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『果たしてそこは桃源郷だった』
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『果たしてそこは桃源郷だった』
部屋はそれなりに広く、その間取りを説明するならば、部屋の入口を上とした場合、左壁にL字のソファが壁付けになっている。
部屋の真ん中には縦長のローテーブルがあり、それを挟んだ右側には丸いローソファが二つ。
オレは上座であるL字の真下の部分を勧められて座る。
いわゆるお誕生日席のようなポジションであり、本来なら薫ちゃんが座る場所だったかもしれない。
だが当の薫ちゃんはニコニコ顔でオレと同じL字クッションの横、つまりオレの左真横へ自然と着席した。
「あ!」
「むっっ」
「むむっ」
それを見た他の三人も慌てて席に着く。
少しわちゃわちゃした後、話し合いの結果、オレから見て薫ちゃんの奥におさげちゃん、
オレの真横、右側の丸椅子にはショーコちゃんが座り、ショーコちゃんの奥の丸椅子にツインテちゃんが座った
「カオル、あとでローテな」
「今日はウチの誕生日だぞ。お前がウチに無理やりかけたこのタスキ読んでみろ。そしてこの人はウチの先輩だ」
「……チッ」
どうやら『本日の主役』さんの位置は固定らしい。
それはさておき。
「うーむ」
未来視をしていたとはいえ、実際に見てみると、まぁ壮観ですこと。
四人とも健康的なおみ足をしている。
どっちを向いても太もも。
あっちもこっちもムッチムチ。
女性のダイエットというのは時に不健康をもたらすものだが、この子たちはよく食べ、よく育っているようで何より。
しかも本人たちに色々と隠す気が無いので、太ももどころかその奥、それぞれが身に着けている本日の桃源郷の色まで判明しそうである。
オレがまだ見ぬ絶景に想いをはせていると、薫ちゃんが手にしたメニューを開いてオレに見せる。
「京センパイ、何飲みます? メニュー、これッス!」
その際、良く見えるようにと心遣いを装って、さりげなく肩と肩で触れてくるスキンシップが抜け目ない。もちろんウエルカムだ。
むしろオレからも寄っていく。
迷うフリをしながら薫ちゃんの小さな肩と柔らかい感触を堪能する。
「どれどれ。んー、なにがいいかなぁ」
「ち、ちか……」
自分から詰めてきたわりに、近い近いと呟いてうろたえるのが可愛い。
「じゃあ、アイスコーヒーで。あ、コーヒーフロートにしようかな」
「ッス! お前らは?」
「アタシも同じで! いやぁ、気が合いますネ! アイスうまいっすよね!」
ショーコちゃんがオレに対して、実にわかりやすく媚びを売る。
下心ありありだ。
うんうん、実によい、実に心地よい。若者はそれくらいでないと。
カオルちゃん以外の子に手を出すつもりはないのだが、オレはつい笑顔で答えてしまう。
「ショーコ、近いんだよ! エリも無駄に寄ってくんな! ユリもこっそり撮ってんじゃねぇ!」
他の子がオレにちょっかいをかけ始めると、薫ちゃんが独占欲か嫉妬心をあらわにしてムキになるところが見られるので、オレもますます気を持たせるように愛想よくしてしまう。
ちなみに、おさげちゃんがエリちゃん、ツインテちゃんがユリちゃんだそうだ。そうこうしている間に、店員さんが持ってきてくれたコーヒーフロートが、ガラステーブルの上に四つ並ぶ。
「京センパイ、どうぞ!」
「ありがと」
薫ちゃんが差し出したグラスを受け取ると、全員がそれぞれのグラスを持つ。
どうやら乾杯の流れらしく、全員の視線がこちらを向いている所を見るに、音頭をとるのはオレの役目らしい。
部外者ではあるものの年長者として、そして唯一の男として大役を引き受ける事にする。
「では、薫ちゃんのお誕生日を祝って。並びに、こんなにかわいい子たちと知り合えた記念日に乾杯」
オレがグラスを掲げると、三人がキャーと言いながらグラスを合わせる。
「むー」
薫ちゃんだけが微妙な顔をしているので耳打ちする。
「薫ちゃんが一番かわいいよ」
「ひゃっ!」
一瞬でゆでだこになる薫ちゃん。
そうして女の子四人に囲まれたカラオケパーティーが始まった。
***
若い、というのは素晴らしい。
酒もなく、よくここまで盛り上がれるものかと感心する。
もちろん、オレ(男、しかも美少年)がいるというのもあるだろうが、それにしても。
「京センパイ、次、これ、これ歌ってください! あ、一緒に歌ってもいいッスか!?」
薫ちゃんがぐいぐい迫ってくる。
さっきは肩と肩が触れ合うだけでキョドっていたのも昔の話。
今やその大きなおっぱいを当ててんのよといわんばかりに迫っている。
いや、当たっているどころか、オレの左肩をその巨大質量の谷間へ飲み込んでいる。
「か、カオル、お前、ちょっとそれは……」
昨日、お尻を撫でられて泣いていた薫ちゃんとは思えない大胆さ。
これはショーコちゃんたちに対する、けん制や対抗心が薫ちゃんを大胆にさせたのだろう。
それを見たショーコちゃん達が『それはセクハラだろ』と顔を青くしていたのも――また過去の話だ。
具体的には三十分くらい前の話であり、今や。
「カオル、オメー、連続はダメだろ! 京君サン、次、これ、アタシとお願いします!」
右サイドからしなだれかかる様なボディタッチでショーコちゃんが攻めてくる。
薫ちゃんと比べればやや小ぶりなお胸の感触が、オレの右肩でその柔らかさを懸命に伝えてくる。
ちなみに京君サンと呼ばれるのは、二十五分ほど時をさかのぼる。
ショーコちゃんが初めてオレを呼んだ時『京センパイ』と呼んだのだが、薫ちゃんがそれに反応した。
学校が違うから先輩ではないと主張する薫ちゃん。
年上だから人生の先輩と主張するショーコちゃん。
その隙をついて双子ちゃんが巧みなコンビネーションで素早く曲を入れ、オレと一緒に歌おうと画策し始めたので、さらに揉め始め場は緊張と混沌と怒号にまみれた。
結局、オレが『薫ちゃんは同じ学校だから後輩だけど、ショーコちゃんたちはお友達だから君やサンを付けて呼んでもらっていいかな? なんなら呼び捨てでもいいよ?』と提案。
一も二も無く全員が即座に首を縦に振った。
狭いカラオケルームに平和が訪れた。
そしてショーコちゃんが、喜色満面でオレを見て。
「では心からの親しみを込めまして、京!」
「ショーコ、テメェ、ぶっ飛ばすぞ!」
束の間の平和だった。
別に呼び捨てでもいいと思うが、やはり世界のバランスというものがある。
「京クン!」
「馴れ馴れしいんだよ! 京サンって呼べよ!」
薫ちゃんからすれば、クン付けもダメのようだ。
確かに京センパイと京クンでは、クン付けの方が距離感が近いか?
結果的に、京君サンというけったいな呼び方をされる事になった。
オレは、それはそれで面白いからいいかと流す事にする。
ちなみにおさげちゃんとツインテちゃんは普通に京サンと呼んでくるが、薫ちゃんが気づいていない時は京君と呼んでくる。目立たないようでしたたかに立ち回る双子ちゃん達だ。
両肩に心地よい感触を味わいながら、うろ覚えの歌を皆で歌う幸せな時間が過ぎていく。
そんな中、ちょっとしたハプニングが起こった。
部屋はそれなりに広く、その間取りを説明するならば、部屋の入口を上とした場合、左壁にL字のソファが壁付けになっている。
部屋の真ん中には縦長のローテーブルがあり、それを挟んだ右側には丸いローソファが二つ。
オレは上座であるL字の真下の部分を勧められて座る。
いわゆるお誕生日席のようなポジションであり、本来なら薫ちゃんが座る場所だったかもしれない。
だが当の薫ちゃんはニコニコ顔でオレと同じL字クッションの横、つまりオレの左真横へ自然と着席した。
「あ!」
「むっっ」
「むむっ」
それを見た他の三人も慌てて席に着く。
少しわちゃわちゃした後、話し合いの結果、オレから見て薫ちゃんの奥におさげちゃん、
オレの真横、右側の丸椅子にはショーコちゃんが座り、ショーコちゃんの奥の丸椅子にツインテちゃんが座った
「カオル、あとでローテな」
「今日はウチの誕生日だぞ。お前がウチに無理やりかけたこのタスキ読んでみろ。そしてこの人はウチの先輩だ」
「……チッ」
どうやら『本日の主役』さんの位置は固定らしい。
それはさておき。
「うーむ」
未来視をしていたとはいえ、実際に見てみると、まぁ壮観ですこと。
四人とも健康的なおみ足をしている。
どっちを向いても太もも。
あっちもこっちもムッチムチ。
女性のダイエットというのは時に不健康をもたらすものだが、この子たちはよく食べ、よく育っているようで何より。
しかも本人たちに色々と隠す気が無いので、太ももどころかその奥、それぞれが身に着けている本日の桃源郷の色まで判明しそうである。
オレがまだ見ぬ絶景に想いをはせていると、薫ちゃんが手にしたメニューを開いてオレに見せる。
「京センパイ、何飲みます? メニュー、これッス!」
その際、良く見えるようにと心遣いを装って、さりげなく肩と肩で触れてくるスキンシップが抜け目ない。もちろんウエルカムだ。
むしろオレからも寄っていく。
迷うフリをしながら薫ちゃんの小さな肩と柔らかい感触を堪能する。
「どれどれ。んー、なにがいいかなぁ」
「ち、ちか……」
自分から詰めてきたわりに、近い近いと呟いてうろたえるのが可愛い。
「じゃあ、アイスコーヒーで。あ、コーヒーフロートにしようかな」
「ッス! お前らは?」
「アタシも同じで! いやぁ、気が合いますネ! アイスうまいっすよね!」
ショーコちゃんがオレに対して、実にわかりやすく媚びを売る。
下心ありありだ。
うんうん、実によい、実に心地よい。若者はそれくらいでないと。
カオルちゃん以外の子に手を出すつもりはないのだが、オレはつい笑顔で答えてしまう。
「ショーコ、近いんだよ! エリも無駄に寄ってくんな! ユリもこっそり撮ってんじゃねぇ!」
他の子がオレにちょっかいをかけ始めると、薫ちゃんが独占欲か嫉妬心をあらわにしてムキになるところが見られるので、オレもますます気を持たせるように愛想よくしてしまう。
ちなみに、おさげちゃんがエリちゃん、ツインテちゃんがユリちゃんだそうだ。そうこうしている間に、店員さんが持ってきてくれたコーヒーフロートが、ガラステーブルの上に四つ並ぶ。
「京センパイ、どうぞ!」
「ありがと」
薫ちゃんが差し出したグラスを受け取ると、全員がそれぞれのグラスを持つ。
どうやら乾杯の流れらしく、全員の視線がこちらを向いている所を見るに、音頭をとるのはオレの役目らしい。
部外者ではあるものの年長者として、そして唯一の男として大役を引き受ける事にする。
「では、薫ちゃんのお誕生日を祝って。並びに、こんなにかわいい子たちと知り合えた記念日に乾杯」
オレがグラスを掲げると、三人がキャーと言いながらグラスを合わせる。
「むー」
薫ちゃんだけが微妙な顔をしているので耳打ちする。
「薫ちゃんが一番かわいいよ」
「ひゃっ!」
一瞬でゆでだこになる薫ちゃん。
そうして女の子四人に囲まれたカラオケパーティーが始まった。
***
若い、というのは素晴らしい。
酒もなく、よくここまで盛り上がれるものかと感心する。
もちろん、オレ(男、しかも美少年)がいるというのもあるだろうが、それにしても。
「京センパイ、次、これ、これ歌ってください! あ、一緒に歌ってもいいッスか!?」
薫ちゃんがぐいぐい迫ってくる。
さっきは肩と肩が触れ合うだけでキョドっていたのも昔の話。
今やその大きなおっぱいを当ててんのよといわんばかりに迫っている。
いや、当たっているどころか、オレの左肩をその巨大質量の谷間へ飲み込んでいる。
「か、カオル、お前、ちょっとそれは……」
昨日、お尻を撫でられて泣いていた薫ちゃんとは思えない大胆さ。
これはショーコちゃんたちに対する、けん制や対抗心が薫ちゃんを大胆にさせたのだろう。
それを見たショーコちゃん達が『それはセクハラだろ』と顔を青くしていたのも――また過去の話だ。
具体的には三十分くらい前の話であり、今や。
「カオル、オメー、連続はダメだろ! 京君サン、次、これ、アタシとお願いします!」
右サイドからしなだれかかる様なボディタッチでショーコちゃんが攻めてくる。
薫ちゃんと比べればやや小ぶりなお胸の感触が、オレの右肩でその柔らかさを懸命に伝えてくる。
ちなみに京君サンと呼ばれるのは、二十五分ほど時をさかのぼる。
ショーコちゃんが初めてオレを呼んだ時『京センパイ』と呼んだのだが、薫ちゃんがそれに反応した。
学校が違うから先輩ではないと主張する薫ちゃん。
年上だから人生の先輩と主張するショーコちゃん。
その隙をついて双子ちゃんが巧みなコンビネーションで素早く曲を入れ、オレと一緒に歌おうと画策し始めたので、さらに揉め始め場は緊張と混沌と怒号にまみれた。
結局、オレが『薫ちゃんは同じ学校だから後輩だけど、ショーコちゃんたちはお友達だから君やサンを付けて呼んでもらっていいかな? なんなら呼び捨てでもいいよ?』と提案。
一も二も無く全員が即座に首を縦に振った。
狭いカラオケルームに平和が訪れた。
そしてショーコちゃんが、喜色満面でオレを見て。
「では心からの親しみを込めまして、京!」
「ショーコ、テメェ、ぶっ飛ばすぞ!」
束の間の平和だった。
別に呼び捨てでもいいと思うが、やはり世界のバランスというものがある。
「京クン!」
「馴れ馴れしいんだよ! 京サンって呼べよ!」
薫ちゃんからすれば、クン付けもダメのようだ。
確かに京センパイと京クンでは、クン付けの方が距離感が近いか?
結果的に、京君サンというけったいな呼び方をされる事になった。
オレは、それはそれで面白いからいいかと流す事にする。
ちなみにおさげちゃんとツインテちゃんは普通に京サンと呼んでくるが、薫ちゃんが気づいていない時は京君と呼んでくる。目立たないようでしたたかに立ち回る双子ちゃん達だ。
両肩に心地よい感触を味わいながら、うろ覚えの歌を皆で歌う幸せな時間が過ぎていく。
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