短編まとめ

あるのーる

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「んっ♡んふぅ♡みずき、く、っ♡♡」
「ん、んんっ♡っはぁ、漣、気持ちいい?」
「んあっ♡♡気持ちいい♡乳首♡こりこりされるの好きぃ♡♡ああっ♡」

 寝室に入ってすぐ下着以外を脱いだ漣は、ベッドの端で仰向けになった状態で瑞樹とキスをしていた。覆いかぶさる瑞樹にねっとり口の中を掻き回され、その間にもつままれた乳首は執拗に捏ねられる。
 元々あまり性的な知識のなかった漣は、こういった行為の全てを瑞樹から教えられていた。唇を合わせず舌だけで行う卑猥なキスも、大きく育った乳首を弾かれはしたなく開いた足の中央、乳首責めで反応し始めたソコを瑞樹に擦りつけるように動かすのも、全てだ。
 チロチロと舌先だけを絡め合わせ、目一杯伸ばされた漣の舌を瑞樹が口に含んで翻弄する。おのずと口が開きっぱなしに張っている漣は、へーっ♡へーっ♡と発情しきった息を吐きながら口の端から唾液を溢れさせていた。口の周りをべとべとにしながらも舌を出す漣の姿は大変瑞樹を昂らせ、ジュッと舌を吸えば腰を跳ねさせて応える漣にさらにねっとりと舌を絡めさせたくなる。
 引っ張られたり突かれたりと好きなように弄られている乳首は付き合い始めた当初から瑞樹の手によって丹念に育てられ、今や簡単にエロスイッチが入ってしまうような敏感デカ乳首へと成長していた。服の上からでも少し触れば分かるくらいの弱点は、優しく瑞樹に捏ねられると即座に硬くそそり立ち更なる刺激を待ちわびる。わざと触れるか触れないかの距離で先端を軽く撫でるともどかしさに少し胸を浮かせるようにして漣がねだるのも堪らなく、ご褒美とばかりにぐりっと押し潰せばブルリと体を震わせて漣は軽くイった。

「漣、すっかり乳首が弱くなっちゃったね」
「うん♡うん♡瑞樹くんにいっぱい弄られて♡俺の乳首エッチに変わっちゃったの♡」
「ふふ、じゃあお詫びにもっと気持ちよくしてあげなきゃね♡」
「えっ? んおっ♡♡らめっ♡乳首吸われるとっ♡おっ♡ん~~~~~♡♡♡」

 性感帯を尖らせながら潤んだ目で見つめてくる漣の姿に笑みを深めた瑞樹は、胸元に顔を寄せちゅぅ♡とピンク色の粒に吸い付いた。唇で根元を食みながら舌で先端の窪みをぐりぐりと抉り、かと思えば取れるのではないかと思うくらいに強く吸引する。空いている左乳首もすりすりと側面を擦られ、たった2粒の突起に漣の体は支配されていた。
 止めようと思えば瑞樹の行動を漣は止めることができる。しかし瑞樹によって『気持ちいいならばしっかりと堪能すること』と教えられている漣は、シーツに指を立て背中を反らし、むしろ瑞樹の顔に胸を押し付けるようにして悶えていた。カクカク勝手に腰が揺れてしまうため完全に勃起したペニスも瑞樹に擦りつけることとなってしまい、漣は乳首とペニス両方の快感を得てしまっているはめになっている。とめどなく溢れる先走りによって履いたままの下着の中がぐちゃぐちゃになり、ヌルついた生地がペニスを捏ね回し始めたところでカリッと乳首を噛まれて漣はイった。

「っは♡はぁっ♡♡」
「ふぅ、絶景だな……」

 下着から溢れるほどに大量の精液を吐き出した漣は、くったりと全身から力を抜いた格好でベッドに横たわっている。唾液でてらてらと濡れた右乳首に、ツンと上を向いた左乳首、かぱりと力なく開かれた足の間では濡れた下着がぴっとりと漣の大きなペニスの形を浮き上がらせていた。
 そんな欲情が掻き立てられない訳がない漣の格好を見て、瑞樹も服を脱ぎ硬く芯を持ったペニスをズボンから取り出す。ガチガチに勃起したペニスは長く漣の中を掻き回すものであり、それを射精して少し柔らかくなっている漣のペニスへと擦りつけるようにして意識させた。

「あっ♡それっ♡んんっ♡」
「漣、分かる? 俺のコレ、漣がエッチなおかげでこんなになっちゃった♡」
「んあっ♡ほしい♡俺の中に♡ほしいっ♡♡」
「じゃあどうすればいいんだっけ。漣、出来るよね?」
「うん♡♡」

 下半身にくっつけられた熱にはふはふと再度興奮を高めていた漣は、瑞樹の言葉にすぐさま反応する。腰を持ち上げ膝を抱え、瑞樹の目に己の性器から顔まで全てが映るようにして蕩けた顔のまま漣は口を開いた。

「俺のっ♡瑞樹くんが頑張って育ててくれたケツマンコ♡瑞樹くん専用のおまんこ♡もう我慢ができません♡瑞樹くんのそのながぁいおちんぽで♡奥までハメハメして欲しいです♡」
「ふ……それで?」
「んっ♡それでぇ♡中にびゅーびゅー出して♡たくさん種付けしてください♡俺のむちむちおっぱいも♡使い道のないおちんぽも♡肉厚おまんこも♡全部瑞樹くんに愛されたいです♡俺が気絶しても止めないで♡瑞樹くんにもっとエッチに育ててほしいです♡♡」
「……うん、おねだり上手だよ」

 臀部にはT字の紐しかない下着のため、漣がくぱぁ♡と尻肉を割り開くと卑猥なアナルが丸見えになってしまう。何物も侵入したことがなかったそこは瑞樹の手により縁がふっくら盛り上がった縦割れケツマンコに成長しており、昂る体は物欲しげにちゅぷちゅぷと下着の紐を食んでいた。
 自分と出会うまで何も知らず純粋無垢だった漣が、今では自分の教えた通りに卑猥な格好でセックスをねだってくる。しかも漣が自分で考えたというのに股間に突き刺さるおねだりが出来たことに、少しづつ自分の色に染めていった成果を感じて瑞樹は興奮でゾクリと背筋を震わせた。
 ぎし、と漣の頭の横に手をつけば、漣は期待でアナルを開いたまま尻を上下に揺さぶる。そのはしたない動きにも昂った瑞樹は、ペニスを漣の尻の割れ目にくっつけ漣の尻振りを堪能した。漣から溢れ出す腸液にペニスをネトネトにされ、カリが引っかかって緩んだアナルにようやく瑞樹は突き入れる。

「おっ♡お~~~~~~♡♡」
「く……相変わらず、すっごい締め付け。でも……」
「お゛っ♡」
「はい、漣の大好きなオス子宮の入り口に到着♡漣はきつきつおまんここじ開けられて結腸こちゅこちゅ突かれるのが好きだもんね♡さ、しっかり両手でおまんこ開いて♡目はちゃんとおちんぽが出入りしてるところ見るんだよ♡」
「んっ♡んお゛♡めくれるっ♡俺のおまんこ♡めくれちゃってる♡んお゛っ♡んお゛お゛♡♡瑞樹くんの長おちんぽ♡俺のおまんこずろろろって♡全部擦ってしゅごい♡お゛っ♡オス子宮ノックされてる♡発情おまんこになっちゃうっ♡♡お゛っ♡んお゛♡♡」

 ゆっくりと見せつけるように挿入し、突き当りにこちゅん♡と亀頭をぶつけるとそれだけで漣はイってしまう。少しずらしただけで下着自体は履いたままだというのにびしょびしょに濡れてしまったそれは最早水分を吸うことなどできず、下にある漣の体へとポタポタ精液の雨を降らせていた。漣の逞しい体が卑猥な白に染まっていく様は大変いやらしく、目をギラギラと輝かせた瑞樹は体勢を整え漣を思いっきり責め立てていく。
 ずこずこと容赦なく振られる腰は、漣の入り口から結腸までをペニスで擦り上げていった。アナル全体が性感帯である漣にとってそんなことをされたらひとたまりもなく、ひっきりなしにイってアナルを締めつけることになる。するとペニスに絡みついた肉が縁を伸ばしていやらしく吸い付いてしまい、接合部を見るように言われている漣は視界からも瑞樹に犯されることになった。
 こちゅっ♡こちゅっ♡と結腸を亀頭で叩かれるのも堪らなく、引き抜かれたペニスが前立腺を潰していくのも堪らない。足をV字にピンと伸ばしてメスイキを重ねる漣は、すっかり瑞樹にされるがままになっていた。
 一歩間違えればオナホ扱いしているといっていいほどに容赦なく腰を打ち付けているが、瑞樹は漣が蕩けて口を開いた瞬間を見逃さず、すかさず舌を漣の口内へと捻じ込む。喘ぎ声どころか呼吸まで奪うような深いキスに、漣は次第に感覚を遠のかせていった。今の漣に分かるのは、縁がめくれ上がるほどに激しく掘り返されるアナルの気持ちよさとねっとり絡みついてくる瑞樹の舌の動き。それを快感がバチバチ弾けている脳内に焼き付けた漣は、今日何回目か分からない絶頂へと到達した。
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