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変態上司と塩対応部下
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佐々木と山田は上司と部下でしかなく、付き合ってもいない。恋人相手なら山田だってもっと意地悪をしないで相手の望むことをしてやりたいと思うのだが、いかんせん変態相手となるとどうにもその気になれない。
仕事としてパソコンで通話している時から分かってはいたが、佐々木は本当に隙あらばオナニーをしている。朝は寝る前に挿入していたバイブの振動で絶頂して起き、着替える時には体を卑猥に彩る服を鏡の前でポーズを決めて考え、食事の最中はアナルに極太ディルドを咥えてピストン運動に勤しむ。ローターで乳首を挟みながら仕事のメールを打ち、エネマグラをアナルへ押し込み四つん這いで持ち上げた腰をガクッ♡ガクッ♡と震わせながら書類に目を通す。待望の夜になればウェブカメラで画面に映した自分の姿をおかずに、ねちょねちょぐちょぐちょとアナルを掘削し乳首を引き延ばし、指の先まで痙攣するほどイき続ける。
その合間合間に山田を巻き込んで自分の興奮を高めようとするものだから、山田にとってはたまったものではない。いざ山田の言うことを聞くといった時でさえあの様だ。
「ですからね、佐々木さんは俺に『オナニーを手伝ってもらっている立場だ』ってのを分かってもらいたいんですよ」
「ふーっ♡ふーっ♡」
「……話聞いてます?」
「っ♡聞いてるっ♡聞いてるから、これっ♡早くっ♡♡」
「だめです。おとなしく良いって言うまで臭い嗅いでてください」
山田の前には全裸になった佐々木が正座で座っている。そして、佐々木の顔の前には山田のペニスが突きつけられていた。
昨日は与えられなかったペニスを前にした佐々木は視線を釘付けにし鼻を広げて性の臭いを目一杯嗅いでいる。舐めることを禁止されているため、出された舌がちろちろと空中を舐めていた。正座した足の間からは勃起したペニスが飛び出しており、トロトロと先走りを太ももの間に溜めている。立っている乳首は膝についた腕の向こうからちらりと見えた。
その様子を映しているのはパソコン内蔵のカメラだ。ウェブカメラは佐々木のアナルの前に置かれ、ペニスを嗅いでクパついているのがバッチリ映っている。今日はアナルを放置し、触られていなくともどのように卑猥に動くのかを記録しようとしていた。
「佐々木さん、絶対に正座崩しちゃだめですよ。膝から手を放してもだめです……はい、舐めていいですよ!」
「はっ♡はへっ♡へっ♡へっ♡~~っ♡」
許可と共にペニスを舐め回そうとする佐々木。しかし一歩引いた山田のペニスには届かず、正座のまま舌だけを必死にペニスへ伸ばす滑稽な格好となっていた。
「うっわ佐々木さん超ブサイク。おもしろ。そのまま、舐めちゃだめですよ」
その顎を突き出して求める表情に気を良くした山田は、そっと佐々木の顔の上にペニスを乗せた。
「~~~~~っ♡♡♡♡」
びゅるっ♡
「すご、これでイっちゃうんですか……」
玉を舌に乗せ、額に先走りをなすりつけながら顔を分断するように置かれたペニス。急激に濃くなった臭いとやけどしそうなほどの熱さ、舌に感じる精液の詰まった袋の存在により思わず佐々木は射精した。全く刺激がない状態で、である。アナルもぎゅうっとすぼまり、いかに中へ入れて欲しがっているのかが分かる。
ずり、ずり、と顔に満遍なく先走りを塗り付けると、断続的に精液を吹き出しながら口を使ってもらうことしか考えていないと一目でわかる発情した表情を顔に張り付かせた。
「……はい、佐々木さん、舐めていいですっおぉ……」
今度こそ本当に許可が出されると、待ちきれなかったというようにペニスへ齧り付く。喉奥まで使ったディープスロートを何回か試し、ペニスが逃げないと分かった後は一度口からペニスを解放し舌で舐め始める。玉の根元からカリまで裏筋を舐めていき、先端までたどり着いたらおいしい汁を溢す穴を舌先でほじる。カリまでを口に含んで食んだ後はまた玉まで下りていく。玉を柔く吸って舌で転がし、竿には頬ずりをする。味を存分に堪能した後は、口に含んでのフェラチオだ。手を使うことを禁じられているため頭を振ってのフェラは、竿をこすれない分口で補おうと一往復ごとに唇から喉まで使ったものとなっていた。
喉奥で亀頭を締め付けるたびに、アナルも何もないのに締め付ける前立腺を揉む。喉とアナルが連動した動きで上と下を気持ちよくしていた。
「んぶっ♡♡はぁっ♡ん、じゅっ♡んんぅ♡んぐっ♡んんっ♡」
ぐっぽぐっぽとひたすら口にペニスに出し入れする佐々木は、ペニスの動きからそろそろ山田が射精することに気付き一層熱を入れ動く。喉奥まで突っ込んで直接胃に精液を流し込まれることしか想像していなかった。
「おっ、出るっ! 佐々木さん、口開けて! っ! うっ……ふー」
いきなり引き抜かれたペニスに呆然としていた口の中へ、精液が放出された。舌の上に溜まった精液を飲み込むことを許されず、口を開けたままお掃除フェラをできなかったペニスを見つめている。
「いいですか、これから俺は佐々木さんの前で佐々木さんのひくついてるケツマンの映像見てオナニーします。可哀そうだから精液はあげます。でもそれ以外は何もしません。オナニーに勝手に使われるのがどれほど苦痛か、佐々木さんには理解してほしいです」
「あ、あおっ!おうあっ!あうあええっ」
「何言ってるかわからないですけど、安心してください。精液でおぼれるくらいは出してあげますからね」
じゃあ始めますか、と目の前でペニスを扱かれる佐々木。山田の右手の役割を自分の口かアナルに変えてほしいと目で示しながら、吐き出される精液を受け取っていく。
アナルは何もされていないのにテロリと液をこぼし、中は準備万端だと見た目から訴えかけていた。収縮は頻繁に、しかしアナルをおかずにするだけと決めた山田にとってはその誘う動きは右手の速さを加速させる要素にしかならない。
山田の精液でうがいができるほどペニスから射精するところを見せつけられた佐々木は口の中の精液をたっぷり10分かけて飲み込んだ後、土下座して山田の指示に絶対服従することを誓うのだった。
仕事としてパソコンで通話している時から分かってはいたが、佐々木は本当に隙あらばオナニーをしている。朝は寝る前に挿入していたバイブの振動で絶頂して起き、着替える時には体を卑猥に彩る服を鏡の前でポーズを決めて考え、食事の最中はアナルに極太ディルドを咥えてピストン運動に勤しむ。ローターで乳首を挟みながら仕事のメールを打ち、エネマグラをアナルへ押し込み四つん這いで持ち上げた腰をガクッ♡ガクッ♡と震わせながら書類に目を通す。待望の夜になればウェブカメラで画面に映した自分の姿をおかずに、ねちょねちょぐちょぐちょとアナルを掘削し乳首を引き延ばし、指の先まで痙攣するほどイき続ける。
その合間合間に山田を巻き込んで自分の興奮を高めようとするものだから、山田にとってはたまったものではない。いざ山田の言うことを聞くといった時でさえあの様だ。
「ですからね、佐々木さんは俺に『オナニーを手伝ってもらっている立場だ』ってのを分かってもらいたいんですよ」
「ふーっ♡ふーっ♡」
「……話聞いてます?」
「っ♡聞いてるっ♡聞いてるから、これっ♡早くっ♡♡」
「だめです。おとなしく良いって言うまで臭い嗅いでてください」
山田の前には全裸になった佐々木が正座で座っている。そして、佐々木の顔の前には山田のペニスが突きつけられていた。
昨日は与えられなかったペニスを前にした佐々木は視線を釘付けにし鼻を広げて性の臭いを目一杯嗅いでいる。舐めることを禁止されているため、出された舌がちろちろと空中を舐めていた。正座した足の間からは勃起したペニスが飛び出しており、トロトロと先走りを太ももの間に溜めている。立っている乳首は膝についた腕の向こうからちらりと見えた。
その様子を映しているのはパソコン内蔵のカメラだ。ウェブカメラは佐々木のアナルの前に置かれ、ペニスを嗅いでクパついているのがバッチリ映っている。今日はアナルを放置し、触られていなくともどのように卑猥に動くのかを記録しようとしていた。
「佐々木さん、絶対に正座崩しちゃだめですよ。膝から手を放してもだめです……はい、舐めていいですよ!」
「はっ♡はへっ♡へっ♡へっ♡~~っ♡」
許可と共にペニスを舐め回そうとする佐々木。しかし一歩引いた山田のペニスには届かず、正座のまま舌だけを必死にペニスへ伸ばす滑稽な格好となっていた。
「うっわ佐々木さん超ブサイク。おもしろ。そのまま、舐めちゃだめですよ」
その顎を突き出して求める表情に気を良くした山田は、そっと佐々木の顔の上にペニスを乗せた。
「~~~~~っ♡♡♡♡」
びゅるっ♡
「すご、これでイっちゃうんですか……」
玉を舌に乗せ、額に先走りをなすりつけながら顔を分断するように置かれたペニス。急激に濃くなった臭いとやけどしそうなほどの熱さ、舌に感じる精液の詰まった袋の存在により思わず佐々木は射精した。全く刺激がない状態で、である。アナルもぎゅうっとすぼまり、いかに中へ入れて欲しがっているのかが分かる。
ずり、ずり、と顔に満遍なく先走りを塗り付けると、断続的に精液を吹き出しながら口を使ってもらうことしか考えていないと一目でわかる発情した表情を顔に張り付かせた。
「……はい、佐々木さん、舐めていいですっおぉ……」
今度こそ本当に許可が出されると、待ちきれなかったというようにペニスへ齧り付く。喉奥まで使ったディープスロートを何回か試し、ペニスが逃げないと分かった後は一度口からペニスを解放し舌で舐め始める。玉の根元からカリまで裏筋を舐めていき、先端までたどり着いたらおいしい汁を溢す穴を舌先でほじる。カリまでを口に含んで食んだ後はまた玉まで下りていく。玉を柔く吸って舌で転がし、竿には頬ずりをする。味を存分に堪能した後は、口に含んでのフェラチオだ。手を使うことを禁じられているため頭を振ってのフェラは、竿をこすれない分口で補おうと一往復ごとに唇から喉まで使ったものとなっていた。
喉奥で亀頭を締め付けるたびに、アナルも何もないのに締め付ける前立腺を揉む。喉とアナルが連動した動きで上と下を気持ちよくしていた。
「んぶっ♡♡はぁっ♡ん、じゅっ♡んんぅ♡んぐっ♡んんっ♡」
ぐっぽぐっぽとひたすら口にペニスに出し入れする佐々木は、ペニスの動きからそろそろ山田が射精することに気付き一層熱を入れ動く。喉奥まで突っ込んで直接胃に精液を流し込まれることしか想像していなかった。
「おっ、出るっ! 佐々木さん、口開けて! っ! うっ……ふー」
いきなり引き抜かれたペニスに呆然としていた口の中へ、精液が放出された。舌の上に溜まった精液を飲み込むことを許されず、口を開けたままお掃除フェラをできなかったペニスを見つめている。
「いいですか、これから俺は佐々木さんの前で佐々木さんのひくついてるケツマンの映像見てオナニーします。可哀そうだから精液はあげます。でもそれ以外は何もしません。オナニーに勝手に使われるのがどれほど苦痛か、佐々木さんには理解してほしいです」
「あ、あおっ!おうあっ!あうあええっ」
「何言ってるかわからないですけど、安心してください。精液でおぼれるくらいは出してあげますからね」
じゃあ始めますか、と目の前でペニスを扱かれる佐々木。山田の右手の役割を自分の口かアナルに変えてほしいと目で示しながら、吐き出される精液を受け取っていく。
アナルは何もされていないのにテロリと液をこぼし、中は準備万端だと見た目から訴えかけていた。収縮は頻繁に、しかしアナルをおかずにするだけと決めた山田にとってはその誘う動きは右手の速さを加速させる要素にしかならない。
山田の精液でうがいができるほどペニスから射精するところを見せつけられた佐々木は口の中の精液をたっぷり10分かけて飲み込んだ後、土下座して山田の指示に絶対服従することを誓うのだった。
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