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『風が感じる憧憬と快感(2)』
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『風が感じる憧憬と快感(2)』
「薫ちゃん。そろそろいいかな? お口の中に出しちゃうよ?」
「ふ、ふっ……はい! どうぞ!」
ウチは一度、呼吸をするために京センパイの口からペニスを出す。
返事をしてから、気合を入れて再び硬くなったペニスをノドの奥までくわえこむ。
射精を口の中で受け止めるという事。
それはとても贅沢というか、普通は考えられない行為で、子供を欲しがる多数の女にバレたらどうなる事か。
すっごいお金持ちが大枚はたいてできるプレイ、もしくは、マンガや小説の妄想プレイ。
ウチの店の酔っ払いのオバハンたちが若い頃、顔射だの口内射精だのをした事がある、なんて与太話を耳にする事がある。
聞いているオバハンたちも、それが嘘である事をわかっていて盛り上がる。
だって、ありえるわけがない。
そもそも男の人は、女の口なんかに自分の性器を入れたくないはずだ。
なのに、この人は。
この京センパイは。
ウチの頭をガッチリと固定して、さらにペニスを押し込んでくる人。
女にくわえられているというより、女の口を使ってやる、と言ってウチの口を無茶苦茶にする人。
それは今だってそうだ。
息苦しさについ、頭の後ろで組んでいた手を離しそうになる。
「薫ちゃん。手は後ろ……いや。そうだね、薫ちゃんも寂しいよね? 薫ちゃんが自分でイケるまで、お口プレイを続けるからがんばってね?」
「んー……っ」
さらにこうして、恥ずかしい事をさせようとしてくる。
ここまでしておいて、恥ずかしいもなにもないと思うけど
いや、前回は初めてだらけのコトで我を忘れていたのと、暗がりだったからあまり見えない状況だったし。
あと、多少はスカートで隠れていた。
今はトイレの中で、ずいぶんと明るい。
これだけ密着していれば、京センパイからはあまり見えないはずだけど、やっぱり恥ずかしい。
京センパイのいう事には従うと約束した。けれど、そうわかっていても……。
「あ、んっ」
そうしてウチがモジモジしていると、京センパイが腰をひいて、ウチの口からペニスを引き抜いた。
「薫ちゃん? 何度も同じ事を言わせないでね? 薫ちゃんのボクのなんだっけ?」
「え、えっと」
「ただのお友達だったかな? だったらこんな事しちゃいけないよね。今日はここまでに、ううん、これっきりしたい?」
「す、すいません、すぐに!」
ウチはそれまでの躊躇を投げ捨てて、足を大きく開き、すぐにオナニーを始めた。
「うんうん。いいね。そのままイクまで続けるんだよ?」
「は、はいッス」
「せっかくだから、コッチも続けて」
「は、はいっ!」
再び突き出されたペニスをほおばる。
学校の男子トイレで先輩のペニスをくわえこみ、見られながらオナニーする。
エロマンガだってもう少し現実的な話を書く。
現実味の薄いシチュエーションに、ウチの体の火照りが増していく。
「いいね。とってもいいよ」
始めてしまえば、どうという事もない。
京センパイは別にウチを辱めたいとか、イジメたいとか、そういう理由でこんな事をさせているわけじゃないのだから。
普通にエロい人なだけだ。
女のウチがついていけないぐらいに、エッチなセンパイなのだ。
ウチの口の周りがベタベタになった頃。
髪を撫でてくれる京センパイの手に力が入った。
抑えつけられる、と思った瞬間。
「イクよ?」
「ふぐっ!」
ノドを突かれる苦しさとともに、熱いモノが広がった。
京センパイのペニスがウチの口の中で震え、何度も精液を吐き出す。
これだ、この瞬間。
ウチは頭の中がバチバチと弾ける感覚に支配される。
自分が立っているのか座っているのか、それすらわからなくなるほど、視界がゆがみ、体じゅうに電気のようなものが駆け巡っていく。
オナニーでイク時のような、生易しい刺激じゃない。
張り付けられるような、体が裂かれるような、四指の先まで逃がれようのない快感が走り続ける。
続けざまに何度もイッてしまう。
「ふぅ、はぁっ……ふぅぅ」
前回はコレで腰が抜けてしまったが……あ、だめだ。
ウチの意識とは無関係に、ガクガクと腰が震えている。
焦点の合わない視界の中、京センパイがウチをのぞきこんでいた。
「薫ちゃん、大丈夫?」
「だ……大丈夫……ッス」
まったく大丈夫じゃないけれど、セックス未満の事すらまともにできないと思われたら、今の関係すら切られてしまうかもしれない。
そう思ったら、こう答えるしかない。
なのに京センパイは。
「良かった。じゃあ、もう一回」
「え? けど、ウチ、今、イキましたから」
イッたというか、イカされたというか。
「ボクは薫ちゃんが自分の指でイクまで続けるって言ったよね? もう一回」
「も、もう一回……」
アレを立て続けに!?
「はい、あーん。薫ちゃんはボクのなんだっけ?」
そう言われたら、ウチはもう従うしかない。
「あ、あーん……ふぐっ」
優しい言葉と態度なのに、絶対に逆らえない。
男は一度か二度出したら収まる、というを何かの本で見た記憶があるんスけどね?
この人、さっき青葉センパイともしていたし、今も出したばかり。
なのに、まったくそういう気配がない。
「薫ちゃんが自分の指でイケるまで続けるからね? ちゃんと指を動かしてる?」
無理ッス。むりむりむり。
精液を飲まされたせいか、口の中のペニスが動くたびウチの体がビクビクと跳ねる。
指で触るまでもない。ウチはずっとイかされ続けてる! でも、これはノーカウント。
ウチは自分の指でイケない限り、このまま生殺し……いや、ずっとイキ殺され続ける!
「ぐっ、ふっ、うっ」
快感に耐えながら、なんとか自分の指を動かした途端。
「ひっ、あっ!」
普段のオナニーからは考えられない、鋭い快楽が突き上げる。
つい口から京センパイのペニスを離してしまった。
それを見た京センパイが意地悪な笑顔になった。
「薫ちゃん。そろそろいいかな? お口の中に出しちゃうよ?」
「ふ、ふっ……はい! どうぞ!」
ウチは一度、呼吸をするために京センパイの口からペニスを出す。
返事をしてから、気合を入れて再び硬くなったペニスをノドの奥までくわえこむ。
射精を口の中で受け止めるという事。
それはとても贅沢というか、普通は考えられない行為で、子供を欲しがる多数の女にバレたらどうなる事か。
すっごいお金持ちが大枚はたいてできるプレイ、もしくは、マンガや小説の妄想プレイ。
ウチの店の酔っ払いのオバハンたちが若い頃、顔射だの口内射精だのをした事がある、なんて与太話を耳にする事がある。
聞いているオバハンたちも、それが嘘である事をわかっていて盛り上がる。
だって、ありえるわけがない。
そもそも男の人は、女の口なんかに自分の性器を入れたくないはずだ。
なのに、この人は。
この京センパイは。
ウチの頭をガッチリと固定して、さらにペニスを押し込んでくる人。
女にくわえられているというより、女の口を使ってやる、と言ってウチの口を無茶苦茶にする人。
それは今だってそうだ。
息苦しさについ、頭の後ろで組んでいた手を離しそうになる。
「薫ちゃん。手は後ろ……いや。そうだね、薫ちゃんも寂しいよね? 薫ちゃんが自分でイケるまで、お口プレイを続けるからがんばってね?」
「んー……っ」
さらにこうして、恥ずかしい事をさせようとしてくる。
ここまでしておいて、恥ずかしいもなにもないと思うけど
いや、前回は初めてだらけのコトで我を忘れていたのと、暗がりだったからあまり見えない状況だったし。
あと、多少はスカートで隠れていた。
今はトイレの中で、ずいぶんと明るい。
これだけ密着していれば、京センパイからはあまり見えないはずだけど、やっぱり恥ずかしい。
京センパイのいう事には従うと約束した。けれど、そうわかっていても……。
「あ、んっ」
そうしてウチがモジモジしていると、京センパイが腰をひいて、ウチの口からペニスを引き抜いた。
「薫ちゃん? 何度も同じ事を言わせないでね? 薫ちゃんのボクのなんだっけ?」
「え、えっと」
「ただのお友達だったかな? だったらこんな事しちゃいけないよね。今日はここまでに、ううん、これっきりしたい?」
「す、すいません、すぐに!」
ウチはそれまでの躊躇を投げ捨てて、足を大きく開き、すぐにオナニーを始めた。
「うんうん。いいね。そのままイクまで続けるんだよ?」
「は、はいッス」
「せっかくだから、コッチも続けて」
「は、はいっ!」
再び突き出されたペニスをほおばる。
学校の男子トイレで先輩のペニスをくわえこみ、見られながらオナニーする。
エロマンガだってもう少し現実的な話を書く。
現実味の薄いシチュエーションに、ウチの体の火照りが増していく。
「いいね。とってもいいよ」
始めてしまえば、どうという事もない。
京センパイは別にウチを辱めたいとか、イジメたいとか、そういう理由でこんな事をさせているわけじゃないのだから。
普通にエロい人なだけだ。
女のウチがついていけないぐらいに、エッチなセンパイなのだ。
ウチの口の周りがベタベタになった頃。
髪を撫でてくれる京センパイの手に力が入った。
抑えつけられる、と思った瞬間。
「イクよ?」
「ふぐっ!」
ノドを突かれる苦しさとともに、熱いモノが広がった。
京センパイのペニスがウチの口の中で震え、何度も精液を吐き出す。
これだ、この瞬間。
ウチは頭の中がバチバチと弾ける感覚に支配される。
自分が立っているのか座っているのか、それすらわからなくなるほど、視界がゆがみ、体じゅうに電気のようなものが駆け巡っていく。
オナニーでイク時のような、生易しい刺激じゃない。
張り付けられるような、体が裂かれるような、四指の先まで逃がれようのない快感が走り続ける。
続けざまに何度もイッてしまう。
「ふぅ、はぁっ……ふぅぅ」
前回はコレで腰が抜けてしまったが……あ、だめだ。
ウチの意識とは無関係に、ガクガクと腰が震えている。
焦点の合わない視界の中、京センパイがウチをのぞきこんでいた。
「薫ちゃん、大丈夫?」
「だ……大丈夫……ッス」
まったく大丈夫じゃないけれど、セックス未満の事すらまともにできないと思われたら、今の関係すら切られてしまうかもしれない。
そう思ったら、こう答えるしかない。
なのに京センパイは。
「良かった。じゃあ、もう一回」
「え? けど、ウチ、今、イキましたから」
イッたというか、イカされたというか。
「ボクは薫ちゃんが自分の指でイクまで続けるって言ったよね? もう一回」
「も、もう一回……」
アレを立て続けに!?
「はい、あーん。薫ちゃんはボクのなんだっけ?」
そう言われたら、ウチはもう従うしかない。
「あ、あーん……ふぐっ」
優しい言葉と態度なのに、絶対に逆らえない。
男は一度か二度出したら収まる、というを何かの本で見た記憶があるんスけどね?
この人、さっき青葉センパイともしていたし、今も出したばかり。
なのに、まったくそういう気配がない。
「薫ちゃんが自分の指でイケるまで続けるからね? ちゃんと指を動かしてる?」
無理ッス。むりむりむり。
精液を飲まされたせいか、口の中のペニスが動くたびウチの体がビクビクと跳ねる。
指で触るまでもない。ウチはずっとイかされ続けてる! でも、これはノーカウント。
ウチは自分の指でイケない限り、このまま生殺し……いや、ずっとイキ殺され続ける!
「ぐっ、ふっ、うっ」
快感に耐えながら、なんとか自分の指を動かした途端。
「ひっ、あっ!」
普段のオナニーからは考えられない、鋭い快楽が突き上げる。
つい口から京センパイのペニスを離してしまった。
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