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プレイルームでイキまくり♡ なんちゃって痴漢からのラブハメセックス
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疼く体と公共の場で盛った上に部下に後始末をさせてしまったという罪悪感でいっぱいの状態でなんとか一日の仕事を終え、就業のチャイムと同時に送られてきた六原からのメールに書かれたホテルへと急いで向かった三上。
ベッドの上に座らされた三上は正面に立つ六原と顔を合わせることができず俯いたままであり、いつまでも顔を上げようとしない三上に六原はふぅと息を吐いた。
「はい、それじゃあ三上さん、俺が何を聞きたいのか分かりますか?」
「う……六原には大変な迷惑を……」
「違います。そもそも俺は三上さんが許してくれるなら一から十まで全部の世話をしたいくらいなんですから、あれくらい迷惑の内にも入らな……それはいいんですよ。俺が聞きたいのは、どうして電車内であんなに発情していたのかってことです。……考えたくもなかったんですが、まさか痴漢されてたりとか……」
「それはない! そもそも俺に痴漢しようとするやつなんて」
「いますよっ!! 俺がこれだけ魅力的だって言ってるのに三上さんはどうして自覚してくれないんですかぁ! もう、そのせいであんなにエロさを振りまくんだったら俺にも考えがありますからね!」
いつになく怒った様子の六原に、三上はどうしていいか分からずただ小さく肩を寄せている。38になるまで恋人はおろか告白すらされなかった三上にとって、自分を恋愛対象且つ性的に見てくる人物は六原だけであり、逆に言うと六原に言われることを理解しようとするものの六原以外にはそう思われることはないのだろうと心のどこかで思い込んでいた。
六原も六原で三上の思いは尊重したいし願いは叶えたいと思っているが、不特定多数に三上のエロ可愛さを見せつけたくはないため実際のところ少し腹が立っている。優しく頼りがいのあるおおらかな性格は男女問わずひきつけられるものであり、むっちりと筋肉の乗った体は触れてみたくならないはずがない。そう三上を評価する六原は、三上が無防備すぎることを何処かでしっかり教え込まなければ、と考えていた。
「今日はですね、あんまりやったことないプレイをやろうと思ってます。三上さん、こちらへどうぞ」
始めて対面でセックスした時からずっと六原に甘やかされてきた三上にとって、むっと眉を吊り上がらせた六原の姿は見慣れないものだ。明らかに不機嫌な様子に、違うと言われようともどうしても自分を嫌いになったのかと不安になってしまう。そんな負い目から促されるままにベッドから立ち上がり寝室の隣の部屋へ移動すると、そこには天井から輪っかの垂れ下がった小部屋が存在していた。
柱があり、窓があるその空間は電車の中のようであり、輪っかもよく見ればつり革を模しているのだと分かる。
「六原、これは」
「見ての通り、電車内プレイのセットです。 凄いんですよ、床が揺れたりするんです! それでですね、今から三上さんにはここで痴漢を受けてもらいます」
「……痴漢を?」
「はい。俺がいくら口で言っても伝わらないようなので、もう体験してもらおうかと。三上さんは見られて興奮する癖もあるみたいなので、まずそれを自覚して欲しいです。安心してください、気持ちいいことしかしませんから」
「……?」
六原の言っている内容はあまり理解できなかったが、痴漢プレイと聞いて三上はぞわりと体を震わせる。実のところ、朝の電車でも六原に人混みの中で体をまさぐられたいと思っていたくらいなのだ。
申し訳なさはどこへやら、すっかり体に火のついてしまった三上は手早く用意されたスーツに着替え、指示されるままにつり革につかまった。グレーのズボンに上はシャツのみ、しかもワンサイズ小さいためパツパツに張って体の豊満さを強調される格好に、恥ずかしい姿で電車に乗り込んだように三上は早くも思い始めている。
「おぉ、音もするのか。本当に電車に乗ってるみたいだな」
「でしょう? さらに三上さんにはこれをつけてもらいます」
「へ? っ! 六原……これ、前が全然見えないんだが……」
カタンカタンと揺れる地面に感動する三上、その後ろから六原は手を伸ばし、三上に目隠しをした。黒いベルトのような目隠しは視界を完全に塞ぎ、三上は見えないというのに不安で六原の姿を探してきょろきょろと顔を動かしてしまう。
「見えなくていいんですよぉ。想像してください。三上さんは今電車に乗っています。揺れてるでしょ? 音が聞こえるでしょ?」
「ん……」
おろおろとする三上に抱き付きたいという衝動を抑えた六原は、三上に向かって暗示をかけていく。こういった状況ではかなり思い込みの激しい三上ならきっと朝のラッシュを思い出し今もその中にいると思い込んでくれるだろうという六原の予想は的中し、三上は早速満員電車に揺られている錯覚に陥っていた。
(ああ、六原はどうしてこんな事を……痴漢、って言ってたな。まさか、こんな状態で俺の体を……♡っ♡きたぁ♡♡)
何も見えないせいで朝に見た窓からの風景を脳内で当てはめる三上。六原の言葉を思い出し期待に息を荒げていると、する、と尻に何かが触れる感覚があった。
控えめに、徐々に意思を持って尻を撫でるのは人の手であり、ついに開始された責めに三上はブルリと一度大きく震える。割れ目を見つけると食い込ませるようにすりすり上下に動かされ、トイレでのオナニーでぷくっと盛り上がってしまったアナルの縁が刺激されて堪らない。開始された責めにつり革を握りしめる三上だが、電車内だと思っているせいで意外にも声は我慢できていた。
(んおおっ♡お尻♡すこすこ手で往復♡♡駄目なのに♡アナルからエロ汁じんわり出てきて♡スーツに染み作っちゃう♡♡でも、これはきっと六原のお仕置きだから♡勝手に盛ってトイレでガチオナしちゃった俺への罰だから♡♡六原が満足するまで♡俺は電車でエッチな責めに耐えなきゃいけないっ♡♡んんっ♡)
目隠しの下でさっそく目を蕩けさせ、三上は尻を撫で擦る手を受け入れる。それもただ腰を突き出し自分から押し付けるだけではなく、前への責めもやりやすいように少し足を開いているような始末だ。
そんな三上を褒めるかのようにすり、と伸ばされた指は、玉の裏から会陰にかけてをカリカリと引っ掻き鋭い快感を三上へともたらす。さらに腰を落としてだらしなく足を開いた三上は、これが本当に電車の中だったならば周りの誰もに触られてイキそうになっていると気付かれてしまうほど快感に身を委ねた格好をしていた。
ガタゴトと不規則な揺れに合わせてさわさわと形を楽しむように触れ続けていた手、それはやがて力を入れて三上の尻を掴んでいく。下から尻肉を掴み上げ、弾力を試すように上へ持ち上げてブリン♡と震わせ、両側から押して中央にある穴を間接的に揉み込み、かと思えばぐにぃ♡と左右に広げアナルを伸ばした。
指が食い込むほどに強く掴まれたまま尻を好き勝手弄られ、そのちょっとした痛みにすら感じる三上の食いしばった口の端から垂れた涎は首筋にまで流れてしまっている。
(んおっ♡んおおっ♡尻が♡ぐにゅぐにゅ弄られてぇ♡♡ぐちゅぐちゅアナル♡擦れて気持ちよかったり♡広げられて切なくなったり♡奥が疼いて汁が溢れてきちゃう♡♡んあ゛っ♡スーツごとぐぱっ♡ぐぱっ♡て開かれて♡あ♡指、がぁ♡♡)
「~~~~~っ♡~~~♡♡~~~~、お゛♡う゛ん゛♡♡♡」
「三上さん、声漏れちゃってます。頑張らないとほら、隣の人にチラチラ見られてますよぉ♡」
「ふぐっ!?♡ふ、うぅぅぅん♡♡♡」
普段真面目に過ごしている分、六原との会瀬で三上は秘めていた数倍の欲望が溢れてしまう。セックスは密やかに行われるべきだと考え、ましてや公共の場で露出などあり得ないと思っているのに、六原に愛されている場面を誰かに見られていると思うとゾクゾクと三上の背筋を快感が走っていった。
三上の垂らした腸液によってしっとりと濡れ始めたスーツを引っ張り、その下でヒクヒクと蠢いているアナルを狙って空いた指で押し込むように触られた三上はグン、と背中を仰け反らせて絶頂する。膝が直角になるほど腰を落としてデカ尻を後ろへ突き出しての盛大なアクメに三上は身じろぎをするのを止められず、わざと弱く縫い合わされていたスーツの生地が真っ二つに裂けた。
むふぁ……♡とスーツの中から現れたのは焦らしに焦らされたトロトロアナル。外の空気に触れたことで一瞬キュっと窄まりはしたが、縁を爪で嬲られるとすぐさまくぱくぱと浅ましくハメ待ちの動きをする。まだ裂けていないせいで前は窮屈であり大きくさせてしまえばさらに辛くなることを理解しながらも、三上はようやく露出されたアナルを中まで責めてほしくて仕方がなかった。
(ん゛お゛♡♡ゆっくり指入ってきたぁ♡♡ちんこから先走り止まらない♡スーツに抑えられたままちんこ勃起させるの許されないで♡ケツマンコガン掘りされたいって♡♡ちゅぷちゅぷ吸い付いておねだりしちゃってるのがわかる♡♡んっ♡恥ずかしい♡でも、早く六原のちんこ欲しい♡皆の前で六原に抱かれて♡誤魔化せないくらい乱れて♡俺は六原のものなんだって逃げられないようにされたい♡♡)
「ふーっ♡ふぅぅぅぅ……んお゛!?♡ん゛♡ぐ、お゛お゛♡♡お゛っ♡♡」
だらしなく緩ませた顔を汁まみれにしながらも声だけは抑えていた三上。しかし入れられた指が容赦なく前立腺を狙い撃ちしたことによって三上の一応の抵抗は儚く破れ、耐えていたせいで腹の奥からおほ声をひっきりなしに吐き出すことになってしまった。最早スーツなどお構いなしに吐き出される精液はボタボタと床に滴り落ちて足元を白く染め上げ、倒れないようにとつり革に縋り付いているせいで三上は余計に無様な格好となってしまっている。
会陰に当てた親指と中に入った人差し指と中指の3本で前立腺を挟むように捏ねられると、三上は唇を突き出しておふっ♡おふっ♡と下品に喘ぐ。動きを止められると物足りないと腰をくねらせ勝手に六原の指を堪能し、はしたないとぞりぞり内壁を擦られ痙攣しながらドプドプと先走りをスーツから漏らしていくのだ。
待ち望んだアナルの蹂躙に喜ぶ三上だが、どうしても物足りなく思っているところにくちゅ♡と熱いモノがアナルに押し当てられた。見えなくてもわかる覚えのある熱と硬さに、三上はごくん♡と緩んだ口を閉じて唾を飲み込む。
(あ……あぁ……ちんこ♡ちんこだぁ♡♡おほっ♡アナルの縁引っ掛けるように先端だけで嬲って♡にちゃぬちゃエロい音鳴らされてる♡♡俺の変態エロアナル♡電車の中なのに準備完了しちゃってる耐え性の無い駄目ケツマンコ♡六原にハメハメされたくてヒクついてるぅ♡♡)
「あ゛ー、すっご、吸い付いてくる……三上さん、そんなにハメられたいですか? 電車の中で。カメラ向けてる人もいます。三上さんのどうしようもない変態な姿、ずっと残されちゃいますねぇ♡」
「~~~~っ♡♡♡♡♡♡む、つはらぁ♡♡入れてぇ♡♡六原にぐちゃぐちゃにされてる俺♡いっぱい見てもらいたい♡♡必死に足ふんばって♡丸見えアナル容赦なくほじられてるところ♡六原のちんこにメロメロでどこでも盛るド変態な俺♡言い訳出来ないように沢山撮られたい♡♡♡」
自らも腰を揺らしてペニスに媚びていた三上は、六原の言葉についに声を上げておねだりをする。曲げた膝を器用に使って挟まれたままの六原のチンコを擦ってみれば、微かな快感だというのに三上は喜びまた絶頂した。
簡単にイく三上にこちらも興奮した六原は、脇の下から通した腕で胸を揉み、さらに密着したことでズリズリと割れ目に擦りつけられるペニスを固くする。どちらも限界が近い状態から進んだのは、激しさを増した三上の尻振りで角度の変わった六原のペニスが入ってしまったからだ。
「お゛…………お゛ぉっ!?♡♡」
「あーあ、もう少し焦らしたかったんですけどね♡入っちゃったならしょうがないです。三上さん、今俺たちすっごい見られてますよ♡そんな中でアナルパンパン♡されて、アヘアヘしちゃいましょうねぇ♡♡」
「ん゛お゛っ♡嬉しいっ♡♡六原のメスにされてるとこ♡じっくり見てぇ♡♡お゛ほっ♡スケベなガニ股で腰突き出して♡ハメられるためだけの格好をしてる俺を♡♡六原にもみもみされてでっかくなった胸も尻も♡スーツの下でミチミチになってるちんこも♡♡六原にイかされまくる俺を見てぇ♡♡お゛お゛っ♡ん゛お゛お゛っ♡♡」
「はー、エッチですねぇ三上さん♡苦しくなってるちんこも外に出しちゃいましょうねぇ♡」
「う゛あ゛♡ブルンって♡俺のビキビキちんこが出ちゃったぁ♡お゛う゛っ♡先っぽから汁ぴゅっぴゅして♡ブンブン振り回されるの見られるぅ♡♡六原に生ハメされて♡喜びのトロトロ射精してるの知られちゃうっ♡♡ん゛あ゛あ゛っ♡」
ガツガツと立ちバックのまま掘り返されるアナルに、三上は開いた口を閉じられないままあひあひと喘ぐ。チャックを下ろされまろび出た三上のペニスから漏れているのは最早精液とは呼べないほど薄くなっている液体で、それを前方にまき散らしながらのセックスは三上にとって最高に気持ちのいいものだった。
「はひっ♡はひっ♡は、うぶぅ♡♡」
「三上さん、ちょっと声が大きすぎますねぇ。口塞いで、っていうのは難しいでしょうし、今は指をしゃぶって声抑えてくださいね♡」
「ふぶっ♡んっ♡んぅ♡うぶぅぅ♡♡」
じゅぼっ♡ぶぼっ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐっ♡
(指ぃ♡♡俺の舌を挟んで弄んで♡裏顎の弱いところこちょこちょされてるっ♡♡気持ちいい♡♡涎だらだらになっちゃう♡♡んおっ♡涎で濡れたシャツ♡びちょびちょになったところを摘まんで乳首もくりゅくりゅされてる♡駄目♡全部気持ちいい♡六原にされるの何だって気持ちいい♡♡あうっ♡またイく♡♡六原に腰押し付けて♡奥までハメたままメスイキ♡♡プシャッて出てるの多分潮だぁ♡俺、精液も満足に出せないくらい六原にメスにされてる……♡♡)
ガクガクと痙攣しながらアナルを強烈に締め付ける三上に、根本まで突き入れていた六原もつられて中出しをする。ビュルビュルと結腸口に掛かる熱い液体は待ち望んでいた精液であり、その勢いの良さにも三上は感じてトロォ♡と濃いカウパーを垂らした。
ベッドの上に座らされた三上は正面に立つ六原と顔を合わせることができず俯いたままであり、いつまでも顔を上げようとしない三上に六原はふぅと息を吐いた。
「はい、それじゃあ三上さん、俺が何を聞きたいのか分かりますか?」
「う……六原には大変な迷惑を……」
「違います。そもそも俺は三上さんが許してくれるなら一から十まで全部の世話をしたいくらいなんですから、あれくらい迷惑の内にも入らな……それはいいんですよ。俺が聞きたいのは、どうして電車内であんなに発情していたのかってことです。……考えたくもなかったんですが、まさか痴漢されてたりとか……」
「それはない! そもそも俺に痴漢しようとするやつなんて」
「いますよっ!! 俺がこれだけ魅力的だって言ってるのに三上さんはどうして自覚してくれないんですかぁ! もう、そのせいであんなにエロさを振りまくんだったら俺にも考えがありますからね!」
いつになく怒った様子の六原に、三上はどうしていいか分からずただ小さく肩を寄せている。38になるまで恋人はおろか告白すらされなかった三上にとって、自分を恋愛対象且つ性的に見てくる人物は六原だけであり、逆に言うと六原に言われることを理解しようとするものの六原以外にはそう思われることはないのだろうと心のどこかで思い込んでいた。
六原も六原で三上の思いは尊重したいし願いは叶えたいと思っているが、不特定多数に三上のエロ可愛さを見せつけたくはないため実際のところ少し腹が立っている。優しく頼りがいのあるおおらかな性格は男女問わずひきつけられるものであり、むっちりと筋肉の乗った体は触れてみたくならないはずがない。そう三上を評価する六原は、三上が無防備すぎることを何処かでしっかり教え込まなければ、と考えていた。
「今日はですね、あんまりやったことないプレイをやろうと思ってます。三上さん、こちらへどうぞ」
始めて対面でセックスした時からずっと六原に甘やかされてきた三上にとって、むっと眉を吊り上がらせた六原の姿は見慣れないものだ。明らかに不機嫌な様子に、違うと言われようともどうしても自分を嫌いになったのかと不安になってしまう。そんな負い目から促されるままにベッドから立ち上がり寝室の隣の部屋へ移動すると、そこには天井から輪っかの垂れ下がった小部屋が存在していた。
柱があり、窓があるその空間は電車の中のようであり、輪っかもよく見ればつり革を模しているのだと分かる。
「六原、これは」
「見ての通り、電車内プレイのセットです。 凄いんですよ、床が揺れたりするんです! それでですね、今から三上さんにはここで痴漢を受けてもらいます」
「……痴漢を?」
「はい。俺がいくら口で言っても伝わらないようなので、もう体験してもらおうかと。三上さんは見られて興奮する癖もあるみたいなので、まずそれを自覚して欲しいです。安心してください、気持ちいいことしかしませんから」
「……?」
六原の言っている内容はあまり理解できなかったが、痴漢プレイと聞いて三上はぞわりと体を震わせる。実のところ、朝の電車でも六原に人混みの中で体をまさぐられたいと思っていたくらいなのだ。
申し訳なさはどこへやら、すっかり体に火のついてしまった三上は手早く用意されたスーツに着替え、指示されるままにつり革につかまった。グレーのズボンに上はシャツのみ、しかもワンサイズ小さいためパツパツに張って体の豊満さを強調される格好に、恥ずかしい姿で電車に乗り込んだように三上は早くも思い始めている。
「おぉ、音もするのか。本当に電車に乗ってるみたいだな」
「でしょう? さらに三上さんにはこれをつけてもらいます」
「へ? っ! 六原……これ、前が全然見えないんだが……」
カタンカタンと揺れる地面に感動する三上、その後ろから六原は手を伸ばし、三上に目隠しをした。黒いベルトのような目隠しは視界を完全に塞ぎ、三上は見えないというのに不安で六原の姿を探してきょろきょろと顔を動かしてしまう。
「見えなくていいんですよぉ。想像してください。三上さんは今電車に乗っています。揺れてるでしょ? 音が聞こえるでしょ?」
「ん……」
おろおろとする三上に抱き付きたいという衝動を抑えた六原は、三上に向かって暗示をかけていく。こういった状況ではかなり思い込みの激しい三上ならきっと朝のラッシュを思い出し今もその中にいると思い込んでくれるだろうという六原の予想は的中し、三上は早速満員電車に揺られている錯覚に陥っていた。
(ああ、六原はどうしてこんな事を……痴漢、って言ってたな。まさか、こんな状態で俺の体を……♡っ♡きたぁ♡♡)
何も見えないせいで朝に見た窓からの風景を脳内で当てはめる三上。六原の言葉を思い出し期待に息を荒げていると、する、と尻に何かが触れる感覚があった。
控えめに、徐々に意思を持って尻を撫でるのは人の手であり、ついに開始された責めに三上はブルリと一度大きく震える。割れ目を見つけると食い込ませるようにすりすり上下に動かされ、トイレでのオナニーでぷくっと盛り上がってしまったアナルの縁が刺激されて堪らない。開始された責めにつり革を握りしめる三上だが、電車内だと思っているせいで意外にも声は我慢できていた。
(んおおっ♡お尻♡すこすこ手で往復♡♡駄目なのに♡アナルからエロ汁じんわり出てきて♡スーツに染み作っちゃう♡♡でも、これはきっと六原のお仕置きだから♡勝手に盛ってトイレでガチオナしちゃった俺への罰だから♡♡六原が満足するまで♡俺は電車でエッチな責めに耐えなきゃいけないっ♡♡んんっ♡)
目隠しの下でさっそく目を蕩けさせ、三上は尻を撫で擦る手を受け入れる。それもただ腰を突き出し自分から押し付けるだけではなく、前への責めもやりやすいように少し足を開いているような始末だ。
そんな三上を褒めるかのようにすり、と伸ばされた指は、玉の裏から会陰にかけてをカリカリと引っ掻き鋭い快感を三上へともたらす。さらに腰を落としてだらしなく足を開いた三上は、これが本当に電車の中だったならば周りの誰もに触られてイキそうになっていると気付かれてしまうほど快感に身を委ねた格好をしていた。
ガタゴトと不規則な揺れに合わせてさわさわと形を楽しむように触れ続けていた手、それはやがて力を入れて三上の尻を掴んでいく。下から尻肉を掴み上げ、弾力を試すように上へ持ち上げてブリン♡と震わせ、両側から押して中央にある穴を間接的に揉み込み、かと思えばぐにぃ♡と左右に広げアナルを伸ばした。
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むふぁ……♡とスーツの中から現れたのは焦らしに焦らされたトロトロアナル。外の空気に触れたことで一瞬キュっと窄まりはしたが、縁を爪で嬲られるとすぐさまくぱくぱと浅ましくハメ待ちの動きをする。まだ裂けていないせいで前は窮屈であり大きくさせてしまえばさらに辛くなることを理解しながらも、三上はようやく露出されたアナルを中まで責めてほしくて仕方がなかった。
(ん゛お゛♡♡ゆっくり指入ってきたぁ♡♡ちんこから先走り止まらない♡スーツに抑えられたままちんこ勃起させるの許されないで♡ケツマンコガン掘りされたいって♡♡ちゅぷちゅぷ吸い付いておねだりしちゃってるのがわかる♡♡んっ♡恥ずかしい♡でも、早く六原のちんこ欲しい♡皆の前で六原に抱かれて♡誤魔化せないくらい乱れて♡俺は六原のものなんだって逃げられないようにされたい♡♡)
「ふーっ♡ふぅぅぅぅ……んお゛!?♡ん゛♡ぐ、お゛お゛♡♡お゛っ♡♡」
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会陰に当てた親指と中に入った人差し指と中指の3本で前立腺を挟むように捏ねられると、三上は唇を突き出しておふっ♡おふっ♡と下品に喘ぐ。動きを止められると物足りないと腰をくねらせ勝手に六原の指を堪能し、はしたないとぞりぞり内壁を擦られ痙攣しながらドプドプと先走りをスーツから漏らしていくのだ。
待ち望んだアナルの蹂躙に喜ぶ三上だが、どうしても物足りなく思っているところにくちゅ♡と熱いモノがアナルに押し当てられた。見えなくてもわかる覚えのある熱と硬さに、三上はごくん♡と緩んだ口を閉じて唾を飲み込む。
(あ……あぁ……ちんこ♡ちんこだぁ♡♡おほっ♡アナルの縁引っ掛けるように先端だけで嬲って♡にちゃぬちゃエロい音鳴らされてる♡♡俺の変態エロアナル♡電車の中なのに準備完了しちゃってる耐え性の無い駄目ケツマンコ♡六原にハメハメされたくてヒクついてるぅ♡♡)
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「お゛…………お゛ぉっ!?♡♡」
「あーあ、もう少し焦らしたかったんですけどね♡入っちゃったならしょうがないです。三上さん、今俺たちすっごい見られてますよ♡そんな中でアナルパンパン♡されて、アヘアヘしちゃいましょうねぇ♡♡」
「ん゛お゛っ♡嬉しいっ♡♡六原のメスにされてるとこ♡じっくり見てぇ♡♡お゛ほっ♡スケベなガニ股で腰突き出して♡ハメられるためだけの格好をしてる俺を♡♡六原にもみもみされてでっかくなった胸も尻も♡スーツの下でミチミチになってるちんこも♡♡六原にイかされまくる俺を見てぇ♡♡お゛お゛っ♡ん゛お゛お゛っ♡♡」
「はー、エッチですねぇ三上さん♡苦しくなってるちんこも外に出しちゃいましょうねぇ♡」
「う゛あ゛♡ブルンって♡俺のビキビキちんこが出ちゃったぁ♡お゛う゛っ♡先っぽから汁ぴゅっぴゅして♡ブンブン振り回されるの見られるぅ♡♡六原に生ハメされて♡喜びのトロトロ射精してるの知られちゃうっ♡♡ん゛あ゛あ゛っ♡」
ガツガツと立ちバックのまま掘り返されるアナルに、三上は開いた口を閉じられないままあひあひと喘ぐ。チャックを下ろされまろび出た三上のペニスから漏れているのは最早精液とは呼べないほど薄くなっている液体で、それを前方にまき散らしながらのセックスは三上にとって最高に気持ちのいいものだった。
「はひっ♡はひっ♡は、うぶぅ♡♡」
「三上さん、ちょっと声が大きすぎますねぇ。口塞いで、っていうのは難しいでしょうし、今は指をしゃぶって声抑えてくださいね♡」
「ふぶっ♡んっ♡んぅ♡うぶぅぅ♡♡」
じゅぼっ♡ぶぼっ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐっ♡
(指ぃ♡♡俺の舌を挟んで弄んで♡裏顎の弱いところこちょこちょされてるっ♡♡気持ちいい♡♡涎だらだらになっちゃう♡♡んおっ♡涎で濡れたシャツ♡びちょびちょになったところを摘まんで乳首もくりゅくりゅされてる♡駄目♡全部気持ちいい♡六原にされるの何だって気持ちいい♡♡あうっ♡またイく♡♡六原に腰押し付けて♡奥までハメたままメスイキ♡♡プシャッて出てるの多分潮だぁ♡俺、精液も満足に出せないくらい六原にメスにされてる……♡♡)
ガクガクと痙攣しながらアナルを強烈に締め付ける三上に、根本まで突き入れていた六原もつられて中出しをする。ビュルビュルと結腸口に掛かる熱い液体は待ち望んでいた精液であり、その勢いの良さにも三上は感じてトロォ♡と濃いカウパーを垂らした。
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