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『風が感じる憧憬と快感(4)』
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『風が感じる憧憬と快感(4)』
「夏と言えば、やっぱり海かな?」
「え」
青葉センパイも一緒で泊まりって、どういう事だろう?
「ふふ。イヤ?」
「い、いえ、ぜひお願いしたいッス!」
反射的に快諾してしまうものの、別に友人同士でお泊り旅行は不思議な事じゃない。
今の会話の流れだって、セフレとかそういう関係以外でも仲良くしてくれるっていう話だった。
「じゃあ、夏休みまでに行き先を考えておくね」
夏。
京センパイとの約束を思い出す。
ウチがどうしても怖くてできなかった、最後の一線を迎える期限。
もしそれを旅行先で、京センパイに面倒見てもらえるのなら……なんて考えてしまうがすぐに否定する。
一夏の思い出にイケメン先輩に処女を貰ってもらうとか、女子中学生が読むエロマンガでももっとリアリティあるって話。
けれど京センパイなら、という期待もあって、ついソワソワしてしまう。
「さて。薫ちゃん、そろそろ大丈夫?」
「……あ。あっ、はい!」
ウチはケータイを取り出し、時間を確かめる。
まだ余裕はあるけれど、いつまでも京センパイのお時間をいただくわけにはいかない。
ウチは、後輩で、セフレで。
だけど恋人じゃない。
こうして面倒をかけてしまった上に、引き留めたりしたらウザい女と見限られてしまう。
「今日は、その、色々とありがとうございました」
「ふふ。薫ちゃん。意地悪なセンパイにいじめられてお礼を言うの?」
いつもみたいに、笑顔でイジワルを言う京センパイ。
ウチは笑って。
「だって……ウチの初めてになる人ッスから」
つい口を出たセリフ。
自分でもなんて恥ずかしい事を言っているのだろうと思う。
まるで甘ったるいラブコメマンガだ。
笑われるかなぁ、と思いきや、けれど京センパイは。
「そうだね。その時が楽しみだね?」
と言って、ほっぺにチューをしてくれた。
あんなにエッチでスケベな事してくる京センパイが、少しだけ照れ臭そうにしていた。
ウチは。
本当に。
この学校にきて良かった!
***
コトを終え、オレとカオルちゃんは売店の近くに設置されたベンチで横並びに座っている。
「んー。こういう時間もいいよね」
「え?」
自販機で買ったオレンジジュースをちびちび飲んでいる薫ちゃんを見る。
校内でイチャイチャなんて、前世ではかなわなかった夢。
しかもそれが自分を慕う制服姿の後輩、かつ従順なセフレとくれば、もう幻想レベルのシチュエーション。
それが今、手中にあるのだから、オレもつい笑顔になってしまう。
「ほら。セフレって別に体だけの関係だけじゃなくて。こうやって横に並んでジュース飲んでる時間もいいなって。お互いの事を色々と知れば、もっと仲良くなれるでしょ? もちろんカオルちゃんがイヤじゃなければだけど」
「ウ、ウチは大歓迎ッス!」
嬉しいお返事が返ってくる。
立場が逆ならオレだって、そう返事をするだろう。
突然、オレがこんなことを言い出したのは理由がある。
相手の日常を知るからこそ、エッチの時にギャップが生まれる。
近寄りがたい雰囲気の夏木さんには、家庭的な面とツンデレな面がある。
真面目で厳しいと思っていた冬原先生には、愉快な性格と意外な学生時代が。
真面目だと思っていた春日井さんの……あんまり知りたくなかった性癖と性欲。
そういう色々があってこそ、盛り上がる事もある。
正直、一癖二も二癖もある人達だが、学校で過ごすだけでは知る事のできなかった別の顔を知って良かったと思う。
というわけで、薫ちゃんとのエッチな時間をさらに充実させる為にも、もっと一緒に時間を過ごすのもいいだろう。
ゴーデルンウィークはすでに終わり、次に来るのは夏。
そして夏と言えば海。
学生カップルで海水浴なんて前世のオレからすればファンタジーだった。
しかし今ならイケる。
むしろ、さらにレベルアップさせた幻想物語、お泊り海水浴すら可能だろう。
だがオレは止まらない。
そこで満足していいほど、ビッチの道はやさしくない。
常に上へ、更に高みへ。
というわけで、薫ちゃんにそれとなく、今後の予定を匂わせておく。
「そう? じゃあ近いうちに少し遠出もしてみない? 夏木さんも一緒に。せっかくだから泊まりでね。夏と言えば、やっぱり海かな?」
薫ちゃんは「え?」と声を漏らした。
「ふふ。イヤ?」
「い、いえ、ぜひお願いしたいッス!」
オレが重ねて聞き返すと、すぐに快諾してくれた。
薫ちゃんは、夏木さんも誘うとはどういう事だろう? と思っている顔だが、オレはあえて説明しない。
どうもこうも、そういう事だ。
――3P。
ビッチであれば避けて通れない、避けてはいけない、いや、避けて通れるはずがない。
前世ではマンガか小説かモニタの中の出来事。
この世界のオレなら、それが実現できる。
すでに下準備は整った。
しかも! 誘うのは両手でも支えきれないお胸の持ち主の二人だ。
一人は目の前でとまどっている、先輩の言葉なら素直に聞く従順な後輩。
もう一人はツンデレの鑑のような、だいたい何でも言う事を聞いてくれるセフレのクラスメート。
しかも互いに知り合いで、互いにオレを共有する事に納得している。
これで3Pをしないなど、この世界に送ってくれた女神様への不敬ですらある。
薫ちゃんとの別れ際、ホッペにキスなどをして青春の味を満喫する。
何度もこちらを振り返りながら去っていく薫ちゃんを見送り、オレは考える。
「さて、どうしようか」
お泊り海水浴。
それを実現できる環境は揃えど、先立つものが手元にない。
要するにお金がない。
架空の親から生活費として振り込まれる額は、育ち盛りの高校生が腹いっぱい食ったらなくなってしまう額だ。
つまり。
「バイト、しないとなぁ」
ということ。
「アテが無いこともないけど」
シマ先輩のバイト先を紹介してもらうか。それとも。
「例のブルセラショップに興味もあるけど……」
今着ている学生服に顔を隠した自分の写真をつけて売れば、新品の学生服が十着は買えそうだが、あそこを頼るのは最終手段としておく。
「まぁ、頼るべきは年長者だよね」
と、いうわけで、オレはタイトルに『何か即金になるバイトを知りませんか』と打ちこみ、一件のメールを送信した。
---
先だってお伝えしておりました、ここまで投稿済みデータの全体の校正を終えました。
細かい矛盾や設定の齟齬が気になって始めたものの、ここまで手間と時間がかかるとわかっていたら、絶対にやらなかったです。
こちらは近いうちにノクターンにて投稿する予定です。
*主な修正内容として、
くどい表現を見直して一文を短めに。
春日井編に登場したスキル『性癖染色』が分かりにくい為、削除と調整(シンプルに春日井をさらにエロく変更)。
空手部が廃部・現存で矛盾していたため現存。顧問は冬原、副顧問に山崎。
現在進捗は五人目のヒロイン。
*今後の更新について。
校正後のデータをこちらに移し替えるのは、話数の増減や内容的にも難しくこのまま継続となります。
今後の投稿は校正後の設定に則った内容となり、設定に齟齬が生じますが全体の流れは変わっていません。
更新時期については、五人目ヒロインのデータをある程度書き溜められたらと思っています。
校正内容にご興味を持って頂けた方や、読み直して頂ける方など、良ければそちらもよろしくお願いいたします。
ではまた次の更新にて。
「夏と言えば、やっぱり海かな?」
「え」
青葉センパイも一緒で泊まりって、どういう事だろう?
「ふふ。イヤ?」
「い、いえ、ぜひお願いしたいッス!」
反射的に快諾してしまうものの、別に友人同士でお泊り旅行は不思議な事じゃない。
今の会話の流れだって、セフレとかそういう関係以外でも仲良くしてくれるっていう話だった。
「じゃあ、夏休みまでに行き先を考えておくね」
夏。
京センパイとの約束を思い出す。
ウチがどうしても怖くてできなかった、最後の一線を迎える期限。
もしそれを旅行先で、京センパイに面倒見てもらえるのなら……なんて考えてしまうがすぐに否定する。
一夏の思い出にイケメン先輩に処女を貰ってもらうとか、女子中学生が読むエロマンガでももっとリアリティあるって話。
けれど京センパイなら、という期待もあって、ついソワソワしてしまう。
「さて。薫ちゃん、そろそろ大丈夫?」
「……あ。あっ、はい!」
ウチはケータイを取り出し、時間を確かめる。
まだ余裕はあるけれど、いつまでも京センパイのお時間をいただくわけにはいかない。
ウチは、後輩で、セフレで。
だけど恋人じゃない。
こうして面倒をかけてしまった上に、引き留めたりしたらウザい女と見限られてしまう。
「今日は、その、色々とありがとうございました」
「ふふ。薫ちゃん。意地悪なセンパイにいじめられてお礼を言うの?」
いつもみたいに、笑顔でイジワルを言う京センパイ。
ウチは笑って。
「だって……ウチの初めてになる人ッスから」
つい口を出たセリフ。
自分でもなんて恥ずかしい事を言っているのだろうと思う。
まるで甘ったるいラブコメマンガだ。
笑われるかなぁ、と思いきや、けれど京センパイは。
「そうだね。その時が楽しみだね?」
と言って、ほっぺにチューをしてくれた。
あんなにエッチでスケベな事してくる京センパイが、少しだけ照れ臭そうにしていた。
ウチは。
本当に。
この学校にきて良かった!
***
コトを終え、オレとカオルちゃんは売店の近くに設置されたベンチで横並びに座っている。
「んー。こういう時間もいいよね」
「え?」
自販機で買ったオレンジジュースをちびちび飲んでいる薫ちゃんを見る。
校内でイチャイチャなんて、前世ではかなわなかった夢。
しかもそれが自分を慕う制服姿の後輩、かつ従順なセフレとくれば、もう幻想レベルのシチュエーション。
それが今、手中にあるのだから、オレもつい笑顔になってしまう。
「ほら。セフレって別に体だけの関係だけじゃなくて。こうやって横に並んでジュース飲んでる時間もいいなって。お互いの事を色々と知れば、もっと仲良くなれるでしょ? もちろんカオルちゃんがイヤじゃなければだけど」
「ウ、ウチは大歓迎ッス!」
嬉しいお返事が返ってくる。
立場が逆ならオレだって、そう返事をするだろう。
突然、オレがこんなことを言い出したのは理由がある。
相手の日常を知るからこそ、エッチの時にギャップが生まれる。
近寄りがたい雰囲気の夏木さんには、家庭的な面とツンデレな面がある。
真面目で厳しいと思っていた冬原先生には、愉快な性格と意外な学生時代が。
真面目だと思っていた春日井さんの……あんまり知りたくなかった性癖と性欲。
そういう色々があってこそ、盛り上がる事もある。
正直、一癖二も二癖もある人達だが、学校で過ごすだけでは知る事のできなかった別の顔を知って良かったと思う。
というわけで、薫ちゃんとのエッチな時間をさらに充実させる為にも、もっと一緒に時間を過ごすのもいいだろう。
ゴーデルンウィークはすでに終わり、次に来るのは夏。
そして夏と言えば海。
学生カップルで海水浴なんて前世のオレからすればファンタジーだった。
しかし今ならイケる。
むしろ、さらにレベルアップさせた幻想物語、お泊り海水浴すら可能だろう。
だがオレは止まらない。
そこで満足していいほど、ビッチの道はやさしくない。
常に上へ、更に高みへ。
というわけで、薫ちゃんにそれとなく、今後の予定を匂わせておく。
「そう? じゃあ近いうちに少し遠出もしてみない? 夏木さんも一緒に。せっかくだから泊まりでね。夏と言えば、やっぱり海かな?」
薫ちゃんは「え?」と声を漏らした。
「ふふ。イヤ?」
「い、いえ、ぜひお願いしたいッス!」
オレが重ねて聞き返すと、すぐに快諾してくれた。
薫ちゃんは、夏木さんも誘うとはどういう事だろう? と思っている顔だが、オレはあえて説明しない。
どうもこうも、そういう事だ。
――3P。
ビッチであれば避けて通れない、避けてはいけない、いや、避けて通れるはずがない。
前世ではマンガか小説かモニタの中の出来事。
この世界のオレなら、それが実現できる。
すでに下準備は整った。
しかも! 誘うのは両手でも支えきれないお胸の持ち主の二人だ。
一人は目の前でとまどっている、先輩の言葉なら素直に聞く従順な後輩。
もう一人はツンデレの鑑のような、だいたい何でも言う事を聞いてくれるセフレのクラスメート。
しかも互いに知り合いで、互いにオレを共有する事に納得している。
これで3Pをしないなど、この世界に送ってくれた女神様への不敬ですらある。
薫ちゃんとの別れ際、ホッペにキスなどをして青春の味を満喫する。
何度もこちらを振り返りながら去っていく薫ちゃんを見送り、オレは考える。
「さて、どうしようか」
お泊り海水浴。
それを実現できる環境は揃えど、先立つものが手元にない。
要するにお金がない。
架空の親から生活費として振り込まれる額は、育ち盛りの高校生が腹いっぱい食ったらなくなってしまう額だ。
つまり。
「バイト、しないとなぁ」
ということ。
「アテが無いこともないけど」
シマ先輩のバイト先を紹介してもらうか。それとも。
「例のブルセラショップに興味もあるけど……」
今着ている学生服に顔を隠した自分の写真をつけて売れば、新品の学生服が十着は買えそうだが、あそこを頼るのは最終手段としておく。
「まぁ、頼るべきは年長者だよね」
と、いうわけで、オレはタイトルに『何か即金になるバイトを知りませんか』と打ちこみ、一件のメールを送信した。
---
先だってお伝えしておりました、ここまで投稿済みデータの全体の校正を終えました。
細かい矛盾や設定の齟齬が気になって始めたものの、ここまで手間と時間がかかるとわかっていたら、絶対にやらなかったです。
こちらは近いうちにノクターンにて投稿する予定です。
*主な修正内容として、
くどい表現を見直して一文を短めに。
春日井編に登場したスキル『性癖染色』が分かりにくい為、削除と調整(シンプルに春日井をさらにエロく変更)。
空手部が廃部・現存で矛盾していたため現存。顧問は冬原、副顧問に山崎。
現在進捗は五人目のヒロイン。
*今後の更新について。
校正後のデータをこちらに移し替えるのは、話数の増減や内容的にも難しくこのまま継続となります。
今後の投稿は校正後の設定に則った内容となり、設定に齟齬が生じますが全体の流れは変わっていません。
更新時期については、五人目ヒロインのデータをある程度書き溜められたらと思っています。
校正内容にご興味を持って頂けた方や、読み直して頂ける方など、良ければそちらもよろしくお願いいたします。
ではまた次の更新にて。
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