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風の章
信濃進攻と三条の不安
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天文六年(1537年)二月。
晴信の姉・定姫が駿河の今川義元に輿入れした。これにより甲駿同盟が成立し、武田は南を心配することがなくなった。信虎はいよいよ信濃進攻の算段を始めるのだった。
「さしあたって諏訪をどうするかですな」
「諏訪か……」
信虎は最重要案件として重臣に招集を掛けた。信方・虎康の他に原虎胤、飯富虎昌・昌景兄弟、それに晴信が加わり軍議が重ねる。中央に信濃の地図を広げ皆で軍の進め方や信濃国人衆の調略についても話し合う。その上で外せなかったのが諏訪大社の大祝・諏訪一族である。現在は頼隆が率いている。
甲斐から信濃に赴くには諏訪を通るのが最短である。頼隆の協力を得られれば信濃進攻は楽になる。とはいえ、諏訪は過去に反武田の国人衆と結んで甲斐に進攻してきたことがある。
「二年前に頼満殿とは和睦をしましたが、当主はあくまでも頼隆殿。いつ反故にされてもおかしくはないかと」
「はてさて、如何したものか」
信方、虎康の言葉に信虎は頭の痛い思いだった。
今より二年前の天文四年。信虎は先代当主である諏訪頼満と和睦していた。これにより信濃進攻の足掛かりを得たと思っていたのだが、現当主は頼満の息子・頼隆である。昨今の倣いで諏訪に不利益と感じたならば即座に反故にされるであろう。
「諏訪との関係をもっと強固なものにすべきが上策でしょう」
「虎胤もそう思うか?」
「虎昌・昌景はどうじゃ」
「それがしも原殿に賛同いたします」
「私も……」
皆の意見がまとまり、次はどのような繋がりにするべきかと思考を切り替え始めた信虎。ふと、晴信が一切意見を述べていなかったことを思い出す。いくら不仲を装っているからといえ、この場に呼び出したからには意見を聞くべきであろう。そう思い、信虎は晴信に目を向けると未だ地図を凝視していた。
「晴信、なんぞ気になることでもあるのか?」
晴信はある一点を指さした。そこは諏訪の庶流・高遠氏の居城だった。晴信は顔を上げると信虎に意見する。
「この高遠城は諏訪の上原城のすぐ南にございます」
「そうであるな」
「高遠は本家の諏訪に不満を持っていると……」
「それはまことか?」
「先日、仕官して参った山本勘助なる者がそのようなことを申しておりました」
「山本勘助?」
「はい。もとは今川の使者として参っておりましたが、先日仕官して参りました」
「その者、信用出来るのか?」
「そのように判断しました」
信虎は晴信を凝視する。晴信は視線を逸らすことなく真っ直ぐと見つめ返す。その瞳は強い信念が浮かんでいた。そのことに信虎は内心嬉しく思う。だが、それを表に出すことなく切り返す。
「新参者の言を取り入れる儂ではないぞ。信じて欲しくば確たる証拠を揃えとその者に伝えよ」
信虎は冷たく言い捨てた。それは裏を返せば『確たる証拠を掴んできたらならばすぐにでも用いる』ということだ。晴信も意を得ているようで深く頷いた。
軍議のあと、晴信は城下の視察と称して遠乗りに出かける。勿論、それは名目で実際には勘助に指示を与えるためだった。
「勘助、高遠を探れるか?」
「お任せ下さい」
黒装束に身を包んだ隻眼の男は不敵な笑みを浮かべている。その表情は自信に満ちあふれていた。晴信はその表情に安堵する。
「晴信様に内々にお願いしたきことがございます」
「なんだ?」
「上田の真田幸綱。この者をお味方に引き入れられますよう」
「真田幸綱?」
「それがしが知る限り、当代きっての知恵者でございます。信濃を手に入れるおつもりであれば是が非でもお味方に加えられませ」
「相分かった」
晴信の返事に満足したのか、勘助はニヤリと口の端を上げそのまま煙の如く消え去った。
勘助は諸国を放浪していたせいかその風貌は不気味で近寄りがたい。だが、その知識は筆舌に尽くしがたく、今の武田に必要だと晴信は感じ受け入れることにしたのだった。
「信方たちは好かぬかもしれぬが四の五の言っておるときではないからな」
そう苦笑を漏らし、晴信は馬を走らせた。
その夜、晴信は三条に膝枕をされながら物思いに耽っていた。
「晴信様?」
「なんだ?」
「誰ぞ気になる娘でも出来ましたか?」
三条の言葉が信じられず晴信は飛び起きた。よく見るとその瞳には涙が浮かんでいる。晴信は混乱して取り乱す。宥めようと抱きしめると三条は箍が外れたように泣き始めた。
「落ち着いたか?」
「はい……」
晴信は胡座を掻いて座り、その膝の上に三条を乗せ抱きしめた。美しい黒髪を撫でながら妻の瞳から涙が引っ込むのを待つ。そして、先程の発言の真意をただす。
「最近、供の者も付けず遠乗りに出られてばかりおられたので……」
「ああ、そうだったな」
「私に飽きてしまわれたのかと」
「なんだそれは?!」
三条は公家の婚姻がいかなるものかを話した。
公家の婚姻は通い婚が一般的である。つまり、夫と妻が別々に屋敷を構え、夫が妻の元に通うのである。昨今、下位の家はそのような余裕はない。だが、高位の家ではそれが普通であった。そのため、寵愛が薄れれば夫は妻の屋敷を訪れなくなるのだ。
つまり、三条は晴信が一人遠乗りに出かけるのは、三条に飽きて城下で見つけた娘の元へ通うためだと思ったらしい。
「それは悪いことをした」
「では、晴信様は私に飽きたりしてはおらぬと?」
「当たり前だ。こんな美しい女子を手にして飽きるなど。大国主命や猿田彦様がお怒りになるぞ」
「まぁ」
晴信が嫁選びに諸国を放浪した大国主命や踊りの女神・天宇受売命の夫たる猿田彦を引き合いに出した事に三条は嬉しかった。それは夫が自分のことをどれほど大切に思うているか分かるたとえだったからだ。
「一人で遠乗りに出ておるのは新しく仕官してきた者に会うためだ」
「新しく仕官してきた者、でございますか?」
「ああ。その者は武士というより素波という影の者なのだ」
「影の者……」
「だから、信方や虎康も簡単には信用せぬだろうと思って一人で会うことにしたのだ」
晴信の言葉を三条はなんとなくではあるが理解した。とはいえ、そのような者を何故晴信は重用しようとしているのか分からない。その疑問が顔に出たのだろうか、晴信は苦笑して話を続ける。
「その男は山本勘助といって元は今川殿に仕えておった。だが、家中を纏めるに当たってつまはじきにされたようなのだ」
「そうでしたの」
「今川殿はその能力を買っておったようだが、生かし切れぬ事を不憫に思ったらしく武田に仕官するように勧めたそうだ」
義元は山本勘助という人材が今川の家風に合わぬ事を感じ取っていた。それは太原雪斎も同様だったらしく武田に仕官するように諭したのだという。それに際して当主の信虎ではなく、嫡男の晴信に仕官することを勧めたらしい。
「ふふ、今川様にまた借りが出来ましたね」
「そのうち返してやるさ」
「それは楽しみですわ」
漸く三条に笑顔が戻ったのに安堵した晴信はそっと唇を重ねる。初めは触れ合うだけの軽いもの。少しずつ深め、吐息を漏らした隙を突いて舌をねじ込ませる。歯列をなぞり、口腔を蹂躙し、やがて三条の舌を絡め取る。寝所に隠微な水音が響き渡る。
唇を離すと唾液が銀の糸のように二人を繋ぐ。三条の瞳は欲情の色を浮かべている。晴信はそのまま褥に押し倒すと襟のあわせに手を差し込み柔らかな双丘を揉みしだく。
「あんっ」
「相変わらずの感度だな」
晴信は双丘の頂にある赤い実にしゃぶりつく。強く吸ってやれば三条は弓なりに背を反らせる。更にもう一つの赤い実を指で摘まめば身を捩ってその感覚から逃げようとした。その姿は晴信を煽る。右手で裾をはだけ、太股を撫でる。そして、腿の付け根の秘された場所に指を這わせた。そこは僅かに湿り気を帯びており、奥に隠された秘裂を撫でてやれば蜜が溢れ出る。
「あぁ、晴信様……」
「なんだ、もう欲しいのか?」
そう耳元で囁けば、顔を赤くして頷く。そして、おずおずと手を下に這わせ晴信の熱くたぎる楔へと触れる。
「お願いです。早う……」
「仕方ないな」
晴信は三条の秘裂に楔を宛がうと一気に貫く。三条の中は熱く蠢いていて得も言われぬ快感が背中を駆け抜ける。
「あぁぁぁぁぁ!!!」
三条の嬌声が上がる。どうやら、入れられただけで達したようだ。飲み込んだ楔をきつく締め上げる。一瞬、眉間に皺を寄せた晴信だったが腹に力を入れてやり過ごす。
「三条、夜は長い。今宵は俺が満足するまで付き合って貰うぞ」
そう言うと腰を打ち付け、奥を穿つ。再び上がった三条の嬌声は止むことはなかった。二人が疲れ果て眠りについたのは空が白み始めた夜明け前だった。
晴信の姉・定姫が駿河の今川義元に輿入れした。これにより甲駿同盟が成立し、武田は南を心配することがなくなった。信虎はいよいよ信濃進攻の算段を始めるのだった。
「さしあたって諏訪をどうするかですな」
「諏訪か……」
信虎は最重要案件として重臣に招集を掛けた。信方・虎康の他に原虎胤、飯富虎昌・昌景兄弟、それに晴信が加わり軍議が重ねる。中央に信濃の地図を広げ皆で軍の進め方や信濃国人衆の調略についても話し合う。その上で外せなかったのが諏訪大社の大祝・諏訪一族である。現在は頼隆が率いている。
甲斐から信濃に赴くには諏訪を通るのが最短である。頼隆の協力を得られれば信濃進攻は楽になる。とはいえ、諏訪は過去に反武田の国人衆と結んで甲斐に進攻してきたことがある。
「二年前に頼満殿とは和睦をしましたが、当主はあくまでも頼隆殿。いつ反故にされてもおかしくはないかと」
「はてさて、如何したものか」
信方、虎康の言葉に信虎は頭の痛い思いだった。
今より二年前の天文四年。信虎は先代当主である諏訪頼満と和睦していた。これにより信濃進攻の足掛かりを得たと思っていたのだが、現当主は頼満の息子・頼隆である。昨今の倣いで諏訪に不利益と感じたならば即座に反故にされるであろう。
「諏訪との関係をもっと強固なものにすべきが上策でしょう」
「虎胤もそう思うか?」
「虎昌・昌景はどうじゃ」
「それがしも原殿に賛同いたします」
「私も……」
皆の意見がまとまり、次はどのような繋がりにするべきかと思考を切り替え始めた信虎。ふと、晴信が一切意見を述べていなかったことを思い出す。いくら不仲を装っているからといえ、この場に呼び出したからには意見を聞くべきであろう。そう思い、信虎は晴信に目を向けると未だ地図を凝視していた。
「晴信、なんぞ気になることでもあるのか?」
晴信はある一点を指さした。そこは諏訪の庶流・高遠氏の居城だった。晴信は顔を上げると信虎に意見する。
「この高遠城は諏訪の上原城のすぐ南にございます」
「そうであるな」
「高遠は本家の諏訪に不満を持っていると……」
「それはまことか?」
「先日、仕官して参った山本勘助なる者がそのようなことを申しておりました」
「山本勘助?」
「はい。もとは今川の使者として参っておりましたが、先日仕官して参りました」
「その者、信用出来るのか?」
「そのように判断しました」
信虎は晴信を凝視する。晴信は視線を逸らすことなく真っ直ぐと見つめ返す。その瞳は強い信念が浮かんでいた。そのことに信虎は内心嬉しく思う。だが、それを表に出すことなく切り返す。
「新参者の言を取り入れる儂ではないぞ。信じて欲しくば確たる証拠を揃えとその者に伝えよ」
信虎は冷たく言い捨てた。それは裏を返せば『確たる証拠を掴んできたらならばすぐにでも用いる』ということだ。晴信も意を得ているようで深く頷いた。
軍議のあと、晴信は城下の視察と称して遠乗りに出かける。勿論、それは名目で実際には勘助に指示を与えるためだった。
「勘助、高遠を探れるか?」
「お任せ下さい」
黒装束に身を包んだ隻眼の男は不敵な笑みを浮かべている。その表情は自信に満ちあふれていた。晴信はその表情に安堵する。
「晴信様に内々にお願いしたきことがございます」
「なんだ?」
「上田の真田幸綱。この者をお味方に引き入れられますよう」
「真田幸綱?」
「それがしが知る限り、当代きっての知恵者でございます。信濃を手に入れるおつもりであれば是が非でもお味方に加えられませ」
「相分かった」
晴信の返事に満足したのか、勘助はニヤリと口の端を上げそのまま煙の如く消え去った。
勘助は諸国を放浪していたせいかその風貌は不気味で近寄りがたい。だが、その知識は筆舌に尽くしがたく、今の武田に必要だと晴信は感じ受け入れることにしたのだった。
「信方たちは好かぬかもしれぬが四の五の言っておるときではないからな」
そう苦笑を漏らし、晴信は馬を走らせた。
その夜、晴信は三条に膝枕をされながら物思いに耽っていた。
「晴信様?」
「なんだ?」
「誰ぞ気になる娘でも出来ましたか?」
三条の言葉が信じられず晴信は飛び起きた。よく見るとその瞳には涙が浮かんでいる。晴信は混乱して取り乱す。宥めようと抱きしめると三条は箍が外れたように泣き始めた。
「落ち着いたか?」
「はい……」
晴信は胡座を掻いて座り、その膝の上に三条を乗せ抱きしめた。美しい黒髪を撫でながら妻の瞳から涙が引っ込むのを待つ。そして、先程の発言の真意をただす。
「最近、供の者も付けず遠乗りに出られてばかりおられたので……」
「ああ、そうだったな」
「私に飽きてしまわれたのかと」
「なんだそれは?!」
三条は公家の婚姻がいかなるものかを話した。
公家の婚姻は通い婚が一般的である。つまり、夫と妻が別々に屋敷を構え、夫が妻の元に通うのである。昨今、下位の家はそのような余裕はない。だが、高位の家ではそれが普通であった。そのため、寵愛が薄れれば夫は妻の屋敷を訪れなくなるのだ。
つまり、三条は晴信が一人遠乗りに出かけるのは、三条に飽きて城下で見つけた娘の元へ通うためだと思ったらしい。
「それは悪いことをした」
「では、晴信様は私に飽きたりしてはおらぬと?」
「当たり前だ。こんな美しい女子を手にして飽きるなど。大国主命や猿田彦様がお怒りになるぞ」
「まぁ」
晴信が嫁選びに諸国を放浪した大国主命や踊りの女神・天宇受売命の夫たる猿田彦を引き合いに出した事に三条は嬉しかった。それは夫が自分のことをどれほど大切に思うているか分かるたとえだったからだ。
「一人で遠乗りに出ておるのは新しく仕官してきた者に会うためだ」
「新しく仕官してきた者、でございますか?」
「ああ。その者は武士というより素波という影の者なのだ」
「影の者……」
「だから、信方や虎康も簡単には信用せぬだろうと思って一人で会うことにしたのだ」
晴信の言葉を三条はなんとなくではあるが理解した。とはいえ、そのような者を何故晴信は重用しようとしているのか分からない。その疑問が顔に出たのだろうか、晴信は苦笑して話を続ける。
「その男は山本勘助といって元は今川殿に仕えておった。だが、家中を纏めるに当たってつまはじきにされたようなのだ」
「そうでしたの」
「今川殿はその能力を買っておったようだが、生かし切れぬ事を不憫に思ったらしく武田に仕官するように勧めたそうだ」
義元は山本勘助という人材が今川の家風に合わぬ事を感じ取っていた。それは太原雪斎も同様だったらしく武田に仕官するように諭したのだという。それに際して当主の信虎ではなく、嫡男の晴信に仕官することを勧めたらしい。
「ふふ、今川様にまた借りが出来ましたね」
「そのうち返してやるさ」
「それは楽しみですわ」
漸く三条に笑顔が戻ったのに安堵した晴信はそっと唇を重ねる。初めは触れ合うだけの軽いもの。少しずつ深め、吐息を漏らした隙を突いて舌をねじ込ませる。歯列をなぞり、口腔を蹂躙し、やがて三条の舌を絡め取る。寝所に隠微な水音が響き渡る。
唇を離すと唾液が銀の糸のように二人を繋ぐ。三条の瞳は欲情の色を浮かべている。晴信はそのまま褥に押し倒すと襟のあわせに手を差し込み柔らかな双丘を揉みしだく。
「あんっ」
「相変わらずの感度だな」
晴信は双丘の頂にある赤い実にしゃぶりつく。強く吸ってやれば三条は弓なりに背を反らせる。更にもう一つの赤い実を指で摘まめば身を捩ってその感覚から逃げようとした。その姿は晴信を煽る。右手で裾をはだけ、太股を撫でる。そして、腿の付け根の秘された場所に指を這わせた。そこは僅かに湿り気を帯びており、奥に隠された秘裂を撫でてやれば蜜が溢れ出る。
「あぁ、晴信様……」
「なんだ、もう欲しいのか?」
そう耳元で囁けば、顔を赤くして頷く。そして、おずおずと手を下に這わせ晴信の熱くたぎる楔へと触れる。
「お願いです。早う……」
「仕方ないな」
晴信は三条の秘裂に楔を宛がうと一気に貫く。三条の中は熱く蠢いていて得も言われぬ快感が背中を駆け抜ける。
「あぁぁぁぁぁ!!!」
三条の嬌声が上がる。どうやら、入れられただけで達したようだ。飲み込んだ楔をきつく締め上げる。一瞬、眉間に皺を寄せた晴信だったが腹に力を入れてやり過ごす。
「三条、夜は長い。今宵は俺が満足するまで付き合って貰うぞ」
そう言うと腰を打ち付け、奥を穿つ。再び上がった三条の嬌声は止むことはなかった。二人が疲れ果て眠りについたのは空が白み始めた夜明け前だった。
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