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一話のみ
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「さて、今日は俺のおごりだ。好きなもんを食え」
「僕が払ったお金で、おじさんが払うんだね」
「もう貰ったもんだ。俺の金だろ?」
「そうだけども……それにしてもデートで居酒屋って、ほんとにおじさんモテてるのか怪しくなってきたな……」
「俺の行きつけだ。変に小洒落た店に行くより、もっと親密な関係みたいでいいだろ?」
「物は言いよう」
「嫌なら店変えるか? 今ならまだお前が気に入るようなとこにも行けそうだが」
「……ここでいい」
文句を言ったものの結局はしおらしく席に座った雅樹を見て、優治は先ほどまでのやり取りを思い出す。雅樹曰く、もうこの町には戻ってこないだろうから最後に思い出の一つくらいは作りたい。だからいつもしているみたいに僕に時間を売ってよ、というのが雅樹の願いだった。
思い出がおじさんと呼んでいる男と金で関係を結ぶことでいいのかと優治は思いはするものの、それが望みならと封筒を受け取りこうしてデートなんぞを始めている。家が厳しくバイトも満足に許されない中、100万という大金を貯めて渡してきた雅樹に敬意を払って誠心誠意優治は尽くすつもりだ。
金で繋がった相手を自分のテリトリーに入れたこともなかったというのに、こうして行きつけに連れてきたのも優治なりに特別扱いしているという意思表示。それが雅樹に伝わってなかったとしても、押し付けるようにするのは野暮だと優治は特に言おうとは思わない。
「何この棒。食べれるの?」
「竹串を食べる趣味があるなら食べればいい」
「……それ、口の周りが汚れるじゃん」
「別に気にしねぇから箸で肉外してお上品に食っても……って、もしかして焼き鳥知らねぇの?」
「……悪い?」
「いや……」
しかし注文していた優治一推しの焼き鳥が届いたところで、薄々感じていた雅樹との格の違いを思い知らされる。金持ちが全部そうだとは思わないが、少なくとも雅樹の家では焼き鳥が食卓に出たことはないようだった。きっと格式高いイタリアンレストランなんかの方が雅樹にとっては肩の力を抜ける場所だったのではないかと選択ミスを危惧した優治だったが、運ばれてくる優治には馴染み深い料理も雅樹には珍しいらしく、騒がしい店内に身を硬くしつつも目を輝かせている様子にこれでよかったと密かに安心する。
肉じゃがにサバの味噌煮、小麦粉に野菜の切れ端を混ぜ込んで潰し焼いたお好み焼きもどきなどを次々に口に運び、その度に「美味しい」と小さく呟く雅樹。優治もそれを見ながら箸を進め、この先のことを考え酒が欲しいという気持ちをグッと堪えて水で我慢しながら腹ごしらえを済ませた。
「こういうところ始めてだったけど、凄い良かった……特に最初の、焼き鳥? ってやつ。美味しかったなぁ……」
「気に入ったようでなによりだ。焼き鳥が口に合ったなら他にも立ち飲み居酒屋とか、向こうの川べりにある屋台とかも……」
「気になるけど、今はもういい。……おじさん」
「……ああ」
雅樹を先導して次々と次の行先を口にする優治、その服の裾がく、と引っ張られる。なんだと振り向けば優治の服を掴んだまま俯く雅樹の姿があり、少し震えている体に求めていることを察した優治は優しく雅樹の背中を押して目的の場所へと進行方向を変えた。
(……何もしないで終われたらいいと思っちゃいたが、こいつにとってはそうじゃねぇんだな……)
先ほどまでの口うるささとは一転、黙って道の脇へ脇へと2人は進む。明るい電灯に照らされた賑やかな大通りからぽつぽつと明かりが灯るくらいに怪しげな裏路地へと入り込み、辿り着いたのはビカビカととげとげしく光るネオンの掲げられた小汚いホテルだった。
「……ホントにいいんだな?」
「くどいよおじさん。それとも自信満々に100万受け取っておいてやっぱ男を抱くことは出来ない、とか言わないよね?」
「……どんなに範囲外でもチンコ勃たせてきた俺をなめんじゃねぇぞ、ガキ。明日足腰立たなくなるまで抱き潰してやるからな」
「っ、はは……下劣だけど、頼もしい……んっ……」
(こんなに体に力を込めて緊張しといて、ガキがなに虚勢張ってんだ)
受付すらいないカウンターを通って部屋に向かい、ベッドの上で座って2人は向き合っていた。優治が手を伸ばせばきつく目を閉じ拳を握り、雅樹はその瞬間を覚悟する。
しかしすぐにでも押し倒されるだろうという雅樹の思惑は外れ、触れられた優治の手はそっと雅樹を撫でるだけ。何をしてるんだと恐る恐る目を開くと同時に引き寄せられ、雅樹は優治の腕の中にすっぽり閉じ込められてしまった。
思っていたよりも引き締まった胸板を手の平で感じ、自分が何を頼んだのかを今更ながら実感し雅樹はカッと顔に熱を集める。もぞもぞと居心地悪そうに腕の中から抜け出そうともがくも、優治はガッシリ雅樹を抱きかかえたままするする雅樹の体を撫でまわしていた。
「ねぇ、おじさん! こんなことしなくても……」
「こんなガッチガチじゃ出来るもんも出来ねぇよ。おら、もっと体から力抜け」
「抜けって言っても、僕は充分リラックスして……」
「はぁ? ったく、仕方ねぇ。顔上げろ」
「顔? っ、ちょっと近……んぶっ!? ん、んふっ! んんんぅ!」
「ん……っ、ふ……」
優治の声につられて雅樹が顔を上げると、息がかかるほどに近くに優治の顔がある。一瞬息を呑み雅樹は身を引こうとするが、その頭をしっかり掴んで優治は雅樹と唇を重ねた。
柔らかく温かいものが緊張により乾いた唇に当たり動きを止める雅樹。しかし唇を舐められた瞬間ぞわりと全身に痺れが走り、離れようと暴れはするものの優治はまったく腕の力を緩めない。それどころか右手で雅樹の頭を掴んだまま空いている左手で雅樹の体をまさぐり始め、あちらこちらから沸き上がるむず痒さに雅樹は次第にとろんと蕩けていった。
「ん、ふぅっ♡っは、あぅ♡おじさ、ああっ♡♡おじ、ふぅっ!♡」
「は、いい感じにへにゃへにゃになってんな。ん、口開いて、舌出して……上手いぞ。ふぅ……っ」
頭を掴んでいた手が離れても雅樹は優治のされるがまま、首筋や腰回りをゆるゆると撫でられ、服の下に手が入り込んでも拒否はしない。ぴちゃぴちゃと舌を絡め合わせ全身を愛撫される雅樹は、直に触れられていないというのに正座している足の間をもっこりと膨らませていた。当然それに優治は気付いており、目に涙を浮かべてキスに翻弄されている雅樹の様子を窺いながらゆっくりと膨らみへと手を伸ばす。
ふに、と少し触れただけで面白いくらいに体を跳ねさせた雅樹に口の端を持ち上げ、舌を吸い上げながら雅樹の腰を抱えてぐにぐにと股間を揉んでいく。下着に擦りつけるようにして先端を捏ねるとヌルヌルの布地に纏わりつかれ気持ちいいのか雅樹は腰を震わせて足を開いていき、ズボンの中に手を入れられ直に尻を揉まれても少し身じろぎするくらいだ。
「んっ♡んんっ♡んぅっ!?♡っあ♡そこ♡そこはぁ♡♡はあっ♡」
「そこ? そこってどこだ?」
「ふっ♡お尻、ぃ♡お尻の穴♡」
「だってこれからヤるんだろ? まさか何もしないでデキると思ってたのか?」
「そうじゃない、けどぉ♡んあっ♡ペニスもぐちゅぐちゅって♡も、いいから♡おじさんの入れていいからっ♡♡」
「セリフだけならそそるけどよ、お前、このままで俺のコレが入ると思うか?」
「おじさんの……? っ♡でっか……♡」
ペニスを弄んでいた手を離し、胸に添えられていた雅樹の手を掴んで自らの股間へと導く優治。始めの心配はどこへやら、しっかりと勃起を果たした優治のペニスにズボン越しに触れ、その硬さと質量に愕然とした雅樹は自然と形をなぞるように手を動かしていた。
そんな雅樹の手ごとペニスを刺激するように優治は腰を押し付け、舌を首に這わせながらアナルの拡張を続ける。前も後ろも、上も下も、今の雅樹には優治の触れるところがどこも気持ちいい。
「あぅ♡お尻♡拡がってぇ♡」
「お尻、じゃない。これからチンコ突っ込むそこは、ケツマンコ、だぞ。ほら、言ってみろ」
「っ♡♡言える訳、ない、っああっ♡♡」
「言うんだよ。始めてだってのにもう指2本咥え込んで、やらしーケツだな。くちゅくちゅ掻き回されて指しゃぶって、そんなのもう性器でしかねぇだろ」
「っ♡っ♡♡」
「お? ビクビクして、軽くイったか? 腹立つクソガキだと思ってたが、案外可愛らしいとこあんじゃねぇか。ねっとり俺のチンコも触ってよ、もうメスにされるって分かってんだろ、なぁ?」
「~~♡♡メスっ♡僕はっ♡違っあああっ♡♡」
ちゅっと首筋を吸い上げられながら耳元でかすれた声を吹き込まれ、雅樹の思考はどんどん濁っていく。いつの間にかベルトは外され緩められたズボンの中ではジュボジュボと激しく指がアナルに出し入れされており、優治の股間を触る手はよりぺっとり熱すら感じ取るように密着させ、己のペニスを擦りつけるように自分から腰を押し付けて不格好ながらへこへこと振る。なぞり上げられる脇腹すら鳥肌が立つほど気持ちよく、ベロンと耳を舐められた瞬間雅樹は背中を仰け反らせて盛大にイった。
「はふ♡ん♡僕、は♡♡」
「誤魔化せないほど強烈にイったな。どこが気持ちよかった?」
「あ♡おじさんが触ってた、とこ♡全部♡気持ちよかったぁ♡♡」
「……やべぇ、全然イケるわ。おいガキ、一回できればいいって思ってたが、ホントに朝まで抱けそうだ。よかったな?」
「ふっ♡♡んぅ♡♡」
「しかしこんな狭くちゃまだ俺のは入んねぇなぁ。もうちょい慣らすか」
「は……あああっ!?♡♡♡あふっ♡んあっ♡♡あっ♡何♡ちょっと、おじさんっ♡止めて♡そんなことしないで、ああああっ♡♡」
完全に力の抜けた雅樹をドサリとベッドに横たえさせた優治は、くったりとしてどこか遠くを見ている雅樹にさらにペニスを硬くする。足からズボンを引き抜けば精液に塗れ小さく揺れる雅樹のペニスが露出し、膝を持ち上げ確認すると先ほどまで指を入れられていたアナルは少し口を開けてひくひくと蠢いていた。
しかしまだまだ優治のモノを入れるにはきつく、ネトネトになっている雅樹の下腹部を拭ってぬめりを指に絡めとり、優治は再度雅樹のアナルへと指を突き入れる。それと同時に萎えて腹の上に横たわっているペニスを口に含むと、すぐさま覚醒した雅樹は自分の状態を認識してあり得ないといったようにいやだいやだと首を振った。
だがそれで優治が止まることはなく、曲げた指でちゅこちゅこと入り口を拡げながら舌先で擽るように裏筋を舐められた雅樹は後ろと前の快感を繋げられてしまう。まだ萎えて柔らかいモノを全て口の中でくちゅくちゅと舐めしゃぶられ、硬度を増すと唇でマッサージをするようにちゅっ、ちゅっと吸い上げながら竿全体を往復する。舌全部をべっとりはりつけゆっくりと血管をなぞりながら舐め上げていき、唾液をたっぷり溜めた熱い口でペニスを包まれると解けてしまいそうだった。唇を締めて頭を前後に動かされると堪らなく、根元から扱かれ際限なく溢れる先走りを強制的に優治の口の中へ吐き出すことになっているのも我慢ならない。人体で最も敏感な部分を握られ、冷静でいられるほど雅樹は大人ではなかった。
ペニスに吸い付く優治の頭を全力で押しても、自由になっている足でがしがし肩を蹴り飛ばしても、股間に陣取る優治は動かない。それどころかツゥと根元から這わされた舌が亀頭を包み、飴を舐めるのと同じ動きで口の中で舐め回されれば雅樹の方が抵抗を封じられてしまった。
じゅぷっ♡じゅぷっ♡ぐちゅ♡じゅぽっ♡
「んおっ♡おおっ♡も、やらぁ♡♡お尻も♡ペニスも♡ダメになるぅ♡♡」
「んぐ、っはぁ。とかいいつつチンコビンビンに硬くして期待してんじゃねぇか。恥ずかしいエロ汁垂れ流して、っと、ちゅ、舐めても舐めてもぐちゃぐちゃだ」
「そんな風に言うならもういい、ッ――――――♡は、あぁ……♡」
わざと音を鳴らしてフェラをしてやれば、雅樹は分かりやすく恥じらい、それに比例して興奮を高めていく。性的なことに疎かった箱入り息子は優治の性技にすっかり染められ、3本の指がアナルを掻き回しているというのに程よく締め付け快感を得ることが出来ていた。
そうして体を拓かれること一時間、もういい加減に止めてほしい、そう雅樹が告げるために自らの下半身に目を向けると、そこには当然ペニスを口に含んだ優治の姿。
隠してはいない通り、雅樹は優治の顔を気に入っている。美しいとはかけ離れているが、野性味があり男らしい顔はどうしようもなく魅力的なのだ。
そんなお気に入りの”男”に自分の”オス”を咥えられ、しかも丁寧に奉仕されているとなると雅樹は訳が分からなくなってしまう。逸らせなくなってしまった目で様子を窺えばそれに気づいた優治が悪戯っぽく亀頭にキスを落とし、見せつけるように開いた口で軽く雅樹のペニスに歯を立てた。
「っ~~~~~~~~~~♡♡♡」
「おお、すげぇ勢い。チンコ噛み千切られるかもって思ったか? まぁそれでこんな大量射精したんなら、それこそオス失格だけどな」
「♡♡ぁ♡」
びゅるるるるっ! と寝ころんだ雅樹の顔にかかるほどに勢いよく噴き出した精液は雅樹の身体中をべとべとに汚し、シーツを掴んで少し浮かせた腰をカクカク振り雅樹は長い射精を最後の一滴までやり遂げる。その一部始終をにやにやと観察していた優治は射精の最中もアナルに突き入れた指で前立腺を揉み解し、キツイ締め付けに逆らいながらアナル開発を続けていた。
その甲斐あってか雅樹がベッドに体を沈める頃にはアナルはくっぱり口を開くほどに緩められており、雅樹本人も二度の射精で体はふにゃふにゃに仕上がっている。着たままになっていたシャツを脱がせ雅樹を全裸にさせた後、雅樹の膝を持ち上げ二つ折りにした状態で優治は狙いを定めていった。
「あ♡は♡」
「おい、もう入れるぞ。お前のお待ちかねのチンコだ。よーく味わえ、よっ!」
「っぁ……~~~~~~~~っ♡♡♡♡」
「うわ、締め付けエグ。おーい、起きろ。トんでんなよ」
「……っは、あ? え、何? お尻が、なんか、変っ! あ、んぁっ!?♡」
「よう、お目覚めだな。あんだけ煽っといていざ入れられたらおねんねとは、なかなか図太いじゃねぇか」
「お、じさ……顔が近い、って、まさ、か……♡」
「ああ。約束通り、お前のケツん中に俺のチンコがずっぷり入ってんぞ」
「あれ、が♡っ♡おじさっ♡動かないで、ぇ♡♡僕、変なの♡苦しいのに♡気持ちいの♡♡」
「動いてねぇよ? お前のケツマンコが俺のチンコに絡みついてきてんだよ。気持ちいいの止めたきゃチンコにケツ媚びさせるの止めるんだな」
「はぐっ♡♡そ、そんなの、無理ぃ♡♡あっ♡あっ♡ダメ♡勝手に締め付けて♡んお♡お、うぅ♡♡止まんな♡おじさんのペニス♡きゅっきゅってぇ♡♡んぁ♡あ♡これ、ダメぇ♡ずっといいとこ当たって♡んあっ!?♡待って♡来る♡キちゃう♡♡やだ♡こんな♡なんにもされてないのに♡こんなぁ♡あっ♡あふっ♡ん、おおおっ♡♡♡」
ぎっちりと限界まで縁を拡げて優治のペニスを咥え込んだ雅樹のアナルは、本人の意思に関係なく入り込んできた異物をぎゅうぎゅうと締め付け内壁を絡みつかせていた。それは異物を押し出そうとする本能からの動きであったが、優治が腰を引くことなどないためその効果は発揮されず、むしろ弱点をペニスに押し付ける形になってしまう。
動いていない、しかしアナルは浅ましく優治のペニスをしゃぶっている。そんな自分の体の反応に羞恥を覚えた雅樹だったが、無意識の動きは簡単に止められるものでもない。頭の両脇に手をついて自分を見下ろすニヤついた優治に表情を見せたくなく顔をそらすが、聞こえる息遣いにすぐ近くに優治がいることを意識させられ雅樹はさらにアナルをヒクつかせてしまった。
苦しい。でも、もどかしい。腹の中に埋まる存在を次第に受け入れ始めた雅樹の体は、優治のペニスを排除するのではなく快感をもたらしてくれるものとしてその締め付けを変化させる。押し出すような動きではなく、入り口を締め逃がさないように。それでいて腸壁で包み込み形をしっかり覚えるように。一層アナルの弱い部分をペニスに擦り付ける動きをするようになり、雅樹は一切優治に動かれないまま自分の体の蠢きだけでイってしまった。
勃起したペニスからはとろりと力なく精液が漏れ、余韻に浸るアナルは優治のペニスをさらに奥に誘おうとぴっとりと張り付いてくる。アナルだけでの初絶頂は雅樹には相当な快感を与えたようだが、はぁはぁと荒い息を吐きながらもその目にはまだ光が灯っていた。
「僕が払ったお金で、おじさんが払うんだね」
「もう貰ったもんだ。俺の金だろ?」
「そうだけども……それにしてもデートで居酒屋って、ほんとにおじさんモテてるのか怪しくなってきたな……」
「俺の行きつけだ。変に小洒落た店に行くより、もっと親密な関係みたいでいいだろ?」
「物は言いよう」
「嫌なら店変えるか? 今ならまだお前が気に入るようなとこにも行けそうだが」
「……ここでいい」
文句を言ったものの結局はしおらしく席に座った雅樹を見て、優治は先ほどまでのやり取りを思い出す。雅樹曰く、もうこの町には戻ってこないだろうから最後に思い出の一つくらいは作りたい。だからいつもしているみたいに僕に時間を売ってよ、というのが雅樹の願いだった。
思い出がおじさんと呼んでいる男と金で関係を結ぶことでいいのかと優治は思いはするものの、それが望みならと封筒を受け取りこうしてデートなんぞを始めている。家が厳しくバイトも満足に許されない中、100万という大金を貯めて渡してきた雅樹に敬意を払って誠心誠意優治は尽くすつもりだ。
金で繋がった相手を自分のテリトリーに入れたこともなかったというのに、こうして行きつけに連れてきたのも優治なりに特別扱いしているという意思表示。それが雅樹に伝わってなかったとしても、押し付けるようにするのは野暮だと優治は特に言おうとは思わない。
「何この棒。食べれるの?」
「竹串を食べる趣味があるなら食べればいい」
「……それ、口の周りが汚れるじゃん」
「別に気にしねぇから箸で肉外してお上品に食っても……って、もしかして焼き鳥知らねぇの?」
「……悪い?」
「いや……」
しかし注文していた優治一推しの焼き鳥が届いたところで、薄々感じていた雅樹との格の違いを思い知らされる。金持ちが全部そうだとは思わないが、少なくとも雅樹の家では焼き鳥が食卓に出たことはないようだった。きっと格式高いイタリアンレストランなんかの方が雅樹にとっては肩の力を抜ける場所だったのではないかと選択ミスを危惧した優治だったが、運ばれてくる優治には馴染み深い料理も雅樹には珍しいらしく、騒がしい店内に身を硬くしつつも目を輝かせている様子にこれでよかったと密かに安心する。
肉じゃがにサバの味噌煮、小麦粉に野菜の切れ端を混ぜ込んで潰し焼いたお好み焼きもどきなどを次々に口に運び、その度に「美味しい」と小さく呟く雅樹。優治もそれを見ながら箸を進め、この先のことを考え酒が欲しいという気持ちをグッと堪えて水で我慢しながら腹ごしらえを済ませた。
「こういうところ始めてだったけど、凄い良かった……特に最初の、焼き鳥? ってやつ。美味しかったなぁ……」
「気に入ったようでなによりだ。焼き鳥が口に合ったなら他にも立ち飲み居酒屋とか、向こうの川べりにある屋台とかも……」
「気になるけど、今はもういい。……おじさん」
「……ああ」
雅樹を先導して次々と次の行先を口にする優治、その服の裾がく、と引っ張られる。なんだと振り向けば優治の服を掴んだまま俯く雅樹の姿があり、少し震えている体に求めていることを察した優治は優しく雅樹の背中を押して目的の場所へと進行方向を変えた。
(……何もしないで終われたらいいと思っちゃいたが、こいつにとってはそうじゃねぇんだな……)
先ほどまでの口うるささとは一転、黙って道の脇へ脇へと2人は進む。明るい電灯に照らされた賑やかな大通りからぽつぽつと明かりが灯るくらいに怪しげな裏路地へと入り込み、辿り着いたのはビカビカととげとげしく光るネオンの掲げられた小汚いホテルだった。
「……ホントにいいんだな?」
「くどいよおじさん。それとも自信満々に100万受け取っておいてやっぱ男を抱くことは出来ない、とか言わないよね?」
「……どんなに範囲外でもチンコ勃たせてきた俺をなめんじゃねぇぞ、ガキ。明日足腰立たなくなるまで抱き潰してやるからな」
「っ、はは……下劣だけど、頼もしい……んっ……」
(こんなに体に力を込めて緊張しといて、ガキがなに虚勢張ってんだ)
受付すらいないカウンターを通って部屋に向かい、ベッドの上で座って2人は向き合っていた。優治が手を伸ばせばきつく目を閉じ拳を握り、雅樹はその瞬間を覚悟する。
しかしすぐにでも押し倒されるだろうという雅樹の思惑は外れ、触れられた優治の手はそっと雅樹を撫でるだけ。何をしてるんだと恐る恐る目を開くと同時に引き寄せられ、雅樹は優治の腕の中にすっぽり閉じ込められてしまった。
思っていたよりも引き締まった胸板を手の平で感じ、自分が何を頼んだのかを今更ながら実感し雅樹はカッと顔に熱を集める。もぞもぞと居心地悪そうに腕の中から抜け出そうともがくも、優治はガッシリ雅樹を抱きかかえたままするする雅樹の体を撫でまわしていた。
「ねぇ、おじさん! こんなことしなくても……」
「こんなガッチガチじゃ出来るもんも出来ねぇよ。おら、もっと体から力抜け」
「抜けって言っても、僕は充分リラックスして……」
「はぁ? ったく、仕方ねぇ。顔上げろ」
「顔? っ、ちょっと近……んぶっ!? ん、んふっ! んんんぅ!」
「ん……っ、ふ……」
優治の声につられて雅樹が顔を上げると、息がかかるほどに近くに優治の顔がある。一瞬息を呑み雅樹は身を引こうとするが、その頭をしっかり掴んで優治は雅樹と唇を重ねた。
柔らかく温かいものが緊張により乾いた唇に当たり動きを止める雅樹。しかし唇を舐められた瞬間ぞわりと全身に痺れが走り、離れようと暴れはするものの優治はまったく腕の力を緩めない。それどころか右手で雅樹の頭を掴んだまま空いている左手で雅樹の体をまさぐり始め、あちらこちらから沸き上がるむず痒さに雅樹は次第にとろんと蕩けていった。
「ん、ふぅっ♡っは、あぅ♡おじさ、ああっ♡♡おじ、ふぅっ!♡」
「は、いい感じにへにゃへにゃになってんな。ん、口開いて、舌出して……上手いぞ。ふぅ……っ」
頭を掴んでいた手が離れても雅樹は優治のされるがまま、首筋や腰回りをゆるゆると撫でられ、服の下に手が入り込んでも拒否はしない。ぴちゃぴちゃと舌を絡め合わせ全身を愛撫される雅樹は、直に触れられていないというのに正座している足の間をもっこりと膨らませていた。当然それに優治は気付いており、目に涙を浮かべてキスに翻弄されている雅樹の様子を窺いながらゆっくりと膨らみへと手を伸ばす。
ふに、と少し触れただけで面白いくらいに体を跳ねさせた雅樹に口の端を持ち上げ、舌を吸い上げながら雅樹の腰を抱えてぐにぐにと股間を揉んでいく。下着に擦りつけるようにして先端を捏ねるとヌルヌルの布地に纏わりつかれ気持ちいいのか雅樹は腰を震わせて足を開いていき、ズボンの中に手を入れられ直に尻を揉まれても少し身じろぎするくらいだ。
「んっ♡んんっ♡んぅっ!?♡っあ♡そこ♡そこはぁ♡♡はあっ♡」
「そこ? そこってどこだ?」
「ふっ♡お尻、ぃ♡お尻の穴♡」
「だってこれからヤるんだろ? まさか何もしないでデキると思ってたのか?」
「そうじゃない、けどぉ♡んあっ♡ペニスもぐちゅぐちゅって♡も、いいから♡おじさんの入れていいからっ♡♡」
「セリフだけならそそるけどよ、お前、このままで俺のコレが入ると思うか?」
「おじさんの……? っ♡でっか……♡」
ペニスを弄んでいた手を離し、胸に添えられていた雅樹の手を掴んで自らの股間へと導く優治。始めの心配はどこへやら、しっかりと勃起を果たした優治のペニスにズボン越しに触れ、その硬さと質量に愕然とした雅樹は自然と形をなぞるように手を動かしていた。
そんな雅樹の手ごとペニスを刺激するように優治は腰を押し付け、舌を首に這わせながらアナルの拡張を続ける。前も後ろも、上も下も、今の雅樹には優治の触れるところがどこも気持ちいい。
「あぅ♡お尻♡拡がってぇ♡」
「お尻、じゃない。これからチンコ突っ込むそこは、ケツマンコ、だぞ。ほら、言ってみろ」
「っ♡♡言える訳、ない、っああっ♡♡」
「言うんだよ。始めてだってのにもう指2本咥え込んで、やらしーケツだな。くちゅくちゅ掻き回されて指しゃぶって、そんなのもう性器でしかねぇだろ」
「っ♡っ♡♡」
「お? ビクビクして、軽くイったか? 腹立つクソガキだと思ってたが、案外可愛らしいとこあんじゃねぇか。ねっとり俺のチンコも触ってよ、もうメスにされるって分かってんだろ、なぁ?」
「~~♡♡メスっ♡僕はっ♡違っあああっ♡♡」
ちゅっと首筋を吸い上げられながら耳元でかすれた声を吹き込まれ、雅樹の思考はどんどん濁っていく。いつの間にかベルトは外され緩められたズボンの中ではジュボジュボと激しく指がアナルに出し入れされており、優治の股間を触る手はよりぺっとり熱すら感じ取るように密着させ、己のペニスを擦りつけるように自分から腰を押し付けて不格好ながらへこへこと振る。なぞり上げられる脇腹すら鳥肌が立つほど気持ちよく、ベロンと耳を舐められた瞬間雅樹は背中を仰け反らせて盛大にイった。
「はふ♡ん♡僕、は♡♡」
「誤魔化せないほど強烈にイったな。どこが気持ちよかった?」
「あ♡おじさんが触ってた、とこ♡全部♡気持ちよかったぁ♡♡」
「……やべぇ、全然イケるわ。おいガキ、一回できればいいって思ってたが、ホントに朝まで抱けそうだ。よかったな?」
「ふっ♡♡んぅ♡♡」
「しかしこんな狭くちゃまだ俺のは入んねぇなぁ。もうちょい慣らすか」
「は……あああっ!?♡♡♡あふっ♡んあっ♡♡あっ♡何♡ちょっと、おじさんっ♡止めて♡そんなことしないで、ああああっ♡♡」
完全に力の抜けた雅樹をドサリとベッドに横たえさせた優治は、くったりとしてどこか遠くを見ている雅樹にさらにペニスを硬くする。足からズボンを引き抜けば精液に塗れ小さく揺れる雅樹のペニスが露出し、膝を持ち上げ確認すると先ほどまで指を入れられていたアナルは少し口を開けてひくひくと蠢いていた。
しかしまだまだ優治のモノを入れるにはきつく、ネトネトになっている雅樹の下腹部を拭ってぬめりを指に絡めとり、優治は再度雅樹のアナルへと指を突き入れる。それと同時に萎えて腹の上に横たわっているペニスを口に含むと、すぐさま覚醒した雅樹は自分の状態を認識してあり得ないといったようにいやだいやだと首を振った。
だがそれで優治が止まることはなく、曲げた指でちゅこちゅこと入り口を拡げながら舌先で擽るように裏筋を舐められた雅樹は後ろと前の快感を繋げられてしまう。まだ萎えて柔らかいモノを全て口の中でくちゅくちゅと舐めしゃぶられ、硬度を増すと唇でマッサージをするようにちゅっ、ちゅっと吸い上げながら竿全体を往復する。舌全部をべっとりはりつけゆっくりと血管をなぞりながら舐め上げていき、唾液をたっぷり溜めた熱い口でペニスを包まれると解けてしまいそうだった。唇を締めて頭を前後に動かされると堪らなく、根元から扱かれ際限なく溢れる先走りを強制的に優治の口の中へ吐き出すことになっているのも我慢ならない。人体で最も敏感な部分を握られ、冷静でいられるほど雅樹は大人ではなかった。
ペニスに吸い付く優治の頭を全力で押しても、自由になっている足でがしがし肩を蹴り飛ばしても、股間に陣取る優治は動かない。それどころかツゥと根元から這わされた舌が亀頭を包み、飴を舐めるのと同じ動きで口の中で舐め回されれば雅樹の方が抵抗を封じられてしまった。
じゅぷっ♡じゅぷっ♡ぐちゅ♡じゅぽっ♡
「んおっ♡おおっ♡も、やらぁ♡♡お尻も♡ペニスも♡ダメになるぅ♡♡」
「んぐ、っはぁ。とかいいつつチンコビンビンに硬くして期待してんじゃねぇか。恥ずかしいエロ汁垂れ流して、っと、ちゅ、舐めても舐めてもぐちゃぐちゃだ」
「そんな風に言うならもういい、ッ――――――♡は、あぁ……♡」
わざと音を鳴らしてフェラをしてやれば、雅樹は分かりやすく恥じらい、それに比例して興奮を高めていく。性的なことに疎かった箱入り息子は優治の性技にすっかり染められ、3本の指がアナルを掻き回しているというのに程よく締め付け快感を得ることが出来ていた。
そうして体を拓かれること一時間、もういい加減に止めてほしい、そう雅樹が告げるために自らの下半身に目を向けると、そこには当然ペニスを口に含んだ優治の姿。
隠してはいない通り、雅樹は優治の顔を気に入っている。美しいとはかけ離れているが、野性味があり男らしい顔はどうしようもなく魅力的なのだ。
そんなお気に入りの”男”に自分の”オス”を咥えられ、しかも丁寧に奉仕されているとなると雅樹は訳が分からなくなってしまう。逸らせなくなってしまった目で様子を窺えばそれに気づいた優治が悪戯っぽく亀頭にキスを落とし、見せつけるように開いた口で軽く雅樹のペニスに歯を立てた。
「っ~~~~~~~~~~♡♡♡」
「おお、すげぇ勢い。チンコ噛み千切られるかもって思ったか? まぁそれでこんな大量射精したんなら、それこそオス失格だけどな」
「♡♡ぁ♡」
びゅるるるるっ! と寝ころんだ雅樹の顔にかかるほどに勢いよく噴き出した精液は雅樹の身体中をべとべとに汚し、シーツを掴んで少し浮かせた腰をカクカク振り雅樹は長い射精を最後の一滴までやり遂げる。その一部始終をにやにやと観察していた優治は射精の最中もアナルに突き入れた指で前立腺を揉み解し、キツイ締め付けに逆らいながらアナル開発を続けていた。
その甲斐あってか雅樹がベッドに体を沈める頃にはアナルはくっぱり口を開くほどに緩められており、雅樹本人も二度の射精で体はふにゃふにゃに仕上がっている。着たままになっていたシャツを脱がせ雅樹を全裸にさせた後、雅樹の膝を持ち上げ二つ折りにした状態で優治は狙いを定めていった。
「あ♡は♡」
「おい、もう入れるぞ。お前のお待ちかねのチンコだ。よーく味わえ、よっ!」
「っぁ……~~~~~~~~っ♡♡♡♡」
「うわ、締め付けエグ。おーい、起きろ。トんでんなよ」
「……っは、あ? え、何? お尻が、なんか、変っ! あ、んぁっ!?♡」
「よう、お目覚めだな。あんだけ煽っといていざ入れられたらおねんねとは、なかなか図太いじゃねぇか」
「お、じさ……顔が近い、って、まさ、か……♡」
「ああ。約束通り、お前のケツん中に俺のチンコがずっぷり入ってんぞ」
「あれ、が♡っ♡おじさっ♡動かないで、ぇ♡♡僕、変なの♡苦しいのに♡気持ちいの♡♡」
「動いてねぇよ? お前のケツマンコが俺のチンコに絡みついてきてんだよ。気持ちいいの止めたきゃチンコにケツ媚びさせるの止めるんだな」
「はぐっ♡♡そ、そんなの、無理ぃ♡♡あっ♡あっ♡ダメ♡勝手に締め付けて♡んお♡お、うぅ♡♡止まんな♡おじさんのペニス♡きゅっきゅってぇ♡♡んぁ♡あ♡これ、ダメぇ♡ずっといいとこ当たって♡んあっ!?♡待って♡来る♡キちゃう♡♡やだ♡こんな♡なんにもされてないのに♡こんなぁ♡あっ♡あふっ♡ん、おおおっ♡♡♡」
ぎっちりと限界まで縁を拡げて優治のペニスを咥え込んだ雅樹のアナルは、本人の意思に関係なく入り込んできた異物をぎゅうぎゅうと締め付け内壁を絡みつかせていた。それは異物を押し出そうとする本能からの動きであったが、優治が腰を引くことなどないためその効果は発揮されず、むしろ弱点をペニスに押し付ける形になってしまう。
動いていない、しかしアナルは浅ましく優治のペニスをしゃぶっている。そんな自分の体の反応に羞恥を覚えた雅樹だったが、無意識の動きは簡単に止められるものでもない。頭の両脇に手をついて自分を見下ろすニヤついた優治に表情を見せたくなく顔をそらすが、聞こえる息遣いにすぐ近くに優治がいることを意識させられ雅樹はさらにアナルをヒクつかせてしまった。
苦しい。でも、もどかしい。腹の中に埋まる存在を次第に受け入れ始めた雅樹の体は、優治のペニスを排除するのではなく快感をもたらしてくれるものとしてその締め付けを変化させる。押し出すような動きではなく、入り口を締め逃がさないように。それでいて腸壁で包み込み形をしっかり覚えるように。一層アナルの弱い部分をペニスに擦り付ける動きをするようになり、雅樹は一切優治に動かれないまま自分の体の蠢きだけでイってしまった。
勃起したペニスからはとろりと力なく精液が漏れ、余韻に浸るアナルは優治のペニスをさらに奥に誘おうとぴっとりと張り付いてくる。アナルだけでの初絶頂は雅樹には相当な快感を与えたようだが、はぁはぁと荒い息を吐きながらもその目にはまだ光が灯っていた。
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