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3.ワクワク!待ちに待ってた学園生活!
それにしたって二人の塩対応がすぎる
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「……もしかして、僕にお声をかけていらっしゃいますでしょうか?」
しばらくの沈黙のあと、怪訝な顔をしながら口を開いたのは当然というかなんというか、エディだった。
ヒロインから見て、顔が分かる位置にいたのはエディだけ。それに名前を尋ねるような形でもあったから、一応はクラスメイトの俺たちに向けた言葉ではないという判断である。
それでも間が空き伺うような口調なのは、エディとヒロインに面識がないから。声をかけられてからエディが答えるまでの一瞬で俺たち3人が視線で問答をし、数々の疑問を脇に置いてとりあえずエディが代表して返答した形だ。
ちなみに、『誰ですか?』『クラスメイトだよ』『ならエドワード様では?』『ああ呼ぶ許しをしていない』、なんて会話が目でされていた。緊急時のなせるワザだね。
そうして問いかけに答えたというのに、ヒロインはきょとんとした顔をしていた。まぁ、そりゃそうか。
教室での言動からも感じていたが、多分ヒロインも転生者だ。昔からの顔見知りでなければそうそう知ることのできない棟すら違うエディの名前を一方的に知っていたのも、だというのにどことなく自信なさげだったのもきっとそのせい。
ゲームの中のエディと言えば、人当たりのいい友好的なキャラ筆頭みたいなやつである。しかし今の口調はどう聞いても警戒心バリバリで、到底親しみなんてものは感じ取れなかった。ゲームの感覚で接そうとしてたら、割とショックだろうね。
「あ……あの、私、リリィっていうの! よろしくね、エディ!」
と、思いきやすぐに立ち直ったヒロインは、にっこり笑顔で自己紹介をした。さすが心が強い。
でも何がすごいって、間に座っている俺たちの存在はガン無視してることだ。
もう、完全に攻略対象を狙ってる。モブなんぞ眼中にないといういっそ清々しいほどの触れなさ。多分今、俺とエドワードはヒロインにとって風景の一部みたいになってる。
「……失礼ですが、私と御令嬢は始めてお会いしますよね? 親しくもないのに婚約者でない者同士がお互いを名前で呼ぶなど、あらぬ誤解を受けてしまいます。それは双方望むことではないのでは?」
「……へ?」
「そして、私は今こちらの方々とお話をさせていただいている最中です。急用でないのなら、また日を改めてくださいませんでしょうか」
だがしかし、こっちのエディも負けてないぞ!
あからさまに距離を置こうと突き放す言葉に、ヒロインも笑顔のまま固まった。
そもそも、今のエディにとってヒロインは『会話中に横入りしてきた見ず知らずの女生徒』。相手の立場がわからないために丁寧な口調ではあるが、その無作法に多少なりとも不快感をもっているのだろう。ゲームの中では逆に同じようなことをやっていたエディだが、ここにいるエディはそう思ってるらしい。
というか、なんなら人嫌いの気まであるもんな、エディ。騙されたり踏みつけられたり、決して楽ではない幼少期だったんだ。初対面の相手への警戒は、それはもう強いことだろう。むしろなんでゲームではあんなんだったんだ? って不思議なくらいだ。
そんな訳できっぱりと突き放したエディは、にこりともせずにヒロインから視線を外す。
これから攻略を進めようとしてたの(だろう)に、目当ての攻略対象からのまさかの拒絶。
となると、ヒロインがやれることといったらただ一つ。
「あ、え…………ね、ねぇ、ちょっと! 黙ってないで、アンタたちも私を紹介しなさいよ!」
そう、知り合いに仲介してもらうことである。
……にしては、随分と強気な発言では!?
いやいやいや、俺たちがヒロインとも仲良しなら頼ってくるのもまだ分かるけどね? 紹介できるほど人となりを知ってない……ていうか、話したのもあのモブ扱いされた時しかないよ!?
ゲームのシナリオから外れるのは……みたいな言い分もあるかもしれないが、そもそも俺は作中で死んでしまう推しを救いたいと思っているのだ。そんな大きな変化をもたらそうとしてるんだから、作中の役割は脇に置き、友人と自分でも責任取れないくらい知らない人との仲を取り持つのはちょっと……と躊躇してしまう。前に俺が下心満載でヒロインと仲良くしようとしていたのもそんな考えからだ。まぁ、そのルートはなくなった訳だけども……。
とにかく、ヒロインだから原作みたいに善良、なんて確証がないのは、数多のweb小説がいっているしね。そうでなくても、やっぱこのヒロインを俺はあまり信用できていないから。
それはエドワードも同じなようで、なんなら呼びかけてきたのがヒロインだって分かった瞬間からそっぽを向いている。無視には無視を返す構えだ。
俺はといえば流石に丸っと聞こえないふりをするまではできず、困った表情でヒロインに向き直った。
「あの……申し訳ありませんが、紹介といっても私達も貴女とそれほど親しくはありませんから……」
「はぁ!? クラスメイトでしょ!? 珍しい光属性の可愛い女の子、なんていくらでも紹介できるでしょ!?」
「むしろ、その程度しか私達も存じてはいませんので……」
「なんですって!? 元平民だけど頑張ってるとか、聖女候補だとかあるでしょ!?」
返した俺の言葉に、目を吊り上げて声を荒らげるヒロイン。というか、あんな没交渉で何故今言っていた以上の情報を俺たちが知っていると思ってるのか。
そして、エドワード。小声で「カノンの方が可愛い」とか言ってたの聞こえたからね? 後でその真意を問い詰めるからね?
「あぁ~~! もう、いいわ! アンタはモブだもん! でも、そっちのアンタ! アンタは何で私の味方をしないのよ!!」
そうこうしているうちに、未だに荒ぶるヒロインは俺に見切りをつけたらしい。そして、次に目を付けたのはエドワードだ。
最初から我関せずを貫いているエドワードに突撃だなんて、どこに勝機を得て!? と顔には出さずとも驚く俺。
しかし、続くヒロインの言葉に、表情を繕うこともできず俺は馬鹿みたいに口を開けることになる。
「アンタ、ゲーム開始時の説明お助けキャラでしょ!? だったら私を助けてよ! ねぇ!」
……。
………………え?
説明お助けキャラっていえば……俺の推し?
エドワードが、推し??
しばらくの沈黙のあと、怪訝な顔をしながら口を開いたのは当然というかなんというか、エディだった。
ヒロインから見て、顔が分かる位置にいたのはエディだけ。それに名前を尋ねるような形でもあったから、一応はクラスメイトの俺たちに向けた言葉ではないという判断である。
それでも間が空き伺うような口調なのは、エディとヒロインに面識がないから。声をかけられてからエディが答えるまでの一瞬で俺たち3人が視線で問答をし、数々の疑問を脇に置いてとりあえずエディが代表して返答した形だ。
ちなみに、『誰ですか?』『クラスメイトだよ』『ならエドワード様では?』『ああ呼ぶ許しをしていない』、なんて会話が目でされていた。緊急時のなせるワザだね。
そうして問いかけに答えたというのに、ヒロインはきょとんとした顔をしていた。まぁ、そりゃそうか。
教室での言動からも感じていたが、多分ヒロインも転生者だ。昔からの顔見知りでなければそうそう知ることのできない棟すら違うエディの名前を一方的に知っていたのも、だというのにどことなく自信なさげだったのもきっとそのせい。
ゲームの中のエディと言えば、人当たりのいい友好的なキャラ筆頭みたいなやつである。しかし今の口調はどう聞いても警戒心バリバリで、到底親しみなんてものは感じ取れなかった。ゲームの感覚で接そうとしてたら、割とショックだろうね。
「あ……あの、私、リリィっていうの! よろしくね、エディ!」
と、思いきやすぐに立ち直ったヒロインは、にっこり笑顔で自己紹介をした。さすが心が強い。
でも何がすごいって、間に座っている俺たちの存在はガン無視してることだ。
もう、完全に攻略対象を狙ってる。モブなんぞ眼中にないといういっそ清々しいほどの触れなさ。多分今、俺とエドワードはヒロインにとって風景の一部みたいになってる。
「……失礼ですが、私と御令嬢は始めてお会いしますよね? 親しくもないのに婚約者でない者同士がお互いを名前で呼ぶなど、あらぬ誤解を受けてしまいます。それは双方望むことではないのでは?」
「……へ?」
「そして、私は今こちらの方々とお話をさせていただいている最中です。急用でないのなら、また日を改めてくださいませんでしょうか」
だがしかし、こっちのエディも負けてないぞ!
あからさまに距離を置こうと突き放す言葉に、ヒロインも笑顔のまま固まった。
そもそも、今のエディにとってヒロインは『会話中に横入りしてきた見ず知らずの女生徒』。相手の立場がわからないために丁寧な口調ではあるが、その無作法に多少なりとも不快感をもっているのだろう。ゲームの中では逆に同じようなことをやっていたエディだが、ここにいるエディはそう思ってるらしい。
というか、なんなら人嫌いの気まであるもんな、エディ。騙されたり踏みつけられたり、決して楽ではない幼少期だったんだ。初対面の相手への警戒は、それはもう強いことだろう。むしろなんでゲームではあんなんだったんだ? って不思議なくらいだ。
そんな訳できっぱりと突き放したエディは、にこりともせずにヒロインから視線を外す。
これから攻略を進めようとしてたの(だろう)に、目当ての攻略対象からのまさかの拒絶。
となると、ヒロインがやれることといったらただ一つ。
「あ、え…………ね、ねぇ、ちょっと! 黙ってないで、アンタたちも私を紹介しなさいよ!」
そう、知り合いに仲介してもらうことである。
……にしては、随分と強気な発言では!?
いやいやいや、俺たちがヒロインとも仲良しなら頼ってくるのもまだ分かるけどね? 紹介できるほど人となりを知ってない……ていうか、話したのもあのモブ扱いされた時しかないよ!?
ゲームのシナリオから外れるのは……みたいな言い分もあるかもしれないが、そもそも俺は作中で死んでしまう推しを救いたいと思っているのだ。そんな大きな変化をもたらそうとしてるんだから、作中の役割は脇に置き、友人と自分でも責任取れないくらい知らない人との仲を取り持つのはちょっと……と躊躇してしまう。前に俺が下心満載でヒロインと仲良くしようとしていたのもそんな考えからだ。まぁ、そのルートはなくなった訳だけども……。
とにかく、ヒロインだから原作みたいに善良、なんて確証がないのは、数多のweb小説がいっているしね。そうでなくても、やっぱこのヒロインを俺はあまり信用できていないから。
それはエドワードも同じなようで、なんなら呼びかけてきたのがヒロインだって分かった瞬間からそっぽを向いている。無視には無視を返す構えだ。
俺はといえば流石に丸っと聞こえないふりをするまではできず、困った表情でヒロインに向き直った。
「あの……申し訳ありませんが、紹介といっても私達も貴女とそれほど親しくはありませんから……」
「はぁ!? クラスメイトでしょ!? 珍しい光属性の可愛い女の子、なんていくらでも紹介できるでしょ!?」
「むしろ、その程度しか私達も存じてはいませんので……」
「なんですって!? 元平民だけど頑張ってるとか、聖女候補だとかあるでしょ!?」
返した俺の言葉に、目を吊り上げて声を荒らげるヒロイン。というか、あんな没交渉で何故今言っていた以上の情報を俺たちが知っていると思ってるのか。
そして、エドワード。小声で「カノンの方が可愛い」とか言ってたの聞こえたからね? 後でその真意を問い詰めるからね?
「あぁ~~! もう、いいわ! アンタはモブだもん! でも、そっちのアンタ! アンタは何で私の味方をしないのよ!!」
そうこうしているうちに、未だに荒ぶるヒロインは俺に見切りをつけたらしい。そして、次に目を付けたのはエドワードだ。
最初から我関せずを貫いているエドワードに突撃だなんて、どこに勝機を得て!? と顔には出さずとも驚く俺。
しかし、続くヒロインの言葉に、表情を繕うこともできず俺は馬鹿みたいに口を開けることになる。
「アンタ、ゲーム開始時の説明お助けキャラでしょ!? だったら私を助けてよ! ねぇ!」
……。
………………え?
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