647 / 1,503
第4章 午前勤務
アサルト・モジュール
しおりを挟む
「そう言えば、05(まるご)式……どうなのかな?」
視界が開けて巨人の神殿とでも言うべき景色が広がっている中でシャムは目の前に並ぶ司法局実働部隊制式アサルト・モジュール『05式』シリーズが並ぶ様を静かに眺めていた。
まず手前からシャムの駆る『05式乙型23番機』。シャムのパーソナルカラーである艶のある白い色の装甲板を新入隊員が必死に布で磨き上げている。その肩に描かれたシャム自身がデザインした漫画チックな熊が短刀を持って笑っているエンブレム。先日の誠が定期購読している模型雑誌で早速そのデカールが発売されたということで自慢して回ったことが思い出されて自然と笑みがこぼれてきた。
隣の脚部が無く、代わりにスラスターと腰の巨大な反重力パルスエンジンが目立つ『05式丙型3番機』。電子戦に特化した腰から上にいくつものアンテナを伸ばしたその機体は、シャムの相棒である吉田俊平少佐の機体だった。サイボーグで、いつも脳内で再生される音楽を聴いていて外界に無関心な吉田の機体らしく東和空軍の一般機のカラーであるライトグレーの機体にはあちこちに小さく吉田の友人のアーティストのサインが入れられているのを知っているのは部隊でも限られた人物だけだった。シャムは今ひとつ吉田のセンスが理解できずそのまま視線を隣の派手な真紅の機体へと視線を向けていた。
『07式試作6号機』
部隊が駐在する菱川重工豊川工場謹製の『05式』シリーズの後継機として開発されながら『05式』自体が東和軍制式アサルト・モジュール選定トライアルで不合格となったため量産化の行われなくなった幻の機体、『07式』。
全体的に主出力エンジンの菱川三型反重力エンジンの出力ぎりぎりに設定された余裕の無い設計である『05式』に対して菱川三型を採用することを前提として設計された高品位の機体は東和陸軍の演習場でも圧倒的な強さを見せて軍上層部や軍事マニアの目を驚かせることになった機体だった。
そしてその深紅に染め上げられた機体のパイロットこそ、司法局実働部隊機動部隊隊長クバルカ・ラン中佐その人だった。
「いつ見ても派手だよなあ……ランちゃんは」
「エースの特権って奴ですよ。何ならナンバルゲニア中尉のもメタリックか何かに塗り替えます?」
ぼんやり腰の拳銃のグリップをいじりながら真っ赤な巨人を見上げているシャムに何かの失敗をしたらしい新人隊員の説教を終えたばかりの島田が声をかける。
「アタシはいいよ。それにまあランちゃんの趣味だから」
シャムはそう言うとにんまりと笑った。油まみれのつなぎを着た整備班長の島田正人准尉も頬の機械油をぬぐいながら苦笑いを浮かべていた。
「こいつなんですけど『ホーン・オブ・ルージュ』の代用機のわりに手数だけは同じくらいかかるからねえ……できればこいつの出動は避けてほしいんだけど……」
「ランちゃんは一応実働部隊長だもの。出ないわけには行かないでしょ」
「そうだよねえ……」
肩を落とすと島田はそのまま解体整備中の部隊長、嵯峨の愛機『四式改』の肩の辺りで手を振る女性技術仕官レベッカ・シンプソン中尉に一度敬礼して歩き出した。
「ああ、どうせ西園寺さんを探してるんでしょ?西園寺さんなら相変わらずの仏頂面で……」
「射場でしょ?」
シャムの言葉に島田は思わず苦笑いを浮かべた。そのまま去っていく島田を見ながらシャムはそのまま歩き出した。第二小隊の三機の『05式』。その隣には反重力エンジンを取り出して隣の菱川重工業豊川工場の定期検査に出すべく作業を続けている隊員達と心臓のようなエンジンを抜かれて力なく立ち尽くす第三小隊の三機の『05式・後期型』。さらにその隣にはアメリカ軍からの出向で来ている灰色の迷彩服の技術兵達の点検を受けている第四小隊の『M10・グラント』とアサルト・モジュールがまるで出番を待っているかのように並んでいる。それを眺めつつシャムはそのままハンガーの開いた扉を出た。
冬の日差しが満遍なく目の前のグラウンドを照らしている。背にしていた金属音と機械のたてる重厚な音。それと対照的に目の前では警備部の古参隊員達による徒手格闘訓練の様子が目に飛び込んできた。
「がんばるねえ……」
小学生に間違えられるシャムから見ればまさに小山のように見える金髪を刈り込んだ髪型の大男達が寒空の中タンクトップに短パンという姿でお互いの間合いを計りながらじりじりと詰め寄り互いの隙を探っている。
「寒いなあ」
その姿にシャムは自分が防寒着も着ないで外に出てきたことに若干後悔しながらそのまま拳銃の発射音だけが響くハンガーの裏手の射場に向けて歩き始めた。
隊舎の影に入り一段と冷え込む中でシャムは再び震えるようにして襟元に手を伸ばす。シャムの暮らしていた東和列島の西に広がる崑崙大陸中部の山間部の冬に比べればこの温暖な町の空気はまだまだすごしやすいのはわかっていた。それでも吹きすさぶ風と室内勤務に慣れてきたシャムの感覚には十分この豊川の町の冬も寒くてつらいものに感じられた。
暴発弾を防ぐための土塁を越えたあたりで一定の間隔での銃声が響き始めていた。
「ああ、やっぱりかなめちゃん怒ってるな」
シャムがそう言うのは機嫌の悪いときのかなめの訓練射撃の撃ち方を聞きなれてきたせいもあった。シャムは静かに土塁を抜けて射場にたどり着いた。
視界が開けて巨人の神殿とでも言うべき景色が広がっている中でシャムは目の前に並ぶ司法局実働部隊制式アサルト・モジュール『05式』シリーズが並ぶ様を静かに眺めていた。
まず手前からシャムの駆る『05式乙型23番機』。シャムのパーソナルカラーである艶のある白い色の装甲板を新入隊員が必死に布で磨き上げている。その肩に描かれたシャム自身がデザインした漫画チックな熊が短刀を持って笑っているエンブレム。先日の誠が定期購読している模型雑誌で早速そのデカールが発売されたということで自慢して回ったことが思い出されて自然と笑みがこぼれてきた。
隣の脚部が無く、代わりにスラスターと腰の巨大な反重力パルスエンジンが目立つ『05式丙型3番機』。電子戦に特化した腰から上にいくつものアンテナを伸ばしたその機体は、シャムの相棒である吉田俊平少佐の機体だった。サイボーグで、いつも脳内で再生される音楽を聴いていて外界に無関心な吉田の機体らしく東和空軍の一般機のカラーであるライトグレーの機体にはあちこちに小さく吉田の友人のアーティストのサインが入れられているのを知っているのは部隊でも限られた人物だけだった。シャムは今ひとつ吉田のセンスが理解できずそのまま視線を隣の派手な真紅の機体へと視線を向けていた。
『07式試作6号機』
部隊が駐在する菱川重工豊川工場謹製の『05式』シリーズの後継機として開発されながら『05式』自体が東和軍制式アサルト・モジュール選定トライアルで不合格となったため量産化の行われなくなった幻の機体、『07式』。
全体的に主出力エンジンの菱川三型反重力エンジンの出力ぎりぎりに設定された余裕の無い設計である『05式』に対して菱川三型を採用することを前提として設計された高品位の機体は東和陸軍の演習場でも圧倒的な強さを見せて軍上層部や軍事マニアの目を驚かせることになった機体だった。
そしてその深紅に染め上げられた機体のパイロットこそ、司法局実働部隊機動部隊隊長クバルカ・ラン中佐その人だった。
「いつ見ても派手だよなあ……ランちゃんは」
「エースの特権って奴ですよ。何ならナンバルゲニア中尉のもメタリックか何かに塗り替えます?」
ぼんやり腰の拳銃のグリップをいじりながら真っ赤な巨人を見上げているシャムに何かの失敗をしたらしい新人隊員の説教を終えたばかりの島田が声をかける。
「アタシはいいよ。それにまあランちゃんの趣味だから」
シャムはそう言うとにんまりと笑った。油まみれのつなぎを着た整備班長の島田正人准尉も頬の機械油をぬぐいながら苦笑いを浮かべていた。
「こいつなんですけど『ホーン・オブ・ルージュ』の代用機のわりに手数だけは同じくらいかかるからねえ……できればこいつの出動は避けてほしいんだけど……」
「ランちゃんは一応実働部隊長だもの。出ないわけには行かないでしょ」
「そうだよねえ……」
肩を落とすと島田はそのまま解体整備中の部隊長、嵯峨の愛機『四式改』の肩の辺りで手を振る女性技術仕官レベッカ・シンプソン中尉に一度敬礼して歩き出した。
「ああ、どうせ西園寺さんを探してるんでしょ?西園寺さんなら相変わらずの仏頂面で……」
「射場でしょ?」
シャムの言葉に島田は思わず苦笑いを浮かべた。そのまま去っていく島田を見ながらシャムはそのまま歩き出した。第二小隊の三機の『05式』。その隣には反重力エンジンを取り出して隣の菱川重工業豊川工場の定期検査に出すべく作業を続けている隊員達と心臓のようなエンジンを抜かれて力なく立ち尽くす第三小隊の三機の『05式・後期型』。さらにその隣にはアメリカ軍からの出向で来ている灰色の迷彩服の技術兵達の点検を受けている第四小隊の『M10・グラント』とアサルト・モジュールがまるで出番を待っているかのように並んでいる。それを眺めつつシャムはそのままハンガーの開いた扉を出た。
冬の日差しが満遍なく目の前のグラウンドを照らしている。背にしていた金属音と機械のたてる重厚な音。それと対照的に目の前では警備部の古参隊員達による徒手格闘訓練の様子が目に飛び込んできた。
「がんばるねえ……」
小学生に間違えられるシャムから見ればまさに小山のように見える金髪を刈り込んだ髪型の大男達が寒空の中タンクトップに短パンという姿でお互いの間合いを計りながらじりじりと詰め寄り互いの隙を探っている。
「寒いなあ」
その姿にシャムは自分が防寒着も着ないで外に出てきたことに若干後悔しながらそのまま拳銃の発射音だけが響くハンガーの裏手の射場に向けて歩き始めた。
隊舎の影に入り一段と冷え込む中でシャムは再び震えるようにして襟元に手を伸ばす。シャムの暮らしていた東和列島の西に広がる崑崙大陸中部の山間部の冬に比べればこの温暖な町の空気はまだまだすごしやすいのはわかっていた。それでも吹きすさぶ風と室内勤務に慣れてきたシャムの感覚には十分この豊川の町の冬も寒くてつらいものに感じられた。
暴発弾を防ぐための土塁を越えたあたりで一定の間隔での銃声が響き始めていた。
「ああ、やっぱりかなめちゃん怒ってるな」
シャムがそう言うのは機嫌の悪いときのかなめの訓練射撃の撃ち方を聞きなれてきたせいもあった。シャムは静かに土塁を抜けて射場にたどり着いた。
0
お気に入りに追加
57
あなたにおすすめの小説
特殊装甲隊 ダグフェロン 『廃帝と永遠の世紀末』 第三部 『暗黒大陸』
橋本 直
SF
遼州司法局も法術特捜の発足とともに実働部隊、機動隊、法術特捜の三部体制が確立することとなった。
それまで東和陸軍教導隊を兼務していた小さな隊長、クバルカ・ラン中佐が実働部隊副隊長として本異動になることが決まった。
彼女の本拠地である東和陸軍教導隊を訪ねた神前誠に法術兵器の実験に任務が課せられた。それは広域にわたり兵士の意識を奪ってしまうという新しい発想の非破壊兵器だった。
実験は成功するがチャージの時間等、運用の難しい兵器と判明する。
一方実働部隊部隊長嵯峨惟基は自分が領邦領主を務めている貴族制国家甲武国へ飛んだ。そこでは彼の両方を西園寺かなめの妹、日野かえでに継がせることに関する会議が行われる予定だった。
一方、南の『魔窟』と呼ばれる大陸ベルルカンの大国、バルキスタンにて総選挙が予定されており、実働部隊も支援部隊を派遣していた。だが選挙に不満を持つ政府軍、反政府軍の駆け引きが続いていた。
嵯峨は万が一の両軍衝突の際アメリカの介入を要請しようとする兄である西園寺義基のシンパである甲武軍部穏健派を牽制しつつ貴族の群れる会議へと向かった。
そしてそんな中、バルキスタンで反政府軍が機動兵器を手に入れ政府軍との全面衝突が発生する。
誠は試験が済んだばかりの非破壊兵器を手に戦線の拡大を防ぐべく出撃するのだった。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 野球と海と『革命家』
橋本 直
SF
その文明は出会うべきではなかった
その人との出会いは歓迎すべきものではなかった
これは悲しい『出会い』の物語
『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる
法術装甲隊ダグフェロン 第二部
遼州人の青年『神前誠(しんぜんまこと)』が発動した『干渉空間』と『光の剣(つるぎ)により貴族主義者のクーデターを未然に防止することが出来た『近藤事件』が終わってから1か月がたった。
宇宙は誠をはじめとする『法術師』の存在を公表することで混乱に陥っていたが、誠の所属する司法局実働部隊、通称『特殊な部隊』は相変わらずおバカな生活を送っていた。
そんな『特殊な部隊』の運用艦『ふさ』艦長アメリア・クラウゼ中佐と誠の所属するシュツルム・パンツァーパイロット部隊『機動部隊第一小隊』のパイロットでサイボーグの西園寺かなめは『特殊な部隊』の野球部の夏合宿を企画した。
どうせろくな事が起こらないと思いながら仕事をさぼって参加する誠。
そこではかなめがいかに自分とはかけ離れたお嬢様で、貴族主義の国『甲武国』がどれほど自分の暮らす永遠に続く20世紀末の東和共和国と違うのかを誠は知ることになった。
しかし、彼を待っていたのは『法術』を持つ遼州人を地球人から解放しようとする『革命家』の襲撃だった。
この事件をきっかけに誠の身辺警護の必要性から誠の警護にアメリア、かなめ、そして無表情な人造人間『ラスト・バタリオン』の第一小隊小隊長カウラ・ベルガー大尉がつくことになる。
これにより誠の暮らす『男子下士官寮』は有名無実化することになった。
そんなおバカな連中を『駄目人間』嵯峨惟基特務大佐と機動部隊隊長クバルカ・ラン中佐は生暖かい目で見守っていた。
そんな『特殊な部隊』の意図とは関係なく着々と『力ある者の支配する宇宙』の実現を目指す『廃帝ハド』の野望はゆっくりと動き出しつつあった。
SFお仕事ギャグロマン小説。
【完結】そして、誰もいなくなった
杜野秋人
ファンタジー
「そなたは私の妻として、侯爵夫人として相応しくない!よって婚約を破棄する!」
愛する令嬢を傍らに声高にそう叫ぶ婚約者イグナシオに伯爵家令嬢セリアは誤解だと訴えるが、イグナシオは聞く耳を持たない。それどころか明らかに犯してもいない罪を挙げられ糾弾され、彼女は思わず彼に手を伸ばして取り縋ろうとした。
「触るな!」
だがその手をイグナシオは大きく振り払った。振り払われよろめいたセリアは、受け身も取れないまま仰向けに倒れ、頭を打って昏倒した。
「突き飛ばしたぞ」
「彼が手を上げた」
「誰か衛兵を呼べ!」
騒然となるパーティー会場。すぐさま会場警護の騎士たちに取り囲まれ、彼は「違うんだ、話を聞いてくれ!」と叫びながら愛人の令嬢とともに連行されていった。
そして倒れたセリアもすぐさま人が集められ運び出されていった。
そして誰もいなくなった。
彼女と彼と愛人と、果たして誰が悪かったのか。
これはとある悲しい、婚約破棄の物語である。
◆小説家になろう様でも公開しています。話数の関係上あちらの方が進みが早いです。
3/27、なろう版完結。あちらは全8話です。
3/30、小説家になろうヒューマンドラマランキング日間1位になりました!
4/1、完結しました。全14話。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
冷遇妻に家を売り払われていた男の裁判
七辻ゆゆ
ファンタジー
婚姻後すぐに妻を放置した男が二年ぶりに帰ると、家はなくなっていた。
「では開廷いたします」
家には10億の価値があったと主張し、妻に離縁と損害賠償を求める男。妻の口からは二年の事実が語られていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる