【R18】転生先は男女比１：３０の貞操逆転世界～ビッチを夢見る三十路の魂～

『春に咲いた花を揺らす胡蝶の如く（２２）』

『春に咲いた花を揺らす胡蝶の如く（２２）』

「あ、ああ……」

それだけで濡れていく。すでに濡れに濡れていたアソコから、とめどなく蜜が濡れ続ける。

ふとももを伝う自身の熱い雫は、足元へ伝うほど、春の夜風にさらされて冷えていく。

入口にあてがわれた宮城君のチンポは、だがしかし微動にしない。

代わりに優しい声がかけられた。

「ねぇ、春日井さん」
「は、はい」
「ゆっくりがいい？　それとも一気に貫いて欲しい？」

私はあてがわれて、そのまま突き貫かれると思って、歯を食いしばって痛みに耐えようとしていた。

でなければ、きっと私は手を壁から離してしまうだろうから。

私は宮城君の優しさに甘えて、お願いする。

「……ゆ、ゆっくりお願いしま……あああああっ！」

最後まで言い切る寸前、宮城君が一気に私を貫いた！

痛みが全身を駆け巡り、体が痺れて硬直する！

私は、ただ、ただ、その痛みをから体から追い出すように悲鳴をあげる。

「ああっ！　あああああ！　むぐっ！？」

少しでもこの激痛から逃れなけば狂ってしまうとばかりに、叫び声をあげるものの、その口を宮城君が手でふさいでしまう。

宮城君は私を貫いていたチンポをゆっくりと抜くと、すぐに奥まで突ついてくる！

痛い、痛い痛い、痛いッ！

口がふさがれたままの私には、そう伝える事もできず、宮城君は私の口をおさえたまま何度も何度も、激しく、そして大きく腰を振る。

「んっ、んっ、んむっっ！」

わたしはただただ、されるがまま。

体をガクガクと揺らされ、そのたびに全身を打ち付けるような痛みにさらされる。

壁にあてていた手から力が抜けてしまい、宮城君が私の体を押し付けて、潰すような体勢になっても、彼の動きは止まらなかった。

下着もつけていない胸の先端が、コンクリートの壁ですられて痛む。

それ以上に、今も貫き続けられるアソコから走る痛みが私の体を支配し、硬直させている。

「んんっ、んんんっ！」

もう全身から力が抜けていく。

不意に私の口をおさえている宮城君の手から、少しだけ力が抜けた。

「大きな声を出しちゃダメだよ？」
「……んっ」

私がうなずくと宮城君は私の口から手を離して、私の腰を両手でしっかりと掴み、支えてくれた。

いいえ、支えてくれたわけじゃなく。

「うっ、うっ……んっ！」

彼が私を使いやすいようにした、とすぐに知った。

逃げ場をなくした私は今まで以上に深く強く貫かれる。

大声で叫びたい。

痛い、止めて、と叫びたい。

けれど大きな声を出すといわれているのだから、それはできない。

「痛い？　一度、止めようか？」

止めて欲しい。

けれど、そんな事、言えるはずがない。

面倒な女、使いづらいセフレと思われて、捨てられてしまう。

「だ、だ……大丈夫、続けて、続けて……ッ」

声に少しだけ涙が混じってしまったが、それをごまかすように片手だけ壁から離して、私の腰をつかまえている宮城君の手に重ねた。