217 / 539
第217話 ゲリライベント終了
しおりを挟む
「随分と遅かったじゃねぇか。そのせいで俺は恥書いたんだけど。」
ーー慎太郎は不満げな顔でツヴァイへと八つ当たりをする。
『…申し訳御座いませン。』
ーーだがいつになく元気の無いツヴァイに慎太郎は罪悪感を感じてしまう。
「いや…冗談だよ…?どうした?なんかあったか?」
『…相変わらず優しいのデスネ。』
「相変わらず?」
『いエ、なんでもありまセン。リザルトを始めましょウ。高難度エリアである洋館をクリアされた事を心より嬉しく思いまス。』
「ま、確かに色々あったよ。やたら長く感じたもん。」
「そうですよね。1ヶ月以上洋館にいた気がしますっ!」
『このエリアを生き残ったのはタナベシンタロウサマたちとサワノサマのクランのみとなっておりまス。』
「え!?澤野!?アイツも居たの!?」
あの野郎がいやがったのか。て事は三國のクソもいたのか。
「そうなんです…私たちまた澤野と遭遇して…」
「遭遇したの!?何もされなかったか!?」
あの野郎俺の美波に手出したらブッ殺すからな。
「エントランスに行く前に遭遇したんですけど何もして来なかったんですっ。何だかやる事があるとかで。」
「何もされなかったんなら良かったよ。」
ま、楓さんいるんだから大丈夫なのはわかってるけど心配だよな。
「タロウさん、三國という男が次に会った時は殺すと言ってました。」
「…生意気な野郎だ。俺だって簡単にやられたりしませんよ。」
「大丈夫ですよ。私があの男を斬りますから。」
「俺を姫ポジにするのやめません!?浸透するからやめましょうね!?」
『話を続けまス。そして一番の功績は首狩り村から生還した事ト、ヘンカーから逃げ延びた事デス。』
「杉沢村です。」
『ハ?』
ーー真面目な顔で意味のわからない事を言って来る牡丹に対してついツヴァイは反射的に素っ頓狂な言葉を返してしまった。
「首狩り村ではなく杉沢村です。看板にも書いてあります。」
『…貴女は何を言っているんでスカ?』
「そうだぜツヴァイ。あそこは杉沢村だ。」
『……』
ーー何言ってんだコイツら。
ツヴァイはそう思いスルーする事に決めた。
『首狩りむ「杉沢村です。」』
『……首か「杉沢村だって。」』
『……杉沢村は現段階ではまだ行くべきエリアではありませン。今後は無闇に進むのは控えるべきですヨ。』
ーー面倒くさくなったツヴァイはもう杉沢村でいいやと思った。
「ま、今回は色々しゃーなかったもんな。」
「はい。エリアが悪いです。」
ーー悪いのはおめーらだよ。ツヴァイは心底そう思っていた。
『リザルトは以上デス。では御機嫌ヨウ。』
また相変わらずの身勝手なリザルトで幕を閉じられた。コイツって本当に自己中だよな。
ーー長きに渡るゲリライベント、洋館エリアの死闘がここに終了した。
「あっはっは!こんなツヴァイを見れるのは貴重だねー。」
『うっさい。』
ーー慎太郎たちが消えた空間から葵とサーシャ、リリが現れる。
『何が杉沢村よ。訳のわかんない事を呑気に言って。馬鹿じゃないの。こっちがどれだけ心配したと思ってんのよあの馬鹿。』
「ツヴァイちゃん、ヤキモチ~?いや~ん!!カワイイ~!!!」
「ねー!可愛いよねー!」
『……』
ーー葵とリリが悪ノリしている状況を見てツヴァイは反論するのをやめた。きっとリリが絡むと手がつけられないのだろう。
「はいはい、2人とも弄るのはやめなさい。」
「はーい!」
「は~い!」
ーーサーシャの一言により独特の雰囲気が収まる。
「今回はアインスにしてやられたわね。で?どうだったの?」
『タロウと島村牡丹にはフライヘルの爵位が与えられる事になったわ。』
「うおっ!?マジかぁ。”サイドスキル”持ちになるって事じゃん。それで牡丹ちゃんは”神具”に”神”まであるんだから相当ヤバくない?」
「そうね。計画が随分と変わる事になるわ。これで島村に覚醒されたら私に匹敵する事になりかねないわ。」
「わぉ!!それってチョ~デンジャラスじゃな~い?こわ~い!!」
『アインスの奴…何で”神具”を渡したのかしら…?島村に渡したら自分の首を絞める事になるかもしれないのに…』
「可能性としてあるのはアインスの目的が島村なのかもしれないわね。だからこそ田辺慎太郎にもフライハイトを渡した。ま、扱えないけどね。」
「あっはっは!たーくんは弱いから…あ、すいません…睨むのやめて下さい…」
『まったく。でもタロウに”サイドスキル”を持たせられるなら正直ありがたいわ。これで少しは能力のかさ上げになる。どんなスキルを得られるかはわからないけど”サイドスキル”は強力だからね。例え”1番目”だったとしても。』
「そうね。でも島村の件は一度白紙にした方がいいわ。ヘンカーを二体も葬っているわけだし。覚醒されたら面倒よ。場合によっては始末するべきだわ。」
「えぇ!?じゃあ計画はどうすんの?楓ちゃんだけだとミリアルドにも勝てないよ?」
「その時は相葉を覚醒させればいい。」
「え…だって…ねぇ、リリちゃん?」
「ん~?あ!ツヴァイちゃんが更に嫉妬に狂って何するかわかんなくなっちゃうって事?や~ん!!嫉妬ってこわ~い!!」
「それぐらいは我慢しなさい。事が終わった後に自分で相葉を好きなだけ拷問して殺せばいいでしょ。」
『…それは考えるわ。島村にしたって覚醒させなければいいわけだし。最悪覚醒したらタロウと一緒にこっちに引き込めばいいわ。』
「島村と田辺慎太郎を共有する事になるのよ?耐えられるの?引き入れてから殺したんじゃ田辺慎太郎はあなたに憎しみを抱く事になるわよ?」
『…それは我慢する。あの子なら我慢出来るよ。でもあのぶりっ子は無理。』
「…はぁ。とりあえずは検討しましょう。先ずは三日後のクランイベントよ。リリが田辺慎太郎に付いてないといけないんだからね?わかってる?私たちは行けないのよ?」
「わっ!!リリちゃんもしかして責任重大!?みんなのカリスマ!?いや~ん!!」
「このシリアス展開でも構わずぶっ壊していくリリちゃんの姿勢私は好きだよー。」
「ありがと!私も葵ちゃん大好きだよ!!ラブの方で!!」
『とりあえず帰るわよ。私はこれから定例会だからサーシャ、頼んだよ。』
「わかったわ。」
ーーリザルト部屋から4人が消える。
ツヴァイ、アインス、両者の思惑の上に踊らされながらも慎太郎たちはまた、戦場へと駆り出される事となる。
ーー慎太郎は不満げな顔でツヴァイへと八つ当たりをする。
『…申し訳御座いませン。』
ーーだがいつになく元気の無いツヴァイに慎太郎は罪悪感を感じてしまう。
「いや…冗談だよ…?どうした?なんかあったか?」
『…相変わらず優しいのデスネ。』
「相変わらず?」
『いエ、なんでもありまセン。リザルトを始めましょウ。高難度エリアである洋館をクリアされた事を心より嬉しく思いまス。』
「ま、確かに色々あったよ。やたら長く感じたもん。」
「そうですよね。1ヶ月以上洋館にいた気がしますっ!」
『このエリアを生き残ったのはタナベシンタロウサマたちとサワノサマのクランのみとなっておりまス。』
「え!?澤野!?アイツも居たの!?」
あの野郎がいやがったのか。て事は三國のクソもいたのか。
「そうなんです…私たちまた澤野と遭遇して…」
「遭遇したの!?何もされなかったか!?」
あの野郎俺の美波に手出したらブッ殺すからな。
「エントランスに行く前に遭遇したんですけど何もして来なかったんですっ。何だかやる事があるとかで。」
「何もされなかったんなら良かったよ。」
ま、楓さんいるんだから大丈夫なのはわかってるけど心配だよな。
「タロウさん、三國という男が次に会った時は殺すと言ってました。」
「…生意気な野郎だ。俺だって簡単にやられたりしませんよ。」
「大丈夫ですよ。私があの男を斬りますから。」
「俺を姫ポジにするのやめません!?浸透するからやめましょうね!?」
『話を続けまス。そして一番の功績は首狩り村から生還した事ト、ヘンカーから逃げ延びた事デス。』
「杉沢村です。」
『ハ?』
ーー真面目な顔で意味のわからない事を言って来る牡丹に対してついツヴァイは反射的に素っ頓狂な言葉を返してしまった。
「首狩り村ではなく杉沢村です。看板にも書いてあります。」
『…貴女は何を言っているんでスカ?』
「そうだぜツヴァイ。あそこは杉沢村だ。」
『……』
ーー何言ってんだコイツら。
ツヴァイはそう思いスルーする事に決めた。
『首狩りむ「杉沢村です。」』
『……首か「杉沢村だって。」』
『……杉沢村は現段階ではまだ行くべきエリアではありませン。今後は無闇に進むのは控えるべきですヨ。』
ーー面倒くさくなったツヴァイはもう杉沢村でいいやと思った。
「ま、今回は色々しゃーなかったもんな。」
「はい。エリアが悪いです。」
ーー悪いのはおめーらだよ。ツヴァイは心底そう思っていた。
『リザルトは以上デス。では御機嫌ヨウ。』
また相変わらずの身勝手なリザルトで幕を閉じられた。コイツって本当に自己中だよな。
ーー長きに渡るゲリライベント、洋館エリアの死闘がここに終了した。
「あっはっは!こんなツヴァイを見れるのは貴重だねー。」
『うっさい。』
ーー慎太郎たちが消えた空間から葵とサーシャ、リリが現れる。
『何が杉沢村よ。訳のわかんない事を呑気に言って。馬鹿じゃないの。こっちがどれだけ心配したと思ってんのよあの馬鹿。』
「ツヴァイちゃん、ヤキモチ~?いや~ん!!カワイイ~!!!」
「ねー!可愛いよねー!」
『……』
ーー葵とリリが悪ノリしている状況を見てツヴァイは反論するのをやめた。きっとリリが絡むと手がつけられないのだろう。
「はいはい、2人とも弄るのはやめなさい。」
「はーい!」
「は~い!」
ーーサーシャの一言により独特の雰囲気が収まる。
「今回はアインスにしてやられたわね。で?どうだったの?」
『タロウと島村牡丹にはフライヘルの爵位が与えられる事になったわ。』
「うおっ!?マジかぁ。”サイドスキル”持ちになるって事じゃん。それで牡丹ちゃんは”神具”に”神”まであるんだから相当ヤバくない?」
「そうね。計画が随分と変わる事になるわ。これで島村に覚醒されたら私に匹敵する事になりかねないわ。」
「わぉ!!それってチョ~デンジャラスじゃな~い?こわ~い!!」
『アインスの奴…何で”神具”を渡したのかしら…?島村に渡したら自分の首を絞める事になるかもしれないのに…』
「可能性としてあるのはアインスの目的が島村なのかもしれないわね。だからこそ田辺慎太郎にもフライハイトを渡した。ま、扱えないけどね。」
「あっはっは!たーくんは弱いから…あ、すいません…睨むのやめて下さい…」
『まったく。でもタロウに”サイドスキル”を持たせられるなら正直ありがたいわ。これで少しは能力のかさ上げになる。どんなスキルを得られるかはわからないけど”サイドスキル”は強力だからね。例え”1番目”だったとしても。』
「そうね。でも島村の件は一度白紙にした方がいいわ。ヘンカーを二体も葬っているわけだし。覚醒されたら面倒よ。場合によっては始末するべきだわ。」
「えぇ!?じゃあ計画はどうすんの?楓ちゃんだけだとミリアルドにも勝てないよ?」
「その時は相葉を覚醒させればいい。」
「え…だって…ねぇ、リリちゃん?」
「ん~?あ!ツヴァイちゃんが更に嫉妬に狂って何するかわかんなくなっちゃうって事?や~ん!!嫉妬ってこわ~い!!」
「それぐらいは我慢しなさい。事が終わった後に自分で相葉を好きなだけ拷問して殺せばいいでしょ。」
『…それは考えるわ。島村にしたって覚醒させなければいいわけだし。最悪覚醒したらタロウと一緒にこっちに引き込めばいいわ。』
「島村と田辺慎太郎を共有する事になるのよ?耐えられるの?引き入れてから殺したんじゃ田辺慎太郎はあなたに憎しみを抱く事になるわよ?」
『…それは我慢する。あの子なら我慢出来るよ。でもあのぶりっ子は無理。』
「…はぁ。とりあえずは検討しましょう。先ずは三日後のクランイベントよ。リリが田辺慎太郎に付いてないといけないんだからね?わかってる?私たちは行けないのよ?」
「わっ!!リリちゃんもしかして責任重大!?みんなのカリスマ!?いや~ん!!」
「このシリアス展開でも構わずぶっ壊していくリリちゃんの姿勢私は好きだよー。」
「ありがと!私も葵ちゃん大好きだよ!!ラブの方で!!」
『とりあえず帰るわよ。私はこれから定例会だからサーシャ、頼んだよ。』
「わかったわ。」
ーーリザルト部屋から4人が消える。
ツヴァイ、アインス、両者の思惑の上に踊らされながらも慎太郎たちはまた、戦場へと駆り出される事となる。
0
お気に入りに追加
45
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
王が気づいたのはあれから十年後
基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。
妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。
仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。
側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。
王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。
王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。
新たな国王の誕生だった。
冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
異世界でスローライフを満喫
美鈴
ファンタジー
ホットランキング一位本当にありがとうございます!
【※毎日18時更新中】
タイトル通り異世界に行った主人公が異世界でスローライフを満喫…。出来たらいいなというお話です!
※カクヨム様にも投稿しております
※イラストはAIアートイラストを使用
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
スライムと異世界冒険〜追い出されたが実は強かった
Miiya
ファンタジー
学校に一人で残ってた時、突然光りだし、目を開けたら、王宮にいた。どうやら異世界召喚されたらしい。けど鑑定結果で俺は『成長』 『テイム』しかなく、弱いと追い出されたが、実はこれが神クラスだった。そんな彼、多田真司が森で出会ったスライムと旅するお話。
*ちょっとネタばれ
水が大好きなスライム、シンジの世話好きなスライム、建築もしてしまうスライム、小さいけど鉱石仕分けたり探索もするスライム、寝るのが大好きな白いスライム等多種多様で個性的なスライム達も登場!!
*11月にHOTランキング一位獲得しました。
*なるべく毎日投稿ですが日によって変わってきますのでご了承ください。一話2000~2500で投稿しています。
*パソコンからの投稿をメインに切り替えました。ですので字体が違ったり点が変わったりしてますがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる