたらパートのおばちゃん達に絞められるからね……菰田君は菰田君でまあ苦労してるんだわ……たまには息抜きさせてあげないと……ねえ、カウラちゃん♪」
そう言ってアメリアは串から一つ一つ肉を抜く作業に没頭しているカウラに声をかけた。
「私が何をすればいいんだ?」
「甘い言葉の一つもかけてあげなさいよ……これ以上、誠ちゃんが菰田君にいじめられたら困るじゃないの……生中もう一つ!」
ビールを注文しながらアメリアはカウラに向けてそう言った。
「別に実害は今のところないので……カウラさん、気にしなくてもいいですよ」
控えめに誠はそう言ってみた。確かに誠は菰田から怖い目で見られる以上の被害は誠はまだ受けてはいなかった。
「なあに、アイツもいい大人だ。手は出さないだろうな……島田とは違う」
「島田と違って陰湿に根に持つタイプだからな」
カウラの言葉にかなめはそう添えた。
「陰湿に根に持つタイプ……」
誠はレバーを口に運びながらねちねちと小言を言ってくる菰田を想像してうなだれた。
この旅行では何かが起きる。誠にはその確信だけがあった。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 人造人間の誕生日又は恋人の居ない星のクリスマス
橋本 直
SF
その文明は出会うべきではなかった
その人との出会いは歓迎すべきものではなかった
これは悲しい『出会い』の物語
『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる
法術装甲隊ダグフェロン 第五部
遼州人の青年神前誠(しんぜんまこと)が司法局実働部隊機動部隊第一小隊に配属になってからほぼ半年の時が過ぎようとしていた。
訓練場での閉所室内戦闘訓練からの帰りの途中、誠は周りの見慣れない雪景色に目を奪われた。
そんな誠に小隊長のカウラ・ベルガー大尉は彼女がロールアウトした時も同じように雪が降っていたと語った。そして、その日が12月25日であることを告げた。そして彼女がロールアウトして今年で9年になる新しい人造人間であること誠は知った。
同行していた運用艦『ふさ』の艦長であるアメリア・クラウゼ中佐は、クリスマスと重なるこの機会に何かイベントをしようと第二小隊のもう一人の隊員西園寺かなめ大尉に語り掛けた。
こうしてアメリアの企画で誠の実家である『神前一刀流道場』でのカウラのクリスマス会が開催されることになった。
誠の家は母が道場主を務め、父である誠一は全寮制の私立高校の剣道教師としてほとんど家に帰らない家だった。
四人は休みを取り、誠の実家で待つ誠の母、神前薫(しんぜんかおる)のところを訪れた。
そこで待ち受けているのは上流貴族であるかなめのとんでもなく上品なプレゼントを買いに行く行事、誠の『許婚』を自称するかなめの妹で両刀遣いの変態マゾヒスト日野かえで少佐の訪問、アメリアの部下である運航部の面々による蟹パーティーなどの忙しい日々だった。
そんな中、誠はカウラへのプレゼントとしてイラストを描くことを思いつき、様々な妨害に会いながらもなんとか仕上げることが出来たのだが……。
SFお仕事ギャグロマン小説。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
レジェンド・オブ・ダーク 遼州司法局異聞
橋本 直
SF
地球人類が初めて地球外人類と出会った辺境惑星『遼州』の連合国家群『遼州同盟』。
その有力国のひとつ東和共和国に住むごく普通の大学生だった神前誠(しんぜんまこと)。彼は就職先に困り、母親の剣道場の師範代である嵯峨惟基を頼り軍に人型兵器『アサルト・モジュール』のパイロットの幹部候補生という待遇でなんとか入ることができた。
しかし、基礎訓練を終え、士官候補生として配属されたその嵯峨惟基が部隊長を務める部隊『遼州同盟司法局実働部隊』は巨大工場の中に仮住まいをする肩身の狭い状況の部隊だった。
さらに追い打ちをかけるのは個性的な同僚達。
直属の上司はガラは悪いが家柄が良いサイボーグ西園寺かなめと無口でぶっきらぼうな人造人間のカウラ・ベルガーの二人の女性士官。
他にもオタク趣味で意気投合するがどこか食えない女性人造人間の艦長代理アイシャ・クラウゼ、小さな元気っ子野生農業少女ナンバルゲニア・シャムラード、マイペースで人の話を聞かないサイボーグ吉田俊平、声と態度がでかい幼女にしか見えない指揮官クバルカ・ランなど個性の塊のような面々に振り回される誠。
しかも人に振り回されるばかりと思いきや自分に自分でも自覚のない不思議な力、「法術」が眠っていた。
考えがまとまらないまま初めての宇宙空間での演習に出るが、そして時を同じくして同盟の存在を揺るがしかねない同盟加盟国『胡州帝国』の国権軍権拡大を主張する独自行動派によるクーデターが画策されいるという報が届く。
誠は法術師専用アサルト・モジュール『05式乙型』を駆り戦場で何を見ることになるのか?そして彼の昇進はありうるのか?
猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
西涼女侠伝
水城洋臣
歴史・時代
無敵の剣術を会得した男装の女剣士。立ち塞がるは三国志に名を刻む猛将馬超
舞台は三國志のハイライトとも言える時代、建安年間。曹操に敗れ関中を追われた馬超率いる反乱軍が涼州を襲う。正史に残る涼州動乱を、官位無き在野の侠客たちの視点で描く武侠譚。
役人の娘でありながら剣の道を選んだ男装の麗人・趙英。
家族の仇を追っている騎馬民族の少年・呼狐澹。
ふらりと現れた目的の分からぬ胡散臭い道士・緑風子。
荒野で出会った在野の流れ者たちの視点から描く、錦馬超の実態とは……。
主に正史を参考としていますが、随所で意図的に演義要素も残しており、また武侠小説としてのテイストも強く、一見重そうに見えて雰囲気は割とライトです。
三國志好きな人ならニヤニヤ出来る要素は散らしてますが、世界観説明のノリで注釈も多めなので、知らなくても楽しめるかと思います(多分)
涼州動乱と言えば馬超と王異ですが、ゲームやサブカル系でこの2人が好きな人はご注意。何せ基本正史ベースだもんで、2人とも現代人の感覚としちゃアレでして……。
銀河戦国記ノヴァルナ 第3章:銀河布武
潮崎 晶
SF
最大の宿敵であるスルガルム/トーミ宙域星大名、ギィゲルト・ジヴ=イマーガラを討ち果たしたノヴァルナ・ダン=ウォーダは、いよいよシグシーマ銀河系の覇権獲得へ動き出す。だがその先に待ち受けるは数々の敵対勢力。果たしてノヴァルナの運命は?
―異質― 邂逅の編/日本国の〝隊〟、その異世界を巡る叙事詩――《第一部完結》
EPIC
SF
日本国の混成1個中隊、そして超常的存在。異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
日本国陸隊の有事官、――〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟。
歪で醜く禍々しい容姿と、常識外れの身体能力、そしてスタンスを持つ、隊員として非常に異質な存在である彼。
そんな隊員である制刻は、陸隊の行う大規模な演習に参加中であったが、その最中に取った一時的な休眠の途中で、不可解な空間へと導かれる。そして、そこで会った作業服と白衣姿の謎の人物からこう告げられた。
「異なる世界から我々の世界に、殴り込みを掛けようとしている奴らがいる。先手を打ちその世界に踏み込み、この企みを潰せ」――と。
そして再び目を覚ました時、制刻は――そして制刻の所属する普通科小隊を始めとする、各職種混成の約一個中隊は。剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する未知の世界へと降り立っていた――。
制刻を始めとする異質な隊員等。
そして問題部隊、〝第54普通科連隊〟を始めとする各部隊。
元居た世界の常識が通用しないその異世界を、それを越える常識外れな存在が、掻き乱し始める。
〇案内と注意
1) このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
2) 部隊規模(始めは中隊規模)での転移物となります。
3) チャプター3くらいまでは単一事件をいくつか描き、チャプター4くらいから単一事件を混ぜつつ、一つの大筋にだんだん乗っていく流れになっています。
4) 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。ぶっ飛んでます。かなりなんでも有りです。
5) 小説家になろう、カクヨムにてすでに投稿済のものになりますが、そちらより一話当たり分量を多くして話数を減らす整理のし直しを行っています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる