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『春に咲いた花を揺らす胡蝶の如く(14)』
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『春に咲いた花を揺らす胡蝶の如く(14)』
男子の学生服、それもズボンに触れるなんて初めてだった。
少しざらつく生地ごしの『彼』に、おそるおそる伸ばした私の指先が触れた瞬間。
自分の指先から体の芯まで電流が走ったように感じて、つい手をひいた。
硬い。
とても硬い。
「……か、硬いわ」
「そう? それで? それでおしまいじゃないよね?」
「……えっ、ええ、もちろん、これからよ、これからだから……」
そう。そうよ、しっかりしないと。
「ま、まず、男の人は緊張しているから……こうして、優しくさわるといいって書いてあったわ」
宮城君のふくらみを両手で優しく挟みこみ、そっと、そうっと撫でる。
「うーん」
「い、痛かった?」
強くしすぎた!?
本には女では想像できない過敏な部分と書いてあったら、かなり気を付けたつもりだったけれど。
「その手順は飛ばしてもらってもいいかな? ボク、緊張はしていないし。次はどうするの?」
「え、ええ、次は……」
緊張をほぐしてあげた後は、直接、触れて射精に導くのよね。
けど、本当にいいのかしら?
「そ、その……脱がしてもいいかしら?」
「……ふふ?」
宮城君が笑って私に近づく。
無防備な彼自身を差し出すように。
「あ……」
私はそれを承諾と受け取り、下着を脱がすためにまずズボンを脱がす事にする。
男性のズボンに差さっているベルトは女物よりも固く太い。
四苦八苦しながらベルトを外し、ズボンのホックを外した。
支えていなかったズボンはあっけなく地におちた。
私の前で黒いボクサーパンツがあらわになる。
「……ッ……っ」
つい、息をのんだ。
女とは違う、がっしりとした腰のラインと、太い二本の足を近くで見て圧倒される。
なにより、股間のふくらみがいっそう大きく見えて、私はただただ視線を釘付けにしてしまった。
しかしここからが本番。
私は動揺を隠すようにして、宮城君のボクサーパンツの両端に指をかける。
「お、おお、おろすわ」
宮城君を驚かせないように、ちゃんと手順を説明しながら私は指に力を入れる。
けれど。
「む、むずかしいのね。本ではサッとスマートに降ろすようにって書いてあったのにうまく出来なくてごめんなさい」
下がらない。
思いのほか、男性下着というのはゴムの締めつけが強かった。
痛くないようにしなくては思いながらも、ぐいぐいと下げる私。
あまり指先に力を入れると、私の爪が宮城君の肌を傷つけないか不安になる。
少しずつ下がっていく下着。
最後に大きな抵抗があって、そこを一気に降ろすと。
「きゃぁ!」
目の前に宮城君の……チンポがあらわれた。
男子の学生服、それもズボンに触れるなんて初めてだった。
少しざらつく生地ごしの『彼』に、おそるおそる伸ばした私の指先が触れた瞬間。
自分の指先から体の芯まで電流が走ったように感じて、つい手をひいた。
硬い。
とても硬い。
「……か、硬いわ」
「そう? それで? それでおしまいじゃないよね?」
「……えっ、ええ、もちろん、これからよ、これからだから……」
そう。そうよ、しっかりしないと。
「ま、まず、男の人は緊張しているから……こうして、優しくさわるといいって書いてあったわ」
宮城君のふくらみを両手で優しく挟みこみ、そっと、そうっと撫でる。
「うーん」
「い、痛かった?」
強くしすぎた!?
本には女では想像できない過敏な部分と書いてあったら、かなり気を付けたつもりだったけれど。
「その手順は飛ばしてもらってもいいかな? ボク、緊張はしていないし。次はどうするの?」
「え、ええ、次は……」
緊張をほぐしてあげた後は、直接、触れて射精に導くのよね。
けど、本当にいいのかしら?
「そ、その……脱がしてもいいかしら?」
「……ふふ?」
宮城君が笑って私に近づく。
無防備な彼自身を差し出すように。
「あ……」
私はそれを承諾と受け取り、下着を脱がすためにまずズボンを脱がす事にする。
男性のズボンに差さっているベルトは女物よりも固く太い。
四苦八苦しながらベルトを外し、ズボンのホックを外した。
支えていなかったズボンはあっけなく地におちた。
私の前で黒いボクサーパンツがあらわになる。
「……ッ……っ」
つい、息をのんだ。
女とは違う、がっしりとした腰のラインと、太い二本の足を近くで見て圧倒される。
なにより、股間のふくらみがいっそう大きく見えて、私はただただ視線を釘付けにしてしまった。
しかしここからが本番。
私は動揺を隠すようにして、宮城君のボクサーパンツの両端に指をかける。
「お、おお、おろすわ」
宮城君を驚かせないように、ちゃんと手順を説明しながら私は指に力を入れる。
けれど。
「む、むずかしいのね。本ではサッとスマートに降ろすようにって書いてあったのにうまく出来なくてごめんなさい」
下がらない。
思いのほか、男性下着というのはゴムの締めつけが強かった。
痛くないようにしなくては思いながらも、ぐいぐいと下げる私。
あまり指先に力を入れると、私の爪が宮城君の肌を傷つけないか不安になる。
少しずつ下がっていく下着。
最後に大きな抵抗があって、そこを一気に降ろすと。
「きゃぁ!」
目の前に宮城君の……チンポがあらわれた。
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