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『春に咲いた花を揺らす胡蝶の如く(17)』
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『春に咲いた花を揺らす胡蝶の如く(17)』
「そう? じゃあ、口を開けて? あと手は頭の後ろに組んでおこうか?」
「え……ええ、こうかしら」
宮城君の言う通り街をあけて、手を後ろ手に回す。
大きく口を開けて、宮城君のチンポを待つ。
苦しいのは覚悟したけれど、やっぱり物怖じしてしまう。
「な、なるべく、ゆっくりね、その、ビックリしちゃうから」
私のわがままに、宮城君は何も言わず。
けれど優しく髪を撫でてくれた。
ずっと憧れていた、男の人に頭をなでられる感覚。
青葉のお父さんがしてくれた時のように、いいえ、それよりももっと大きな安心感が私を包む。
そうして私は宮城君を見上げた時、撫でてくれた手に力が入り、強くつかまれた。
そしてチンポが突き入れられた。
今度は突き入れられたままではなく、すぐに腰が引かれ、すぐにまた奥まで一気に突きこまれる。
苦しさが増し、涙がこぼれる。
異物に体が拒否反応を起こす。
「んんっ!? ぐっ、ごっ! ……んんんっ!」
チンポが引き抜かれると、私は激しくせきこんだ。
「げほっげほっ!」
うずくまるようにしていた私は、宮城君の手で強引に上に向かせられる。
「苦しそうだね? 今日はやめておこうか? でもこの調子じゃ何度やってもダメかなぁ」
明らかに失望した顔と声。
私はあせり、取り繕う余裕ならなく、そのヒザにすがりつく。
「だ、大丈夫だから! 慣れてないだけなの! ごめんなさい、だから! その……」
「じゃあもう一度だけね? これでダメだったらもうやめておこっか。ボクも別の人を探すよ」
見限られる!
私は震える。
せっかくこんなチャンスをもらえたのに!
だけどまだ、まだ、あと一度はしてくれる!
「え、ええ。も、もう一度だけ……」
そう返事をするものの、今の感覚からして、私はきっと耐えられない。
慣れない行為に心の覚悟はあっても、体がついてこない。
それでも口をあけて、絶望に臨む瞬間。
「慣れないうちは仕方ないかもしれないね。なら、やっぱり春日井さんにまかせるよ」
「え? あ、ありがとう!」
宮城君がそう言った。
私にまかせてくれる、そう言ったのだ!
「ただし、最初みたいなまだるっこしいのはやめてね?」
「……あ……ええ、ええ! がんばるわ!」
「じゃあボクの腰の後ろの手をまわして組んでくれる?」
「こ、こう?」
まるで身体測定の時にウエストを計る様な恰好だ。
当然ながら宮城君のチンポと私の胸のあたりが密着するようになる。
かろうじてスキマをあけて、宮城君の顔を見上げた。
「春日井さんがその手を離したらおしまいだよ?」
「え? ええ、わ、わかったわ」
私は手が離れない様に、宮城君の硬い腰骨を抱きしめる。
「じゃあ、よろしくね」
押し付けられたペニス。
私は大きく口をあけて、それを迎え入れた。
「そう? じゃあ、口を開けて? あと手は頭の後ろに組んでおこうか?」
「え……ええ、こうかしら」
宮城君の言う通り街をあけて、手を後ろ手に回す。
大きく口を開けて、宮城君のチンポを待つ。
苦しいのは覚悟したけれど、やっぱり物怖じしてしまう。
「な、なるべく、ゆっくりね、その、ビックリしちゃうから」
私のわがままに、宮城君は何も言わず。
けれど優しく髪を撫でてくれた。
ずっと憧れていた、男の人に頭をなでられる感覚。
青葉のお父さんがしてくれた時のように、いいえ、それよりももっと大きな安心感が私を包む。
そうして私は宮城君を見上げた時、撫でてくれた手に力が入り、強くつかまれた。
そしてチンポが突き入れられた。
今度は突き入れられたままではなく、すぐに腰が引かれ、すぐにまた奥まで一気に突きこまれる。
苦しさが増し、涙がこぼれる。
異物に体が拒否反応を起こす。
「んんっ!? ぐっ、ごっ! ……んんんっ!」
チンポが引き抜かれると、私は激しくせきこんだ。
「げほっげほっ!」
うずくまるようにしていた私は、宮城君の手で強引に上に向かせられる。
「苦しそうだね? 今日はやめておこうか? でもこの調子じゃ何度やってもダメかなぁ」
明らかに失望した顔と声。
私はあせり、取り繕う余裕ならなく、そのヒザにすがりつく。
「だ、大丈夫だから! 慣れてないだけなの! ごめんなさい、だから! その……」
「じゃあもう一度だけね? これでダメだったらもうやめておこっか。ボクも別の人を探すよ」
見限られる!
私は震える。
せっかくこんなチャンスをもらえたのに!
だけどまだ、まだ、あと一度はしてくれる!
「え、ええ。も、もう一度だけ……」
そう返事をするものの、今の感覚からして、私はきっと耐えられない。
慣れない行為に心の覚悟はあっても、体がついてこない。
それでも口をあけて、絶望に臨む瞬間。
「慣れないうちは仕方ないかもしれないね。なら、やっぱり春日井さんにまかせるよ」
「え? あ、ありがとう!」
宮城君がそう言った。
私にまかせてくれる、そう言ったのだ!
「ただし、最初みたいなまだるっこしいのはやめてね?」
「……あ……ええ、ええ! がんばるわ!」
「じゃあボクの腰の後ろの手をまわして組んでくれる?」
「こ、こう?」
まるで身体測定の時にウエストを計る様な恰好だ。
当然ながら宮城君のチンポと私の胸のあたりが密着するようになる。
かろうじてスキマをあけて、宮城君の顔を見上げた。
「春日井さんがその手を離したらおしまいだよ?」
「え? ええ、わ、わかったわ」
私は手が離れない様に、宮城君の硬い腰骨を抱きしめる。
「じゃあ、よろしくね」
押し付けられたペニス。
私は大きく口をあけて、それを迎え入れた。
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