知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆の如し~武田家異聞~

氷室龍

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林の章

四郞の誕生

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天文十五年(1546年)四月。関東の情勢が大きく動く。
北条氏康が河越合戦を大勝したのだ。今川・武田との講和により当面の戦闘状態が休止し、余裕が出来たことがその大きな要因である。結果、扇谷おうぎがやつ上杉の上杉朝定ともさだが戦死し、これにより扇谷上杉氏は滅亡したのだった。それに伴い関東管領・上杉憲政のりまさ上野国こうずけのくに平井の、古河公方・足利晴氏は下総国しもうさのくに古河の本拠地へと戻ったのである。これは両面作戦を回避した氏康の作戦勝ちであった。

一方、晴信も再び信濃への侵攻を開始していた。講和によって後顧の憂いがなくなったためである。
五月、晴信は佐久郡の内山城に向かって出陣し、海ノ口うんのぐちへ着陣する。天文十二年に捕らえた大井貞隆の子・貞清が未だ抵抗していたからであった。晴信は僅か十日ほどで本丸を残して制圧する。諏訪の金子氏、伊那の小笠原氏など信濃諸氏の協力もあり、二十日には貞清は城を明け渡して野沢に移った。
内山城の新城主には上原伊賀守(後の小山田虎満とらみつ)が任じられた。着々と武田の信濃制圧が進んでいたのである。



この年、晴信にとって嬉しいことが他にもあった。それは側室・香姫が臨月を迎えたのだ。諏訪へ嫁いだ妹・禰々ねねに次いで、武田と諏訪の架け橋となる子の誕生を今か今かと待ち望む。そして、意外にも香姫の世話を買って出たのは正室の三条であった。

「香殿。何か足らぬものはありますか?」
「お方様……」

香姫は優しく微笑ほほえむ三条に戸惑う。三条にとって自分は【夫と情を交わした憎き相手】だと思っていたからだ。それは三条の侍女・多重から浴びせられる禍々まがまがしい憎悪の念から察したものだった。

「多重、そなたは外しなさい」
「お方様!」
「私は香殿と二人で話がしたいのです」

主である三条の命とあっては従わざるを得ない。悔しさを滲ませその場をあとにしたのは言うまでもない。
それを見送り、姿が見えなくなったところで三条はため息をこぼす。

「お方様?」
「いつまでも私のことを【守らねばならぬ】と思っておるようじゃ」
「どういう意味でしょう」
「多重は幼少の頃より私に仕えております。私は公家の娘。それがまさかこのような田舎武者の妻とは思ってもなかったでしょう」

三条は悲しげな笑みを浮かべて話を続ける。
三条の実家・転法輪てんぽうりん三条家は精華七家の一つであり、摂関家に次ぐ家柄である。その証拠に父・三条公頼きみよりは左大臣である。その家柄をかんがみれば、都から遠く離れた甲斐国へ輿入れするなどあり得ない。足利将軍家の支流である今川の斡旋があったからこその縁組みであった。
なればこそ、三条以外の妻を置くなど多重にとっては【三条の姫としての誇りを傷つけられた】と取られても致し方ないことであった。

「そうはいっても、今の国人衆との関わりを考えれば、側室を迎えるのは当然なのですけどね」
「お方様」

香姫は言葉が見つからない。目の前の女人は【晴信の正室】としての役割を自覚しつつも【三条の姫】として守ろうとしてくれる多重の存在を切り捨てることが出来ない。その間を揺れ動いている。それが【三条の方】だとわかったからだ。

「香殿。恐らく、多重はそなたをその腹の子共々殺そうとするかもしれませぬ」
「!!」

三条の言葉に香姫は背筋が寒くなり、子を守るように腹に手を当てる。三条はにじり寄り、自らの手で香姫のそれを包み込む。

「この子も武田にとって。いえ、晴信様にとって大事な子です」
「お方様……」
「だから、私がそなたを守ります」
「え?」

三条はニコリと微笑む。香姫はその笑顔が何を意味しておるか分からず戸惑いは酷くなる。
すると、廊下をドタドタと走る音が聞こえてきた。その足音がとまり、戸が勢いよく開けられる。子供たちが満面の笑顔と共に駆け寄ってきた。

「母上、香姉様に御子が産まれるのですか?」
「そうですよ。母は違えどそなたらの弟か妹です」
「ふ~~~ん」

皆のまとめ役である嫡男・太郎。左目を布で隠すが機知に富んだ次男・次郎。三条に似ておしとやかな長女・梅。何事にも興味津々な三男・三郎。そして、乳母めのとに抱かれて眠る次女・佐保。
皆、三条が産んだ子供たちだ。まだ、母・三条と香姫の関係性を分かってはいないであろう。香姫の大きく膨らんだ腹を皆で撫でている。

「母上!どちらでしょうか?」
「さすがに母にも分かりませぬ」

少し残念そうに目を伏せる梅。小さく【妹が良いなぁ】と呟くのが聞こえる。その頭を三条が優しく撫でてやると恥ずかしそうにはにかむ。

「皆、良く聞きなさい。香殿の御子おこは間もなくです。されど、それを快く思わぬものがおります」
「そんな者がおるのですか?!」
「おります。武田の敵が亡き者にしようと企んでおるのです」
「何故ですか?」
「父上がそなたたちをもって国人衆や他家と結びつきを考えておられるからです」

三条は子供たちに香姫の立場を説明する。それ故、腹の子をなんとしても守らねばならないのだと言い聞かせた。

「ならば、この次郎が始終しゅうしついてお守りします!」
「あ!ズルいぞ!! この太郎だって……」
兄様あにさまたちと一緒に梅も守りますぅ」
「しゃぶろうもぉ!!」

隻眼の次郎が香姫の袖を握りしめ決意の声を上げれば、他の子たちも次々に名乗りを上げる。そのうち子供たちは誰がどの順番で香姫のどこを守るかでもめ始めたのだった。

「フフフ、賑やかなこと」

三条は微笑みを浮かべ、子供たちの成り行きを見守る。その瞳は慈愛の色が強く浮かんでいる。だが、一瞬その瞳に影が差したかと思うとポツリと零す。

「子は等しく育てるべきなのです」
「お方様?」

愁いを帯びたその声音に香姫はただその先を待つことしか出来ない。三条は自分たち公家の【家族】がどういうものかを話す。
公家の婚姻はいわゆる【通い婚】が一般的であった。夫が妻の屋敷を訪ね、共に過ごす。産まれた子供たちは母親の元で育てられた。そして、高位な公家ほど妻を何人も持っていたのだ。妻たちはちょうを争い互いを牽制する。更には子のため枕元でささやき、他の妻が産んだ子より有利に立とうとした。

「そのようなことがまかり通るのですか?」
「まかり通るからこそ公家なのです。それ故、親・兄弟の情が薄い」
「そんな……」
「それが顕著であったのが摂関家。もとは四家あったが北家を残して滅びました。否、北家が他を全て滅ぼしたと申したほうが正しいかしら」

三条の話に香姫は心が痛む。もとは兄弟であった者が互いに争い、ついにはその地位を独占した。そのような世界の一角に三条は身を置いていたのだ。なんと厳しく、悲しい世界であろうか……。香姫はそう思わずにはいられない。

「今や摂関家も五摂家と称して五つに分かれております。さすがにこの頃は持ち回りで関白の地位を回しておられるようですが」
「私には想像も出来ません」
「そうでしょう。あまりにも違いますからね」
「お方様はどちらを望まれておられるのですか?」
「どちらだと思います?」

質問を質問で返され、僅かばかり逡巡する。だが、すぐに三条の答えに気付く。三条はこの場で心からの笑みを湛えている。それが答えだ。

「お方様は私が産む子も分け隔てなく育てたいとお思いなのですか?」

その答えに三条は静かに頷いた。だが、次の瞬間、三条の顔に苦悩の影が浮かぶ。それが何を意味しているのか、香姫は察した。

「そなたの子が成人し、己の身を守れるようになるまで……」
「え?」
「私があなたたちを守ります」
「お方様……」
「あの子たちにはここへ顔を出すように言いつけてあります」
「なぜ?」
「兄弟、仲良うして欲しいですから」

三条の心のこもった言葉に香姫の瞳にキラリと光る雫が湛えられる。三条はそっとその雫を拭ってやった。

「あの子たちが側におっては多重も手出しは出来ぬ」
「お方様、気付いておられたのですか?」
「事あるごとにそなたを睨みつけておれば、気付かぬ訳はありますまい」
「そう、ですね……」
「今は元気な子を産むことを考えなさい」
「はい」

三条の言葉に香姫は素直に従う。その様子に三条は安堵する。

三条は香姫が愛情に飢えていることに気付いていた。それは盲目的に晴信を慕っているだけではない。太郎や次郎に対する羨望の眼差しを向けている。公家の世界で生きてきた三条は香姫が親・兄弟に対して強い憧れがあるのではないかと思えたのだ。
それを決定づけたのは次郎の熱病である。香姫は諏訪大社に祈りを捧げ、次郎の運命さだめを変える手助けをした。それは愛する晴信のためだけではなく、家族への強い願望がそうさせたのだと、そう気付いた。
だからこそ、三条は香姫と競うのではなく、守ることを決めたのだった。

「ですが、少しばかり意趣返しはしますけどね」
「?」

三条は意味ありげな笑みを浮かべるのだった。



その夜、晴信は香姫の寝所を訪れる。昼間、三条が子供たちと共に訪れたと聞き、心配になったのだ。

「そうか。では、三条はそなたをなじるようなことはなかったのだな」
「むしろ、【元気な子を産むように】と……」
「そうか」

晴信は胸を撫で下ろした。多重のこともあり、三条がどう思っているのか正直なところ分からなかった。跡継ぎに関して誓詞せいしを書いたことでその存在は認めてくれた。だからといって本心はどこにあるのか読めない。

「晴信様は心配性ですね」
「父上があのような知らせをよこしたせいかもしれぬ」
「先代様が何か言われたのですか?」

晴信は随分前に【寿桂尼じゅけいにには心を許すな】と言うような趣旨しゅしの文をよこしてきた。そこには【女の恐ろしさ】が記されており、すぐに多重のことが思い出された。

(女子の恨みは恐ろしいぞ)

晴信の頭にそう囁く父の声が響き渡る。それからは勘助だけでなく、昌秀まさひで幸綱ゆきつなにもそれぞれ香姫を守るために密かに指示を出した。多重は三条の侍女である。その彼女が三条に香姫の排除を勧めるのではないかと晴信は危惧していたのだ。

「女子は心の慰めであると共に恐ろしい存在でもあると……」
「それは全てご自身の行い次第ですよ」
「そうか?」
「晴信様が変わらねばそれで良いのです」
「それでよいのか、どうか」
「ただ愛して下さい。皆、等しく……」
「香?」

香姫はそう囁き晴信にしな垂れかかる。晴信は身重な体を気遣いつつ、腕を回し抱き寄せた。そして、顎を持ち上げ唇を重ねる。晴信は己の欲望に抗えなくなり、囁きかける。

「少しだけなら良いか?」
「優しくして下さるのであれば……」

香姫の了承を取る。晴信は裾をはだけ、太股を撫で上げた。香姫の口からは甘い喘ぎが上がる。晴信は香姫の体をゆっくりと褥に寝かせ、覆い被さろうとした。
まさにそのとき!
戸が勢いよく開けられた。そこには太郎以下、佐保を除く子供たちが各々お気に入りのオモチャを手にして仁王立ちしていた。

「な、なんだ?!」

晴信が驚いて起き上がる。すると、太郎の指示の元、子供たちが一斉に襲いかかってきた。次郎と三郎は以前晴信が作った小さな木刀を振り回し、梅はお気に入りのお手玉を投げつけてきた。

「オイ、お前たち!何だ急に!!」
「香姉様をいじめる人はこうするのだ!」
「はぁ?!俺がいつ、香をいじめた!」

あらぬ疑いをかけられ晴信は憤慨ふんがいする。だが、子供たちはそれを反撃と受け取り、更に攻勢をかけ始める。室内はてんやわんやの大騒ぎとなった。
香姫は何が起きているのか分からずただその様子を呆然と見つめるより仕方なかった。そこへ声をかけてきたのは太郎だ。

「香姉様、ご無事ですか?!」
「え、ええ」
「それはよかった」

太郎はホッとした様子だった。その間も子供たちは晴信への攻撃の手を緩める気配はない。まるで【桃太郎の鬼退治】である。

「太郎様、これは一体……」
「母上から聞きました」
「お方様から?」

太郎は頷くと母・三条より聞いたという話をする。
それは香姫が身籠もったのは父・晴信が無体むたいいたからというのだ。香姫の美しさに堪えきれず、何も知らぬ香姫を我が物にした。その証拠に香姫を別邸に二月も囲い込んでいた、と……。

「誰がそんなことをするか!!」
「父上、見苦しいですぞ!」
「みぐるちぃですじょ!」

晴信の反論を次郎と舌っ足らずの三郎が窘める。梅も睨みつけては頷く。そこへ追い打ちをかけるように太郎が宣言する。

「父上、そのような見苦しい言い訳は通用いたしませぬ」
「太郎、俺は決してそのようなことは……」
「では、何故香姉様に覆い被さろうとなさったのですか?」
「そ、それは……」

晴信は答えに窮した。反論出来ずにゴニョゴニョと申し開きをしている。それを太郎が見逃すはずもなく、責め立てた。

「やはり、父上は香姉様に無体を強いるおつもりだったのですね」
「いや、そうではない!」
「問答無用!皆、父上を成敗するぞ!!」
「「「おお!」」」

太郎のかけ声よろしく、子供四人に襲いかかられ晴信は白旗を揚げ、降参したのだった。

「口ではなんとも言えます」
「では、そうすれば信じてくれるのだ?」

晴信はあちこちに出来た切り傷を香姫に手当てされながら神妙な顔で聞く。すると、太郎は弟妹たちと何やら話し始める。
しばらく後、話は纏まったようで太郎が声高に宣言した。

「香姉様の御子が産まれるまで我々がお守りします」
「は?」
「香姉様、安心して下さい」
「僕たちが一緒に寝て、父上が悪さをしないよう見張ります」
「みはりまちゅ」

固い決意の元、四人はそう決断したのであった。その決断に晴信の顔が引きつったのは言うまでもない。



「納得がいかぬ」
「まぁ、良いではありませぬか」
「良くない」
「そうですか?」
「これではそなたに触れられぬ」

香姫の両脇にそれぞれ二人ずつ寝そべっているのでは晴信が触れる隙などない。

(今宵は久々に二人で眠れると思うておったのに……)

晴信は地団駄を踏みたい気分であった。ふと、夕餉のあと、三条の意味ありげな笑みを思い出した。

「もしや、三条はこうなることを分かっていて……」

その呟きに香姫も何か思い出した。恐らく、あのとき言っていた【意趣返し】とはこのことだったのであろう。

「これくらいのことは我慢下さいませ」
「むぅぅぅぅ」
「こうして私の事も、私の子のことも、受け入れようとしてくれているのです」

そう言われては晴信も黙るより仕方なかった。結局、それから毎夜子供たちが香姫の寝所で寝るようになる。晴信は必然的に三条と褥を共にするようになたった。
それが功を奏したのであろうか、香姫は無事に産み月を迎え、男児を出産した。

「「「「うわぁぁぁぁ!!」」」」

子供たちは香姫の横で産衣うぶぎに包まれて眠る新しい弟の顔をのぞき込む。皆、その誕生を喜び、目を輝かせている。
香姫はそのことが嬉しかった。例え、母は違っていても兄弟だと、家族であると思ってくれていることが伝わってきたからだ。

「父上!もう名は決められておるのですか?」
「うむ。四郞だ」
「「「「え?」」」」

晴信は得意げにそう伝えたが子供たちの反応はいまいちだ。

「なんだ。気に入らぬのか?」
「だって……」
「ねぇ……」
「うん……」
「それじゃあ……」

子供たちが不服そうに視線をよこしてくる。晴信が腹が立つ思いだったが、ここは敢えて飲み込み子供たちに訳を聞いた。それに対して返ってきたのは……。

「「「「芸がない!」」」」

その一言だった。それには晴信はぐうの音も出なかった。その様子を香姫だけでなく三条も笑顔で見守ったのだった。
躑躅ヶ崎つつじがさきやかたはこれより子供たちの笑い声に溢れた幸せの象徴となったのであった。
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