135 / 539
第135話 勇気を出して
しおりを挟む
ーー呼ばれてる。
ーーやっぱり知っている。
ーー誰だっけ…?
ーーわからない。
ーーでも懐かしい。
ーー懐かしい…?
ーー誰だ…?
眼が覚めると俺は布団の中にいた。部屋は豆電球だけが点いている。辺りを見渡すと右にアリス、左に美波と牡丹がいる。やっぱり美波と牡丹はクソ可愛い。襲いかかりたい。美波は雰囲気がエロいのがけしからんのだよな。牡丹はその巨乳が犯罪だし。お仕置きしたい。
でも今日は楓さんをオカズにするって決めてんだ。取り調べプレイで出すんだ。それが楽しみで今日一日頑張ったんだ。
そんな邪な事を考えながら股間を膨らませていると楓さんがいないことに気づく。
生楓さんの匂いを嗅いでからトイレに行こうと思っていたのにドコ行ったんだ?
俺は起き上がり、楓さんを探しに寝室を出る。するとリビングから明かりが漏れている事に気づく。そのままリビングへと向かい、ドアを開けると楓さんがラップトップもといノートパソコンを使って仕事をしていた。
ノートパソコンを使っている時の楓さんは眼鏡をかけている。その姿が俺の性欲をさらにかきたてる。
エロいなんてもんじゃねぇだろ。その眼鏡にぶっかけてぇな。
「あ、起こしちゃいましたか?」
「いえいえ、自然に目が覚めちゃったんです。俺、入替戦終わってから全然目を覚まさなかったんですね。」
「違います。敢えて起こさなかったんです。お風呂も入ったんですから無理に起こさないでそのまま寝かせてあげようって事になって。」
「そうだったんですね、ありがとうございます。」
「どういたしまして。」
「楓さんは仕事ですか?」
「早くここに引っ越したいですからね。少しでも早く終わるように残業中です。」
俺に会いたくて頑張ってるとかだったら嬉しいんだけどなぁ。そんなわけねぇよなぁ。
「無理はしないで下さいね?楓さんが倒れたりしたら嫌ですから。」
「ウフフ、心配してくれるんですか?」
「当たり前ですよ。」
「…そうですか。タロウさん、少し飲みませんか?今日はまだ一缶も飲んでませんし。一缶ならいいんですよね?」
「一缶だけですからね。」
「ウフフ、じゃあ冷蔵庫からビール持ってきますから座ってて下さい。」
「あ、俺が取って来ますよ。」
「いいから座ってて下さい。」
そう言いながら楓さんはリビングから出てキッチンへと向かった。本当に酒が好きなんだな。まぁ、一缶だけなら付き合うか。今日はヌキヌキできそうにないな。眼鏡装着バージョンの楓さんを撮らせてもらって明日楽しもう。
股間を膨らませながら妄想していると楓さんが帰って来る。テント張ってるのバレないように早く鎮めないと。
「はい、どうぞ。」
「ありがとうございます。」
「じゃあ乾杯♪」
俺たちは互いのビールの缶を軽くぶつけ乾杯を交わす。楓さんが幸せそうな顔をしてビールを口に含む。可愛い。
「んー!やっぱり美味しいですね!命の水です。」
「飲み過ぎはダメですからね。自重して下さいよ本当に。」
「むっ!わかってますよ。」
楓さんが不満そうに頬を膨らませる。
何この人、クソ可愛いんだけど。押し倒してぇなぁ。ちょうどソファーだからそのままヤッちゃえるじゃん。息子が元気一杯でご立腹ですよ。
「さっきの入替戦の件ですけど…最後はなかなかインパクトありましたよね。」
「そうですね。あの少年は何だか…歪な感じがします。」
「歪…ですか?」
「七原との戦闘が始まる前と後では明らかに別人でした。多重人格に近いかもしれませんがそれとはやはり違う、脳が2つあるような…そんな感じです。」
脳が2つか…楓さんの説明になぜか納得をしてしまう。ツヴァイが言っていた秘密ってヤツがそれに合致するかもしれない。
「実は楓さんたちが先に転送された後に俺だけ闘技場に残されたんです。その時にツヴァイが三間坂には何か秘密があるって言ってました。楓さんが言った脳が2つって線はあるかもしれません。」
「タロウさんだけ残されたんですか!?何もされませんでしたか!?」
「大丈夫です、何もありませんよ。」
「それならいいですけど…」
心配してくれる楓さんの顔も可愛い。酒が入ってるからか異様にムラムラする。早く切り上げないと本当に押し倒しかねない。一気に飲み干してさっさと寝室に戻ろう。
俺は飲みかけのビールを一気に飲み干し空にする。
「さてと、じゃあ俺は先に休みますね。楓さんも早く寝て下さいよ。」
「……」
「楓さん?」
なんだ…?思い詰めたような顔をして下を向いている。まさか…やっぱり一缶じゃ厳しいからせめてパックにしてくれとか言うんじゃないだろうな…
「…タロウさん、お話があります。」
うわ、やっぱり来たかコレ。腹をくくったような凛々しい顔をしているが俺は屈しないぞ。ガツン言ったるからな。
「なんですか?ダメですからね。お酒は一日一缶って約束したんですから。」
楓さんが軽く深呼吸をして口を開く。
「私はあなたの事が好きです。」
ーーやっぱり知っている。
ーー誰だっけ…?
ーーわからない。
ーーでも懐かしい。
ーー懐かしい…?
ーー誰だ…?
眼が覚めると俺は布団の中にいた。部屋は豆電球だけが点いている。辺りを見渡すと右にアリス、左に美波と牡丹がいる。やっぱり美波と牡丹はクソ可愛い。襲いかかりたい。美波は雰囲気がエロいのがけしからんのだよな。牡丹はその巨乳が犯罪だし。お仕置きしたい。
でも今日は楓さんをオカズにするって決めてんだ。取り調べプレイで出すんだ。それが楽しみで今日一日頑張ったんだ。
そんな邪な事を考えながら股間を膨らませていると楓さんがいないことに気づく。
生楓さんの匂いを嗅いでからトイレに行こうと思っていたのにドコ行ったんだ?
俺は起き上がり、楓さんを探しに寝室を出る。するとリビングから明かりが漏れている事に気づく。そのままリビングへと向かい、ドアを開けると楓さんがラップトップもといノートパソコンを使って仕事をしていた。
ノートパソコンを使っている時の楓さんは眼鏡をかけている。その姿が俺の性欲をさらにかきたてる。
エロいなんてもんじゃねぇだろ。その眼鏡にぶっかけてぇな。
「あ、起こしちゃいましたか?」
「いえいえ、自然に目が覚めちゃったんです。俺、入替戦終わってから全然目を覚まさなかったんですね。」
「違います。敢えて起こさなかったんです。お風呂も入ったんですから無理に起こさないでそのまま寝かせてあげようって事になって。」
「そうだったんですね、ありがとうございます。」
「どういたしまして。」
「楓さんは仕事ですか?」
「早くここに引っ越したいですからね。少しでも早く終わるように残業中です。」
俺に会いたくて頑張ってるとかだったら嬉しいんだけどなぁ。そんなわけねぇよなぁ。
「無理はしないで下さいね?楓さんが倒れたりしたら嫌ですから。」
「ウフフ、心配してくれるんですか?」
「当たり前ですよ。」
「…そうですか。タロウさん、少し飲みませんか?今日はまだ一缶も飲んでませんし。一缶ならいいんですよね?」
「一缶だけですからね。」
「ウフフ、じゃあ冷蔵庫からビール持ってきますから座ってて下さい。」
「あ、俺が取って来ますよ。」
「いいから座ってて下さい。」
そう言いながら楓さんはリビングから出てキッチンへと向かった。本当に酒が好きなんだな。まぁ、一缶だけなら付き合うか。今日はヌキヌキできそうにないな。眼鏡装着バージョンの楓さんを撮らせてもらって明日楽しもう。
股間を膨らませながら妄想していると楓さんが帰って来る。テント張ってるのバレないように早く鎮めないと。
「はい、どうぞ。」
「ありがとうございます。」
「じゃあ乾杯♪」
俺たちは互いのビールの缶を軽くぶつけ乾杯を交わす。楓さんが幸せそうな顔をしてビールを口に含む。可愛い。
「んー!やっぱり美味しいですね!命の水です。」
「飲み過ぎはダメですからね。自重して下さいよ本当に。」
「むっ!わかってますよ。」
楓さんが不満そうに頬を膨らませる。
何この人、クソ可愛いんだけど。押し倒してぇなぁ。ちょうどソファーだからそのままヤッちゃえるじゃん。息子が元気一杯でご立腹ですよ。
「さっきの入替戦の件ですけど…最後はなかなかインパクトありましたよね。」
「そうですね。あの少年は何だか…歪な感じがします。」
「歪…ですか?」
「七原との戦闘が始まる前と後では明らかに別人でした。多重人格に近いかもしれませんがそれとはやはり違う、脳が2つあるような…そんな感じです。」
脳が2つか…楓さんの説明になぜか納得をしてしまう。ツヴァイが言っていた秘密ってヤツがそれに合致するかもしれない。
「実は楓さんたちが先に転送された後に俺だけ闘技場に残されたんです。その時にツヴァイが三間坂には何か秘密があるって言ってました。楓さんが言った脳が2つって線はあるかもしれません。」
「タロウさんだけ残されたんですか!?何もされませんでしたか!?」
「大丈夫です、何もありませんよ。」
「それならいいですけど…」
心配してくれる楓さんの顔も可愛い。酒が入ってるからか異様にムラムラする。早く切り上げないと本当に押し倒しかねない。一気に飲み干してさっさと寝室に戻ろう。
俺は飲みかけのビールを一気に飲み干し空にする。
「さてと、じゃあ俺は先に休みますね。楓さんも早く寝て下さいよ。」
「……」
「楓さん?」
なんだ…?思い詰めたような顔をして下を向いている。まさか…やっぱり一缶じゃ厳しいからせめてパックにしてくれとか言うんじゃないだろうな…
「…タロウさん、お話があります。」
うわ、やっぱり来たかコレ。腹をくくったような凛々しい顔をしているが俺は屈しないぞ。ガツン言ったるからな。
「なんですか?ダメですからね。お酒は一日一缶って約束したんですから。」
楓さんが軽く深呼吸をして口を開く。
「私はあなたの事が好きです。」
0
お気に入りに追加
45
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる