104 / 1,503
第二十二章 出撃
出撃前の緊張
しおりを挟む
自分の部屋。それを見るのはこれが最後かもしれない。そんな気分になると奇妙に全身の筋肉が硬直した。恐怖でもない、怒りでも悲しみでもない、そんな気持ち。
訓練、演習、模擬戦。
そのどの場面でも感じたことの無い奇妙な緊張感がそこにあった。キーを解除し、殺風景な部屋の中に入る。嵯峨が指摘したように、誠自身も飾りが無さ過ぎる自分の部屋にうんざりしていた。せめて特撮ヒーローのポスターでも貼っておくべきだったと後悔した。
作業着にガンベルトを巻き、支給された小口径の拳銃ルガーマークⅡの入ったホルスターとマガジンポーチを取り付ける。ここに戻ることが出来るだろうか? 先ほどの不思議な緊張感が誠の心臓を縛り、動悸は次第に激しくなる。
右腕の携帯端末を開き時計を見る。
あと25分。
中途半端な時間をどう使うか。そう考えて誠には特にすることも無いことに気づいた。とりあえず早めに更衣室に向かうことぐらいが出来ることのすべてだった。ただ作業服にガンベルトを巻いただけの状態で廊下に出た誠の前に、アイシャが立っていた。
「誠ちゃん、顔色悪いわよ」
アイシャはもう二日酔いが治ったのか、青ざめた皮膚の色は見た限り残っていなかった。濃紺の長い髪が空調の風にあおられて舞う。
「パイロットスーツってことは出撃ですか?」
「まあそんなところよ」
アイシャはそう言うと今日始めての笑みを浮かべた。
「第一小隊のランちゃんは、現在特命で帝都で任務中。吉田少佐とシャムちゃんは隊長と別任務に就くって話らしいわよ」
アイシャはそう言うと少しだけ、ほんの少しだけ笑った。いつもの笑顔に比べるとどこか不器用な笑顔だった。
『この人でも緊張するんだな』
誠は当たり前のことに感心している自分が少し滑稽に見えて口元を緩めた。
「更衣室の場所知ってる?とりあえずそこまで行きましょう」
そう言うとアイシャは紺色の髪をなびかせて歩き始めた。
「僕のシミュレーションに付き合ってくれたのって、このためだったんですね」
誠はとりあえずそう言ってみた。
「まあね。明華さんから訓練メニュー渡された時からこうなる予想はついていたけど」
下降するエレベータのボタンを押すとすぐに扉が開いたので、二人は誰も乗っていない箱の中に入った。
「勝てるんでしょうか?敵は50機近くいるんですよね。こっちは七機……」
ひっそりと口を出した誠をこれまでに見たことのない、鋭い視線でアイシャが見つめてくる。
「勝てるか?じゃないわよ。勝つのよ」
技術部の庭と言えるハンガーにつながる階で扉が開く。
ここは別世界だ。
急ぎ足で指示書片手に行きかう技術部員達。何人かはアイシャに気づき、敬礼をする。
「火器整備班の倉庫の裏側が更衣室よ。それじゃあ」
アイシャが不意に誠の顔に唇を近づけ、その額にキスをした。
「よくあるおまじないよ。きっと効くから」
そのままアイシャはハンガーの方へ向かった。何が起きたのかわからず、誠は呆然と立ち尽くす。
「いいもの見せてもらったよ」
話しかけてきたのはキムだった。
「いえ、その、いっ今のは……その」
「わかってるって。ベルガー大尉と西園寺中尉には黙ってるよ。それよりお前に用があってな。これ、一応、お前の場合拳銃だけじゃあかわいそうだから」
そう言うとキムは一丁のショットガンを銃身の下にぶら下げたライフル銃とマガジンが三本入ったポーチを差し出した。
「なんですか?これは」
誠は奇妙なアサルトライフルを受け取ると眺め回す。
「M635マスターキーカスタム。20世紀末に使われたアメちゃんのサブマシンガン。ストーナーライフルAR15のシステムを9mmパラベラム弾に流用した改造銃だ。まあバレルは下にイサカM37ソウドオフショットガンをアドオンするために別途注文してこの前組み終わった奴だ」
キムは誇らしげに言い切る。誠は特にすることもなく銃とマガジンを持て余していた。
「まあ俺としては使われないことを祈るよ。デブリで敵と生身で銃撃戦なんてぞっとするからな。パイロットスーツに着替えるんだろ?何ならうちの兵隊に運ばせるぜ?」
「じゃあお願いします」
そう言うとキムは銃を受け取った。
「飯塚兵長!こいつを第二小隊三号機に持って行け!じゃあがんばれよ!新人君」
キムの声を背中に受けて誠は更衣室に入った。
誰もいない男子用更衣室。机の上には吸殻の山が出来ている大きな灰皿が鎮座している。誠はまずガンベルトをはずし、机の上においた。
『神前』と書かれたロッカー。作業服を脱ぎながらその扉を開くとパイロットスーツにヘルメットが出てくる。
動悸は止まらない。更に激しく動き出す心臓。喉の奥、胃から物が逆流するような感覚に囚われ、思わず口を押さえる。
「僕らしいか」
独り言を言う。
鏡を見た。
血の気の無い顔がそこに浮かんでいる。
カウラ、かなめ、アイシャ。彼女等が自分を見て同情するのもこれを見たらうなづける。
「仕方ないか……」
自分自身に言い聞かせるようにそうつぶやきながら制服を脱ぐ。筋肉はまるで記憶されているかのように正確にボタンを外しホックを外していく。
「これが初めての実戦だとは言え……どんなエースにもこの瞬間があったんだ」
独り言を言いながら誠はパイロットスーツを着込んだ。ヘルメットをかぶるとそのまま気密調整プラグを押して外気と完全に遮断された状態で口元のスイッチを押し会話用の外部スピーカーをオンにする。
「テスト……テスト……」
「何やってんだ?」
突然現れたかなめの言葉に思わず誠はのけぞってよける。
「突然なんですか!」
「いやあ……遅いなあって」
悪びれる様子もなくかなめはそう言うと男子更衣室の中を歩き回る。
「ここは男子更衣室ですよ!」
「男性パイロットはお前さんと、そういうことにこだわらない吉田の野郎だけだ。別にいいだろ?いつも飲んだら全裸になるくせに」
「そう仕向けているのは西園寺さんじゃないですか」
「何か言ったか?って言うかここからヘルメット被るのかよ」
「でも……」
誠は紫色のパイロットスーツのかなめの方を見る。手には顔面を覆い尽くすデザインのサイボーグ用のヘルメットが握られていた。
「そのヘルメットだと前が見えないですからね」
「そうでもないぜ、こいつの正面はカメラになってるからな。首筋のジャックと接続すればほぼヘルメットをかぶっていないような視野を確保できるっていう代物だ」
「じゃあなんでかぶらないんです?」
「首が重いだろ?」
あっさりとしたかなめの一言に誠は大きくため息をついた。
「じゃあ行きますよ……時間ですから」
「へいへい」
かなめはめんどくさそうに返事をする。誠はそのまま更衣室を出た。そのまま静かな通路を進んで行きあたったところで壁にあるスイッチを押す。
扉が開かれ光と喧騒が支配するハンガーへたどり着いた。
訓練、演習、模擬戦。
そのどの場面でも感じたことの無い奇妙な緊張感がそこにあった。キーを解除し、殺風景な部屋の中に入る。嵯峨が指摘したように、誠自身も飾りが無さ過ぎる自分の部屋にうんざりしていた。せめて特撮ヒーローのポスターでも貼っておくべきだったと後悔した。
作業着にガンベルトを巻き、支給された小口径の拳銃ルガーマークⅡの入ったホルスターとマガジンポーチを取り付ける。ここに戻ることが出来るだろうか? 先ほどの不思議な緊張感が誠の心臓を縛り、動悸は次第に激しくなる。
右腕の携帯端末を開き時計を見る。
あと25分。
中途半端な時間をどう使うか。そう考えて誠には特にすることも無いことに気づいた。とりあえず早めに更衣室に向かうことぐらいが出来ることのすべてだった。ただ作業服にガンベルトを巻いただけの状態で廊下に出た誠の前に、アイシャが立っていた。
「誠ちゃん、顔色悪いわよ」
アイシャはもう二日酔いが治ったのか、青ざめた皮膚の色は見た限り残っていなかった。濃紺の長い髪が空調の風にあおられて舞う。
「パイロットスーツってことは出撃ですか?」
「まあそんなところよ」
アイシャはそう言うと今日始めての笑みを浮かべた。
「第一小隊のランちゃんは、現在特命で帝都で任務中。吉田少佐とシャムちゃんは隊長と別任務に就くって話らしいわよ」
アイシャはそう言うと少しだけ、ほんの少しだけ笑った。いつもの笑顔に比べるとどこか不器用な笑顔だった。
『この人でも緊張するんだな』
誠は当たり前のことに感心している自分が少し滑稽に見えて口元を緩めた。
「更衣室の場所知ってる?とりあえずそこまで行きましょう」
そう言うとアイシャは紺色の髪をなびかせて歩き始めた。
「僕のシミュレーションに付き合ってくれたのって、このためだったんですね」
誠はとりあえずそう言ってみた。
「まあね。明華さんから訓練メニュー渡された時からこうなる予想はついていたけど」
下降するエレベータのボタンを押すとすぐに扉が開いたので、二人は誰も乗っていない箱の中に入った。
「勝てるんでしょうか?敵は50機近くいるんですよね。こっちは七機……」
ひっそりと口を出した誠をこれまでに見たことのない、鋭い視線でアイシャが見つめてくる。
「勝てるか?じゃないわよ。勝つのよ」
技術部の庭と言えるハンガーにつながる階で扉が開く。
ここは別世界だ。
急ぎ足で指示書片手に行きかう技術部員達。何人かはアイシャに気づき、敬礼をする。
「火器整備班の倉庫の裏側が更衣室よ。それじゃあ」
アイシャが不意に誠の顔に唇を近づけ、その額にキスをした。
「よくあるおまじないよ。きっと効くから」
そのままアイシャはハンガーの方へ向かった。何が起きたのかわからず、誠は呆然と立ち尽くす。
「いいもの見せてもらったよ」
話しかけてきたのはキムだった。
「いえ、その、いっ今のは……その」
「わかってるって。ベルガー大尉と西園寺中尉には黙ってるよ。それよりお前に用があってな。これ、一応、お前の場合拳銃だけじゃあかわいそうだから」
そう言うとキムは一丁のショットガンを銃身の下にぶら下げたライフル銃とマガジンが三本入ったポーチを差し出した。
「なんですか?これは」
誠は奇妙なアサルトライフルを受け取ると眺め回す。
「M635マスターキーカスタム。20世紀末に使われたアメちゃんのサブマシンガン。ストーナーライフルAR15のシステムを9mmパラベラム弾に流用した改造銃だ。まあバレルは下にイサカM37ソウドオフショットガンをアドオンするために別途注文してこの前組み終わった奴だ」
キムは誇らしげに言い切る。誠は特にすることもなく銃とマガジンを持て余していた。
「まあ俺としては使われないことを祈るよ。デブリで敵と生身で銃撃戦なんてぞっとするからな。パイロットスーツに着替えるんだろ?何ならうちの兵隊に運ばせるぜ?」
「じゃあお願いします」
そう言うとキムは銃を受け取った。
「飯塚兵長!こいつを第二小隊三号機に持って行け!じゃあがんばれよ!新人君」
キムの声を背中に受けて誠は更衣室に入った。
誰もいない男子用更衣室。机の上には吸殻の山が出来ている大きな灰皿が鎮座している。誠はまずガンベルトをはずし、机の上においた。
『神前』と書かれたロッカー。作業服を脱ぎながらその扉を開くとパイロットスーツにヘルメットが出てくる。
動悸は止まらない。更に激しく動き出す心臓。喉の奥、胃から物が逆流するような感覚に囚われ、思わず口を押さえる。
「僕らしいか」
独り言を言う。
鏡を見た。
血の気の無い顔がそこに浮かんでいる。
カウラ、かなめ、アイシャ。彼女等が自分を見て同情するのもこれを見たらうなづける。
「仕方ないか……」
自分自身に言い聞かせるようにそうつぶやきながら制服を脱ぐ。筋肉はまるで記憶されているかのように正確にボタンを外しホックを外していく。
「これが初めての実戦だとは言え……どんなエースにもこの瞬間があったんだ」
独り言を言いながら誠はパイロットスーツを着込んだ。ヘルメットをかぶるとそのまま気密調整プラグを押して外気と完全に遮断された状態で口元のスイッチを押し会話用の外部スピーカーをオンにする。
「テスト……テスト……」
「何やってんだ?」
突然現れたかなめの言葉に思わず誠はのけぞってよける。
「突然なんですか!」
「いやあ……遅いなあって」
悪びれる様子もなくかなめはそう言うと男子更衣室の中を歩き回る。
「ここは男子更衣室ですよ!」
「男性パイロットはお前さんと、そういうことにこだわらない吉田の野郎だけだ。別にいいだろ?いつも飲んだら全裸になるくせに」
「そう仕向けているのは西園寺さんじゃないですか」
「何か言ったか?って言うかここからヘルメット被るのかよ」
「でも……」
誠は紫色のパイロットスーツのかなめの方を見る。手には顔面を覆い尽くすデザインのサイボーグ用のヘルメットが握られていた。
「そのヘルメットだと前が見えないですからね」
「そうでもないぜ、こいつの正面はカメラになってるからな。首筋のジャックと接続すればほぼヘルメットをかぶっていないような視野を確保できるっていう代物だ」
「じゃあなんでかぶらないんです?」
「首が重いだろ?」
あっさりとしたかなめの一言に誠は大きくため息をついた。
「じゃあ行きますよ……時間ですから」
「へいへい」
かなめはめんどくさそうに返事をする。誠はそのまま更衣室を出た。そのまま静かな通路を進んで行きあたったところで壁にあるスイッチを押す。
扉が開かれ光と喧騒が支配するハンガーへたどり着いた。
0
お気に入りに追加
57
あなたにおすすめの小説
特殊装甲隊 ダグフェロン 『廃帝と永遠の世紀末』 第三部 『暗黒大陸』
橋本 直
SF
遼州司法局も法術特捜の発足とともに実働部隊、機動隊、法術特捜の三部体制が確立することとなった。
それまで東和陸軍教導隊を兼務していた小さな隊長、クバルカ・ラン中佐が実働部隊副隊長として本異動になることが決まった。
彼女の本拠地である東和陸軍教導隊を訪ねた神前誠に法術兵器の実験に任務が課せられた。それは広域にわたり兵士の意識を奪ってしまうという新しい発想の非破壊兵器だった。
実験は成功するがチャージの時間等、運用の難しい兵器と判明する。
一方実働部隊部隊長嵯峨惟基は自分が領邦領主を務めている貴族制国家甲武国へ飛んだ。そこでは彼の両方を西園寺かなめの妹、日野かえでに継がせることに関する会議が行われる予定だった。
一方、南の『魔窟』と呼ばれる大陸ベルルカンの大国、バルキスタンにて総選挙が予定されており、実働部隊も支援部隊を派遣していた。だが選挙に不満を持つ政府軍、反政府軍の駆け引きが続いていた。
嵯峨は万が一の両軍衝突の際アメリカの介入を要請しようとする兄である西園寺義基のシンパである甲武軍部穏健派を牽制しつつ貴族の群れる会議へと向かった。
そしてそんな中、バルキスタンで反政府軍が機動兵器を手に入れ政府軍との全面衝突が発生する。
誠は試験が済んだばかりの非破壊兵器を手に戦線の拡大を防ぐべく出撃するのだった。
法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 野球と海と『革命家』
橋本 直
SF
その文明は出会うべきではなかった
その人との出会いは歓迎すべきものではなかった
これは悲しい『出会い』の物語
『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる
法術装甲隊ダグフェロン 第二部
遼州人の青年『神前誠(しんぜんまこと)』が発動した『干渉空間』と『光の剣(つるぎ)により貴族主義者のクーデターを未然に防止することが出来た『近藤事件』が終わってから1か月がたった。
宇宙は誠をはじめとする『法術師』の存在を公表することで混乱に陥っていたが、誠の所属する司法局実働部隊、通称『特殊な部隊』は相変わらずおバカな生活を送っていた。
そんな『特殊な部隊』の運用艦『ふさ』艦長アメリア・クラウゼ中佐と誠の所属するシュツルム・パンツァーパイロット部隊『機動部隊第一小隊』のパイロットでサイボーグの西園寺かなめは『特殊な部隊』の野球部の夏合宿を企画した。
どうせろくな事が起こらないと思いながら仕事をさぼって参加する誠。
そこではかなめがいかに自分とはかけ離れたお嬢様で、貴族主義の国『甲武国』がどれほど自分の暮らす永遠に続く20世紀末の東和共和国と違うのかを誠は知ることになった。
しかし、彼を待っていたのは『法術』を持つ遼州人を地球人から解放しようとする『革命家』の襲撃だった。
この事件をきっかけに誠の身辺警護の必要性から誠の警護にアメリア、かなめ、そして無表情な人造人間『ラスト・バタリオン』の第一小隊小隊長カウラ・ベルガー大尉がつくことになる。
これにより誠の暮らす『男子下士官寮』は有名無実化することになった。
そんなおバカな連中を『駄目人間』嵯峨惟基特務大佐と機動部隊隊長クバルカ・ラン中佐は生暖かい目で見守っていた。
そんな『特殊な部隊』の意図とは関係なく着々と『力ある者の支配する宇宙』の実現を目指す『廃帝ハド』の野望はゆっくりと動き出しつつあった。
SFお仕事ギャグロマン小説。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
「おまえを愛することはない!」と言ってやったのに、なぜ無視するんだ!
七辻ゆゆ
ファンタジー
俺を見ない、俺の言葉を聞かない、そして触れられない。すり抜ける……なぜだ?
俺はいったい、どうなっているんだ。
真実の愛を取り戻したいだけなのに。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
てめぇの所為だよ
章槻雅希
ファンタジー
王太子ウルリコは政略によって結ばれた婚約が気に食わなかった。それを隠そうともせずに臨んだ婚約者エウフェミアとの茶会で彼は自分ばかりが貧乏くじを引いたと彼女を責める。しかし、見事に返り討ちに遭うのだった。
『小説家になろう』様・『アルファポリス』様の重複投稿、自サイトにも掲載。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
学園長からのお話です
ラララキヲ
ファンタジー
学園長の声が学園に響く。
『昨日、平民の女生徒の食べていたお菓子を高位貴族の令息5人が取り囲んで奪うという事がありました』
昨日ピンク髪の女生徒からクッキーを貰った自覚のある王太子とその側近4人は項垂れながらその声を聴いていた。
学園長の話はまだまだ続く……
◇テンプレ乙女ゲームになりそうな登場人物(しかし出てこない)
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
レジェンド・オブ・ダーク遼州司法局異聞 2 「新たな敵」
橋本 直
SF
「近藤事件」の決着がついて「法術」の存在が世界に明らかにされた。
そんな緊張にも当事者でありながら相変わらずアバウトに受け流す遼州司法局実働部隊の面々はちょっとした神前誠(しんぜんまこと)とカウラ・ベルガーとの約束を口実に海に出かけることになった。
西園寺かなめの意外なもてなしや海での意外な事件に誠は戸惑う。
ふたりの窮地を救う部隊長嵯峨惟基(さがこれもと)の娘と言う嵯峨茜(さがあかね)警視正。
また、新編成された第四小隊の面々であるアメリカ海軍出身のロナルド・スミスJr特務大尉、ジョージ・岡部中尉、フェデロ・マルケス中尉や、技術士官レベッカ・シンプソン中尉の4名の新入隊員の配属が決まる。
新たなメンバーを加えても相変わらずの司法局実働部隊メンバーだったが嵯峨の気まぐれから西園寺かなめ、カウラ・ベルガー、アイシャ・クラウゼの三人に特殊なミッションが与えられる。
誠はただ振り回されるだけだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる