短編まとめ

あるのーる

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「渚……なぎさー…………寝てるか」

 とんとん、と肩を叩いても身じろぎをしない渚。触れられるのを嫌がっていた腰を触っても体を強張らせることもなく、ぴくりと少し反応するだけなのを見て俺は渚が熟睡していることを確信した。
 一度こうも深く寝入るとちょっとやそっとじゃ渚が起きないことはよく知っている俺は、力の抜けた渚を抱えてベッドへと寝ころばせる。すぅすぅと心地よい寝息を立てている渚は幸せそうで、見ている俺も嬉しくなってしまった。

「でも、ちょっと反省してもらわないとな」

 カチャカチャとベルトを外し下着ごと渚から衣服を奪い取る。急に涼しくなった下半身に眉を寄せる渚だが、気にせず上も脱がせると俺のベッドの上に全裸の渚が寝ころぶ形となった。その晒された肉体を眺め、俺はうっとりと口元をほころばせる。
 渚は気付いていないだろうが、その乳首はかなり大きい。少しづつ、少しづつ、丁寧に弄った乳首は擦れるだけで快感を生み出しているようだが、渚はそれが当たり前だと思っているために乳首でイキかけても恥ずかしい事だとは思っていない。
 股間も俺がこまめに処理しているために無毛のパイパンを保っているが、そういう体質なのだと俺に諭された渚は誰かに見せる機会もないため特別疑問に感じてはいなかった。
 そして、そのペニス。長年調教するときは貞操帯を付けてイけないようにしていたため、体格は立派な渚のペニスは小さく可愛らしいお子様ちんちんという表現がぴったりなものとなっている。イく時は後ろで、射精するにしても勢いのないトロトロとこぼれさせるような垂れ流し射精しかできない渚は、俺の尽力あってAVなんかも見ていないためにそれが普通だと思っている。
 全ては、俺たちが中学生だったころのあの日、渚が寝落ちてしまってから。ぶかぶかのTシャツから見えたピンク色の乳首が俺の股間を刺激し、普段騒がしいほど元気な渚がおとなしく俺にされるがままになっていることが俺の支配欲を擽ったのだ。
 バレないように渚が起きている間は友達として、だが俺の所へ泊りに来て寝てからは俺の可愛い恋人として。じっくりと開発していった渚の体は、随分と俺好みの敏感エロボディに変化している。
 だが、さっきのはよくない。最終的には腰を撫で上げられただけでイく位にはしたいと思っているが、ああやって自分から「揉んでくれ」なんておねだりをするのは俺の好みに反する。自分の体が触られてイくことを自覚し恥ずかしそうにねだるのならいいが、自覚していないならそこに羞恥は伴わず、俺以外にもねだる可能性があるということだ。

「だから、今日は渚が大好きなおちんぽパンパンは少しおあずけだよ。まず、じっくりアナルをくちゅくちゅして、お潮噴き出す練習しようね」

 眠っていて俺の声など聞こえていない渚にそう伝え、俺は渚の太ももを掴んでグイっと尻を持ち上げた。凝っている、と渚は言っていたものの、こうして簡単に体をちんぐり返しの体勢にできるなら固くないと俺は思う。まぁこの体勢にさせているせいで違和感が残っているという可能性もなくはないのだが。
 膝が頭の横につくほどに体を丸めさせると、俺の目の前には渚のアナルがお披露目される。何度もほぐして弄って広げて入れたそこは、「肛門」ではなく「性器」と呼んで差支えない。
 当然のように縦にぱっくり割れ、その周囲はふっくらと盛り上がっている。くぷくぷと少し濡れているのは先ほどのマッサージでわざと開閉させたせいで体が期待してしまったからだろう。ちょっと虐めただけで腸液を溢れさせるよわよわアナルはとても可愛らしい。

「んっ♡んふぅ♡♡んあっ♡あっ♡あっああ♡♡はっ♡あう♡はぁぁ♡♡」

 そんな刺激を待ちわびているアナルに指をそっと這わせるとちゅぷ♡と健気に吸い付くものだから、ついずこずことほじくり返してしまいたくなるのも仕方ないだろう。いきなり3本まとめてぐずぐずに蕩けているアナルに指を挿入し、少し腹側に曲げるようにしながらじゅぼっ♡じゅぼっ♡と激しく出し入れする。
 つま先までピンと伸ばして喘ぐ渚はきっと淫らな夢を見ていることだろうが、まさか現実世界でこうして親友だと思っている相手に体を開発されているとは思いもしないはずだ。ギュゥッ!! と指を締め付け1回目の絶頂を迎えた渚は小さなペニスを精一杯勃たせた先から透明な液体を勢いよく噴射し、その先にある自分の顔をびしょ濡れにしていった。
 もちろん一回で終わらせるつもりはなく、イきやすい体にするために連続絶頂を覚えさせようとする俺。ビクビクと痙攣する中を再度思いっきり擦り上げていき、本能的な危機感からかくねる腰を押さえつけて2回目の絶頂へと押し上げる。それからも3回目、4回目と続け様にイかせると、今度は潮のかわりにぽた、ぽた、と白い粘液が渚の顔に滴り落ちた。

「ああ、精液お漏らししちゃったね。ダメだよ渚、今日は5回連続で潮噴きアクメができるように練習するんだ。ほら、分かる? 気付かない内に5年も調教された渚のよわよわアナル、前立腺も分かりやすく成長して射精したいしたいっておねだりしちゃってるんだから。ちょっと押されるとすぐさま足ピン痙攣アクメきめちゃうメスしこりに頼らないで、どこをつつかれても潮まき散らす敏感アナルを目指さないとね」
「んぅ♡んへぇ♡♡へぅ♡はへっ♡♡へふぅ♡♡」

 飛び出た渚の舌を掴みながら再びじゅこじゅこと俺はアナルを掘削する。強制的に開かれた口の中にビュービュー噴射する潮が多少入ってしまっているが、喘いで喉を酷使する渚には潤いをもたらしてくれて丁度いいことだろう。
 じゅぷじゅぷ、ぐぽぐぽ、ぐちゅぐちゅ、と俺の指がふやけても続けられる手マン。渚も潮を噴いてそれにこたえるが、どうしても5回目の潮噴きの前にお漏らし射精をしてしまう。ねっとり濃い精液は尿道をじっくり刺激しながら進んでくるようで、射精している間の渚は内股になってブルブル震えて可愛い。
 だが、これではいつまで経ってもノルマは達成できないのだ。もう先に精液を搾り取った方が早いと考えが俺はジュボッ♡と縁を思いっきり引っ掛けながら指を引き抜き、グパッ♡と広がったアナルへと間髪入れずにペニスを突き立てた。

「んあっ♡あっ♡あ゛っ♡あ゛う゛♡あ゛っ♡あ゛あ゛っ♡♡♡」

 渚の体を包み込むようにして覆いかぶさった俺は、渚を押し潰しながら腰だけをバチュバチュと振りたくる。それなりに大きい俺のペニスを根元まで咥え、抜くときは縁を吸い付かせて扱く渚の反応は堪らない。数分そうして渚の体を楽しむ腰振りをしていた俺は、その腰振りを渚の前立腺をすり潰すことを目的とした抽挿に変えた。ゴリュ♡ゴリュ♡と亀頭に前立腺を捏ねられ、その度にぴゅっ♡ぴゅっ♡と少ない精液を噴き上げる渚のペニス。俺の腹に当たる生暖かい液体に渚がちゃんと精液排泄アクメが出来ていることを確認した俺は、全てを搾り取るために一度渚の中へわだかまった欲を放出することにした。

「あ゛……あ゛ぁ゛~~~~っ♡♡♡」

 ビクン! ビクン! と体を跳ねさせる渚は、中出し射精をされるとちゃんとメスイキをできるようになっている。自分の情けない射精とは比べ物にならない本物の射精を体内に受け格の違いを感じながらの絶頂は、渚のペニスをさらに惨めなものへと後退させる手助けとなっていた。本来ならばその男らしい体格に似合った御立派ペニスだっただろうことを考えると、使い物にならなくなった長大なペニスをブルン♡ブルン♡と振り回す様を見られなくて残念だった少し思う。
 だがこうして俺専用のメスになっているというのは捨てがたく、やはり射精禁止でアナルアクメをさせていてよかったと改めて思うのだ。
 深くイったためにさせていた体勢も保てないほど力の抜けてしまった渚。「はふ♡はふ♡」と甘い呼吸をしているが全く起きる気配がないことを確認し、今度はうつ伏せにひっくり返した。
 タオルを上手く積み重ねて円状にし渚の頭をその上に乗せ、息がし辛くないように気を配る。そうして準備が出来たら渚の上にピッタリと体を重ね、肩を掴んで寝バックでアナルを掘り返していった。

「~~~~っ♡♡♡んぅ~~~♡♡んっぅあっ♡♡♡」

 俺の体重によりシーツに体の前面が密着している渚は、俺の突き上げに合わせてシーツに乳首とペニスを擦りつけている状態だ。ちくオナと床ズリも同時にさせられるこの体位は渚のお気に入りであり、直ぐにイっては精液でヌルヌルになったシーツにペニスを擦りつけてまたイく。ぴく♡ぴく♡とイキっぱなしの渚を逃がさないように上からアナルで押さえつける俺ももちろん手を抜かず、ゴチュゴチュと亀頭で結腸を殴って渚に結腸イキも教え込んでいた。

「はぁ……渚。渚のアナル、すっかりペニスを咥えることに慣れちゃったね。こんなになったらもうおちんぽケースとして生きていくしかないよ。それに、この中は俺の形に変わっているからね。俺専用って訳だ。渚は俺のペニスにアナルずこずこされないと物足りないし、オナニーしてイっても俺のがほしくて奥が疼いちゃうんだからね。オナニーだって渚のお子様ちんちんシコシコするんじゃないよ? ガニ股で腰ヘコしながら乳首コリュコリュするか、ちんぐり返しで入り口しっかり見ながらアナニーしかしちゃいけない。喘ぎ声も抑えずに下品な声精一杯出して、イく時はちゃんとはっきりイくって言わないとね。ああ、ディルドを床に置いてケツハメスクワットしながら乳首弄ってもいいよ。おちんちんは俺が見ている時に柱に擦りつけるのだけは許してあげるけど……そんな恥ずかしい事、頼めないもんね。「ちんちんくちゅくちゅしたいから、柱に腰ヘコさせてください」って、おねだりは流石の渚も恥ずかしいだろ? でも、それを言ってくれたら特別に許してあげるから、覚えておくといいよ。ああ、渚。アナルきゅんきゅん締め付けて、いいお返事だね。ちゃんと頭の奥底に刻みつけようね……」

 跡が残らないくらいに弱く首筋に噛みつき、イキ過ぎて混乱しているであろう隙をついて渚の深層心理に善からぬことを植え付けるのも忘れない。しょろしょろと微かに聞こえるのは、全てを出し切った渚が最後に尿を漏らしているからだろう。
 ここまでしてもまだ夢の中にいる渚。たまに泊まりに来るだけでこれほど開発できたというのに、これから毎晩一緒にいられると思うと俺は今から興奮でおかしくなってしまいそうだ。

「渚。大学生活、楽しみだね」

 きっと、俺の考えている大学生活と渚が考えている大学生活とは違うけど。そう思いながら、俺の言葉に合わせてブビィ♡と中出し精液を噴き出した渚のアナルに、5連続潮噴きをさせるために俺は指を突き入れた。
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