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Chapter 52 初めての快楽

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お久しぶりです。かつしげです。更新しました。読んで頂けたら幸いです。


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盗賊団を虐殺し血祭りにあげた後、俺たちは食事を摂ってそれぞれの役割へ移行する。俺は絶賛見張り中。頃合いが来るまであともう少しだ。
結局ルキナの魔法によってどうして森に延焼しなかったのかはわからず仕舞いだった。え?なんで聞かないのかって?だってメンドクセーじゃん。余計なイベント発生させて寝る時間遅れると面倒だし。燃えないなら燃えないで別に俺は構わんし。ていうか今はルキナ以外どうでもいい。レズセックス。それだけが俺の真理。

俺は第六感やら第七感、第八感とあらゆる超能力を作動させてルナとアナスタシアが寝ているかを確認する。……寝息は立てている。少なくともアナスタシアは完全に寝ている。ルナは正直わからん。寝てても物音で起きそうな気もする。念の為ルナは一番左のテントにしたが別に距離が離れているわけではないからな。俺が動いたりルキナが動けば起きる可能性がある。うーん、どうしよう。防音結界みたいな魔法はないのだろうか。魔法のスペシャリストであるルキナに聞いて無いと言われたらどうすればいいんだろう。まあなるようになるか。最悪ルナも混ぜて3Pにすれば問題無い。もう俺の我慢は限界なんだ知ったことか。

俺はルキナのテントを開けて忍び込む。気持ちは忍び込むなのだがキレカワはそんな事するそぶりすら見せず堂々と入った。マジで自重しろ。
ルキナは乱れる事もなく仰向けに眠っている。流石は姫だ。寝ているときにでも気品が失われていない。だが今からは乱れまくりの淫れまくりだけどな。俺がしっかり雌に躾けてやる。
そう思っているとキレカワは容赦無しにルキナの上に乗り出す。乗り出すといっても馬乗りになっているわけではない。簡単に言えば正常位だ。正常位でルキナの上に乗りかかっている。
流石にこの距離と圧でルキナが目を覚ます。その大きな瞳を見開いて驚いたような表情で俺を凝視している。


「リ、リンさん…?」

「ねえ、ルキナ。声が外に漏れない魔法とか使える?」

「え、えっと…音を遮断させるって事ですよね…?それなら出来ます。」

「じゃあそれかけて。」

「あ、は、はい…!」


ルキナは俺に促されるまま正常位の姿勢で俺たちの周りを両の手の平でなぞるように何かをしている。


「これで音は外には漏れません。視覚遮断の魔法もかけたので私たちの姿も見えません。」


ほう。有能じゃないかルキナくん。


「ただし、テントを開けられて少しすれば魔法は解けて声も姿も認識されてしまいます。」

「うん、その時はすぐに服着るからいいよ。」

「ふ、服…?」

「わかってるでしょ?ねえ、ルキナ。私さ、もうしたいんだけどいい?」


俺の言葉にルキナはまた目を見開くが何かを察したように、覚悟を決めたような雰囲気へと変わる。


「……私の事愛してくれますか?」

「もちろん一生愛するよ。」

「……優しくして下さい。」


ルキナの言葉に俺は野獣と化した。
いつもより荒いキスをしながら前開きの寝間着を強引に荒っぽく剥ぎ取る。そしてそのまま流れるようにスムーズに下に履いているハーフパンツみたいなのを脱がす。上下ともに下着姿のルキナ。まずはブラジャーをこれまた流れるような動きでホックを外し剥ぎ取る。童貞の俺ではあるがキレカワによるセミオート補正で問題なく外せた。そして、ルキナの乳首に口をつける。


「んあっ…♡」


感度のいいルキナは俺に乳首を吸われるだけで艶めかしい声を上げてしまう。だが今日の俺はそんなに優しくはない。ルキナの左乳首を吸ったまま左手でルキナの右乳首を摘んで丹念に愛撫を始める。するとルキナは悶えながら先ほどよりも更に大きな声で淫らな声でなきはじめる。


「ああっ…♡リンさん…♡それ、ダメっ…♡」


ルキナは2点責めが弱いのは知っている。散々そこを可愛がってやったからな。だが今日の俺はそんなもんでは許してやらん。

俺は空いた右手をルキナのパンツへ伸ばし、慣れた手つきでパンツを脱がせる。当然ルキナは抵抗しない。むしろ俺が脱がせやすいように軽く腰を浮かしている。なんとも従順な女だ。そういう態度は感心だぞ。それではご褒美をやろう。ルキナは感度がいいからな。フヒヒ。

俺はルキナの左乳首から口を離し、右手で摘んで愛撫をする。そして空いた口をルキナの秘部へともっていき陰唇を吸いあげる。それと同時にルキナの身体が跳ねた。


「あぁァァァァァァー♡」


イッたな。何度もルキナをイカせてきた俺にはわかる。今の一吸いだけでルキナはイッた。
俺は乳首を愛撫していた手を離し、陰唇からも口を離す。ルキナの様子を見ると目がトロンとしグッタリした感じで身体が小刻みに震えている。


「どう?気持ち良かった?」


ルキナは力無く首をコクンと縦に振り頷く。そのルキナの態度に満足感と征服感を感じた俺だがもっとルキナをいじめたくなり、両手でしっかりとルキナの陰唇を開き、中身の部分へと舌を這わせる。またルキナが跳ねた。


「あぁぁぁぁァァァァ♡ダメ♡リンさんダメ♡まだ身体おかしいの♡それ頭おかしくなるの♡」


ルキナが喘ぐが俺はやめない。舌先で穴のところをグリグリとやったり唇で陰唇を刺激したりするとルキナは喘ぎっぱなしになり、すぐにまたイッた。だが今回はイッても俺はやめない。ひたすらにルキナの陰唇を責める。


「リンさん!!もうイッた!!イキました!!あぁぁぁぁ♡」

「だから?」

「少し休ませて下さい!!おかしいの!!本当におかしいの!!それにそこ汚いから!!まだ拭いてないから汚いし臭いから!!」

「気にしないよ。それに臭くないし。てかちょっとぐらい臭い方が興奮するし。さてと、具合も良くなってきたみたいだしそろそろやろっか。」

「な、何をですか…?」

「フフッ、わかるでしょ?」


俺は両手で開いているルキナの陰唇から右手を離し人差し指と中指の二本を立ててルキナの陰唇に触れる。


「ヌルヌルだね。じゃあ始めるね。いつもは一本だけど二本入れるから。とりあえず処女膜破るから痛いかもしれないけど我慢してね。」


え、お前知識あるの?その処女膜ってのが俺はイマイチよくわからないんだけど穴開いててもちゃんとルキナは処女なのね?よくわからんからキレカワに任せて見学させてもらうか。


「えっ?ちょっと待ってーーんああッッ!!」


俺というかキレカワは容赦なくルキナの中に指を二本入れていく。ゆっくりとは入れているがねじり込むように入れるので割と痛いのだろうか、ルキナが俺の腕を掴んで爪を立てている。こっちも痛い。でもその痛いの我慢してるような顔は最高にそそる。
そして裂けるというか広がるというか変な手応えを感じるとそのまま指が根元まで入った。


「はい、貫通したね。」


なかなかにゲスい台詞だな。でもなんだろう、最高に興奮する台詞なんだけど。心臓がバックンバックンする感じする。これで完璧にルキナは俺のモンになったのか。


「血出ちゃったね。」


ルキナの中から抜き取った指を見ると透明の液体に鮮血が混じっている。ん?なんだろう?白っぽい液体も混ざってない?ドロっとした感じだが精子なワケはない。なんだろう?女の身体にはこんな液体もあるのだろうか。


「痛い?大丈夫?」


ルキナ涙目になってんだから痛いんじゃねえの?でも正直その顔は堪らん。ルナとアナスタシアもこんな顔するんだろうか。今から楽しみでしゃあねえんだけど。


「大丈夫…です。えへへ、これで本当にリンさんのモノですよね?」


健気だなルキナよ。そしてそういう台詞は男をもっと興奮させるんだぞ。でもま、今日はここでやめとくか。痛いだろうから休ませてあげないと気持ちよくもないだろうし。


「そうだね。ルキナは私のモノだよ。さてと、それじゃ今度はルキナにしてもらおうかな。」


そうそう。ここからが本番ですよ。


「え…?何を…ですか…?」

「自分だけ気持ちよくなってちゃダメだよね?私にもしてくれなきゃ。」


俺はウキウキしながら下着を脱ぐ。服はもうとっくに脱いでいた。ブラとパンツを外してハイ終わり。


「とりあえず胸触りなよ。」

「は、はい…!」


ルキナが上半身だけ起き上がり緊張した感じで俺の胸を触る。でもそのわりにはルキナの顔は紅潮して息が荒くなっている。お前もスケベよのう。


「舐めて。」

「は、はい…!」


ルキナが俺の乳首へ口を近づけパクっと口で包み込んだ。うわっ…気持ちいいぞコレ。


「もっと舌を使って。軽く吸ったりも。」

「ふぁい…」


ルキナは俺に命令されるがままに丹念に乳首を責める。あまりの気持ち良さにキレカワでも吐息が漏れてしまっている。俺が喘いでいたらクッソキモいのだろうがキレカワが喘いでいるので絵面は全然悪くない。


「ほら、片手空いてるよ。そっちの手でもう片方の胸もするんだよ。」

「ふぁい…ふみません…」


やっぱキレカワは基本ドSなんだな。そこは俺と変わらない。さて、とりあえず一発終わらせとくか。邪魔が入らないとも限らないし。


「とりあえず一回終わらせとくね。」

「え…?どういーーんぐっ!?」


乳首から口を離したルキナの頭を強引に股間へともっていく。そして俺の陰唇部へルキナの口を押し付ける。下のお口へキスをさせた。我ながらクッソキモい表現だ。


「舌使って。」

「ふぁい…」


ルキナが俺の陰唇を舌で舐めた瞬間、身体に電気が走るような感覚を感じた。先程の乳首舐めなんて子供騙しに過ぎなかった。陰唇の気持ち良さは味わった事がない程の気持ち良さだ。キレカワフォームの俺でさえ『んあっッッ』と、大きな声を出して仰け反る程だ。人に舐めてもらうのがこんなに気持ち良いのだろうか、それとも女の身体がこんなに感度が良いのだろうか。


「きもちいいれふか?」


俺の反応を見てルキナが上目遣いで聞いてくる。ルキナは男殺しの才能でもあるのだろうか。もう滅茶苦茶されても文句言えないからな。


「うん、凄い気持ちいい。」

「えへへ、リンさんに喜んでもらえて嬉しいです。」


うむ。良い女だな。主人に尽くすのは殊勝な事だ。


「ほら、何サボってんの?もっとこうやるんだよ。」

「んんっッッ!?」


そんな感動シーンなどどうでもいいと言わんばかりにキレカワがルキナの頭を掴んで前後左右に動かす。所謂イラマチオだ。男性器はもっていないがこの図はイラマチオだ。流石はドSのキレカワだ。でもヤバイぐらい気持ち良いし気分が良い。ルキナの呻き声がまた興奮する。あ、やば。精子出る時みたいな気分になって来た。これイクわ。


「もっと吸いあげて。口をすぼめるように。そうそう。あっ……イク……」


絶頂に達すると身体中からナニカが込み上げてくるような感覚に襲われる。フッ、と意識がもっていかれるような何とも形容し難いとても気持ちの良い感覚。男のイク、とはまた違った気持ちだ。特に何かが出ているという訳ではないが愛液はさっきより多く出ているのはわかる。全部ルキナに飲ませよう。


「出た汁は全部舐めとって飲みなよ。中にあるのも広げてちゃんと綺麗にして。」

「ふぁい…」



ルキナは終始俺に命令されるがままだった。きちんと全て舐めとり綺麗にした。とりあえず一発ヤッたので今日はここまでだな。半端にして邪魔されたら堪らんし。それにあとはルキナとピロートークでもしよう。

下着を着け終えた俺はルキナが使っていた枕でゴロっとする。そしてまだ下着を着けているルキナへと目をやり声をかける。


「ルキナ、おいで。」


ルキナはこっちを向くと伏し目がちでモジモジとしながら俺の元へと寄ってくる。


「腕枕してあげる。ここに頭乗せて。」


ルキナはコクンと頷いて俺の腕に頭を乗せる。


「荒っぽくしちゃったけど嫌だった?」

「……嫌じゃないです。むしろリンさんにはモノみたいに扱われた方が興奮します。」


とんでもないマゾっ子ヴァンパイアガールだな。でもその方がありがたい。さっきのプレイは正直興奮した。


「私が責める時は優しくするけど私がしてもらう時は荒っぽくしちゃうかも。でもルキナが嫌じゃないなら別にいいよね?」

「はい。あのリンさん。もう私はリンさんのモノですよね。」

「そうだね。処女ももらったし。」

「リンさんの1番ですか?」

「うん、そうだね。」

1位タイだけどな。アナスタシアもルナもジュノーも1番のタイ記録。


「それじゃ…その…他の女の人と仲良くしたり……しませんか……?」


そいつは無理だな。
「他の女の人?フフッ、仲良くなんてしないしない。」


おいテメェ。何言ってんだ。


「でも……アナスタシアさんにさっき……指輪あげてましたよね……?どうしてですか……?私だって指輪なんてもらってないのに……しかも薬指……それも左手……私だってもらってないのに……なんでアナスタシアさんなの……」


闇堕ちしかかっとるやん。やべ。これルート間違ったか。今はまだヤルべきじゃなかったのかもしれん。依存度というか勘違いを起こしてるのかもしれん。


「それはアナスタシアにまだ何もあげてなかったからだよ。ルナにも神魔の剣あげたのにアナスタシアにだけ何にも無しなんて悪いでしょ?」

「でも……指輪だなんて……私だって欲しい……」

「ルキナにはそんな間に合わせのじゃなくてちゃんとしたのあげたいんだけどな。」

「……ちゃんとしたのですか?」

「うん。ルキナを想って手に入れたやつをあげたいんだよ。特別だからさ。」

「特別ですか?私はリンさんの特別ですか?」

「当たり前じゃん。」


お前嘘つきだね?ルナとアナスタシアにも同じセリフ言うだろ絶対。


「……わかりました。私、不安だったんです。新しい女は連れてくるし、連れてきたらいちゃいちゃしてるし。下品な身体に騙されてるのかなって。」


下品な身体って。なかなか毒吐いてくるなこのヴァンパイアガール。ルナに謝れな?


「でも焦ることも不安に思う事もなかったんですね。私はリンさんの特別なんだから。」

「うん、そうだね。」


そうだねじゃねーよ。ルナとアナスタシアどうすんだよ。ヤれねーじゃねーか。浮気したらダメってことでしょ?それは無理だよ?ハーレム作りたいもん。それにアナスタシアとルナとジュノーは嫁だもん。え?まだ許可とってないって?うるせえ!!


「ルキナ、変に妬いたりしちゃダメだよ?」

「……がんばります。」



そうだがんばってくれ。というか寛容になってくれ。アナスタシアもルナもお前の仲間だろう?それならみんなで楽しい事しないといけない。仲間外れはダメだろう?そういうことだ。


「それじゃまた可愛がってあげるからそれまで我慢してるんだよ。」

「はい。キスぐらいは出来るだけたくさんしてくださいね?」

「わかったよ。それじゃ見張りに戻るからルキナは寝なね。」

「はい、おやすみなさい。」

「おやすみ。」



こうして俺は色々と問題やら爆弾やらを抱えてしまったがルキナとレズセックスする事に成功した。なんだか一皮向けたような清々しい気分でテントを出たのだが、やっぱりこれから先のルキナの行動を考えると気分が萎えてしまう凛くんであった。
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