短編まとめ

あるのーる

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変態上司と塩対応部下

3 (完)

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「あ、そうだ佐々木さん。佐々木さんに見せたいものがあるんですよ」
「あっ♡なんだ、山田っ♡おっ♡その奥のとこ♡俺弱いっ♡」

 椅子の上にM字で拘束された佐々木は、クスコでアナルを広げられ、細い棒で腸壁の弱い部分を探されていた最中だった。これも当然ウェブカメラに映している。
 いそいそと無駄に大きいテレビへ近づき、何かを再生し始める山田。

『思春期のころだったかな。床に落ちてたサインペンがアナルにたまたま入って……それが性の目覚めだったな』

 ぱっとテレビに映し出されるのは佐々木の姿。ラフな私服で語る内容は過激なものではなかったが、それを見た佐々木は顔を青くする。

『中学から高校まで、空いた時間は全てオナニーに費やした。大学へ入ってから一人暮らしが始まると、家族の目もなくなったせいで休みの日はずっとオナニーし続けたな……ふふ、今と変わらないか』
「これ、この前の……録画してたのか……?」
「気付いてなかったんですか? ウェブカメラで映してたもの、全部録画してますよ」
「ろく、が……?……! じゃあ、今も……」
「もちろん撮ってます」
「!!! それ、は、駄目だ! 俺のこの、これが残ってしまうなんてっああっ♡♡」
「俺の言うことは何でも聞くんですよね? あの全裸土下座もバッチリ録画されてますよ。見ます? アナルから腸液ぴゅって吹き出しながら使うならちゃんとオナホにしてくださいって言ってたところ」
「あ……それまで……♡うひっ♡腸壁こそぐの今やめてっ♡」
「拒否権はないんですよ。そうだ、せっかくだから色々見ましょうかね」

 くりくり♡と開かれたアナルを刺激され些細な反抗心をへし折られる。テレビでは『頑張って家の外と中で自分を分けることで外では性欲を出さないようにしていたんだが……在宅勤務でそれも曖昧になって、こうしてすぐスウェットを持ち上げる耐え性のないちんぽとセーターの上からでもわかる乳首になってしまったな♡』と顔を赤らめながら佐々木が話していた。
 インタビューを目的としたそのディスクを取り出し、別のディスクを入れる。再生されたのは山田がカメラを手に持ち、四つん這いで自らアナルを広げる佐々木の姿だった。

『山田っ♡よく見ろ、柔らかくてニュルニュルのケツマンコだ♡♡ここにお前のちんぽ入れたら、すっごい気持ちいいぞ♡♡』
『知ってますよ、この2週間で何回ハメたと思ってるんですか。俺がここ来た初日、玄関入ってすぐアナル広げてチンコハメてもらおうとしてたの忘れてないですからね』
『あっ♡だって、オナニーばっかで本物ちんぽ俺知らなかったのにっ♡お前がぶかっけてきたりするから♡♡』
『画面越しだったのに妄想膨らませて勝手にケツパコ準備したのは佐々木さんでしょ? 人のせいにしないでください』
『ひんっ♡ホントのこと言っていじめるなっ♡山田のちんぽが頭から離れなくて、似た太さのディルドでオナニーしちゃったんだから♡俺の家に来るってメールが来てからは期待でチャイム鳴るまで山田ディルドでケツマンコ広げてたんだから♡』
『メール送ったのって佐々木さんの家に来る前日だったから、一日中オナってたんですか? ああ、だからか。精液の臭い家中からしてましたよ。まぁ今もそんな変わらないですけど。綺麗な部屋がかわいそうですね』
『あっ、はっ♡俺、エッチなこと大好きだから♡♡綺麗な家で下品オナニーするのが夢だったんだもん♡どの部屋行ってもスケベできる家にしたかったんだもんっ♡』
『流石玄関の靴ベラの隣に無線ローターいくつも置いてる人の考えてることは違いますね。尊敬じゃなくて軽蔑します』
『んおっ♡そんなとこまで見られて……おおぉんっ♡♡』
『触ってないのに言葉でイくのやめてくださいよ……』

 次に再生されたのは、立った状態で後ろから激しく突かれている佐々木。

『お゛っ♡お゛ほっ♡生ちんぽしゅごいっ♡』
『痴漢プレイしたいって、家で全裸でやったらそれはただの立ちバックですよね』
『立ちバック♡これしたかった♡お゛っ♡ちんぽ♡脚閉じてるから狭くなってるアナルを♡こじ開けて入ってくる♡俺のちんぽはぶるんっ♡ぶるんっ♡て♡山田の突き上げに合わせて揺れてるっ♡』
『脚閉じてるからっていうならガニ股にならないでくださいよ、やりづらい』
『おんっ♡勝手に脚開いて腰落ちちゃうのっ♡深くまでちんぽ入れられたくて♡ああっ♡』
『まったく……ほら、両手空いてるなら乳首弄ってください。俺、乳首の先端同士が触れるくらいの長乳首見てみたいんです』
『おほっ♡乳首いいっ♡でも、そんな長くなったら俺っ♡外出れなくなちゃう♡』
『今も相当ですけどね』

 次は、腕を後ろに掴まれてバックで激しく突かれているところを撮影したもの。

『おっ♡おっ♡おっ♡おっ♡』
『もう半分飛んでますね。抜かずの5連発はやっぱりきついかー』
『おっ♡おおっ♡お腹タプタプ♡♡んおっ♡おぉおぉっ♡♡』
『ふー、おしまい、っと…………おお、アナルから精液がどんどん溢れてくる。精液で浣腸したみたいですね』

 次は、ガラス製の机の上で土下座した佐々木を下から撮影したもの。

『ん~~っ♡んん~~~っ♡♡』
『猿轡噛んだ状態でオナホみたいに使ってほしいって、土下座気に入ったんですか? まあいいですけど……』
『んぅ~~、んんっ♡♡んんんん~~~~~~っ♡♡♡』
『入れただけで射精ですか。これカメラの映像すぐ真っ白になっちゃうんじゃないですか? でも丁度良く腰振りやすい高さでいいですね。オナホなんだから、俺の気のすむまで使いますからね』
『んふっ♡んんっ♡~~っ♡』

「どうです、佐々木さん」
「ふぅっ♡ふぅっ♡こんなの見せられて♡どうしろというんだ♡」
「いや、自分の痴態みてオナってたくらいだからもしかして、と思ったんですけど、やっぱり動画見てただけで射精するんですね」
「う、うぅ……♡」
「で、佐々木さん。どうしたいですか?」

 ズイっと前に出される山田のペニス。視界の端では映像の中の自分が気持ちよさそうに突かれて精液を垂れ流している。今も録画されていると分かっていて、「ちんぽを入れてくれ」、なんて言えるほど佐々木は恥知らずではなかった。
 しかしその薄っぺらな羞恥心はクスコを引き抜かれたことであっけなく剥がれ落ちてしまった。

「ちんぽっ♡ちんぽ下さいっ♡自分のエロ動画でぐじゅぐじゅになったケツマンコで山田のちんぽ扱かせてっ♡♡」
「そこまで言うなら仕方ないですね」
「おっほおぉ♡♡後ろからカメラに全部映るように♡ゆっくり入ってきてる♡今のバカみたいなおねだりも全部記録されてるっ♡おっ♡恥ずかしっ♡俺の浅ましさが永遠に残っちゃう♡♡んおっ♡想像してイくっ♡♡」

 びゅっとカメラに向かって盛大に射精する佐々木。なおも止まらない突き上げに喘ぎ声を上げながら、着々とカメラにその痴態を撮影されていった。
 後日、佐々木宛に今までのエロ動画が全て山田から送られ、そのあまりの数に危機感を覚えながらも乳首とアナルに手を伸ばしてしまうのだった。
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