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『春日井へのいざない』
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『春日井へのいざない』
というわけでオレは三人目のセフレを獲得するべく、ついに動き出す。
「ねぇ、春日井さん」
「あのっ、宮城君!」
こういうはなぜタイミングがかぶるのだろうか。
「……何かな?」
「なっなに!?」
はい、これもお約束。
「いいよ、春日井さんからお先にどうぞ」
「う……うん」
この状況で何かを言いかけるという事はそれなりの覚悟をもって口を開いたという事だろう。
「え、えっと……その」
そんな出鼻をくじかれても、仕切り直しとなると、中々言葉も出ないというところか。
とはいえ、この状況で言いたいことなどそう多くはない。
「先生にもうまく誤魔化してくれたさっきの事……このまま黙ってて欲しいの……」
まぁ、そうでしょうね。
「もちろん。ボクらも年頃だからね。性欲が良くないカンジに爆発する事だってあると思うよ。大丈夫、誰かにこの事を言ったりしない。ボクは春日井さんが好きだから」
「性欲? え? み、宮城君……あの、私、お漏らし……じゃなくて、もしかして……見てたの?」
「あ」
しまった。
春日井さんがオナニーをしていたのは見ていない事になっていたのに大失言。
「それで……あんなに大声を出してたの? 私が気づくように?」
「あ、うん。その、ね? ボク見なかった事にすれば丸くおさまるかなーって。大丈夫、ボクは誰にもこの事は言わないから!」
「……宮城君、本当に……?」
自分がイタした机の持ち主が責める言葉の一つも吐かず、改めてハッキリと黙っていると言われた事を信じられないという声だった。
さてここからだ。
今のオレの好感度はおそらくマックスだろう。
それをなるべく下げずにセフレ条約を締結したい。
好感度は高い方がプレイの質も上がるし、精神的にも満たされる。
いや、痛みをともなわないのであれば、多少、こう、なんというか、服従プレイみたいなのもいいような……。
いかん、また雑念が。
今はともかく春日井さんをセフレに誘う事が第一だ。
お互いの性欲を満たす、良きパートナーとして提案していく。
「ねぇ、春日井さん。もしボクが黙っている代わりに何か一つ言う事を聞いて欲しいって言ったらどうかな?」
「わ、わかったわ。そうね、そうよね。そういうものだってちゃんとわかってるわ。私は大丈夫」
オレがどう言葉を飾ってセフレ関係の強要を切り出そうかと思っていたところ、春日井さんはそう即答した。
まだ何も言っていないのに?
何をどうわかっているのだろうか。
もしや金銭的なやりとりをオレが望んでいると思っている? 状況的にそれがもっとも考えられるかもしれないが、そんなものは脅迫だ。
しかし、いくら自分が弱みを握られてるとはいえ、金をゆするという行為をこう簡単に許容するものだろうか。
オレが首をかしげていると、シャッと仕切りのカーテンが開かれた。
「え?」
何も言わずいきなり仕切りのカーテンをあけた春日井さん。
毛布にくるまっているとはいえ、半裸の状態で男性がいるとわかっているのにそんな事をすればこの世界では間違いなく犯罪だ。
だというのに春日井さんが? あの春日井がそんな事を? という一瞬の疑問は、それもまた一瞬で吹き飛んだ。
そこに立っていてた春日井さんは、スカートをまくり上げていた。
「ど、どうぞ」
パンツはいていなかった。
オレの思考は宇宙の果てまで吹き飛んだ。
というわけでオレは三人目のセフレを獲得するべく、ついに動き出す。
「ねぇ、春日井さん」
「あのっ、宮城君!」
こういうはなぜタイミングがかぶるのだろうか。
「……何かな?」
「なっなに!?」
はい、これもお約束。
「いいよ、春日井さんからお先にどうぞ」
「う……うん」
この状況で何かを言いかけるという事はそれなりの覚悟をもって口を開いたという事だろう。
「え、えっと……その」
そんな出鼻をくじかれても、仕切り直しとなると、中々言葉も出ないというところか。
とはいえ、この状況で言いたいことなどそう多くはない。
「先生にもうまく誤魔化してくれたさっきの事……このまま黙ってて欲しいの……」
まぁ、そうでしょうね。
「もちろん。ボクらも年頃だからね。性欲が良くないカンジに爆発する事だってあると思うよ。大丈夫、誰かにこの事を言ったりしない。ボクは春日井さんが好きだから」
「性欲? え? み、宮城君……あの、私、お漏らし……じゃなくて、もしかして……見てたの?」
「あ」
しまった。
春日井さんがオナニーをしていたのは見ていない事になっていたのに大失言。
「それで……あんなに大声を出してたの? 私が気づくように?」
「あ、うん。その、ね? ボク見なかった事にすれば丸くおさまるかなーって。大丈夫、ボクは誰にもこの事は言わないから!」
「……宮城君、本当に……?」
自分がイタした机の持ち主が責める言葉の一つも吐かず、改めてハッキリと黙っていると言われた事を信じられないという声だった。
さてここからだ。
今のオレの好感度はおそらくマックスだろう。
それをなるべく下げずにセフレ条約を締結したい。
好感度は高い方がプレイの質も上がるし、精神的にも満たされる。
いや、痛みをともなわないのであれば、多少、こう、なんというか、服従プレイみたいなのもいいような……。
いかん、また雑念が。
今はともかく春日井さんをセフレに誘う事が第一だ。
お互いの性欲を満たす、良きパートナーとして提案していく。
「ねぇ、春日井さん。もしボクが黙っている代わりに何か一つ言う事を聞いて欲しいって言ったらどうかな?」
「わ、わかったわ。そうね、そうよね。そういうものだってちゃんとわかってるわ。私は大丈夫」
オレがどう言葉を飾ってセフレ関係の強要を切り出そうかと思っていたところ、春日井さんはそう即答した。
まだ何も言っていないのに?
何をどうわかっているのだろうか。
もしや金銭的なやりとりをオレが望んでいると思っている? 状況的にそれがもっとも考えられるかもしれないが、そんなものは脅迫だ。
しかし、いくら自分が弱みを握られてるとはいえ、金をゆするという行為をこう簡単に許容するものだろうか。
オレが首をかしげていると、シャッと仕切りのカーテンが開かれた。
「え?」
何も言わずいきなり仕切りのカーテンをあけた春日井さん。
毛布にくるまっているとはいえ、半裸の状態で男性がいるとわかっているのにそんな事をすればこの世界では間違いなく犯罪だ。
だというのに春日井さんが? あの春日井がそんな事を? という一瞬の疑問は、それもまた一瞬で吹き飛んだ。
そこに立っていてた春日井さんは、スカートをまくり上げていた。
「ど、どうぞ」
パンツはいていなかった。
オレの思考は宇宙の果てまで吹き飛んだ。
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