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魔法少女
趣向
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「すごい組み合わせだな」
嵯峨はそう言ってニヤリと笑った。
画面は銃を取り上げて再びかなめのいた場所に照準を合わせる明石の姿がある。
『あなたは……なぜ機械帝国のことを?あなたは……魔力も無いのになぜ?』
小夏の肩に飛び乗ったグリンを明石が見つめる。
「それよりこの奇妙な動物に突っ込むな、俺なら」
そう言いながら嵯峨は明らかに無理をしておはぎを口に運ぶ。
「嵯峨さん、お嫌いでしたか、甘いものは」
「いやあ、そんなこと無いですよー。僕は大好物ですから……おはぎ……」
明らかに春子に気を使っている様子にカウラと誠は苦笑いを浮かべると再び画面をのぞく。
答えることもせず明石は小夏に近づく。明らかに変質者とコスプレ少女と言うシュールな絵柄に突っ込みたいのを我慢しながら誠は画面を見つめていた。
『知っている人は知っているものさ、どこにでも好奇心のある人間はいるものだからね』
明らかに関西弁のアクセントで明石は無理やり標準語をしゃべる。誠はとりあえず突っ込まずにそのまま黙っていた。
「やはり明石中佐は訛りが強すぎるな」
「そうですね、播州コロニー群の出身だそうですから。あそこの出身者の訛りはなかなか抜けませんよ」
明石と同じ甲武軍からの出向の嵯峨はそう言って苦笑いを浮かべた。誠達が画像を鑑賞していた間も一人作業を続けていたカウラは大きく息をしてそのまま一度立ち上がり、再び椅子に腰掛けた。
『でも、あなたは魔法を見ても驚かなかったじゃないですか。この世界の人がそんなに簡単に魔法を受け入れるとは思えないんですが』
グリンの言葉に明石はにやりと笑って禿頭を叩く。
『確かにそうだ。俺はある人物から話を聞いてね』
「そのある人物が神前君……でもどう見ても……プリンスには見えなけど」
『マジックプリンス』と言うなんのひねりも無い役名の誠の顔を春子はまじまじと見つめる。その吐息がかかるほどまで接近して見つめられて、誠は鼓動が早くなるのを感じたが、春子はまるで関心が無いというように再び画面に目を移す。
『いずれ君達と一緒に戦う日が来るだろう。それまではお互い深いことは知らない方がいい』
そう言うと猟銃を握り締めて明石は立ち去る。
「あいつ、本当に訛ってるな」
そう言いながら嵯峨がお茶を啜っている。その時、再び詰め所のドアが開いた。そこに立っていたのはパーラだった。
「ああ、春子さんここでしたか。アメリアが呼んでますよ」
「ごめんなさい。じゃあ行ってきますわね」
そう言って春子は立ち上がる。
「隊長……」
視線で春子を追っていた嵯峨が突然誠に声をかけられて頭を掻きながら嵯峨は口の中のあんこを飲み込む。嵯峨はなんとかあんこを飲み込むと再び出がらしになった茶の入った急須に手を伸ばす。
「隊長、口を漱ぐのはやめてくださいよ」
仕事をしていたカウラの警告が飛ぶ。苦笑いを浮かべながら嵯峨はそのまま口に入れたお茶を飲み下した。
「あのー……」
春子達と入れ替わりにドアから顔を出したのは西とひよこだった。誠達はその顔を見てそれぞれ時計に目をやった。
「ああ、もう昼か」
十二時を少し回った腕時計の針を確かめながら嵯峨は大きなげっぷをする。乾いた笑いを浮かべながら誠はおはぎに手を伸ばす。
「ああ、西!見ての通りなんで昼の買出しはいいよ」
カウラが苦笑いを浮かべながら答える。西はかえでのデスクに置かれた重箱を見ながら呆れつつそのまま入ってきた。昼の買出しは誠が隊に配属になったころから各部の持ち回りで行われるようになっていた。以前は隣の菱川重工の食堂を利用できたそうなのだが、嵯峨がぐだぐだと味に文句をつけたため司法局の関係者は出入り禁止を食らっていた。仕出しの弁当屋が先日食中毒を出して営業停止処分を受けていたのがとどめとなっていた。
「僕好きなんですよ、おはぎって」
そう言いながら西はすぐにおはぎに手を伸ばして食べ始める。
「ああ、神前さん何を見ているんですか?」
西は不思議そうに誠の端末が黒く染まっているのに目をつける。
「あれだよ、例の映画」
「ああ、クラウゼ少佐の奴でしたっけ?でもまあ撮影機材も見ましたけど、あれは……アメリアさんも大変ですよね」
そう言いながら今度は西が春子が居た場所に陣取る。アメリアが二人を出さなかった理由がサラが書き上げた西をモデルにした作品にあることを誠は知っていた。
再び画面に目を戻すと、そこには鎖に縛られたかなめの姿があった。誠とカウラは目を見合わせた。間違いなくかえで達が動き出す。
『うわ!ふっ!』
鞭打たれるかなめの声が端末から響くのを見てひよこが誠の端末に視線を向けた。
「西!君は買出しの任務があるんだろ?」
カウラは思い出したようにそう言った。仕方なく西は追い立てられるように立ち上がる。
「すみません」
頭を下げながらひよこは誠の端末の画面に目をやった。。
その画面の中でかなめは拷問を受けている。
『よくもまあ恥ずかしげも無く生きて帰ってこられたものだな!』
メイリーン将軍ことリンがまさにそれを証明するかのようにかなめから取り上げた鞭を振り下ろしている。かなめの悲鳴とにんまりと笑うリンの表情が交互に映し出される。
「これは……ちょっとやりすぎじゃあ……」
誠は苦笑いを浮かべる。
「じゃあ、失礼します!」
引き時を悟った西とひよこはそのまま部屋を出て行った。
「賢明な判断だな」
西が消えたのを見てそう言うとカウラは再びおはぎに手を伸ばした。
嵯峨はそう言ってニヤリと笑った。
画面は銃を取り上げて再びかなめのいた場所に照準を合わせる明石の姿がある。
『あなたは……なぜ機械帝国のことを?あなたは……魔力も無いのになぜ?』
小夏の肩に飛び乗ったグリンを明石が見つめる。
「それよりこの奇妙な動物に突っ込むな、俺なら」
そう言いながら嵯峨は明らかに無理をしておはぎを口に運ぶ。
「嵯峨さん、お嫌いでしたか、甘いものは」
「いやあ、そんなこと無いですよー。僕は大好物ですから……おはぎ……」
明らかに春子に気を使っている様子にカウラと誠は苦笑いを浮かべると再び画面をのぞく。
答えることもせず明石は小夏に近づく。明らかに変質者とコスプレ少女と言うシュールな絵柄に突っ込みたいのを我慢しながら誠は画面を見つめていた。
『知っている人は知っているものさ、どこにでも好奇心のある人間はいるものだからね』
明らかに関西弁のアクセントで明石は無理やり標準語をしゃべる。誠はとりあえず突っ込まずにそのまま黙っていた。
「やはり明石中佐は訛りが強すぎるな」
「そうですね、播州コロニー群の出身だそうですから。あそこの出身者の訛りはなかなか抜けませんよ」
明石と同じ甲武軍からの出向の嵯峨はそう言って苦笑いを浮かべた。誠達が画像を鑑賞していた間も一人作業を続けていたカウラは大きく息をしてそのまま一度立ち上がり、再び椅子に腰掛けた。
『でも、あなたは魔法を見ても驚かなかったじゃないですか。この世界の人がそんなに簡単に魔法を受け入れるとは思えないんですが』
グリンの言葉に明石はにやりと笑って禿頭を叩く。
『確かにそうだ。俺はある人物から話を聞いてね』
「そのある人物が神前君……でもどう見ても……プリンスには見えなけど」
『マジックプリンス』と言うなんのひねりも無い役名の誠の顔を春子はまじまじと見つめる。その吐息がかかるほどまで接近して見つめられて、誠は鼓動が早くなるのを感じたが、春子はまるで関心が無いというように再び画面に目を移す。
『いずれ君達と一緒に戦う日が来るだろう。それまではお互い深いことは知らない方がいい』
そう言うと猟銃を握り締めて明石は立ち去る。
「あいつ、本当に訛ってるな」
そう言いながら嵯峨がお茶を啜っている。その時、再び詰め所のドアが開いた。そこに立っていたのはパーラだった。
「ああ、春子さんここでしたか。アメリアが呼んでますよ」
「ごめんなさい。じゃあ行ってきますわね」
そう言って春子は立ち上がる。
「隊長……」
視線で春子を追っていた嵯峨が突然誠に声をかけられて頭を掻きながら嵯峨は口の中のあんこを飲み込む。嵯峨はなんとかあんこを飲み込むと再び出がらしになった茶の入った急須に手を伸ばす。
「隊長、口を漱ぐのはやめてくださいよ」
仕事をしていたカウラの警告が飛ぶ。苦笑いを浮かべながら嵯峨はそのまま口に入れたお茶を飲み下した。
「あのー……」
春子達と入れ替わりにドアから顔を出したのは西とひよこだった。誠達はその顔を見てそれぞれ時計に目をやった。
「ああ、もう昼か」
十二時を少し回った腕時計の針を確かめながら嵯峨は大きなげっぷをする。乾いた笑いを浮かべながら誠はおはぎに手を伸ばす。
「ああ、西!見ての通りなんで昼の買出しはいいよ」
カウラが苦笑いを浮かべながら答える。西はかえでのデスクに置かれた重箱を見ながら呆れつつそのまま入ってきた。昼の買出しは誠が隊に配属になったころから各部の持ち回りで行われるようになっていた。以前は隣の菱川重工の食堂を利用できたそうなのだが、嵯峨がぐだぐだと味に文句をつけたため司法局の関係者は出入り禁止を食らっていた。仕出しの弁当屋が先日食中毒を出して営業停止処分を受けていたのがとどめとなっていた。
「僕好きなんですよ、おはぎって」
そう言いながら西はすぐにおはぎに手を伸ばして食べ始める。
「ああ、神前さん何を見ているんですか?」
西は不思議そうに誠の端末が黒く染まっているのに目をつける。
「あれだよ、例の映画」
「ああ、クラウゼ少佐の奴でしたっけ?でもまあ撮影機材も見ましたけど、あれは……アメリアさんも大変ですよね」
そう言いながら今度は西が春子が居た場所に陣取る。アメリアが二人を出さなかった理由がサラが書き上げた西をモデルにした作品にあることを誠は知っていた。
再び画面に目を戻すと、そこには鎖に縛られたかなめの姿があった。誠とカウラは目を見合わせた。間違いなくかえで達が動き出す。
『うわ!ふっ!』
鞭打たれるかなめの声が端末から響くのを見てひよこが誠の端末に視線を向けた。
「西!君は買出しの任務があるんだろ?」
カウラは思い出したようにそう言った。仕方なく西は追い立てられるように立ち上がる。
「すみません」
頭を下げながらひよこは誠の端末の画面に目をやった。。
その画面の中でかなめは拷問を受けている。
『よくもまあ恥ずかしげも無く生きて帰ってこられたものだな!』
メイリーン将軍ことリンがまさにそれを証明するかのようにかなめから取り上げた鞭を振り下ろしている。かなめの悲鳴とにんまりと笑うリンの表情が交互に映し出される。
「これは……ちょっとやりすぎじゃあ……」
誠は苦笑いを浮かべる。
「じゃあ、失礼します!」
引き時を悟った西とひよこはそのまま部屋を出て行った。
「賢明な判断だな」
西が消えたのを見てそう言うとカウラは再びおはぎに手を伸ばした。
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