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一話のみ
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「んっ♡んぉっ♡ん♡おっ♡おおっ♡♡」
媚びるような嬌声に、ぐちゅ♡ぐちゅ♡と湿った何かを掻き回す音がする。時折顔に生暖かい水滴が落ちてくるのが不愉快で、すぐ近くで聞こえる声がうるさいのもあり俺はうっすらと目を開いた。
「ああ、おはよう佐藤君。準備は順調だよ!」
「準備……? っ、んおっ!?♡♡」
まず俺の目に入ったのはどこかの天井で、俺が目を開いたのに気付いたのかひょこっと後藤の顔が横から飛び出てくる。先ほどの声も音も止んでおり、未だ夢現な俺は後藤の準備という言葉にもすぐに反応が返せなかった。
だが、ぶちゅん♡という音と共に体に走った快感に、俺は思わず声を上げる。
スース―とする体は恐らく全て衣服を脱がされており、俺はでんぐり返しの途中のような体勢にされているようだ。しかもその状態で手足を拘束されているらしく、鳴りやまない音に悶える体は微動だにしない。
ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡
「おほっ♡おっ♡おおん♡な、なにっ?♡おっ♡んおっ♡お、お?♡や、なんか♡なんかが、っおおおおおっ♡♡♡」
ぐちゅ♡ごちゅっ♡
プシャァァァ……♡
先ほど聞こえた媚びた声はまさかの俺のものであったようで、水音に合わせて甘ったるい声が勝手に出る。発生源の分からない快感に耐え方も分からず翻弄される俺は、ひたすらに膨れ上がっていく気持ちよさに困惑していた。
しかしぞわぞわと腰を駆け上がっていった疼きが限界を越え、訳も分からないまま俺は解放される。チンコから勢いよく何かが噴き出し、それが俺の顔にかかったことで不愉快な水滴の正体が俺が出した体液だというのが嫌でもわかった。
「うんうん、起きててもちゃんとメスイキできてるね!」
「はっ……♡はぁ……メス、イキ……?」
荒い呼吸で必死に息を整えていた俺は、聞きなれない単語にぼやけた目を後藤に向ける。相変わらず笑顔のままの後藤は俺の様子に満足しているらしく、にこやかに俺へと説明を始めた。
「あのね、これ、イベントのために必要な事なんだ。今のうちにしっかり佐藤君のアナルをまんこに仕上げておかないと、お客さんも楽しめないからね!」
「……まん、こ……?」
「そうそう。いやぁ、結構大変だったんだよ? 佐藤君がっしりした体つきだから別途まで運ぶのが大変でね。でもそういう男らしい子の方が喜ばれるから、やりがいはあったよ!」
「は……? んあっ♡♡」
「ほら、今じゃちょっとまんこ弄っただけでアヘっちゃうもんね。すっかりぐちょぐちょで弄られ待ちって感じだよ」
「ほぉっ♡おっ♡おほぉっ♡♡」
ぶちゅ♡ぐちゅ♡
またしても再開した音と気持ちよさに、俺は唇を突き出して喘ぐ。それでもなんとかぼやけた目を動かしてみると、俺の足の間、真上を向いたケツ穴に後藤は指を突き立てていた。
どうやらあらゆるものの原因はそこらしく、後藤が指を動かすたびに俺は聞きたくもない声を聴く羽目になる。3本まとめて出入りしているというのに痛みは全くなく、むしろ縁が吸い付くように指に絡んでいるのが信じられない。俺の体なのに、俺の思い通りになってくれない。
「それに、ほら!」
ごりゅっ♡
「んほぉぉぉぉぉ♡♡♡」
ブシャッ♡
「こうして前立腺捏ねると、すぐに潮噴きできるようにもなったしね。これでイベント成功間違いなし、だよ!」
「おっ♡んぉっ♡」
ずちゅずちゅと出し入れされていただけの指が俺の中のある一点を抉ると、またしても俺のチンコから液体が噴き出る。精液ではない透明な液体が体勢的にチンコの下にある俺の顔へと降り注ぎ、開いていた口にも多少入ってきてしまった。
ケツ穴を弄られてイく、とか、信じられない。だというのに俺のケツ穴は抜かれようとしている後藤の指に名残惜し気に絡みついており、ヒクヒクとチンコは勃起したまま揺れている。
寝ている間に散々弄られたらしい俺の体は、全然俺の知らない物になり果てていたのだ。
「とはいえ、出来る限りは仕上げておきたいよね。さぁ佐藤君、まんこはバイブに任せてバイトまでのあと2時間、今度は乳首の開発をしようか!」
「あっ♡はぁぁ……♡お゛っお゛お゛♡♡」
ブインブインとくねる棒に恐れをなした俺など気にせず、容赦なくそれをケツ穴に突っ込む後藤。ミチミチと無理矢理穴を広げられているというのに俺のチンコはとろりと精液を溢れさせ、めちゃくちゃに暴れられているというのに快楽以外を感じない。
もう入らないというところまでバイブを押し込みガムテープで塞がれてしまえば、バイブをひり出すことも不可能だ。一方的に叩きつけられる快感に声を出すだけのおもちゃになった俺は、俺の足元から頭の方へ移動してきた後藤をただ見ていることしかできなかった。
媚びるような嬌声に、ぐちゅ♡ぐちゅ♡と湿った何かを掻き回す音がする。時折顔に生暖かい水滴が落ちてくるのが不愉快で、すぐ近くで聞こえる声がうるさいのもあり俺はうっすらと目を開いた。
「ああ、おはよう佐藤君。準備は順調だよ!」
「準備……? っ、んおっ!?♡♡」
まず俺の目に入ったのはどこかの天井で、俺が目を開いたのに気付いたのかひょこっと後藤の顔が横から飛び出てくる。先ほどの声も音も止んでおり、未だ夢現な俺は後藤の準備という言葉にもすぐに反応が返せなかった。
だが、ぶちゅん♡という音と共に体に走った快感に、俺は思わず声を上げる。
スース―とする体は恐らく全て衣服を脱がされており、俺はでんぐり返しの途中のような体勢にされているようだ。しかもその状態で手足を拘束されているらしく、鳴りやまない音に悶える体は微動だにしない。
ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡
「おほっ♡おっ♡おおん♡な、なにっ?♡おっ♡んおっ♡お、お?♡や、なんか♡なんかが、っおおおおおっ♡♡♡」
ぐちゅ♡ごちゅっ♡
プシャァァァ……♡
先ほど聞こえた媚びた声はまさかの俺のものであったようで、水音に合わせて甘ったるい声が勝手に出る。発生源の分からない快感に耐え方も分からず翻弄される俺は、ひたすらに膨れ上がっていく気持ちよさに困惑していた。
しかしぞわぞわと腰を駆け上がっていった疼きが限界を越え、訳も分からないまま俺は解放される。チンコから勢いよく何かが噴き出し、それが俺の顔にかかったことで不愉快な水滴の正体が俺が出した体液だというのが嫌でもわかった。
「うんうん、起きててもちゃんとメスイキできてるね!」
「はっ……♡はぁ……メス、イキ……?」
荒い呼吸で必死に息を整えていた俺は、聞きなれない単語にぼやけた目を後藤に向ける。相変わらず笑顔のままの後藤は俺の様子に満足しているらしく、にこやかに俺へと説明を始めた。
「あのね、これ、イベントのために必要な事なんだ。今のうちにしっかり佐藤君のアナルをまんこに仕上げておかないと、お客さんも楽しめないからね!」
「……まん、こ……?」
「そうそう。いやぁ、結構大変だったんだよ? 佐藤君がっしりした体つきだから別途まで運ぶのが大変でね。でもそういう男らしい子の方が喜ばれるから、やりがいはあったよ!」
「は……? んあっ♡♡」
「ほら、今じゃちょっとまんこ弄っただけでアヘっちゃうもんね。すっかりぐちょぐちょで弄られ待ちって感じだよ」
「ほぉっ♡おっ♡おほぉっ♡♡」
ぶちゅ♡ぐちゅ♡
またしても再開した音と気持ちよさに、俺は唇を突き出して喘ぐ。それでもなんとかぼやけた目を動かしてみると、俺の足の間、真上を向いたケツ穴に後藤は指を突き立てていた。
どうやらあらゆるものの原因はそこらしく、後藤が指を動かすたびに俺は聞きたくもない声を聴く羽目になる。3本まとめて出入りしているというのに痛みは全くなく、むしろ縁が吸い付くように指に絡んでいるのが信じられない。俺の体なのに、俺の思い通りになってくれない。
「それに、ほら!」
ごりゅっ♡
「んほぉぉぉぉぉ♡♡♡」
ブシャッ♡
「こうして前立腺捏ねると、すぐに潮噴きできるようにもなったしね。これでイベント成功間違いなし、だよ!」
「おっ♡んぉっ♡」
ずちゅずちゅと出し入れされていただけの指が俺の中のある一点を抉ると、またしても俺のチンコから液体が噴き出る。精液ではない透明な液体が体勢的にチンコの下にある俺の顔へと降り注ぎ、開いていた口にも多少入ってきてしまった。
ケツ穴を弄られてイく、とか、信じられない。だというのに俺のケツ穴は抜かれようとしている後藤の指に名残惜し気に絡みついており、ヒクヒクとチンコは勃起したまま揺れている。
寝ている間に散々弄られたらしい俺の体は、全然俺の知らない物になり果てていたのだ。
「とはいえ、出来る限りは仕上げておきたいよね。さぁ佐藤君、まんこはバイブに任せてバイトまでのあと2時間、今度は乳首の開発をしようか!」
「あっ♡はぁぁ……♡お゛っお゛お゛♡♡」
ブインブインとくねる棒に恐れをなした俺など気にせず、容赦なくそれをケツ穴に突っ込む後藤。ミチミチと無理矢理穴を広げられているというのに俺のチンコはとろりと精液を溢れさせ、めちゃくちゃに暴れられているというのに快楽以外を感じない。
もう入らないというところまでバイブを押し込みガムテープで塞がれてしまえば、バイブをひり出すことも不可能だ。一方的に叩きつけられる快感に声を出すだけのおもちゃになった俺は、俺の足元から頭の方へ移動してきた後藤をただ見ていることしかできなかった。
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