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『薫、震える』
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『薫、震える』
「さっきみたいにくわえてみて?」
「は、はい!」
薫ちゃんがオレの指をおそるおそる口に入れる。
「いい? くわえる時は、常にボクを見るんだよ?」
「ふぁい」
薫ちゃんは言われたように、そのうるんだ瞳でオレを見上げる。
しかし、どうしても真横にあるペニスが気になって仕方ないのだろう。
チラチラと横目で見ている。
「ふふ。早く本番をしてみたいって顔だね?」
オレがそう言うと、口の中で動いていた舌が止まる。
「上手にできてるし、本番、今からやってみようか? 薫ちゃんが、ボクの下着降ろしてくれる?」
「え、あ、は、はい……!」
唾液の線を引きながら、くわえていた指から唇を離す。
そして、オレのボクサーパンツの両端にそれぞれ指をかけた。
「し、失礼しますッ」
キグっと力を入れると、一気に降ろした。
案外と思い切りがいい。
すでに仰角マックスとなっていたペニスが、ゴムのきいた下着から解放された反動でプルンと震えた。
「ひ、ひは」
よくわからない悲鳴のような声を漏らしながらも、視線は釘付けだ。
「ふふ。見てないで練習通りしてみて。このままじゃボクも寒いからね?」
春先とはいえ、夜ともなれば風も冷たい。
それに上は普通に学生服を着ているから、体感的な寒さの差で余計にそう感じる。
薫ちゃんが口を開ける。
モノを食べるためでなく、何かを飲むためでもなく、オレのペニスを加える為に口を開ける。
開かれた唇に亀頭が触れ、そのまま奥へゆっくりと入り込んでいく。
ペニスの中ほどで唇が閉じられ、薫ちゃんは加えたペニスを乗せた舌をこわごわと動かし始める。
指と違って口の中を圧迫する異物感に、やや苦しそうな表情を浮かべた。
「薫ちゃん、目はこっち。ボクを見たままだよ?」
「ふぁ、い」
「指は自分でオナニーしててね?」
ぎょっとする薫ちゃん。
オレはあくまで自然に。
「ん? 知らなかった? 口でする時、勃起した男がすぐできるように自分で濡らしておくのがマナーでしょ?」
「す、すいません、知りませんでしたッ!」
薫ちゃんは膝立ちのまま少し足を開いて、オレに言われたまま右手をスカートの中に潜り込ませる。
もちろん嘘である。
目上の相手に言われたからやる、言われればやる。
薫ちゃんは自分に納得できる理由があれば、従ってしまう子だと、これでますます確信する。
ぎこちないながらも、口内のペニスが舌で愛撫される。
それがどうにもオレの嗜虐心をくすぐってくる。
この子を早く落としたい、淫らにオレをねだるようにしたい、オレ無しではいられにない体にしてやりたい、と。
そういう支配欲もあって、まだまだ未熟な舌使いだというのに、腰の奥から絶頂感が湧き上がってくる。
だがオレにとって、最初の一回というのはとても重要だ。
そう。
エロチートスキル『性感開闢』は、オレの精を最初に受けた場所が性感帯になるという、あとで変更のきかないというものだ。
慎重な選択が求められる。
では、薫ちゃんの場合はどうするか。
もっとも、オレはすで決めている。
薫ちゃんを見れば必死にくわえている顔があり、その下にあるのは大きな胸の盛り上がり。
もし夏木さんと最初にした時に、このスキルの効能を知っていればきっと胸にした、という話は過去にしたと思う。
つまり。
薫ちゃんに『性感開闢』使うべき場所は。
オレは薫ちゃんの髪をつかみ、薫ちゃんがもたれかかっていたトイレの壁へと押し付けた。
「んごっ」
頭を固定されて動けなくなった薫ちゃんは、目を大きく見開きオレを見上げる。
オレはそこで腰を打ち付ける。
「んんっ!?」
両手でオレを押し戻そうとするが、それに構わず何度も何度もペニスを喉の奥へと突き続ける。
「んっ、んっ、んご、げほっ、んっ!」
喉を突かれ、その反動で後頭部をに何度も壁に叩きつけられ、薫ちゃんの目から涙がこぼれた。
オレはそんな薫ちゃんを見て、射精感に堪えられなくなりそのまま一発目を吐き出す。
「こぼしたらお仕置きだよ?」
「ん? ――んんんんんんん!?」
ドクッドクッ、とペニスから何度も精液が弾け、薫ちゃんがそれに耐えようと口をふくらませた。
そう。
オレが『性感開闢』に選んだのは口。
夏木さんと同じく、またしても口だ。
そんなオレの選択を間違っている、もっといい場所がある、そう例えばその巨乳になぜしないのか?
そう考える者がいるとすれば、それは未来と大局を見る事ができない未熟者と言わざるを得ない。
確かに夏木さんの時に『性感開闢』を知っていたら、その対象を胸にしていた。それは間違いない。
パイズリでいってしまう夏木さんとか、最高に可愛いだろう。
だが、そうはならなかった。
夏木さんはお胸じゃなく、お口がエッチな子になったんだ。
だから、ダブルパイズリでオレが幸せになる未来は、そんな世界線……ここにはない。
ひるがえって。
薫ちゃんも口がエッチな女の子になったら?
――ところでオレには夢がある。
それは複数プレイ、いわゆる3Pというものだ。
夏木さんは薫ちゃんに対して『オレがイヤじゃなければ構ってやれ』と言っていたし、それはそういう意味で相手をしてやれ、という事だ。
であれば、可能なのではないか?
不良娘二人を相手取った複数プレイが。
そして、もしそのドリームがカムトゥルーした時、さらにその先にある未来を想像して欲しい。
夏木さんも薫ちゃんも口がエッチになり、二人で同じベッドでいざ楽しもうとした時。
二人がオレのペニスを口で奪い合ってくわえるのでは、と。
仁王立ちするオレ。
その前に跪く二人。
目つきのキツい金髪ポニーテールのツンデレちゃんと、小柄で従順なショートカットの子が、その大きな胸が潰れるほど体を寄せ合って、オレのペニスの下で舌をのばす。
二人は左右から舌を這わせ、交互にくわえこみ、やがて吐き出された精液を二人一緒に顔に浴びる。
そしてそれを懸命に指ですくって口に運び、喉を鳴らして飲み込むたびに絶頂を迎えるのだ。
最高のシチュエーションの一つだと断言できる。
そしてオレは、今、それを実現するか否かの岐路に、息子ともども立っているのである。
「さっきみたいにくわえてみて?」
「は、はい!」
薫ちゃんがオレの指をおそるおそる口に入れる。
「いい? くわえる時は、常にボクを見るんだよ?」
「ふぁい」
薫ちゃんは言われたように、そのうるんだ瞳でオレを見上げる。
しかし、どうしても真横にあるペニスが気になって仕方ないのだろう。
チラチラと横目で見ている。
「ふふ。早く本番をしてみたいって顔だね?」
オレがそう言うと、口の中で動いていた舌が止まる。
「上手にできてるし、本番、今からやってみようか? 薫ちゃんが、ボクの下着降ろしてくれる?」
「え、あ、は、はい……!」
唾液の線を引きながら、くわえていた指から唇を離す。
そして、オレのボクサーパンツの両端にそれぞれ指をかけた。
「し、失礼しますッ」
キグっと力を入れると、一気に降ろした。
案外と思い切りがいい。
すでに仰角マックスとなっていたペニスが、ゴムのきいた下着から解放された反動でプルンと震えた。
「ひ、ひは」
よくわからない悲鳴のような声を漏らしながらも、視線は釘付けだ。
「ふふ。見てないで練習通りしてみて。このままじゃボクも寒いからね?」
春先とはいえ、夜ともなれば風も冷たい。
それに上は普通に学生服を着ているから、体感的な寒さの差で余計にそう感じる。
薫ちゃんが口を開ける。
モノを食べるためでなく、何かを飲むためでもなく、オレのペニスを加える為に口を開ける。
開かれた唇に亀頭が触れ、そのまま奥へゆっくりと入り込んでいく。
ペニスの中ほどで唇が閉じられ、薫ちゃんは加えたペニスを乗せた舌をこわごわと動かし始める。
指と違って口の中を圧迫する異物感に、やや苦しそうな表情を浮かべた。
「薫ちゃん、目はこっち。ボクを見たままだよ?」
「ふぁ、い」
「指は自分でオナニーしててね?」
ぎょっとする薫ちゃん。
オレはあくまで自然に。
「ん? 知らなかった? 口でする時、勃起した男がすぐできるように自分で濡らしておくのがマナーでしょ?」
「す、すいません、知りませんでしたッ!」
薫ちゃんは膝立ちのまま少し足を開いて、オレに言われたまま右手をスカートの中に潜り込ませる。
もちろん嘘である。
目上の相手に言われたからやる、言われればやる。
薫ちゃんは自分に納得できる理由があれば、従ってしまう子だと、これでますます確信する。
ぎこちないながらも、口内のペニスが舌で愛撫される。
それがどうにもオレの嗜虐心をくすぐってくる。
この子を早く落としたい、淫らにオレをねだるようにしたい、オレ無しではいられにない体にしてやりたい、と。
そういう支配欲もあって、まだまだ未熟な舌使いだというのに、腰の奥から絶頂感が湧き上がってくる。
だがオレにとって、最初の一回というのはとても重要だ。
そう。
エロチートスキル『性感開闢』は、オレの精を最初に受けた場所が性感帯になるという、あとで変更のきかないというものだ。
慎重な選択が求められる。
では、薫ちゃんの場合はどうするか。
もっとも、オレはすで決めている。
薫ちゃんを見れば必死にくわえている顔があり、その下にあるのは大きな胸の盛り上がり。
もし夏木さんと最初にした時に、このスキルの効能を知っていればきっと胸にした、という話は過去にしたと思う。
つまり。
薫ちゃんに『性感開闢』使うべき場所は。
オレは薫ちゃんの髪をつかみ、薫ちゃんがもたれかかっていたトイレの壁へと押し付けた。
「んごっ」
頭を固定されて動けなくなった薫ちゃんは、目を大きく見開きオレを見上げる。
オレはそこで腰を打ち付ける。
「んんっ!?」
両手でオレを押し戻そうとするが、それに構わず何度も何度もペニスを喉の奥へと突き続ける。
「んっ、んっ、んご、げほっ、んっ!」
喉を突かれ、その反動で後頭部をに何度も壁に叩きつけられ、薫ちゃんの目から涙がこぼれた。
オレはそんな薫ちゃんを見て、射精感に堪えられなくなりそのまま一発目を吐き出す。
「こぼしたらお仕置きだよ?」
「ん? ――んんんんんんん!?」
ドクッドクッ、とペニスから何度も精液が弾け、薫ちゃんがそれに耐えようと口をふくらませた。
そう。
オレが『性感開闢』に選んだのは口。
夏木さんと同じく、またしても口だ。
そんなオレの選択を間違っている、もっといい場所がある、そう例えばその巨乳になぜしないのか?
そう考える者がいるとすれば、それは未来と大局を見る事ができない未熟者と言わざるを得ない。
確かに夏木さんの時に『性感開闢』を知っていたら、その対象を胸にしていた。それは間違いない。
パイズリでいってしまう夏木さんとか、最高に可愛いだろう。
だが、そうはならなかった。
夏木さんはお胸じゃなく、お口がエッチな子になったんだ。
だから、ダブルパイズリでオレが幸せになる未来は、そんな世界線……ここにはない。
ひるがえって。
薫ちゃんも口がエッチな女の子になったら?
――ところでオレには夢がある。
それは複数プレイ、いわゆる3Pというものだ。
夏木さんは薫ちゃんに対して『オレがイヤじゃなければ構ってやれ』と言っていたし、それはそういう意味で相手をしてやれ、という事だ。
であれば、可能なのではないか?
不良娘二人を相手取った複数プレイが。
そして、もしそのドリームがカムトゥルーした時、さらにその先にある未来を想像して欲しい。
夏木さんも薫ちゃんも口がエッチになり、二人で同じベッドでいざ楽しもうとした時。
二人がオレのペニスを口で奪い合ってくわえるのでは、と。
仁王立ちするオレ。
その前に跪く二人。
目つきのキツい金髪ポニーテールのツンデレちゃんと、小柄で従順なショートカットの子が、その大きな胸が潰れるほど体を寄せ合って、オレのペニスの下で舌をのばす。
二人は左右から舌を這わせ、交互にくわえこみ、やがて吐き出された精液を二人一緒に顔に浴びる。
そしてそれを懸命に指ですくって口に運び、喉を鳴らして飲み込むたびに絶頂を迎えるのだ。
最高のシチュエーションの一つだと断言できる。
そしてオレは、今、それを実現するか否かの岐路に、息子ともども立っているのである。
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